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七つの大罪腐向け
日時: 2015/04/29 14:04
名前: 華乃 (ID: MHTXF2/b)

初めてここに書かせてもらいます!初心者なのでどうぞお手柔らかに。
七つの大罪のメリオダス受けを書いています。
リクエストやネタなど貰えるととても嬉しいです!
文章はまだまだ初心者なので至らない所が多々ありますが、優しい心で見逃してくれると嬉しいです。
凄い遅筆です。すみません。

Re: 七つの大罪腐向け メリオダス ( No.17 )
日時: 2015/04/21 19:16
名前: 華乃 (ID: .1vW5oTT)

そうだったんですか、本当すみません。
じゃあ囁くんに呼び方変えましょうか?
でも、セーラー服を着せられるぐらいかわいいってことですよね……←
囁くんかわいい!……ごめんなさい。

Re: 七つの大罪腐向け メリオダス ( No.18 )
日時: 2015/04/21 19:23
名前: 華乃 (ID: .1vW5oTT)

シフトが深夜に変わったー!
やった!
もっと!小説が!書ける!
ここに投稿する前に事前に言っておいたんですけど、やっと今日!シフトが深夜に変わりました!

Re: 七つの大罪腐向け メリオダス ( No.19 )
日時: 2015/04/21 19:23
名前: 囁 (ID: Exk/SR5W)

囁くん......ですか........
でも 普通に囁って呼んでくれて結構ですよー!

Re: 七つの大罪腐向け メリオダス ( No.20 )
日時: 2015/04/21 19:27
名前: 華乃 (ID: .1vW5oTT)

え!いいんですか囁って呼んでも!ありがとうございます!
囁かわいい!ごめんなさい!大好き!

Re: 七つの大罪腐向け メリオダス ( No.21 )
日時: 2015/04/21 19:58
名前: 華乃 (ID: .1vW5oTT)

[優しくあるべき世界]メリリズ、リズメリ





ダナフォール時代。
リズさんの口調とかダナフォール時代すべて想像です、すみません。





リズ視点。



私は元々、ダナフォールの敵国の奴隷として扱われ、最後には夜襲をしかけるための道具として扱われた。
だけど失敗して、直ぐに処刑宣告をされた。
それを助けてくれたのがメリオダス。
最初は慰めものにされるぐらいなら、舌を噛みきって死んでやる、ぐらい思ってたのにそいつは何もしなかった。

飄々として、その人その人にあった的確な距離をとる。
そんな奇妙な奴だ。
私にもセクハラしてきたのはあの一回だけだったし、よく思えば緊張を解すためのものだったのかもしれない。
ブロンドの髪は美しいし、翡翠色の瞳も好ましい。
そして容姿まで完璧ときた。
なにより強い。
私じゃメリオダスの足元にも及ばないだろう。



そう。
私はあいつが、メリオダスがとても気になる。

聖騎士達や誰かの家族を見るその目が、時折ほんの少し揺れる。
憧れるような、苦しげな。
そんな顔。
きっと私以外誰も気づいていない。
私を見るその目が、憧れと慈しみと愛情と、苦しみに染まっている。

何が、メリオダスを苦しませるのだろうか。
夜な夜なメリオダスがなぜ泣いているのかわからない。
この気持ちが、なんなのかも。


なんて、考えながらさっさと風呂から上がる。
風邪引く前に服を着なければ。
体を脱ぐってメリオダスがくれた服を着る。
あ、タオルがない……。
まぁ、いっか。

髪を乾かしていると、トントンとノックの音がする。
きっとメリオダスだろう。
こんな時間に私の風呂の扉をノックするヤツなんて。



「よっ、リズ。」



片手をあげてにやりと笑う。



「なんだい?もしかして風呂でも覗いてたり……」
「なわけねぇだろ、ほい。タオル。」



忘れてたろ、なんて付け加えて私の方に放り投げる。
こんな小さな気遣いも、堪らなく嬉しい。
それを易々とやるんだから、罪な男だね。
私はありがと、と小さく呟き髪を乾かした。


少し無言が続くと、風呂で考えた言葉が浮かんで、気づくと口に出していた。


「メリオダス、」
「ん?なんだ?リズ。」
「なんで、悲しそうな目をするんだ?」


私は工程をぶっとばし、そのまま浮かんだことを言ってしまった。
あ、駄目だ。



メリオダスはぽかん、と口を開いてそのあと曖昧に笑った。
その顔が、ひどく儚い。




「俺が、嫌われてるからだよ。」




そう言ったメリオダスに愕然とする。
メリオダスは呆られてはいるが、嫌われてなんかない。
むしろその逆だ。
聖騎士には慕われて、メリオダスを好いている者だって沢山いる。
なのに、なんで。
お前は、メリオダスはそんなことをいうんだ。
気づけば叫んでいた。



「誰に、嫌いって言われたんだ!私は、メリオダスのこと好きだ!っ、ぅ、みんな、メリオダスのこと大好きだ!なぁ!なのに、なんで!ひっ、ぅ、ぐ、」



泣き出した私を、メリオダスは慌てて涙を拭う。
その目は、悲しさと苦しさと、私の大好きな愛情で埋まっていた。
そしてまた、ゆっくりと口を開く。





「知ってるよ。でもな、世界が、全てが、俺を拒否して嫌うんだ。」





わぁっとその言葉に私はわんわんと泣き出す。
涙が止まらない。
わかってるよ、わかってる。
メリオダスが一番泣きたいことは、わかってる。
メリオダスがどんなに辛い過去を持ってるかも知らないけれど、わかってる。

でも、泣かないメリオダスの変わりにないたっていいじゃないか。
誰がメリオダスを嫌ったんだ。
そんなやつ殺してやる。
私がぶっ倒してやる。


こんな世界、壊してやる。




メリオダスは仕方がないなぁ、という顔をしてまた悲しそうにわらった。



「大丈夫、大丈夫だから。リズ。」



なぁ、メリオダス。
私がもっともっと強くなって、メリオダスにとって優しい世界を造ってみせよう。
必ず、必ず。


だって、

世界は優しくあるべきだ。






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