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魔法少女まどか☆なのは,新しい小説8月30日投下
日時: 2015/08/30 14:20
名前: 千早 (ID: 1qIY/8jn)

これはまどか☆マギカとリリカルなのはのクロスオーバー作品です
百合を混ぜました
オリジナル伽羅もでます
ViVidのキャラもでます

オリジナルの登場伽羅
名前:姫川 苺(ひめかわ いちご)
年:13歳、中学二年生
容姿:背は150、黒髪のツインーテルどう顔
魔法の種類:召喚魔法(異世界からも召喚できる
キュゥべえに願ったこと:絶望を打ち抜く光が欲しい

第一話
>>1
第二話
>>2
第三話
>>3
第4話
>>4
第5話
>>7
第6話
前編
>>8
後編
>>9
第7話
前編
>>10
後編
>>11
第8話
>>12
第9話
前編
>>14
中編
>>15
後編
>>16
第10話
>>17
第11話
>>18
第12話
>>20
第13話
前編
>>22
中編
>>23
後編
>>24
第14話
前編
>>25
後編
>>26
第15話
前編
>>27
後編
>>28
第16話
前編
>>30
後編
>>31
第17話(注意、新しい小説投下)
>>36
第18話
前編
>>33
後編
>>34
第19話
>>35
第20話
前編
>>37
後編
>>38

Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.14 )
日時: 2013/08/25 19:49
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

第一章はヴィヴィオで第二章はまどかの視点から書かれました
〜第九話〜
〜第一章〜
杏子さんと一緒に見滝原に来た私達はすぐに町をみわたせるビルの
屋上にあがった
ビルの屋上から見渡す町の様子は綺麗で穏やかだった
「ちぇっ、しけた町だな、こんな街に魔法少女が三人もいるのかよ」
「それにもしかして私達の世界の魔法少女もいるかもしれないのですね」
「はい、今はそれだけが救いですから…」
「まあ、とりあえずあたしはちょっくらここの奴に挨拶してくるからあんたらは
その辺でもぶらぶらしていろ」
杏子さんは魔法少女に変身するとビルの屋上から町の中へと飛び降りた
「杏子さんはあのようにいいましたがアインハルさんはどうしますか?」
「そんなの決まっています…ヴィヴィオさんもですよね…」
「はい」
私とアインハルトさんは魔法少女に変身するとビルを飛び降りた
〜第二章〜
「さやかさんは魔法少女になったのね」
「はい、いろいろ迷ったのですがついきの迷いでなってしまいました」
「でもそれでさやかさんが後悔してないのならいうことはないわ」
「もちろん後悔はしていません
ですからこれからもご指導よろしくお願いします、マミさん」
「ええ、まかされたわ、先輩としてこれからは頑張らないといけないわね」
「その…マミさん…私は…」
「まどかさんはまだ決められないでいるのね」
「すいません…」
「ゆっくりと考えなさい、あせる必要はないのよ」
「はい…」
「でもこれからは魔女の捜索は二手にわかれて捜索できますね」
「あら、さやかさんは一人で戦うつもりかしら?」
「大丈夫です、昨日も一人で魔女を倒せましたから、それに二手にわかれた方が
魔女の被害も最小限におさめれますし、それに強い魔女と戦う時はマミさんと
二人で戦うつもりですから」
「少し心配だけれども…そうね…さやかさんがそうまでいうのだったら
さやかさんの考えに賛同しましょう」
「その…しばらくさやかちゃんの方に魔女退治にどうはんしていていいですか?」
「そうね…それがいいかもしれないわね
まどかさんが一緒だったらさやかさんも無理はしないでしょう」
「マミさんもまどかは心配性だな、私は無理なんかしませよ
それじゃあ、さっそく行こうぜ、まどか」
「待ってよ、さやかちゃん」
「ちょっと待って、まどかさん」
「なんでしょうか?マミさん」
「さやかさんの事、お願いするわね
魔法少女になったばかりは無鉄砲でよく無理するのよ
私もそうだったから…」
「わかりました、さやかちゃんの事はまかせてください」
「それからなのはさんが後で合流するっていっていたから安心して」
「ほら、何してるんだよ、おいていくぞ!」
「今行くよ、さやかちゃん」

Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.15 )
日時: 2013/08/25 19:52
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

私とさやかちゃんは魔女を探索していると病院の駐車場でさやかちゃんの
ソウルジェムが光輝きだした
「ここか、でもこの反応、使い魔か…魔女になる前で良かったぜ
ではいくぞ、まどか、準備はいいか?」
「うん」
さやかちゃんがソウルジェムを握って魔法少女に変身して剣で空間を切り裂いた
結界に入ると使い魔が三体宙に浮いていた
「よかった、まだ使い魔じゃないか」
さやかちゃんは剣を出すとすぐに使い魔を二体を切り裂いて最後の
一体切りかかるといきなり現れた赤い髪の魔法少女に槍で受け止められた
「何するんだよ!」
使い魔は逃げように離れて行った
「逃がすかよ!」
さやかちゃんはもう一度使い魔に切りかかるけれどもまた槍で受けとめられた
そうこうしていると結界が解けると元の駐車場に戻り使い魔はどこかに
逃げていった
「やめろって、まだ使い魔じゃないか」
「だから倒すんじゃないか!」
「だからな、まだ待てって、使い魔に二、三人食べさせて魔女になってから倒せよ
今倒してもグリーフシードが落とさないじゃないか、考えて倒せよな」
「なんだと…!お前みたいなやつがいるからマミさんが苦労するんじゃないか!」
さやかちゃんが杏子ちゃんにきりかかりそれを軽く槍でかわした
「ああ、嫌だね、熱くなって」
軽くかわしながら杏子ちゃんが林檎をかじった
「よそみしているんじゃね!」
隙を見てさやかちゃんは剣で杏子の持っている林檎を剣で叩きおとした
「食べ物を粗末にするな!殺すぞ!」
杏子ちゃんの鋭い槍の太刀がさやかちゃんの喉仏のすぐ前で止まった
「くっ!うるせえ!」
さやかちゃんが槍を剣で払いのけると杏子ちゃんに襲い掛かかると
さやかちゃんと杏子ちゃんの激しいせめぎあいが続いてでも徐々に
さやかちゃんが押されだした
「さやかちゃん…そんな…同じ魔法少女なのに…」
私は杏子ちゃんとさやかちゃんの戦いを見ている事しかできなかった
「止めたいかい?今のまどかには無理でも魔法少女になったら止めるよ
だから僕と契約して魔法少女になってよ」
声をした方を向くと足元にキュゥべぇがいて見上げていた
「魔法少女になったら、本当に止められるの?」
「もちろんだよ、まどかだったらどんな魔法少女より強くなれるからね」
「だったら…私!」
「その必要はないわ…」
声をした方を向くとほむらちゃんが後ろにたっていた
「ほむらちゃんが止めてくれるの?」
「大丈夫よ…私が止めなくても解決するわ…」
「えっ?」
その時さやかちゃんと杏子ちゃんがぶつかり大きく光輝き気が付くと
碧銀の髪の大人に近い女の子が杏子の槍を素手で掴んでとめていてさやかの剣
は金髪の紺色と白色を基調としたジャケットを着た大人に近い女の子が
止めていた
「杏子さん、落ち着いてください、そこのお姉さんも」
「知るかよ、そいつが先にしかけてきたんだからよ」
「先に仕掛けただって!
使い魔の退治の邪魔をしたのはそちらじゃないかよ!」
「言い訳は聞きません、同じ魔法少女同士で戦うのはどうかしています
それに杏子さん、使い魔の退治だからって他人の戦いの邪魔をするのは
良くありません」
「あ〜〜ぎゃぎゃうるせ〜〜きょうさめだ」
杏子ちゃんが槍を消すとくるってさやかと反対方向に向き歩き出した
「待てよ!逃げるのか?」
「勘違いするな、きがそげただけだ」
そう言い残すと杏子ちゃんは闇にまぎれて消えて行ったそれを見届けると
さやかちゃんは剣を消して変身をといた
「すいません、杏子さんの事は悪く思わないでください
根は悪い人ではありませんから」
「けっ、あいつのどこが良い人なんだよ、であんたらは誰なんだ」
「すいません、自己紹介がまだでした」
突然光輝いて女の子達は変身をとくと碧銀の髪の中学一年生の
女の子と金髪の小学四年生の女の子に変わった
「なんだ、おばさんかと思えば年下の子供かよ」
「私の名前は高町ヴィヴィオ
そしてこちらがアインハルト・ストラトスさんといいます
私達は他の世界の魔法少女でこちらでも私達と同じ違う世界の魔法少女がいる
と聞きまして杏子さんにこの町に連れてきてもらいました」
「なあ、まどか、それってやっぱり」
「うん、たぶんそうだと思う」
「知っているのですか?」
その時、空からなのはちゃんが降りてきた
「大丈夫ですか?さやかさん、まどかさん」
「なのはママ!?どうして?しかも私と同じ子供みたいだけれども」
「えっ!ママ!?」
続いてフェイトちゃんが空から降りてきた
「ほむら…こちらで戦闘があったみたいだけれども何か問題でもあったの…?」
「フェイトママ!?何でママ達が子供なの!?」
「えっ…ママ…?」
「ええ!ママって!?なのはちゃんとフェイトちゃんの子供!?」
「いや待て、まどか、年齢的に可笑しいだろう」
「落ち着いてください…ヴィヴィオさん…多分こちらのなのはさんと
フェイトさんは多分私達のいる世界の過去のなのはさん達です…」
「話を整理するわね…ヴィヴィオとアインハルトはなのはの世界の
未来からきてヴィヴィオはなのはとフェイトの娘って事で間違いないわね…」
「なんだそういう事か…てっ女同士で子供ができるか!」
「さやかはあいかわらず頭が悪いのね…養子に決まってるでしょ…」
「それよりもさやかちゃん、未来でなのはちゃんとフェイトちゃんが結婚してる
事に驚こうよ」
「う、うるさいな!二人とも」
「なのはと私の子供…」
「私とフェイトちゃんの愛の結晶…
フェイトちゃんとは未来で結婚するんだね」
「うん…なのはのこと幸せにするから…」
「私もフェイトちゃんの事を幸せにするね」
なのはちゃんとフェイトちゃんが顔を赤らめながら見つめあっていた
「ほら、そこ二人だけの世界にはいるな!」
「まどか…私と結婚しなさい…」
「えっ!?それってプロポーズ?
嬉しいけれども私達まだ中学生だよ…」
「冗談よ…まどか…」
「もうほむらちゃんからかわないでよ」
「半分は…」
「そこもさらってプロポーズしてるんじゃない!」
「さすがなのはさんとフェイトさんです…私も見習わないと…」
「どうしたんですか、アインハルトさん?」
「いえ…なんでもありません…ヴィヴィオさんも結婚に興味あるのですか…?」
「はい、私も女の子だから興味はあります
アインハルトさんはしたい相手っているのですか?」
「います…」
じーとアインハルトちゃんがヴィヴィオちゃんを見つめ小声で
アインハルトちゃんが「目の前に…」って付け加えた
「えっ、それって?」
「忘れてください…」
「ほら、そこもラブコメしてるんじゃない!」
「美樹さやか…独り者だからっていって見苦しいわよ…」
「悪かったな!寂しい一人もので!」
「さやかちゃん、落ち着いて、大丈夫だよ、一年いないにできなくともきっと
死ぬまでには相手は見つかるよ」
「ありがとう、まどか、気持ちだけは受け取っておくから」
さやかちゃんは涙を流していた

Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.16 )
日時: 2013/08/25 19:57
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

「でもなんでなのはちゃん達がこの世界に召喚されたのかな?
しかも未来からも」
「それはわかりません…」
「ねえ、なのはちゃん達はこの世界に召喚する時に何か変わったことはあったの?」
「頭に女の子の声が助けを呼ぶ声が聞こえました」
「私も聞こえた…」
「はやてちゃんも同じ声が聞こえたって言っていました
ヴィヴィオちゃん達はどうだったの?」
「私もそうでした…ヴィヴィオさんもですよね…」
「はい」
「その声の主がなのは達を召喚したに間違いないみたいわね…」
「ほむらちゃんは何か心当たりがあるの?」
「声の主には心当たりはないわ…
でもなのは達が召喚された事には意味があるはずよ…」
「私達が召喚された意味ですか?」
「ええ…物事にはちゃんと意味がある物よ…それはどんなことにも…」
「あ〜〜こう考え事をするのはむしゃくしゃする!」
さやかちゃんはむしゃくしゃして頭をかいた
「もうさやかちゃんたら…本当に頭を使うことが苦手なんだね」
「ごめんなさい…頭の悪い美樹さやかには難しい事だったわね…」
「悪かったな、どうせ私は頭が悪いよ」
「大丈夫だよ、私はさやかちゃんはやればできる子だってわかってるから」
「ありがとう、でもまどかは良い奴だな」
「もうさやかちゃんたらそんなに頭を撫でたらこそばゆいよ」
「それでなのはママ達はこれからどうするの?」
「私は魔女退治を手伝いながらこの世界でできる事を探すつもりだよ
フェイトちゃんはどうするの?」
「私はほむらのやろうとしていることを手伝うつもり…」
「そういうヴィヴィオちゃん達はどうするの?」
「私はしばらく杏子さんと一緒に行動するつもりだよ」
「私もヴィヴィオさんと同じ考えです…それでは私達はもう行きます…
杏子さんをあんまり一人にはできませんから…」
「時間があるときにアインハルトさん達の事も色々聞かせてくださいね」
「はい…」
アインハルトちゃんとヴィヴィオちゃんは去っていった
「ねえ、さっきフェイトちゃんが言っていたほむらちゃんのやろうとしている
ことはなんなの?
良かったら私もほむらちゃんの手伝いをさせて」
「手伝いはいらないわ…フェイトも勝手に手伝っているだけだよ…
それにまどかに手伝えることではないもの…反対に手伝われたら迷惑よ…」
「ごめんね…ほむらちゃんにはいらぬお節介だったよね…
私なんかが手伝えるわけないよね…」
「…」
「そんな言い方ないだろ!
まどかがどんなにほむらの事を思ってると思ってるんだよ!
あんたには優しさってないのかよ!」
さやかちゃんがほむらちゃんに殴りかかろうとしたので私は自分の体を使い
さやかちゃんを止めた
「待って、さやかちゃん、お願い、ほむらちゃんの事を悪く言わないで
足手まといなのはわかっているしそれに戦える力を手に入れる方法が
わかっているのに戦いが怖くて何もできないでいる私がいけないから…」
「でもよ…」
「…私はもう行くわ…最後にこれだけは言っておくわ…
まどか…魔法少女には絶対ならないことね…きっと後悔することになるわよ…
それで悲しむ者もいるって忘れないで…」
ほむらちゃんはそう言い残すと去って行くのを私は見送る事しかできなかった
「ほむらちゃん…」
「けっ、まどか、あんな奴の事なんか忘れなよ
きっとまどかの事なんか好きでもなんでもないんだぜ、まどかが傷つくだけだよ」
「でも…」
「ほむらはまどかの事は誰よりも大事に思っている…それは間違いない…」
「どこがだよ、フェイトの目は腐ってるのか?」
「…」
「ねえ、フェイトちゃんはほむらちゃんのしようとしていることを
知ってるんだよね、ほむらちゃんのしようとしていることってなんなの?」
「教えられない…教えても信じないはずだから…
ただこれだけは言える…ほむらがやろうとしていることはまどか達に降りかかる
最悪の未来から守る事…特にまどかを…
だから忘れないで…まどかはほむらの救いそのものだという事を…
私もそろそろいきます…なのは…一緒いられなくてごめん…」
「うんん、フェイトちゃんのやろうとしていることに間違いがあるわけないから
だから今はこれで我慢するね」
なのはちゃんはフェイトちゃんは抱きしめた
「ありがとう…なのは…」
フェイトちゃんからもなのはちゃんを抱きしめてそれから五分くらい抱き着いた
状態が続き離れぎはにフェイトちゃんはなのはちゃんのおでこにキスをした
「行ってくる…なのは…」
「いってらっしゃい、フェイトちゃん」
なのはちゃんはキスされたおでこを照れながらさすりながら微笑みかけると
フェイトちゃんも笑い返しフェイトちゃんはその場を去っていた
「まどかさん、フェイトちゃんの言ったことに嘘偽りはないとはずですから
安心してください」
「ありがとう、なのはちゃんのおかげで少し楽になったよ
本当になのはちゃんはいい子だよね」
私はなのはちゃんの頭を撫でた
「でもやっぱり私はほむらの事は信用できないんだよな」
「さやかちゃん…」
「これは感というか生理的に何かな
そろそろ遅いから魔女詮索はこれぐらいにしておこうぜ
まどか達の事は家まで送るよ、最近物騒だからさ」
「ありがとう、さやかちゃん」
私達はその時はおもっていなかった
ほむらちゃんとフェイトちゃんがやろうとしていることの重大さの重みを…
〜つづく〜


Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.17 )
日時: 2013/08/25 20:03
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

この話はまどかの視点から書かれたものです
〜第10話〜
ヴィヴィオちゃんと別れて次の日マミさんにヴィヴィオちゃん達の事を
報告するためにマミさんの家に来た
「なのはさん達の世界の未来から魔法少女ね
にわかに信じられないことだけれども…
でもこうして目の前に異世界から来たなのはさん達がいるものね
信じないわけにはいかないわね…」
なのはちゃん達を見渡しマミさんは頬を抑えて溜息を吐いた
「でそのヴィヴィオさん達は今どうしているのかしら?」
「ヴィヴィオちゃん達は杏子ちゃんと一緒にいるはずです」
「でもそのアインハルトちゃん達の胸を揉んでみたいで」
「確かにアインハルトの胸は揉みごたえがありそうだったな…」
「もうさやかちゃんもはやてちゃんも女の子がする発言ではないよ」
「よし!きめた、会ったら真っ先にアインハルトちゃん達の胸を揉むで」
「まどかさん、止めても無駄です
はやてちゃんは胸の事になると周りが見えなくなりますから」
「そうみたいだね…」
私はなのはちゃんと互いに見つめあいながら苦笑いをした
「でもなのはさん達を召喚した者には興味あるわね
しかも未来からだもの並大抵の力では無理な芸当だもの…」
私は不安そうに腕を握り締めた
「まどかさん、どうかしたのかしら?」
「なのはさん達が召喚されるくらいですから何か大きな災いがおきそうで怖いです…
それにほむらちゃんがやろうとしていることに関係がありそうで…
胸騒ぎがします…」
「まどかさん…」
「まどかちゃん…」
「まどか…」
「そうね…ほむらさんのやろうとしている事には興味あるけれども今はあれこれ
心配してもしかたがないことよ
それに強い魔女がきても魔女の天敵である私達魔法少女がいるのよ
それになのはさん達もいるもの
こんな力強い味方がいて負ける道理が思い浮かばないわ
だから安心なさい」
マミさんは優しく私の頭を撫でたそれでも私の不安そうに俯いた
「あら、私のいう事が信じられないかしら?」
「マミさんの言うことに間違いはないのはわかっています
それども不安は取りのぞけません…」
「まどかさんがそこまで心配するのであれば気を付けておくわね」
「すいません…」
「謝る事はないわ
それだけ私達の事を大切に思っていてくれるって事でしょう
こんなに思われて私達は幸せね」
マミさんの笑みを見ても私の胸騒ぎがおさまる事はなかった…
〜つづく〜

Re: 魔法少女まどか★なのは ( No.18 )
日時: 2013/08/25 20:05
名前: 千早 (ID: v2BiiJyf)

この11話は鹿目まどかの視点から書かれたものです
〜第11話〜
ヴィヴィオちゃん達と出会って三日過ぎても相変わらず私の不安は抑えられなかった
「私このままでいいのかな…
ほむらちゃん達に守られてばかりで…」
私は街角も曲がるほむらちゃんに気がついた
「ほむらちゃん?」
私は追いかけるように街角曲がるとそこにはほむらちゃんの姿がなくてでも突然私の
後から誰かに話しかけられた
「まどか…私になにかようかしら…?」
「ひゃん!ほ、ほむらちゃん?」
「一人で歩いていたら危ないわよ…」
「その…ごめんなさい…」
「…この後予定はあるのかしら…?」
「うんん、ないよ、そのほむらちゃんと一緒にいたいななんて」
「私に…?」
「うん、その迷惑かな…?」
「そんなことないわよ…
なら少し歩くけれどもいいかしら…?」
「うん、大丈夫だよ」
私はほむらちゃんに連れられてマンション街に向かった
ほむらちゃんはなんだか寂しそうに辺りを見渡していた
「ほむらちゃん、ここってなんなの?」
「私が初めて魔女に襲われたところよ…」
「えっ?」
「その時の私は何もできなくて逃げることしかできなかったわ…
その時に私はある人に助けられたのよ…恩人といえる人に…」
私はほむらちゃんが恋する表情で話すのを見て私の胸がずきんと痛んだ
「ほむらちゃんはその子のことが好きだったの?」
「そうね…とても大切な子よ…」
「その…今でも好きなの?」
「ええ…そうよ…」
「今はその子はどうしてるの?」
「死んだわ…だいぶと前に…私は何もしないで見ている事しかできなかったのよ…」
「ほむらちゃん…」
辛そうにするほむらちゃんに少しでもらくになってほしくて私はほむらちゃんを抱きしめた
「まどかは暖かいわね…」
「だからほむらちゃんは魔法少女になったの?」
「そうよ…」
「なら私も魔法少女になった方が良いのかな?」
「魔法少女になったら許さないわよ…」
「ねえ、ほむらちゃん、魔法少女に何かあるの?
お願い、教えて、私ほむらちゃんのいう事なら何でも信じるよ
最近凄く不安なの…何か悪い事がおきそうで…」
「まどか…良いわ…教えてあげえる…私の知っている全てを…
でも今はすぐは駄目よ…この町にいる魔法少女を全員を呼んできてくれるかしら…?
場所は町はずれにある廃墟工場の前に時間は明日の夜の7時よ…
そしたら全て話すわ…」
「約束だよ、ほむらちゃん」
「ええ…時間も遅いから今日は帰りましょう…
夜遅いから家まで送るわ…」
「ありがとう、ほむらちゃん」
「お姫様をエスコ−トするのはナイトの役目だものね…」
ほむらちゃんは私の方に手を差し出した
「そんなお姫様だなんて…」
照れながら私はほむらちゃんの手を握り返すと私の家に向かって歩き出した
家に着く間話しはしないで黙々と歩きとうした
「その…送ってくれてありがとう、ほむらちゃん」
「かまわないわ…では私はもう行くわ…でもその前に…」
ほむらちゃんは私の頬を触った
「あ、あの、ほむらちゃん?」
「好きよ…愛しているわ…まどか…これが私の本心からの気持ちよ…」
ほむらちゃんは私の唇に軽くキスをしてそのまま去って行った
残された私は何が起こったかわからずにしばらくその場にぼ〜としていた
その日、私はほむらちゃんの事が気になり他の事は考えられなかった
〜つづく〜


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