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- 七つの大罪腐向け
- 日時: 2015/04/29 14:04
- 名前: 華乃 (ID: MHTXF2/b)
初めてここに書かせてもらいます!初心者なのでどうぞお手柔らかに。
七つの大罪のメリオダス受けを書いています。
リクエストやネタなど貰えるととても嬉しいです!
文章はまだまだ初心者なので至らない所が多々ありますが、優しい心で見逃してくれると嬉しいです。
凄い遅筆です。すみません。
- Re: 七つの大罪腐向け ( No.57 )
- 日時: 2015/05/02 22:58
- 名前: 華乃 ◆f0elXS67W6 (ID: wGslLelu)
[ほんのちょっとの優越感]団長総受け、ノンちゃんさんリクエスト
いつもの店。
特に何もなく、店も休みですることがない。
空は快晴で、ぽかぽかと丁度いい暖かさだ。
そうすれば自然に全員、日向ぼっこをするために外に出た。
全員が丘の上で寝て、ディアンヌの横にはメリオダスが寝転んでいる。
風が少し強く吹けば、メリオダスの綺麗な髪を揺らした。
飄々とした表情で本心は見せないメリオダスの無防備な姿は、少しばかりいたずら好きの
バンを刺激する。
出来れば、笑った顔も見たい。
バンはそう考えて、メリオダスの後ろに座った。
「団ちょ、くすぐらせて?」
暖かい気温と日差しに負けて、メリオダスが制止するのが一歩遅れる。
ディアンヌが怒ろうとした時にはもう遅い。
「ふあっ、あは、ははははっ、ちょ、バンっ、!あははっ、っく、ふぅ、っ。んっ、ふふ、く、ははっ、ふ、」
身体をのけぞらせながら、メリオダスはバンの手を緩く離させるように振る。
だが、がっちりとメリオダスの足を掴み離さない。
メリオダスはされるがままにお腹をまさぐられた。
顔を赤くし、小さな口から吐息が出る。
背徳的なその仕草に全員が動きを止めた。
怒ろうとしたディアンヌさえ。
メリオダスは上手く力が入らないのか、くすぐりに弱いらしく身体をよじらせた。
「っ、もっ、笑い死ぬからっ、ははっ、やめ、っ、」
「だ、だ、団長!オイラにも!」
「あ、ちょ、!キングずるい!僕にも触らせてよー!」
「え、えええと、わっ、私も!」
キング、ディアンヌ、次にエリザベスがメリオダスをごちゃごちゃと触った。
白い肌に手を滑らせて、ディアンヌが大きな手でお腹をくすぐる。
エリザベスとキングは脇をくすぐった。
もうやめろ、と涙目で見てくる団長様にも気にしない。
「ふぁっ、あははっ、ふふ、っ、っ、んっ、もっ、やめ、っ、くくっ、もうっ、やめろって!」
きっ、と睨みを利かせたメリオダスに全員の手が止まる。
しょぼん、とディアンヌは消沈してしまった。
メリオダスは溜め息を吐いて、取れたボタンをつけ直し店のドアノブを手にかける。
「次やったら、オシオキだからな?」
人差し指で口を指し、ひらひらと手を振り店のなかへ入る。
だが、ばっちり見えていた。
メリオダスの耳が真っ赤に染まっていたことを。
全員は顔を見合わせ、知らない団長の意外な顔を知って、少しの優越感に微笑んだ。
‾‾‾‾‾
これでよかった、のかな……?
ノンちゃんさんリクエストありがとうございました!
- Re: 七つの大罪腐向け ( No.58 )
- 日時: 2015/05/03 00:46
- 名前: ノンちゃん (ID: loE3TkwF)
華乃さん、リクエストに答えていただいて有難う御座います。
面白かったです。本当に 有難う御座いました。
- Re: 七つの大罪腐向け ( No.59 )
- 日時: 2015/05/03 01:13
- 名前: 華乃 ◆f0elXS67W6 (ID: wGslLelu)
ノンちゃんさん、ありがとうございます!
拙い文章ですが、楽しんでいただけたようで嬉しいです!
あ、メイちゃんすぐ書くねー。
- Re: 七つの大罪腐向け ( No.60 )
- 日時: 2015/05/03 03:43
- 名前: 華乃 ◆f0elXS67W6 (ID: wGslLelu)
[今日も変態は元気です]キンメリ、変態キング注意、メイちゃんリクエスト
「だぁーんちょうっ」
気持ち悪いほど甘ったるい、砂を吐くような声にゾゾゾっとバンの背中が凍る。
店を掃除していた全員、例外ではない。
これがメリオダスからならば嬉しがれるのだが、悲しいかな、宿敵キングの声だ。
キングの外見はまぁ整っているとして、男へのこの声はどうだろうか。
その呼ばれた主はふわりと金色の髪を揺らして、キングの方を向いた。
本心が読めず飄々としたスタンスを崩さないメリオダスは、キングの声に驚くことなくん?とうっすら笑みを浮かべながら振り向いた。
我らが団長様はさすがだ。
全く困惑すらしない。
それでいて、キングをノックアウトするための微笑みも忘れなかった。
もう感服だ。
男に効かないんじゃ、と思ったそこの貴方。
間違いだ。
キングは立派なメリオダス教である。
現に鼻血を出しながらぶっ倒れた。
「はは、もう。団長ったら。…………かんわいいいいいいいよおおおおおおお!!!その愛らしい小さな潤った赤に近い桃色の唇でもっと笑ってええええ!!!そして出来れば翡翠色の目から涙を流してほしいなぁぁぁぁぁなんてえええええ!!!!!!」
ばったんばったんと無駄に的確にメリオダスの長所をあげ、顔を覆い転げ回るキング。
うわぁ、と優しいエリザベスが素で引いていた。
ディアンヌはキングに軽蔑の目を向ける。
バンはわかりやすく口をひきつらせた。
変態かよ。
ぽつり、とバンが呟く。
今のキングには何を言っても何も聞こえない。
周りももう聞こえないふりをして掃除を再開させる。
「ハァハァハァハァハァハァハァ団長おおおおおお!!!!!」
変態の声なんて聞こえない。
出来れば、みんな知りたくはなかった。
妖精王がこんなにもメリオダスを変態的に愛しているなんて。
いや、これはもう愛しているとかじゃない。
もっと「ヤバい」次元のものだ。
しかも自分が変態と気づいてないから余計たちが悪い。
頭を抱える団員たちとある意味、違う意味で頭を抱えている団員。
奇妙な光景だろう。
メリオダスは特に気にもせずにテーブルを拭いていた手を止め、キングの前に仁王立ちする。
「え、な、まさか、団長……、もしかして……靴を舐めさせてくれたりすっ」
バカだ。
誰かが言った時にはもう遅かった。
言おうとした言葉を最後まで紡げずにキングは床にめり込む。
鋭い風を切るような音と共に、もうそこにはキングはいなかった。
頭から床に突っ込むキングにメリオダスは気にした様子もなく、また掃除を再開させた。
「さてさてさーて、掃除もう一回すんぞー。」
手を叩いたメリオダスに、全員同じく掃除を再開する。
これが普通。
これが日常。
女王様だってこれだけあれば馴れる。
またいつものように、掃除を始めた。
きっと天国で見ているであろう、リズさん。
今日も変態(キング様)は元気です。
エリザベスは合唱しながら空を見上げた。
- Re: 七つの大罪腐向け ( No.61 )
- 日時: 2015/05/03 08:26
- 名前: 虚像 (ID: FNDxz3uX)
来るの遅れてしまいすいません! 風邪ネタご馳走さまでした !!ありがとうございます!!!
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