BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 悪魔のリドル 小説
- 日時: 2015/05/16 12:23
- 名前: ツヴィリング (ID: LdHPPNYW)
悪魔のリドルの小説です!
なお、作者は二人組です。
知ってる方、是非読んでみてください。
- Re: 悪魔のリドル 小説 ( No.30 )
- 日時: 2015/08/09 10:24
- 名前: ツヴィリング(華) (ID: 32zLlHLc)
- プロフ: http://i.imgur.com/eqFeRvn.png
しえなちゃんいないやつ本当に書くんだ...!
あ、しえなちゃんの武器見つけました。(笑)
思い付いた人凄いと思う↑
- Re: 悪魔のリドル 小説 ( No.31 )
- 日時: 2015/08/09 15:31
- 名前: ツヴィリング(華) (ID: Slxlk2Pz)
Episode3
お久しぶりです!(1ヶ月以上経ってた...)
一ノ瀬晴です。
今日は神長さんたちに復讐しますよ!
神長さんはホルモンが、首藤さんはお肉が苦手なようなので、一緒に焼き肉に行きたいと思います。
あ、もちろん兎角さんも一緒だよ。
晴「ねえ!兎角さん!晴、商店街の抽選で焼き肉食べ放題が当たったんだ!(ホントは晴が買いました)2ペア分だから神長さんたちも誘って行かない?」
兎角「...行かない」
晴「...ぐす」
兎角「!!?わ、分かった!行くから!」
晴「本当!?ありがとう!」ニコ
兎角「(...また負けてしまった...)」
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
プルル...ガチャ
晴「(早い!)も、もしもし。神長さんですか?」
香子「ああ。...何の用だ?」
晴「あの、実は食べ放題が2ペア分当たったので行きませんか?首藤さんと!」
香子「...ちょっと待ってくれ...首藤!一ノ瀬が食べ放題行かないかと...」
凉「食べ放題?勿論じゃ!楽しそうじゃのー♪」
香子「...分かった。場所は?」
晴「晴たち、迎えにいきます!じゃあ明日ね。神長さん!」
香子「分かった。また明日」
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
ピンポーン
凉「おお、久しぶりじゃの!一ノ瀬」
晴「お久しぶりです!」
香子「東も久しぶりだな」
兎角「...ああ」
晴「じゃあ、早速いきましょー!」
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
晴「到着です!」
凉「」
香子「...」
晴「あ、あそこの予約席ですよ!」
凉「お、おお。楽しみじゃのー(棒)」
晴「じゃ早速、ホルモンセットとカルビセットお願いします!」
香子「!?」
兎角「カレー、あるか?」
店員「ありますよ」
兎角「(...ホッ)」
晴「焼けましたよー!はい!神長さん、首藤さんどうぞ!」
凉「い、いや...わしは少しで...」
香子「わ、私も...」
晴「いえいえ、せっかくだから!」
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
凉,香子「...」げっそり
晴「♪」ニコニコ
兎角「...(カレー美味しかった)」
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
晴、今回も復讐成功です!
次はどうしようかな...♪
例のごとく疲れたよ...
- Re: 悪魔のリドル 小説 ( No.32 )
- 日時: 2015/08/09 23:34
- 名前: 音夜 天 (ID: UruhQZnK)
ぶはっ!!←吹き出しました
えっwwナニソレー!!ww
爆笑しちゃったじゃん!!
デスノートとかないでしょー!今見てきたばっかだし、ヤバイよーww
見た瞬間、あれ?原作で?って思ったのに!
めちゃウケタ☆
久しぶりに書いたねー!
私も頑張るー!晴ちゃんがカッコいいよ……!
- Re: 悪魔のリドル 小説 ( No.33 )
- 日時: 2015/08/10 01:18
- 名前: ツヴィリング(月) (ID: UruhQZnK)
↑音夜だけど気にしないでね!
はぁ、
私は寮の部屋のドアを開けて中に入り、ため息を漏らした。
疲れました。
猫をかぶるのは慣れてても疲れるものです。
一日中神経をピリピリさせていないと、ポロっと
『素』が出でしまうかもしれませんから。
そこで、私は辺りを見回して、目に付いたテーブルの隣に
荷物カバンを置きました。
この部屋は二部屋に分かれていて、隣はベッドルームです。
とは言ってもドアはなく、おおっ広げに空いているだけですが。
入ってみると、ベッドが右左2つあります。
2人部屋の作りですね。
私はのそのそと歩いてベッドへ向かうと、
ぽふっと頭を布団に突っ込みました。
(……ふわふわ)
ベッドはふわふわで、猫かぶりでの疲労が、
布団に吸い込まれていく感じがしました。
そのままの体制で3分くらいしていると、ガチャ、とドアが開き
誰かが入ってきました。
「わぁ!まぁまぁ広いねー!」
なんて軽薄そうな声がしたので予想が確信に変わって
壁から頭をのぞかせ見てみると、案の定、武智さんでした。
「あれ、いたんだ。」
「はぁ、」
どうもこの人は苦手です。
なんて言うか、不真面目な感じがして……。
もう猫をかぶる気力なんてありませんし、
残ってても使いたくありません……。
私は『素』で受け答えしました。
「授業終わってすぐ出てったから、何か用でもあるのかと思ったよー。」
「別に……何もないですよ……。」
「ふぅん?まぁどうでもいいけど。」
むっ、少しイラつきました。
別にどうでもよくて構わないんですけど。
わざわざ言いますか?
なので嫌味で返してしまいました。
「私だって、武智さんのことなんて興味ないですから。」
……あからさまでしたか?
こんなことを言ったのは、何日ぶりでしょう。
他人のことなんかでいちいちイライラなんてしない私が……。
「あれ?怒ってるの?なんで?」
本当にわからないのか確信犯か、全くわかりません。
相当の心理学をお持ちのようで。
「………。」
そう思った瞬間、武智さんの目の色が変わった気がしました。
私は、何を感じたのか、バッと顔をそらして話題を変えなければと思い
会話を振りました。
「あ、武智さんすみません。さっきベッドに上がってしまいまして……
こっちのベッドで構いませんか?」
私は、さっき頭を突っ込んだ方の隣の、左のベッドを
ぽんぽんと軽く叩きました。
- Re: 悪魔のリドル 小説 ( No.34 )
- 日時: 2015/08/10 02:05
- 名前: ツヴィリング(月) (ID: UruhQZnK)
武智さんは笑顔で「大丈夫だよー。」と言うと、
私が叩いたところへ、ぽふんと腰を下ろしました。
「うわっふかふか!」
「わ、私もそう思います………した。」
「ますした?なにそれ?」
武智さんはプッと吹き出して笑いました。
さっき思ったので、思いました、に直したのです。
さすがに私もおかしいなと思ってうつむきました。
「そういえば気になってたんだけどー。」
さっきどうでもいいって言ったじゃないですか。
と、喉まで来たものを戻しました。
私はとっさに制服のことだと思い、
「あ、制服ですか?私、華澄高校出身で……。」
さっきも制服のことを言われたので今度もそうだと思ってたら、
武智さんは違ったようで、
「うん知ってる。そうじゃなくて…。」
と言われました。
他に何だろう、と思っていたら武智さんは言いました。
「ほんとに高校生?中学生くらいに見える。」
なんて笑顔で言ってきました。
失礼な、と思いましたがまぁ事実なので………。
「……よく気がつきましたねー、14歳高校一年生です。」
「へー、何?飛び級?」
「………まぁ、そんなとこです。」
大人っぽく……は見えなくても高校生っぽく見えるようにと
敬語を使ったりと努力しているのに………。
と気になり、聞いてみると。
「なんて言うか、人生経験……と言うか。」
クスッと笑うと武智さんは言いました。
人生経験……か。
まぁ流すとしましょう。
それよりも気になる点が一つ。
「……そんなことを言ったら桐ヶ谷さんはどうなるんですか。」
あの人推定身長152cmですよ。
ピンクのクマ持ってましたよ。
まんま小学生じゃないですか。
「あはは、柩ちゃんは高校生だよー!」
基準がわからない……。
「『柩』って………思ったんですけど物騒な名前ですよね。」
「『しいな』っていう名前もなんか変だね。」
さらっとひどいこと言いませんでした?
さっきっからなんなんですかね。
イライラも募(つの)りますよね。
「そぅですね……『乙哉』も男性の方っぽいですけど。」
「かっこいいでしょ?」
目には目を、歯に歯で対抗するタイプですか。
もういいですよ……。
疲れました。
「私、ちょっと飲み物買ってきます…。」
部屋を出ようとすると、武智さんが、
「でもかわいいね、『しいな』って。初めて聞いた名前だけど。」
「………!…そうですか。」
急に武智さんか変なことを言ったので、びっくりしました。
何か企んでいるのでしょうか…。
「そうだ!自己紹介まだだったよね!」
……今更ですか?
「………教室で聞きましたけど…。」
「でも一応!武智乙哉ですよろしく!」
ニコッと武智さんは笑って、私に手を伸ばしました。
「………古灘しいなです、よろしく…。」
私も、握手くらいは、と思って握手しました。
すると、武智さんが
「よろしくーしぃなちゃん♪」
「………!!」
『しぃなちゃん』?
私は何だか子供扱いされた気がして、でも嬉しくて
パッと手を離すと、部屋を出ました。
一人残された部屋で武智さんが呟いた言葉なんて聞こえないぐらい
早足で自動販売機へ向かいました。
「………意外とかわいいな、しぃなちゃんって……。」
episode2ー終