BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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○オリジナル BL小説
日時: 2015/08/15 20:46
名前: 透 (ID: flKtWf/Q)

初めまして、透(とおる)です。
小説カキコでスレ立てするのは初めてで、右も左も分かりませんが
親切に教えて頂けたら、と思っています。

このスレ内の小説は基本的にオリジナルです。
オリジナルキャラクターの詳細を頂ければ、そのキャラクターを交えて小説を書かせて頂きます。

では、宜しくお願いします。

○お知らせ
※題名を変えました。

Re: 学生戦争 BL小説(オリキャラ有) ( No.8 )
日時: 2015/07/31 09:25
名前: ss (ID: LmekyLqy)

元しぃなです!

透さん…文才ありすぎですー!!

Re: 学生戦争 BL小説(オリキャラ有) ( No.9 )
日時: 2015/07/31 11:35
名前: 透 (ID: GFkqvq5s)

●ssさん

ありがとう、嬉しいです。

Re: 学生戦争 BL小説(オリキャラ有) ( No.10 )
日時: 2015/07/31 13:08
名前: ss (ID: LmekyLqy)

透さん…

あ…えと、頑張ってください。

Re: 学生戦争 BL小説(オリキャラ有) ( No.11 )
日時: 2015/07/31 13:20
名前: 透 (ID: GFkqvq5s)

●ssさん

ん?どうしたんですか?

Re: 学生戦争 BL小説(オリキャラ有) ( No.12 )
日時: 2015/08/01 00:18
名前: 透 (ID: GFkqvq5s)

●第一部続き

帰還までの間、どこかどんよりとした雰囲気が俺の率いる第一部隊を包み込んでいたので、それを拭おうと、俺なりに努力したが、どうやら俺は話を振るのが下手らしく。

「新入り、お前はいくつなんだ?」

「…っえ、僕は、学校に行けなかったので、数え方がよく、わからなくて…っ、すいません!」

「あ、いや…」

このやり取りが数回続いた。
どうやら新入り達は中学生になる前に学生戦争に巻き込まれた者が多く、数が分からない者、俺を異常に恐がり、質問に答える前に泣いてしまう者が大半を占めた。
それにしても何故こんなに恐がられてるんだ。

と、ため息を吐いた時。

「…夜空隊長、誰かいます。」

相沢が細い目を僅かに見開きながら合図する。
気付かなかったが、朽ちたビルの陰に誰かがうずくまっていた。

「待て、まだ分からない。未入隊の学生かもしれない。」

そっと覗くと、赤いブレザーを身にまとった女学生がうずくまっていた。
赤いブレザー…─赤組。

「…隊長、決まりです」

相沢が猟銃に手を掛けた時、その女学生はやっと俺達の存在に気付いたようだった。
泣いている─?

「ま、待って!!助けて!私、逃げて来たの!!」

相沢を手で制し、その女学生に近付く。
見たところ十三、四だろうか。幼さ残るその顔は、恐怖に酷く歪んでいた。

「隊長、危険です!」

「…落ち着け、この女は逃げて来たんだ。黒組の本拠地まで連れて行こう
 さあ、もう大丈夫。怖かっただろ」

「隊長!!…はぁ…」

女学生の体は酷く冷たく、震えていた。
仲間からも敵からも狙われるというのは、酷く恐ろしい事だろう。

「…ありが、とう…っ!!


…お礼に殺してあげる」


腹部に酷い痛みが走る。

「…ッぐ、あぁあっ」

「隊長!!」




「あーら、斬花ちゃん、懲りないねぇ」



俺が意識を失う直前に見たのは
誰かも分からぬ血飛沫と、幼なじみの姿だった。

●続く



すいません、何故学生戦争が始まったか、役職と意味については後々説明します。
取りあえず、この世界観内では

赤(狂気、殺したいだけ)vs白(大人の味方)vs黒(学生の味方)

ってことになってます。
因みに(割とどうでもいい話)、赤は彼岸花、白は百合、黒は桜が組花です。


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