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ケンシロウ「ここは何処だ?」
日時: 2015/11/07 09:22
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)



ラオウ「天にメッセい!ケンシロウ!!」

ケンシロウ「死ぬのは貴様だ!ラオウ!!」

ラオウ「おのれ!!北斗剛掌破!!」


ドォオオオオオオオオオオ!!!!


ケンシロウ「!?っ!うァアアアア!!!、!」

ラオウ「フッハハハァアアアって?何処だケンシロウ!?」

リン「えっ?」

バッド「マジかよマジかよ!?」

リン「ケーーーーン!!!」(泣

バッド「何処行ったんだよケーーーーン!!!」





一方ケンシロウは





ケンシロウ「、、、、、っ!」ザサ!


そこには見たこともない大きな大きな木が何本も生えていた。


ケンシロウ「ここは一体、、、俺は確か、ラオウに吹き飛ばされて、、、」


ドシン!ドシン!


ケンシロウ「んっ!?」

巨人「グォオおおおおお!!!」

ケンシロウ「デビルリバースか!!いや、ヤツは俺が葬ったはず、なのに!」

巨人「うがァアアアア!!!」ブゥウン!!

ケンシロウ「トォオオオオオ!」ジャンプ

ケンシロウ「これは羅漢仁王拳ではない!しかし、俺を殺そうとしてるのは確かだ、、、なら、貴様に死をくれてやろう!」

巨人「ぅおおおおおおおお!!!」

ケンシロウ「岩山両斬破!!」



ズゴォオオ!!


巨人「うがァアアアア!!!」ジタバタ

ケンシロウ「っ!」着地

巨人「ぅぎゃああ!!!」

ケンシロウ「お前はもう、死んでいる」

巨人「っ!」グジャリ!!

ドゴォオ!!

グリィイ!!


巨人「あべしっ!!!!」


ドガァアアアアン!!!!


ケンシロウ「しかし、一体なにがどうなって、、、」

ザワザワ、、、、

見たか今の?

巨人を素手で!?

信じられませんね?



ケンシロウ「誰だ!?」


???「ヒャイ!?」

???「誰だって!?」

???「しょうがないですね?」


ケンシロウ「(見た感じ少年少女が多いな、まだ年端もいかない子供だ、、、)」

???「俺はエレン・イェーガーです、今は外壁調査の途中です」

???「俺はライナー・ブラウン、宜しくだ」

???「私はサシャ・ブラウスです、どうもです」


ケンシロウ「(イェーガー、、、狩人?ドイツ語か!?)」

エレン「あなたは誰ですか?」

ケンシロウ「北斗神拳64代目継承者、ケンシロウだ」

エレン「北斗神拳?なんですかそれ?」

ケンシロウ「話せば長い」

エレン「それじゃあ帰ってゆっくり聞きましょう」

ケンシロウ「、、、近くに居る」

エレン「何がですか?」

ケンシロウ「あの馬鹿でかい生物が、ザッと3体だ」

エレン「えっ?」

ライナー「マジか?」

サシャ「3体もですか!?」

ケンシロウ「大丈夫だ、俺が全部倒す」

ライナー「倒すって、あんたいくら何でも、、、」

ケンシロウ「大丈夫だ」


ザザ!


そこにちょうど巨人3体が現れた。



エレン「くっ!」

ケンシロウ「トォオオウ!!」ジャンプ


エレン「嘘!?」

ライナー「9m位飛んでねぇかあの人!?」

サシャ「本当に人間ですかあの人!?」


ケンシロウ「アァアアアア!!」

巨人3体「グォオオオおおおお!!!」

ケンシロウ「アタァア!!」

ドゴォオ!

ケンシロウ「アトォオ!!」

ドゴォオ!

ケンシロウ「オワッタァア!!」

ドゴォオ!


ケンシロウ「命奪崩壊拳!!」着地


巨人A「あべしっ!!」

ドォオオんっ!

巨人B「ひでぶっ!!」

ドゴォオ!

巨人C「フダァア!!」

ドゴァン!!



エレン「ぁ、ぁあ、、、!」

ライナー「な、何じゃこりゃ?」

サシャ「北斗神拳、これが北斗神拳!?」



続く



Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.6 )
日時: 2015/11/12 16:31
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

ケンシロウ「もういいだろう、、、話はこれで終わりだ」

ハンジ「あっ!そうだ!!」

ケンシロウ「?」

エレン「まだ何かあるんすかハンジさん!?」

アルミン「なんだかものすご〜く、、、、」

ミカサ「嫌な予感が、、、」

アルミン「くっ!今になって胃がぁ!」キリキリ

ハンジ「なんならケンちゃんリヴァイ帰ってくるまで町ブラブラしてきなよ〜〜ね?」

エレン「って!!いつ兵長に合わせるなんて言いました!?」

アルミン「ってかケンちゃんってwwwww」

ミカサ「www失礼」

ケンシロウ「リヴァイ?」

エレン「まだ行ってませんけど、、、僕らの上司で人類最強の男って言われてます」コソコソ

ケンシロウ「人類最強だと?(ラオウやサウザーみたいなものだろうか?)」

エレン「(何考えてんのこの人?)」




それからしばらく




ケンシロウ「それで、、、俺を案内するのはこの赤髪の少女とエレンか、、、」

エレン「あははー、、、はぁ、、結局なんで俺が、、、ハンジさんも人使い荒いなぁ、、」呆れ顔

サシャ「サシャ・ブラウスですよ〜、名前覚えてください〜」呆れ顔

ケンシロウ「すまぬ」

サシャ「いいですよ、気にしてませんから」

ケンシロウ「そうか、、、(この少女、、何処となくユリアに似ているような、、?)」

エレン「どうしたのですか?」

ケンシロウ「いや、何でもない」

エレン「ま、いいか」


オラァオラァ食いもんよこせ!!

俺様に逆らうな!!


ケンシロウ「なんの騒ぎだ?」

エレン「まさか奴ら!!」

サシャ「早く行きましょう!!」

エレン「あぁ!!」

ケンシロウ「仕方ない、、、」


ケンシロウたちが駆けつけたら、そこには駐屯兵団の兵員十数名が暴れたい放題していた。


駐屯兵A「オメェーラに食わせる食料なんてこれっぽっちもねぇよバァーカ!!」

駐屯兵B「逆らう奴らは殺してヤルゥ!!」

エレン「やつら、駐屯兵団の中で最も残忍かつ欲張りな奴らで」

サシャ「大人も子供も諍いなく殺してしまいます」

ケンシロウ「、、、、、」

エレン「特にあの大柄な奴が仕切っていて、、」

駐屯兵A「俺様に何かクワセロォ!!!」

エレン「対人格闘だけならリヴァイ兵長以上とまで言われてます、、、だから、兵団でも手に負えないのです、、、」

ケンシロウ「サシャ、エレン」

サシャ・エレン「はい?」

ケンシロウ「その辺に大きな石はあるか?」

エレン「サシャ、あるか?」

サシャ「これなんてどうですか?」


赤いレンガ


ケンシロウ「足元におけ」

エレン「はい」

コトっ、!

エレン「これでどうs」

ケンシロウ「、、、、」ドンっ!

エレン「レンガを蹴っ飛ばした!?でも、、、」

サシャ「飛んで行った先って、、、まさか!?」


ヒュウうううううう!!!っと音を立てて飛んでいる赤レンガは見事に

駐屯兵A「ふがぁ!?」モゴモゴ

エレン「ぷっ!っくく!!」笑こらえる

サシャ「〜〜っ!!」声にできない笑

ケンシロウ「ふっ!」小笑

駐屯兵A「ぐぐぐぐっ!!!」バリィイん!!!

農民A「!!」

駐屯兵A「誰だ!!俺様に石食わせたやつは!?」

ケンシロウ「、、、、、」


ケンシロウは歩き出した


ケンシロウ「、、、、、、」トコ、、トコ、、

駐屯兵B「あぁん!?」

駐屯兵C「なんだてメェ!?」

駐屯兵一同「おいおいゴラァなめてんのかよこの薄きたねぇヤロォ!?なぁ!!なぁ!?」


ケンシロウは足を止めた


ケンシロウ「、、、、、」バキボキっ!バキボキっ!

駐屯兵D「?」

ケンシロウ「、、、どけ」

駐屯兵一同「んぐぅ!」ブチっ!

駐屯兵E「いい度胸だァアアアア!!!」

駐屯兵F「ぶち殺してやらぁ!!!」

駐屯兵B「ドリャアアア!!!」

ズコッ!!バコッ!!ドゴォオ!!

駐屯兵E「ヒギェエ!!」ドォオオン!!!

農民一同「ひっ!!」

駐屯兵F「ロンドヨォ!!!」ドォオオン!!!

サシャ「っ!?」

駐屯兵B「エガァアァア!!!」ドォオオン!!!

駐屯兵A「ぬおっ!?」



あっという間に仲間を3人失った駐屯兵の悪ボスは


駐屯兵A「貴様ぁ!!お前たちいけぇ!!カカレェ!!!!!」

駐屯兵残り「やァアアアアァアアアア!!!!!」ドドドドドドドド!!!!

ケンシロウ「アァアアアアア!!!」

駐屯兵残り「やァアアアアァアアアア!!!!!」ドドドドドドドド!!!!

ケンシロウ「アァアアたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたァアアアアたたたたたたたたたたたたたぁあ!!オワッタァアアアア!!!」

ドスッ!!バコッ!!


ケンシロウ「アァアアア!!」

駐屯兵残り「、、、!?」

ケンシロウ「北斗百方斬!!」

駐屯兵G「痛くもかゆくもねぇや」

駐屯兵H「なぁ?」

ケンシロウ「貴様らの命ももはやここまでだ、、、お前たちはもう、死んでいる」


駐屯兵残り「アァベェシィイ!!!!!!!!」


ドォオおおおおん!!!!!!!



駐屯兵A「こうなりゃあ、、、俺様得意の跳び蹴りで始末してヤラァ!!!」ジャンプ

ケンシロウ「っ?」上を向く

駐屯兵A「対人格闘で身につけたこの技、、受けてみよ!!!」

エレン「あの技は!」

サシャ「滅多にお目にかからない技ですねぇ」

トトッ!

ケンシロウ「トォオオオオオ!!!」ジャンプ

エレン「!?」

サシャ「凄いです!」

駐屯兵A「ドリャアアア!!!」

ケンシロウ「オワッタァアア!!!」


ザシュッ!!ザシュッ!!


駐屯兵「高所斬人拳!!」

ケンシロウ「北斗飛衛拳!!」


ヒュウううう!!!


ケンシロウ「っ!」着地

駐屯兵A「よっと!」着地

エレン・サシャ「、、、、」ゴクリ

駐屯兵A「うっ!」グリィイ!!

駐屯兵A「く、首が後ろにぃ!?」ジタバタ

ケンシロウ「経絡秘孔の一つ頭首を突いた、、、お前の首は頭の重さに耐えられず千切れる確実な死は5秒後だ!」

駐屯兵A「そ、そんなァアアアアアグェ!!」ホギィイ!!!

ケンシロウ「落ちろ!!夢のない眠りの中へ!」

駐屯兵A「アベェシイ!!!」ドゴォオ!!ドォオオン!!!

ケンシロウ「、、、不幸な時代だ、、未来も過去も変わらぬ、はやくあの時代に戻らねば」

エレン「やっぱり、、、いつ見てもつえぇな」

サシャ「気持ち悪いですけどスッキリしました!」



続く













Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.7 )
日時: 2015/11/22 17:22
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

ケンシロウ「けどなんでこの兵団にこんな欲望な奴らが?」

エレン「日頃のストレスだと思います」

サシャ「駐屯兵団は主に壁の上の砲弾を整備してますから」

ケンシロウ「砲弾?」

サシャ「あの壁のてっぺんにあります」指差し

ケンシロウ「ん?」壁を見る

サシャ「わかります?」

ケンシロウ「あぁ、しかしあれでは、、」

エレン「あれでは?」

ケンシロウ「巨人の進撃を止めるのは不可能だ」

エレン「仕方ないですよ、、今は食料だってロクにありゃしませんから」

ケンシロウ「(砲弾か、、、)」



ーーーーーケンシロウの回想ーーーー


ケンシロウ『村の人たちを、解放してもらおうか?』バキボキ!バキボキ!

ガレッキー『ふん、そう簡単にいくかな?突撃!!南斗人間砲弾!!』


ズドン!!ズドン!!ズドン!!


ヒャッハー集団『デェイやァアアアア!!!!』

ケンシロウ『トォオオオオオ!!!』

ヒャッハー集団『デェイやァアアアア!!!』

ケンシロウ『アァアアアァアたたたたたたたたたたたたたぁあワァタタァアアたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたぁあ!!オワッタァアアアア!!!』

手下A『ヒギィア!!』ドォオオン!!!

手下B『ドベベバァア!!』ドォオオン!!!

手下C『チィイバァア!!』ドォオオン!!!


ーーーーケンシロウの回想ーーーーーーーーーーー



ケンシロウ「(南斗人間砲弾、、、あれは何だったのだろうか?まぁ、南斗列車砲とか南斗爆殺拳とか意味不明な拳法が数多くあったな、、、)」

エレン「ケンシロウさん?」

ケンシロウ「何だ?」

エレン「そろそろ帰ったほうが、、、駐屯兵団の偉いさんが来るまえに、、」

ケンシロウ「何故だ?」

サシャ「この自体を報告されてたらマズイでs」

???「なるほど、あんたたちの仕業ね」

???「この悪魔が!!」

ケンシロウ「誰だ?」ギロっ!

エレン「っ!!」

サシャ「マズイ、、!」

ケンシロウ「貴様らか、こいつらの上司は」

リコ「失敬ね、私はリコ・プレツェンスカ、こいつらの上司だ」

ケンシロウ「それでこの子鹿みたいな大男は?」

キッズ「誰が子鹿だと!?私の名はキッズ・ヴェールマン!!駐屯兵団の責任者の1人だ!!」

ケンシロウ「知るか」

キッズ「っ!」ブチっ!

ケンシロウ「子鹿は親鹿の元へ帰れ」

キッズ「だからだれが子鹿だってんだクズ野郎!!」

ケンシロウ「クズ野郎は貴様だ、、ロクに躾が効いてないからこんな欲望な奴らが出るんだ、、、わかったならとっとと帰れ」

キッズ「なぬぅ〜〜!!?それが我ら正義の味方に対する態度か!?あぁ!?」

エレン「嘘つけ!!俺とミカサとアルミンを殺そうとしたくせに!!」

キッズ「獣は黙れ!!!」

エレン「巨人できるからって何で俺があんな能無し巨人と一緒にされなきゃなんねぇんだよ!!」

キッズ「んだとぉ!?」

ケンシロウ「ニックとかいうクソ司祭もそんなこと言ってたな、、、でもエレンは人間だ、、、それに、、子鹿は黙れ」

キッズ「コノヤロォおおおお殺してヤルゥうう!!!」硬化ブレード

ケンシロウ「そんなもので俺を殺せるとでも思ってるのか?」

リコ「武器を持ってないあんたが命知らずだがな」

エレン「ケンシロウさんを舐めちゃダメです」ボソリ

リコ「?」

キッズ「斬人抜刀術!!1の太刀!!」

ケンシロウ「(斬人抜刀術だと!?あれは確か泰山寺流拳法の一種、、何故こいつが、、、)」

キッズ「ドリャアアア!!!」ブゥン!!

ケンシロウ「ふっ!」がちん!!

キッズ「二本指で止めやがった!!しかも動かねぇ!!」ググッ!

ケンシロウ「っ!」パリィイん!!

リコ・キッズ「!?」

ケンシロウ「アァアアア!!!!」

キッズ「ひっ!!」

ケンシロウ「オワッタァア!!」

キッズ「ぎぁああ!!」ザクッ!

ケンシロウ「北斗残悔拳!!」

キッズ「ぁぁァアアアア!!」

ケンシロウ「この指を抜いた3秒後におまへは死ぬ、その3秒間、念仏でも唱えるがいい!」ざしゅっ!

キッズ「そっそんなぁァアアアア!!」

ケンシロウ「お前はもう、死んでいる」

キッズ「しに、たわぁ!!!がァアアアア!!!!」ドォオオン!!!

エレン「指先ひとつで暗殺ってのは流石に真似できねぇな、、」

リコ「北斗、、もしや!」

ケンシロウ「なんだ?」

リコ「あなたは北斗神拳の伝承者ですね?」

ケンシロウ「なっ!北斗神拳を知っているのか!?」

リコ「、、、本で見た、昔、世界が滅び掛けた時、各地を北斗神拳を使う救世主が旅をしていたと、、、」

サシャ「北斗神拳は奥が深いのです」

リコ「とりあえず、今から駐屯兵団本部に来て欲しい、北斗神拳伝承者がもしいたなら会いたいと、ピクシス司令が言っていたので」

エレン「ぴ、ピクシス司令が!?」

ケンシロウ「何故だか知らぬが行く価値はあるのだろうか?」

サシャ「言ったらどうです?」

ケンシロウ「そうだな、いいだろうリコ、行こうか」

リコ「はい、ではこちらへ」





続く

Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.8 )
日時: 2015/12/10 21:45
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

リコ「ハンジ分隊長から大まかな事は大体聞いてます。貴方は稀に聞くタイムトラベラーだと」

ケンシロウ「時空のねじれならその可能性はある」

エレン「でも時空がねじれるなんてよっぽどな事があったのですか?」

ケンシロウ「俺のいた時代は草一本も生えていなかった、、力のあるものが笑い弱き者が泣く、、、そういう時代だ、、、、何でもあんな事が起きたからな」

サシャ「あんな事ってどんな事ですか?」

ケンシロウ「世紀末、、、つまり核戦争」

エレン「核戦争!?そんな事が過去にあったんですね、、、核戦争が起きて何十年かあとに人間が大量の放射能を浴びて異常なまでの進化を遂げて巨人になった、、、つじつまが合いますね」

サシャ「食べ物もこの時代よりなかったって聞いてます」

ケンシロウ「、、、この時代には緑がある、、水がある、、、花が咲いている、、、ユリアに見せたかった、、」

エレン「ユリア?」

サシャ「ユリアって誰ですか?」

ケンシロウ「ユリア、俺がこの世で愛した1人の女だ、、、ユリアは俺の婚約者だ」

エレン「ケンシロウさんにも愛する人がいたんですね」

サシャ「でもその口調だと何かあったのですね?」

ケンシロウ「それもじきに話す」

リコ「つきましたよ」


コンコン


???「うむ、入りたまえ、遠慮はいらぬぞ」


ガチャ


リコ「失礼します」

エレン・サシャ「失礼します」

ケンシロウ「失礼する」

???「そこに座りたまえ」


4人と1人は座った


???「失礼じゃがそちらの大男が」

ケンシロウ「ケンシロウだ」

???「ケンシロウか、わしの名はピクシス、駐屯兵団最高責任者の1人じゃ、君か、北斗神拳を使うのは」

ケンシロウ「俺は北斗神拳正統伝承者だ」

ピクシス「なら聞きたい事がある」

ケンシロウ「何だ?」

ピクシス「昔文明が滅んだ時、各地を北斗神拳の伝承者が駆け巡り、苦しむ人々を救ったとあるが、、知ってるか?」

ケンシロウ「(まさか、、)その伝承者の特徴は?」

ピクシス「詳しい事は分からぬが、胸に7つの傷、つまり北斗七星の傷があったと聞く」

ケンシロウ「それって」

エレン・サシャ「?」

リコ「?」

ピクシス「どうしたんじゃ?」

ケンシロウ「俺のことか?」



ケンシロウは右手で自分の服の前の部分を破った。


ピクシス「なんと!?」

リコ「そんなっ!!貴方があの世紀末救世主!?」

エレン「マジかよ!?」

サシャ「!!」言葉が出ない

ケンシロウ「、、、、、」

ピクシス「お、お主が救世主とは、、、驚いた、、、信じられぬが過去から来た事とその傷が何よりの証拠、、、じゃが、何故胸に7つの傷が?」

ケンシロウ「話そうか?」

ピクシス「あぁ、頼む」

ケンシロウ「俺にとって、今から2年前」




ケンシロウの回想ーーーーーーー



ケンシロウ『師よ、安らかに眠りたまえ、私の事は心配しないでください、私には、北斗神拳があります。そして何より、ユリアがいます!』

ユリア『、、、、』コクリ



ケンシロウとユリアは立ち上がった。



ケンシロウ『こんな時代だ!2人で力を合わせて生きていこう!』

ユリア『えぇ!』


ケンシロウはユリアを抱きかかえ。


ケンシロウ『今日は俺たちの旅立ちの日だ!2人は永遠に連れ添って歩く、誓えるか?ユリア?』

ユリア『違います!』

ケンシロウ『俺も誓う!』

ユリア『うふふふっ!』

ケンシロウ『あはははは!』

ケンシロウ・ユリア『あははははぁははははぁあ!!』



このまま、過ぎたらよかった。
だが、これが全ての始まりだった。


バギィイん!!!

ケンシロウ・ユリア『!?』


突如見知らぬ集団がバイクを壊して、ケンシロウとユリアの前に現れた。


ヒャッハー集団『グヘヘへヘェ〜、ブヒヒヒヒィ〜!』

ユリア『、、、、、っ!』

ケンシロウ『何者だ!?』

ヒャッハー達はまるで誰かに道を開けるように退いていった、そこに1人の男が現れた。
それはケンシロウとユリアが最もよく知っている人物だった。

Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.9 )
日時: 2015/12/12 04:16
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

???『ふふふ、、、、』

ユリア『っ!』

ケンシロウ『はっ!シン!?』



ヒャッハー集団の間から出てきた男はケンシロウの幼馴染だある南斗孤鷲拳伝承者のシンだった。
シンはケンシロウとユリアに近づくや否や。


シン『力こそが正義!力のある者は心置きなく、好きなものを手に入れられる、、いい時代になったものだ!』

ケンシロウ『っ!』

ユリア『、、、!』

シン『ふっ!』

ケンシロウ『な、なんの真似だシン!俺は北斗お前は南斗!流派は違うが互いに競い合った仲じゃないか!!』

シン『俺は昔からユリアが好きだった、、!』

ユリア『何よ!そう思われただけで死にたくなる!』

シン『ますます好きになる、、、俺はそういう気の強い美しい女が好きだ、、、ケンシロウ、ユリアは俺がもらったぞ』

ケンシロウ『渡すものか!ユリアは俺の大事な人だ!!』

シン『それならば力尽くで奪うだけだ!どけ!!』



シンはケンシロウに手刀を飛ばした。
ケンシロウは間一髪避けたが頬をかすって少し血が出た。
ケンシロウは頬の血を手で拭った。



ケンシロウ『っ!よせ!シン!!忘れたか!?師父の言葉を!!』


ケンシロウは墓石に指をかざした。


リュウケン『北斗の拳と南斗の拳は表裏一体争ってはならぬ!争ったものは伝承者の資格はない!互いに協力し、それぞれの拳法を伝承せよ!』



ケンシロウ『、、、、っ!』

ユリア『、、、』

シン『そんな老ぼれの戯言、、、とうに忘れたぁ!!』どかっ!!!!!


シンは膝蹴りで墓石を破壊した。


ケンシロウ『何をする!!!』

シン『ふっ!やっとその気になったか、、ケンシロウ!』

ケンシロウ『血迷ったか!シン!!』

シン『お前など俺の敵ではないわぁ!!!』ジャンプ


シンは飛び跳ねた。
と、同時に



ケンシロウ『でやァアアアア!!!』ジャンプ



ケンシロウも飛び跳ねた。
そして!



ざしゅっ! ズゴォ!!



シン『南斗獄屠拳!!』
ケンシロウ『北斗飛衛拳!!』



2つの影は交差し、地面に着地した。


シン『、、、、』

ケンシロウ『、、、、』

シン『ふっふっふっふ』嘲笑い

ケンシロウ『どわぁ!!!!』


ぶしゃ!!ぶしゃ!!ぶしゃ!!ぶしゃ!!



ケンシロウの四肢関節から血が噴き出した。
ケンシロウは一方的に打ち負けてしまった。
関節の切り口から脈打つ度に出血が酷くなった。
ケンシロウはその場に倒れこんだ。
と、同時に笑いながらシンは無防備なケンシロウの頭を踏みつけた。



ユリア『ケン!!!』


ユリアは駆け寄ろうとしたがシンの手下に捕まって動けなくなった。



シン『だはははははぁ!!!』

ケンシロウ『うぐぅ!!』

シン『お前如きでは俺を倒すことはできない!!俺とお前には致命的な違いがある、それは欲望、執念だ!欲望こそが強さにつながるのだ!!お前にはそれがない!』

ケンシロウ『うぐぅあぁ!!』

シン『ユリアは貰ったぞ!』

ケンシロウ『わ、渡すものかぁ〜!!』

シン『、、、、よし、起こせ!』



ケンシロウは抱えられた。
本当の地獄はここからだった。





Re: ケンシロウ「ここは何処だ?」 ( No.10 )
日時: 2015/12/13 17:12
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)

シン『、、、、、』ニタリ

ケンシロウ『ぐ、ぐぐっ!』

ユリア『っ、、!』



シンはケンシロウの髪の毛を掴んだ。



シン『ユリア、俺を愛してると言ってみろ?』

ユリア『誰が!ケンが死ぬなら私も死にます!!』

シン『言えないのか?』



シンは右の人差し指をケンシロウの右胸に置いた。
次の瞬間!



ズボッ!!


ケンシロウ『どわぁああああ!!!!』



シンの人差し指がケンシロウの右胸に刺さっていた。
指と皮膚の間から血が溢れ出てきた。



シン『これが、南斗聖拳の処刑だ!普通の人間ならこの一本でも耐えられん!』

ケンシロウ『ぐぐぐっ!』

ユリア『ケン!!』

シン『ケンシロウは、何本目に死ぬのかなぁ?』


ズボッ!!


ケンシロウ『どわぁああああ!!!』

シン『この処刑を止めれるのはユリア、お前しかいない、、お前のたった1つの言葉でいい、、さぁ、如何するユリア!?』



ズボッ!!



ケンシロウ『どわぁああああ!!!』

ユリア『っ!、、、私が愛するのは、ケンシロウただ1人!!』

ケンシロウ『シンっ!!殺すならさっさと殺せぇ!!』

シン『良かろう、殺してやる!』

ケンシロウ『っゆ、ユリア、、生きてくれ!俺のために生き続けてクレェ!!』



ケンシロウは血反吐を吐きながら精一杯の声で言った。
ユリアは見るに耐えれなかった。



ユリア『ケン、、、、っ!』

シン『俺は前からお前の生き方が気に食わなかった、、!』


ズボリッ!!!


ユリア『っ!!』

ケンシロウ『どわぁああああがァアアアア!!!!』


シンは右手の人差し指、中指、薬指、小指をケンシロウの腹筋に突き刺した。
出血も尋常じゃない量だった。


シン『ふっふっふ!!死ね!!ケンシロウ!!!』


ズボボボっ!!!


ケンシロウ『うぐぅうううう!!!』


ズボボボっ!!!


ケンシロウ『がァアアアアァアアアア!!!』

ユリア『待って!』

シン『ん?』


シンは指を少し抜いた。


ケンシロウ『よせ!ユリアっ!!』

ユリア『あ、愛します、、、』

シン『聞こえんな!そんな声で俺の心が動くとでも思ってるのか!?』


ズボボボっ!!!


ケンシロウ『アァアアアアァアアア!!!!』

シン『さぁ、如何するユリア!?』


ユリアは何もできない自分の非力差に嘆いた。


ユリア『(愛します、、、シン!貴方を!!)愛します!!!一生何処へでもついていきます!!!』(泣

シン『ふはははははアァアア!!!』


シンは指を全て抜いた。
ケンシロウは地面に捨てられ、シンはまたもやケンシロウの頭を踏みつけた。


シン『聞いたかケンシロウ!?さっきまで俺のことを死ぬほど嫌いだと言った女が愛しますだとよ、一生何処へでもついて行くとよフフフフフっ!女の心変わりは恐ろしいノォ?』

ユリア『っ!!』(泣

シン『ユリア、行くぞ!』ガシッ!

ユリア『何処へ!?』

シン『狂乱の花園だ、、!はっはっはっはァアアアア!!!』


ユリアはケンシロウの方を見た。


ユリア『ケーーン!!!』

ケンシロウ『ゆ、ユリアァア!』

ユリア『ケーーン!!!』

ケンシロウ『ユリアぁあ!!!』

ユリア『ケーーン!!!!』

ケンシロウ『ユリアァアアアア!!!!ユリアァアアアア!!!!』



ユリアァアアアアアァアアア!!!ユリアァアアアアアァアアア!!!


気が遠くなるケンシロウは泣き続け叫んだ。
指が動くかもわからぬ位に衰弱しきったケンシロウは叫び続けた。




ーーーーーーーそして今ーーーーーーー


ピクシス「、、、、、」

リコ「時代が悪いのですね、、、」

サシャ「力のあるものが全てを手に入れる、、、」

エレン「人間の本能ですよ、、、」

サシャ「それで、その後如何なったのですか?」

ケンシロウ「あぁ、実は異次元に来たのは今回で二回目だ」

エレン「二回目!?」

ケンシロウ「あぁ、実はな」



果たして、ケンシロウがここに来る前に迷い込んだもう1つの次元とは!?



続く


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