BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- BLデュラララ!!
- 日時: 2015/02/20 22:29
- 名前: ゆりうさぎ (ID: DTf1FtK0)
はじめまして!ゆりうさぎと申します!初めてなのできん張しています!どうぞこれからよろしくお願いします!暇なときしか書けませんので(笑)そこのところもよろしくです!では今日のところはここまでにしておきます!さよなら(^^)/
- Re: BLデュラララ!! ( No.57 )
- 日時: 2015/02/25 18:45
- 名前: 夢埜 ◆okR9D5EASs (ID: Km711df.)
お許し貰えたので書いてみますねー
「いーざーやーっ!!」
誰かに名前を呼ばれて振り返ると、すぐ足元に標識が突き刺さった。こんなものを投げられる奴は、一人しかいない。
「池袋には……ぜぇ…二度と来るなって……はぁ…言ったよなぁ?」
ただしそいつは、いつもとは大きな違いがあった。
「シズちゃん・・・いい加減さ、ひとの顔見てすぐにキレるの止めてくれない?そういうふうに怒るから、そんなに息切れするんだよ」
「……るせぇ」
すぐそばにあった自販機を持ち上げようとする静雄。でもーー
「というか、なんか声高いとは思ったけど・・・・・・シズちゃん、どうみても小さくなったよね」
ビキ、と嫌な音がした。ーー静雄の腕の関節から。
今の静雄は、まるで子どもに戻ってしまったかのような姿をしていた。
そして、自販機の重量に耐えきれなくなった腕が、悲鳴を上げたのだ。
「ひとまずさ、その自販機下ろしてよ」
「・・・・・・・・・・・・」
静雄はしぶしぶといった様子で、自販機を元の位置に戻した。
「じゃあ、次。新羅のとこに行こう」
「あ゛?」
「その腕、見てもらった方がいいでしょ。どうせなら君が元に戻る方法も教えてもらいなよ」
切ります
- Re: BLデュラララ!! ( No.58 )
- 日時: 2015/02/28 16:32
- 名前: 夢埜 ◆okR9D5EASs (ID: HjIs5c3i)
「・・・・・・で、静雄君」
新羅とセルティのマンションの一室に、臨也、静雄、そして新羅はいた。セルティは粟楠会関係の仕事で出かけていた。
「君がそうなった原因は、その怪しげな薬ってわけだ」
昨日のことである。
静雄のアパートに差出人不明の郵便が届いた。
いかにも怪しい液体だったがーー
それを使った静雄は、翌朝、小学4年生の姿になっていた。
新羅は、長いため息をついた。
「なんでそんなもの使おうとしたの!」
「わざとじゃねえ!」
そう、その薬の入っていた瓶をうっかり落としてしまい、静雄は飛び散った中身をかぶってしまったのだ。どうやら飲むのではなく、塗るなりなんなりするものだったようだ。
「・・・・・・俺だってあんなもん使ったりしねえっての」
怒る気も起こらないようで、静雄はふいとそっぽを向いた。なんだか外見だけじゃなく、中身まで子どもになってしまったような仕草だ。
静雄と臨也が同じ部屋にいるのにも関わらず、静雄がキレないという、大変珍しい状況になっていた。
- Re: BLデュラララ!! ( No.59 )
- 日時: 2015/02/28 16:54
- 名前: 夢埜 ◆okR9D5EASs (ID: HjIs5c3i)
いっぽう臨也は・・・・・・
(なにこれ、こんなシズちゃん・・・・・・超可愛いんだけど)
と、一人内心で悶えていた。
(いや待て、これはあのシズちゃんだよ?暴力馬鹿で化物の平和島静雄だよ?可愛いとかありえない)
そして同時に、矛盾する気持ちに苦しんでもいた。
その時、玄関からガチャリとドアを開ける音が聞こえた。
「セルティおかえり!」
その音を聞いたとたん、静雄や臨也のことをほっぽりだして、新羅は玄関の方に走っていった。
短いですけど、一回切ります。
- Re: BLデュラララ!! ( No.60 )
- 日時: 2015/02/28 19:26
- 名前: 夢埜 ◆okR9D5EASs (ID: HjIs5c3i)
部屋に入って来たセルティは、小さくなった静雄を見て、そしてびっくりしたように首から影が湧き上がる。
「ああ、あれはーー」
新羅がセルティに事情を説明しようとする。しかしその前に、セルティが静雄に向けてPDAを突き出した。
『も、もしかして、薬かなにか渡されなかったか!?』
「・・・・・・まあ、なんか郵便で送られてきたけどよ、なんかあったのか?」
『あ、いや、大したことじゃないんだが・・・・・・』
ここから先は少し要約しようと思う。
・セルティの仕事は、輸送途中で盗まれた薬を回収すること。
・その薬が静雄の使った薬である。
・静雄のアパートに来た配達員は、盗んだ組織の一員だと考えられる。
・薬の効果は1日ほどで切れる。
「・・・・・・なんで俺んとこに盗んだもん持ってくる必要があるんだ?」
話を読み終えた静雄は、自分の感じた疑問に首を傾げた。
「一般人には簡単に手出しできないからね。それに粟楠会の人達だって、よっぽどのことがない限りは、シズちゃんに余計なことしたくないだろうし」
その疑問に答えた臨也だったが、心の中では、静雄が1日で元に戻ってしまうことを残念がっていた。
- Re: BLデュラララ!! ( No.61 )
- 日時: 2015/02/28 21:30
- 名前: 夢埜 ◆okR9D5EASs (ID: HjIs5c3i)
『すみません、回収できなくて』
「いえいえ、在り場所が把握できただけで十分ですよ」
セルティは、粟楠会の四木のところに報告しに行った。
「臨也もほどほどで止めてくれるといいんだけど」
新羅は、一人で部屋の片付けをしていた。
「おい、あの金髪誰だよ」
「なんか平和島に似てね?」
「でもあいつ染めてんだろ」
「バーテン服っつったら静雄だろ」
「じゃあなんだ、子供か?」
「マジかよ!おい、ダラーズの掲示板に回せよ」
「つか、黒い方知ってる奴いるか?」
「あれだろ、いっつも静雄とケンカしてる奴」
「ああ、新宿のなんとかっての」
「オリハラだろ、オリハラ。たぶんそんな感じ」
「え、じゃあそいつと静雄の子供!?」
「お前バカか。どっちも男だろーが」
「だいたい静雄とオリハラって奴マジ仲わりーじゃん」
「ねぇシズちゃん、」
「うるせえ、黙れ」
臨也は、静雄の手を引き街を連れまわし、
静雄は、苛立ったように連れまわされていた。
(やっぱりこのシズちゃんは、可愛いな)
次の日、通常の姿に戻った静雄は見て落胆する臨也と、いつも以上に臨也に敵意を燃やす静雄の姿が見られたとか。
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