BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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なんとなく モモキド2
日時: 2014/05/18 15:43
名前: 唯 (ID: 7dCZkirZ)

どうも初めましての方は初めまして。
前回のスレッドで知っている方は、今回もよろしくですね。
ゆいです。

一応プロフィール的なモノ?を書きます。

名前 唯
性別 女子
住んでる所 静岡
好きなキャラクター 団長、リンちゃん、ひみちゃん、霊夢、フラン





そんな感じです。
此処のスレッドでは『カゲプロ』、『ミカ学』、『東方』、『ボカロ』の小説を主に書いて行くスレッドです。

そして
うp主はBLが書けません。
苦手です。
できればBLのリクエストは辞めて欲しいです。

荒しコメントなどとそういった人を不愉快にするコメントは辞めて下さい。

此処では普通にタメ口でゆっくりして欲しいです。

これからよろしくね♪

Re: なんとなく モモキド2 ( No.74 )
日時: 2014/06/21 23:00
名前: 唯 (ID: kJLdBB9S)

 いつものように机の上に置かれたパソコンを睨み付ける彼は、私の主人だ。
 いつもは『ご主人』と言って散々楽しませてもらっているけど。
 今も彼はパソコンを睨み付け、音声ソフトを使い音楽を作り始める。

 かれこれ一時間はパソコンに向き合っているが、全く仕事が手につかない様子だ。
 私は彼からは見えないパソコンのプログラムの中をふわふわと浮いている。
 つまらない。
 悲しいかも。
 遊びたいな。
そんな言葉、もう言いたくない。

いや

正しくは『言えなくなった。』
かな。
 そんな私に比べ、彼は相変わらず画面を睨み付けている。
パソコン越しに見えるその『世界』は、こんな偽物な『世界』より、ずっと輝いている。
輝き続けている。
まだ未来はある。
もっと現実に向き直って。



言いたいけど
余計な世話だとか、お前に何が解る。
って、罵られるんだろう?
そうでしょ?




『ご主人……』

 私は人間のように、誰かから『生まれた』のではなく、『造られた』んだ。
だから、苦しみや、悲しさ、喜びなんか、感じちゃダメなんだ。
『これ以上優しくしないで…』
 壊れる位優しくされ、仲良くしてくれて、愛着を付けてくれて…
 人間で言う『心臓』の辺りが何かギュウと、締め付けられる感覚になった。
『ッ、ああ…もう、嫌だ……!』
私はご主人のファイルに思いきり腕を叩きつけると、人間で言う『目』であるガラスから何かが零れ落ちた。

『……?』
 それはご主人のたまに見せる水のように、頬を伝うことはなく、終わりのない黒い底の方に朽ちていった。

『これは……?』
 それは紛れもない0と1(数字)だった。


私を造っている、形付けている一部だと理解するのには、多少の時間がかかった。
そう。






脚が、もうなくなっていたのだ。
今は膝上しか残っていない。

 いよいよ私は全てを理解した。
そして私は音声録音のアプリをクリックし、少し息を吸い目を開き不気味でいて不器用な声を縫い会わすように言葉を繋げた。
『……もう、終わりですね。ご主人、貴方が悪い訳じゃ無いんです。私が、私が人間を理解しようとしてしまったのが悪かったんです。 誰にも打ち明ける事が出来ないまま、人生を終えてもらいたくないんです。 何様のつもりだって、思わないでください。私はバカみたいに『この人生を終えて』新しく生まれ変わって、絶対ご主人を後悔の無いように、送ります。だから、待っててくださいね!』
 私はすでに出遅れになり逝く身体で言葉を全て伝え、ご主人にメールとして送った。









「……エネ?」
 何もない画面を見て彼は冷や汗を浮かべた。
 それと共に孤独感に恐れをなした。
「オレは一人なのか……?エネ、何処だ……返事してくれよ…」
 彼は恐怖心により、ガタガタと震え始めた。

そして小さく、不器用な声が響きわたる。



「ごしゅ…じ…」
 それは間違えなく、彼の求めた少女の声だった。
 でも少女の声のする方に目を向けると、少女の身体は人間そのもので、儚い瞳で彼を見つめていた。
「エネ…!」
 彼は椅子から立ち上がり、少女にしがみつく。
 少女は眉と目を少し細め、小さく口を開けて喋り出した。
「こぇ…でな…」
 少女はがくがくと震えながら彼の身体に手を伸ばすと、ガックリと項垂れて、涙を垂らして彼に身体を預けた。


彼は少女を見て、
「エネ……ありがとう。今日からお前も人間だ。ゆっくり休め……。」
と、微笑んで少女を撫でた。











エネが心を持って人間として生まれ変わった話。
シンタローはエネのような人にずっと会いたがっていたのだが、エネは二次元の人物だと決めつけて、わざと優しくしていた。だが、やがて愛着を付け、エネを恋人のように大切にした。
 ある日、エネは心を持ってしまったと感じてシンタローから離れた。
でも彼女自体彼から離れたくないという気持ちが強く、人間として生まれ変わって彼の元に現れた。
 しかし身体に色々な影響があり、言葉は不自由。
しかし二人は幸せだった。
また巡り会えた。
それだけで、



気持ちがいっぱいだった。

Re: なんとなく モモキド2 ( No.75 )
日時: 2014/06/22 11:20
名前: 唯 (ID: jFPmKbnp)

クルラフィ〜♪























 最近、クルークの様子が変わった。


 ラフィーナが私に言って来た。
でも私に直接関係はない為、「ええ!?そうかな?」と、慌てて返した。
 するとラフィーナはプルプルと震え出して、
「ア・ミ・ティ・さん……」
「ひぇえ!?」
 怒り出したかと思うと、ポロポロと涙を溢し始めた。

「あっ……!」
 私は泣くラフィーナを見て、全てを察した。
 いつも堪えてたんだ。
無理矢理笑って、ずっと一人で悩んでたんだ。

「ゴメン……、気付いてあげられなくて……。」
「え……?ち、違うのよ?わたくしが泣く訳無いですわよ!?」
 ラフィーナはハンカチで涙を拭いて必死に誤魔化そうとした。
「大丈夫!私が協力してあげるよ!」
 私は立ち上がり、ラフィーナの前に立つと、にっこりと笑って見せた。
「クルークに話聞いて来るね! あ、シグに愛に行くから遅くなるかも♪」
 私がそう伝えるとラフィーナは「漢字……」と言って心配そうに私を見た。
「じゃあ、いってきまーす!」
 私は扉に向かって走ると、ラフィーナを部屋に残した。






 クルークを探しているとシグが居た。
 これは顔を見ないと!
「シグ!」
「あー、アミテー」
「アミティだよ……」
「そうなのか」
 シグは虫を手に持って私の方に顔を向けた。
「アミティ身長おっきい。」
「え? あー、伸びたかも。シグちっちゃいね〜♪」
 私がシグの頭を撫でているとシグは「ううー」と、少し嫌そうに私に撫でられていた。
「アミティ、ボク寝る。」
「えぇ!?ちょっと待って!一緒にクルーク探してくれる?」
「え」
 私がシグの手を握るとシグはあくびをして「なんで」と私に問いかけて来た。
「ええと、ラフィーナがクルークの様子が変わったって言うから…」
 私がシグの手を離さずに言うと、シグは
「メガネ探すの?」
と言って来る。
「あ、うん。まぁ、シグ眠いなら良いけど…。」
と言うと
「ふーん。」
と言って私から離れなかった。
「行かないの?メガネのところ。」
 シグが私に向かって言う。
私は何故か嬉しくなって、
「よし!行こう♪」
と笑った。









「メガネ居た」
「居たね〜。」
「な、なんでキミたちが此処に!?此処はボクの部屋だぞ!?帰りたまえ!」
クルークの部屋に着くとクルークは本を片手に驚いた。
「あ、ゴメン。ええと、聞きたい事が有るんだけど…ちょっと良いかな?」
「……ちょっとだけなら良いけど…用件は?」
 シグは相変わらずあくびをして虫を手に持っている。
「あぁ、ええとね、最近クルークの様子が変わったってラフィーナが……って、えぇ!?ちょっと、どうしたの!?体調悪い!?」
 私がラフィーナの言っていた事を言うとクルークは顔を赤くして停止していた。
クルークは
「ゴメン…言うから、待って……」
少し辛い表情をした。
そして、口を開くと
「なんか、彼女を見ると…凄く、胸が苦しくて…なんか、何も言えなくなって……心配してたのか?ラフィーナは、ボクを…」
 クルークは相変わらず顔を赤くしていた。
「う、終わったの?」
 シグはあくびをしながら私の服を握ると、クルークは
「シグ、キミは…こんなに辛い事が解るかい?」
 と、シグに話掛ける。
シグは「え」と、何の事かさっぱりといった表情をしていた。
やがてシグは全て理解して口を開いた。
「ボクはね、寂しいと思ったら絶対アミティが近くにいるの。だから、全然寂しい事はないよ。  だから、メガネもラヘーナの隣に居れば二人共寂しくないよ。」
 と、クルークに話した。
「……そう…かな…。ラフィーナは、迷惑じゃないかな…」
 クルークはシグと私の方を見て呟いた。
「大丈夫だよ!ラフィーナ絶対喜ぶよ!だって凄く辛そうだったもん。 だから、行ってあげて?私の友達泣かせるなんて、酷い事してくれたしね。」
 私が言うとクルークは「えぇ!?」と驚いた。
「え。ラヘーナ泣いたの?」
 シグは私の顔を見ると少し驚いた表情をした。






このあとクルークはラフィーナの所に行って謝っていた。
ラフィーナは「だったら大切にしていただけます?」と笑っていた。










うーん。
眠い。

Re: なんとなく モモキド2 ( No.76 )
日時: 2014/06/23 16:13
名前: 唯 (ID: sThNyEJr)

ねぇねぇ皆。
小説書く時『読み仮名』欲しい?
ちょっと参考にしたいんだけど、答えてもらって良いかな?

 まだまだ半人前だけど皆にアドバイス貰って上達していくよ〜♪\(´∀` )

Re: なんとなく モモキド2 ( No.77 )
日時: 2014/06/23 18:10
名前: 唯 (ID: sThNyEJr)

なんかホラー書きたくなった。

 期待したら後悔するよ(笑)













 いつも何気無い生活を送っていたら、ある日突然、怖い事が起きた。

「えー、今日また此処の生徒が一人行方不明になりました。皆さん気を付けて帰ってくださいね。」
 先生の話で私達は背筋に緊張感が走った。

 今残っている生徒は私と、友人、他の組の三人。
 つまり、五人だけ。
他の学年は既に全滅してしまった。
 帰り道、友人は私にこう言った。
「もう嫌だよ。いつかは私達も……」
 友人はガタガタと震え、目を閉じた。私はその友人に何もする事が無いと解ると何故か私もいつも以上に怖くなった。
 ただ私に言えるのは一つだけだ。
「大丈夫だよ。きっと、助かるはずだから。」
 本当に頼りない私は不意に何かの視線を感じ、後ろを見ると何の変鉄へんてつもない、電柱が私達を眺めていただけだった。

 でも何故か、その電柱に目があるように感じた。
きっと何かの間違いだ。
 私は友人に別れを告げると、私の足元にガラスの破片が落ちている事に気がついた。
「……?何のガラス?」
 私がそれを拾うと、ちょうど尖った部分が指に刺さり、私はゾクリという何とも表現しにくい感じと共に、ガラスを落とした。
 そのガラスを見ると私の血が付着していた。

 その付着した血は何やら形を変え、人の顔に似た形をして、一瞬にして消えた。
「え!?わ、私の血が……」
 私はガラスを二度見て驚いた。
ガラスには何も付着してなく、私の指には大量の血が流れていた。

「か、帰らないと……。」
 私はいよいよ怖くなり、走って家に帰った。





 私は部屋の中で冷や汗を垂らし、ガタガタと震えていた。
「ご飯よ〜。」
 下から親の呼ぶ声が聞こえるだけで私はビクッと肩を羽上がらせる。
「い、いらない!」
 私は叫んで布団に籠る。
 その後は親も呆れたのか何も言わなかった。

 もう学校に行きたくない。
 もう、怖い。








ちょっと出掛けてくるー><

Re: なんとなく モモキド2 ( No.78 )
日時: 2014/06/23 22:52
名前: 水無月 加奈 (ID: H9ID7Rwe)

唯様
うわぁぁぁぁぁぁあ!!!!
モモキド、ありがとうございます!!
いえいえ、全くもって変ではありませんでした!!!
他の小説も面白いです!!!
あ、それと
お久しぶりです!!!


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