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ケンシロウ「ここは何処だ?」
日時: 2015/11/07 09:22
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)



ラオウ「天にメッセい!ケンシロウ!!」

ケンシロウ「死ぬのは貴様だ!ラオウ!!」

ラオウ「おのれ!!北斗剛掌破!!」


ドォオオオオオオオオオオ!!!!


ケンシロウ「!?っ!うァアアアア!!!、!」

ラオウ「フッハハハァアアアって?何処だケンシロウ!?」

リン「えっ?」

バッド「マジかよマジかよ!?」

リン「ケーーーーン!!!」(泣

バッド「何処行ったんだよケーーーーン!!!」





一方ケンシロウは





ケンシロウ「、、、、、っ!」ザサ!


そこには見たこともない大きな大きな木が何本も生えていた。


ケンシロウ「ここは一体、、、俺は確か、ラオウに吹き飛ばされて、、、」


ドシン!ドシン!


ケンシロウ「んっ!?」

巨人「グォオおおおおお!!!」

ケンシロウ「デビルリバースか!!いや、ヤツは俺が葬ったはず、なのに!」

巨人「うがァアアアア!!!」ブゥウン!!

ケンシロウ「トォオオオオオ!」ジャンプ

ケンシロウ「これは羅漢仁王拳ではない!しかし、俺を殺そうとしてるのは確かだ、、、なら、貴様に死をくれてやろう!」

巨人「ぅおおおおおおおお!!!」

ケンシロウ「岩山両斬破!!」



ズゴォオオ!!


巨人「うがァアアアア!!!」ジタバタ

ケンシロウ「っ!」着地

巨人「ぅぎゃああ!!!」

ケンシロウ「お前はもう、死んでいる」

巨人「っ!」グジャリ!!

ドゴォオ!!

グリィイ!!


巨人「あべしっ!!!!」


ドガァアアアアン!!!!


ケンシロウ「しかし、一体なにがどうなって、、、」

ザワザワ、、、、

見たか今の?

巨人を素手で!?

信じられませんね?



ケンシロウ「誰だ!?」


???「ヒャイ!?」

???「誰だって!?」

???「しょうがないですね?」


ケンシロウ「(見た感じ少年少女が多いな、まだ年端もいかない子供だ、、、)」

???「俺はエレン・イェーガーです、今は外壁調査の途中です」

???「俺はライナー・ブラウン、宜しくだ」

???「私はサシャ・ブラウスです、どうもです」


ケンシロウ「(イェーガー、、、狩人?ドイツ語か!?)」

エレン「あなたは誰ですか?」

ケンシロウ「北斗神拳64代目継承者、ケンシロウだ」

エレン「北斗神拳?なんですかそれ?」

ケンシロウ「話せば長い」

エレン「それじゃあ帰ってゆっくり聞きましょう」

ケンシロウ「、、、近くに居る」

エレン「何がですか?」

ケンシロウ「あの馬鹿でかい生物が、ザッと3体だ」

エレン「えっ?」

ライナー「マジか?」

サシャ「3体もですか!?」

ケンシロウ「大丈夫だ、俺が全部倒す」

ライナー「倒すって、あんたいくら何でも、、、」

ケンシロウ「大丈夫だ」


ザザ!


そこにちょうど巨人3体が現れた。



エレン「くっ!」

ケンシロウ「トォオオウ!!」ジャンプ


エレン「嘘!?」

ライナー「9m位飛んでねぇかあの人!?」

サシャ「本当に人間ですかあの人!?」


ケンシロウ「アァアアアア!!」

巨人3体「グォオオオおおおお!!!」

ケンシロウ「アタァア!!」

ドゴォオ!

ケンシロウ「アトォオ!!」

ドゴォオ!

ケンシロウ「オワッタァア!!」

ドゴォオ!


ケンシロウ「命奪崩壊拳!!」着地


巨人A「あべしっ!!」

ドォオオんっ!

巨人B「ひでぶっ!!」

ドゴォオ!

巨人C「フダァア!!」

ドゴァン!!



エレン「ぁ、ぁあ、、、!」

ライナー「な、何じゃこりゃ?」

サシャ「北斗神拳、これが北斗神拳!?」



続く



Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.26 )
日時: 2015/12/27 01:16
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

???「確かケンシロウはこの先の古びた建物にいると聞いていたが、、、」



???は歩いていた、、、



???「おわっ!」ドカッ!

マルコ「いたっ!」ドカッ!



???はたまたま散歩をしていたマルコにぶつかった。


マルコ「いててっ、、あっ!大丈夫ですか?」

???「大丈夫だ、、、」

マルコ「そうですか、、、あっ、立てますか?」

???「問題無い」


???は立ち上がった。


マルコ「っ!た、高い、、」

???「驚くことも無い」

マルコ「こんなに身長が高いのはライナーとベルトルト、エルヴィン団長にキッズさん、、あとケンシロウさんぐらいだな」

???「っ!?」

マルコ「どうしました?」

???「い、いまケンシロウって、、、」

マルコ「は、はい言いましたよ?」

???「すまぬが私はそのケンシロウという男を探している、もし居場所がわかるなら教えてくれぬか?」

マルコ「は、はい!この先の、、ほら!彼処に古い建物がありますよね?あそこにケンシロウさんがいます!」

???「ありがとう」



???は立ち去っていった。


マルコ「ケンシロウさんに何か用でもあるのか?」




その頃ケンシロウはと言うと、、


エレン「ヘェ〜、、そのトキさんってそんなにいい人なんだ、、」

ケンシロウ「北斗四兄弟の中で俺が最も尊敬した男だ、、、トキは俺の義理の兄だった、、、」

アルミン「その言い方だともうトキさんは、、、」

ケンシロウ「あぁ、数ヶ月前に病と共にあの世へ逝った」

ミカサ「でも、一度会ってみたい」

サシャ「トキさん、どんな人なんでしょう?」

コニー「きっと病人って言うくらいだから馬の骨みたいな人じゃね?」

エレン「ちょっおま!失礼だろ!!」

コニー「うおwわりぃわりぃww」

ケンシロウ「俺も、、、もう一度会えるなら伝えたいことがあった、、、」

エレン「何をですか?」

ケンシロウ「1つは今ラオウと死闘を繰り広げていたこと、、そしてもう1つは」

???「北斗神拳究極奥義 無想転生を習得したことか?」

エレン「っ!?」

コニー「だ、誰だ!?」ガタッ!

サシャ「見たところ老けてますね、、、」

ユミル「勝手に入ってきてんじゃねぇ!!」

ジャン「バカッ!!そこまで言うことねぇだろ!?ケンはどうなんだよ!?」

ケンシロウ「、、、さん」

ユミル「何言ってんだ?」

ケンシロウ「兄さん、、」

エレン「兄さん?」



次の瞬間ケンシロウは涙を浮かべていた。


ケンシロウ「と、トキ兄さん!」っ涙

ジャン「なっ!?」

ミカサ「この人が、、、ケンシロウさんの」

アルミン「義兄さん、、、」

ケンシロウ「と、トキ、、、一体どうして、、!」



???はトキという名だった。



トキ「神が私にチャンスをくれた、、、2ヶ月だけここに入れる、、」

ケンシロウ「神が、、、」

トキ「ふっ、、!あれからまた逞しくなったな、ケンシロウ」

ケンシロウ「変わらんな、トキ」

トキ「ふっ!、、だが、死んでも生きている」

コニー「なんか、イメージ違うな、、、」

トキ「馬の骨みたいな人じゃなかったようだな」

コニー「げぇ!!」ギクッ!

トキ「だが、半分合っているがな、、ははっ!」微笑む

コニー「(な、なんか流されたような、、、)」



続く



Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.27 )
日時: 2015/12/28 03:34
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

トキ「しかしケンシロウ、お前は何故こんな異次元の世界に?」

ケンシロウ「北斗練気闘座」

トキ「っ!」

ケンシロウ「北斗練気闘座でラオウと一騎打ちで殴り合っていた、、、途中ラオウが北斗剛掌波を打ち出して、俺は基壇の波にのまれて気がつけばここにいた」

エレン「あのぉ?」

トキ「どうした?」

エレン「さっきからずっとラオウラオウと言ってますけど、、」

アルミン「その、、、ラオウさんってどんな人ですか?」

ケンシロウ「ラオウ、、、彼は北斗四兄弟の頂点に立つ北斗の長兄」

ライナー「つ、つまりケンシロウさんの義兄さん?」

トキ「そして、、、私の実の兄でもある!」

サシャ「えっ?トキさんの!?」ガタッ!

ケンシロウ「そうだ、、、奴は俺たちの師父リュウケンまでおもその手に掛け、、さらには世紀末覇者にまでならんとす、、北斗神拳至上最も恐るべき男だ!」

ユミル「っ!」ゴクッ!

ケンシロウ「ラオウ、、、奴を止めねば、、俺の手で!」ぐぐっ!

トキ「ケンシロウ」

ケンシロウ「トキ?」

トキ「そのことだが、、、私はいつも神からお前の未来を聞いていた、、、もし戻ればお前の死は確実だ!」

ケンシロウ「なっ!それはどういう!?」

トキ「今行けば、、お前は負ける、、、ラオウは信じられないくらいに強くなっている、、、ケンシロウ、実はこのことでひとつお願いがあるのだ」

ケンシロウ「、、、」

トキ「私と勝負するのだ!」

ケンシロウ「っ!!」

一同(ケンシロウ・トキ除く)「なっ!!!」

ミカサ「で、でも、、、」

エレン「ケンシロウさん?」

ケンシロウ「、、、」(汗

トキ「、、、」(汗

ケンシロウ「いいだろう」

トキ「ケンシロウ、、、」

エレン「ケンシロウさん!」

ジャン「死に急ぎ野郎がここにもいたか、、」

エレン「あぁ!?」ギロッ!

ジャン「スミマセンデシタ」小声

エレン「、、、けっ!」




続く

Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.28 )
日時: 2015/12/29 03:11
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

トキとケンシロウは広い場所に出た。
対人格闘訓練場だった。



トキ「ケンシロウ、、、ここで試させてもらう」

ケンシロウ「あぁ、トキ、、いや、兄さん!」

アニ「、、、、」

エレン「どうなるんだ?」

アルミン「わ、わからない、、」

トキ・ケンシロウ「死に行くを言わず 拳力を尽くさん」

ライナー「何言ってんだ?」

ベルトルト「要は、何も言わないで、、お互いに頑張ろうって事だよ」

ライナー「意味深いw」

エレン「しっ!始まるぜ!」


エレンの一言で周りは一気に静まりかえった。


ケンシロウ「ハァアアアア、、、!」構える

トキ「ハァアアアア、、!!」構える

エレン「っ!」ゴクリ!

ケンシロウ「ぬァアアアア!!!!」ベリィイ!!



ケンシロウの服が破けた。
と、同時に、、



トキ「行くぞ!!」

ケンシロウ「来い!!」

トキ「とァアア!!」ジャンプ

アルミン「っ!なんて!」

アニ「華麗なジャンプ、、!」

ミカサ「、、、」呆然

トキ「北斗天翔百裂拳!!」ドドドドどっ!!!


無数の突きがケンシロウを襲う。


ケンシロウ「アァアアア!!!たたたたたたたたたたたたたぁあ!!!」


ケンシロウも間髪入れず応戦した。
突きが交差する激しい衝突だった。


アニ「あれが北斗神拳同士の闘い、、、」

エレン「けど何かが違う!」

アルミン「えっ!?」

アニ「さすがエレンね、、、」

エレン「同じ北斗神拳でも、、、ケンシロウさんは激流に対してトキさんは、、まるで静水みたいだ、、、」

アニ「激流を征するのは静水、、、か(お父さん、、今になってようやくわかったよ)」


その頃


ケンシロウ「アタァア!!アァアアアたたたたたたたたたたたたたぁあ!!」

トキ「ぬァアアアア!!!」


ドドドドドドドドドドドドっ!!!!
ズガァア!!!!


ケンシロウ「っ!」ボンッ!!

トキ「くっ!?」ボンッ!!

ケンシロウ「くっ、、、さ、流石わ、と、トキ!」

トキ「ケンシロウもだ、、っ!ゴフッ!!ゴフッ!!」

ケンシロウ「だ、だが!ここで退くわけもない!」

トキ「私とて同じ!」構える

ケンシロウ「アタァア!!」バシッ!!

トキ「がはっ!」反り返る

ケンシロウ「アトォオ!!」蹴り飛ばす

トキ「ヌァあ!!」避ける

ケンシロウ「あたたたたぁあ!!!」ドドドドっ!!

トキ「トォオア!!」ジャンプ

ケンシロウ「ホォオオア!!!」ジャンプ

エレン「っ!!(まさか!?)」

トキ「トォオ!!」

ケンシロウ「おわっ!!」

トキ・ケンシロウ「ァア!!!」


ザシュッ!!ザシュッ!!


2人の影が空中で交差した。


トキ「北斗虚空斬!!」着地
ケンシロウ「北斗飛衛拳!!」着地


ジャン「す、すげぇ!」

アニ「ど、どうなったの?」

ユミル「、、、スゲェな、、」



トキ「ど、、」

ケンシロウ「どうやら、、、」



ボンッ!!!ボンッ!!!


エレン「っ!!」

アルミン「っ!!」

ミカサ「っ!!」

サシャ「っ!!」

ジャン「げぇ!?」

ライナー「っな!?」

ベルトルト「そんな、、っ!」

コニー「あっ、ああ!!」


ケンシロウ「あ、相」

トキ「打ち」

ケンシロウ・トキ「かっ!」バサッ!ドサッ!



トキとケンシロウはその場に倒れこんだ。



続く

Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.29 )
日時: 2016/01/02 01:26
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

ケンシロウ「ん〜〜っ!こ、ここは!?」

ジャン「医務室っすよ」

ケンシロウ「お、俺は、、、たしかトキと相打ちになって、、」

ジャン「でも大変だったぜ、ケンもトキさんも一体何キロあるんだ?」

ケンシロウ「トキが重い、、、か、随分と痩せたんだがな、、」

ジャン「えっ!?あれでっすか!?」

ケンシロウ「トキは俺たちを庇うために自ら核兵器の放射能と汚染物質の犠牲になって病に侵され、、伝承者の道を絶たれた、、、トキはその日から姿を消して旅をしたら、だご病は重くなり、自ら囚われの身となって俺が来るのを待っていた」

ジャン「病で痩せるって、、、一体どんな病だ?」

ケンシロウ「吐血は日常茶飯事だった、、、」

ジャン「と、吐血!?」

ケンシロウ「恐らく末期の肺癌、、、もしくは急性白血病か何かだ、、、」

ジャン「そんな身体でよくケンと互角にやれたものだ、、、」

ケンシロウ「が、もうトキは死人、、あの世からの者だ、、、病も何も気にしなくていい、、それにトキは俺のような奴でもまず殺されることは無い」

ジャン「、、、やっぱり凄いな、、トキさん」

ケンシロウ「ジャン、1つ聞かせてくれないか?」

ジャン「あ、あぁ、、何だ?」

ケンシロウ「この包帯は誰が?」

ジャン「芋女と暴力女がやってたぞ、、まぁ、そんなところか」

ケンシロウ「芋女とはサシャの事だと察しはついたが、、暴力女って誰のことだ?」

ジャン「知らねぇのか?」

ケンシロウ「そんな子は、、少なくともこの兵団の中には居ないハズだが、、」

ジャン「暴力女ってのは、アニのことだ!」

ケンシロウ「そうか?俺にはそうは見えないが、、」

ジャン「暴力女ってより、、ツンデレなだけだがな、、、」

ケンシロウ「そうか、、俺にはジャン、お前の方が人を殴ってそうな面をしているのだが、、」

ジャン「なっ!?なわけねぇだろ!!」

ケンシロウ「すまぬ、、ジャンの顔が少しデカイババァに似てたからつい言ってしまった、、」

ジャン「で、デカイババァ?」

ケンシロウ「俺の兄ラオウの配下、、デカイババァというが正確には女装したデカイジジィだったがな」

ジャン「なんじゃそりゃw」

ケンシロウ「すまなかったジャン、もう大丈夫だ」

ジャン「えっ?もう動けるのか?」

ケンシロウ「喋っている間に経絡秘孔の1つ鍵療を突いた、、この秘孔を押せば数分もしたら十分に体力も傷も回復する」

ジャン「北斗神拳って万能なんだな、、、」

ケンシロウ「今気づいたが、、トキは?」

ジャン「トキさんならケンが寝てた間に何処か言っちまったぜ」

ケンシロウ「俺もそろそろ動こう」立ち上がる


ケンシロウはドアノブに手を掛けた。


ケンシロウ「ジャン、すまなかったな」

ジャン「いいって!いいって!」

ケンシロウ「、、、、じゃ」


ガチャン!バタン!




続く

Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.30 )
日時: 2016/01/07 04:21
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

ケンシロウがトキを探して医務室を後にした。
トキはその頃対人格闘の訓練場にいた。



トキ「(神よ、ケンシロウに足りない所は実の所何一つとありません、しかし、ケンシロウにはまだ戦いの中で情が残っています。それを何とかできないでしょうか?)」



トキは天に向かって問い詰めていた。
すると、、


トキ「隠れてないで出てきなさい、、」

エレン「ちっ、バレたか、、」小声で毒を吐く

アルミン「そりゃ心拍数上がってるからね」

トキ「話し相手が欲しいところだった、、横に来てまえ」

エレン「え、良いんですか?」

トキ「あぁ、何なら話そうか?」

アルミン「何をですか?」

トキ「私と兄ラオウ、、そしてケンシロウが何故北斗神拳を学んだかを」

エレン「(これはもしや!ケンシロウさんの出生地を探れるチャンス!?)」

アルミン「是非聞かせてください!」


エレンとアルミンはトキの右に座った。


エレン「それで何故北斗神拳を?」

アルミン「まずそこだね、エレン」

トキ「そう、アレは私達がまだ幼き日のことだった」

エレン「子供の時に何か?」

トキ「子供の頃、戦争は激しくなる一方だった、、、元々ケンシロウと私とラオウは修羅の国出身だった、、、」

アルミン「修羅の国?」

トキ「修羅の国と言うのは、君たちで言う中国の事だ、、」

アルミン「中国!?」

エレン「中国って、あの東洋の?って事はケンシロウさんは中国人?」

トキ「いや、ケンシロウはどちらかと言うと日本寄りだ」

エレン「何故?」

トキ「祖父が日本人だったから、、、」

アルミン「ケンシロウさんのお爺ちゃんが?」

トキ「ケンシロウの祖父であり、我が師リュウケンの兄である」

エレン「ケンシロウさんの師父のお兄さん!?」

トキ「そして、、北斗神拳第62代目継承者」

エレン「北斗神拳のっ!」

アルミン「伝承者、、、」

トキ「名前は、、、霞 拳志郎」

エレン「け、拳志郎って、、、それじゃあ、、」

アルミン「ケンシロウさんの名前の由来って、、、」

トキ「そう、我が師リュウケンが左のコメカミに兄、霞 拳志郎さんと同じ北斗七星の痣があったことから、あの蒼天のようだった兄の名前を取ってケンシロウと名付けたらしい、、、」

アルミン「ケンシロウさんの名前にはそういう理由があったんですね」

トキ「実はな、、、」

エレン「ま、まだ何か?」

トキ「これはケンシロウ本人も知らぬことだ、、」

アルミン「ケンシロウさん自身が知らない自分のこと、、」

エレン「それはどういう、、」

トキ「ケンシロウには、、血を分けた実の兄がいる」

エレン「えっ!?」唖然

アルミン「ケンシロウさんに、、、本当のお兄さんがっ!」身震い

トキ「さっきも言った通りケンシロウの左のコメカミには北斗七星の痣がある、北斗七星の痣が意味することとは、、ケンシロウが伝承者になれたのもその家系の血筋があってこそのものだった」

エレン「ち、血筋?」

トキ「ケンシロウは、北斗宗家の正統血統だという事だ」

アルミン「ほ、北斗宗家、、たしか、爺ちゃんの本で見たことがある、、、北斗宗家の正統血統者は、、みな宿命に殉じると、、、」

エレン「(北斗宗家、、、こんど分隊長か兵長に聞こう、、)」



こうして、無駄な時間ばかり過ぎていった。




続く




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