BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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ケンシロウ「ここは何処だ?」
日時: 2015/11/07 09:22
名前: ヘレン (ID: YrQV5zvB)



ラオウ「天にメッセい!ケンシロウ!!」

ケンシロウ「死ぬのは貴様だ!ラオウ!!」

ラオウ「おのれ!!北斗剛掌破!!」


ドォオオオオオオオオオオ!!!!


ケンシロウ「!?っ!うァアアアア!!!、!」

ラオウ「フッハハハァアアアって?何処だケンシロウ!?」

リン「えっ?」

バッド「マジかよマジかよ!?」

リン「ケーーーーン!!!」(泣

バッド「何処行ったんだよケーーーーン!!!」





一方ケンシロウは





ケンシロウ「、、、、、っ!」ザサ!


そこには見たこともない大きな大きな木が何本も生えていた。


ケンシロウ「ここは一体、、、俺は確か、ラオウに吹き飛ばされて、、、」


ドシン!ドシン!


ケンシロウ「んっ!?」

巨人「グォオおおおおお!!!」

ケンシロウ「デビルリバースか!!いや、ヤツは俺が葬ったはず、なのに!」

巨人「うがァアアアア!!!」ブゥウン!!

ケンシロウ「トォオオオオオ!」ジャンプ

ケンシロウ「これは羅漢仁王拳ではない!しかし、俺を殺そうとしてるのは確かだ、、、なら、貴様に死をくれてやろう!」

巨人「ぅおおおおおおおお!!!」

ケンシロウ「岩山両斬破!!」



ズゴォオオ!!


巨人「うがァアアアア!!!」ジタバタ

ケンシロウ「っ!」着地

巨人「ぅぎゃああ!!!」

ケンシロウ「お前はもう、死んでいる」

巨人「っ!」グジャリ!!

ドゴォオ!!

グリィイ!!


巨人「あべしっ!!!!」


ドガァアアアアン!!!!


ケンシロウ「しかし、一体なにがどうなって、、、」

ザワザワ、、、、

見たか今の?

巨人を素手で!?

信じられませんね?



ケンシロウ「誰だ!?」


???「ヒャイ!?」

???「誰だって!?」

???「しょうがないですね?」


ケンシロウ「(見た感じ少年少女が多いな、まだ年端もいかない子供だ、、、)」

???「俺はエレン・イェーガーです、今は外壁調査の途中です」

???「俺はライナー・ブラウン、宜しくだ」

???「私はサシャ・ブラウスです、どうもです」


ケンシロウ「(イェーガー、、、狩人?ドイツ語か!?)」

エレン「あなたは誰ですか?」

ケンシロウ「北斗神拳64代目継承者、ケンシロウだ」

エレン「北斗神拳?なんですかそれ?」

ケンシロウ「話せば長い」

エレン「それじゃあ帰ってゆっくり聞きましょう」

ケンシロウ「、、、近くに居る」

エレン「何がですか?」

ケンシロウ「あの馬鹿でかい生物が、ザッと3体だ」

エレン「えっ?」

ライナー「マジか?」

サシャ「3体もですか!?」

ケンシロウ「大丈夫だ、俺が全部倒す」

ライナー「倒すって、あんたいくら何でも、、、」

ケンシロウ「大丈夫だ」


ザザ!


そこにちょうど巨人3体が現れた。



エレン「くっ!」

ケンシロウ「トォオオウ!!」ジャンプ


エレン「嘘!?」

ライナー「9m位飛んでねぇかあの人!?」

サシャ「本当に人間ですかあの人!?」


ケンシロウ「アァアアアア!!」

巨人3体「グォオオオおおおお!!!」

ケンシロウ「アタァア!!」

ドゴォオ!

ケンシロウ「アトォオ!!」

ドゴォオ!

ケンシロウ「オワッタァア!!」

ドゴォオ!


ケンシロウ「命奪崩壊拳!!」着地


巨人A「あべしっ!!」

ドォオオんっ!

巨人B「ひでぶっ!!」

ドゴォオ!

巨人C「フダァア!!」

ドゴァン!!



エレン「ぁ、ぁあ、、、!」

ライナー「な、何じゃこりゃ?」

サシャ「北斗神拳、これが北斗神拳!?」



続く



あの夢の真実 前章 ( No.66 )
日時: 2016/08/09 02:20
名前: ヘレン (ID: eCQLZ4l8)

藍「エレンは、、貴方の生まれ変わりなんです」(汗

ケンシロウ「、、、すまぬ、もう一度言ってくれぬか?」

藍「エレンは貴方の生まれ変わりなんです」

ケンシロウ「、、、俺の、、う、生まれ、、変わりだと!?」(汗

藍「今ここでいうとするならば、貴方は今から約数十年後に死にます、、けどその魂は人一倍強く、、数千年もの時を経て彼の身体に転生したのです」

ケンシロウ「し、しかしそれでは何故エレンは俺だった頃の記憶がない!?」

紫「それはとても単純な理由よ、転生したと同時に、前世のちょっとした記憶は脳の奥底にしまわれて、、残りは全て白紙になるの」

ケンシロウ「そ、それでは強敵達との思い出も!!」(汗

藍「、、申し訳ありません」っ汗

ケンシロウ「クソッ!!」ドゴォッ!!!!


ケンシロウは悔しさのあまり床を殴った。
が、、(汗


早苗「ちょっ!!け、けけ、ケンシロウさん!!少しは力加減てものを考えてくださいよぉ!!!」(涙

ケンシロウ「どういう事だ?」

霊夢「バカもんっ!!」パシッ!!

ケンシロウ「れ、霊夢、、いきなり頭を叩くでない」

霊夢「ケンの力は加減してもちっとも変わんないわよぉ!!さっき殴った場所見てみなさい!!」(怒

ケンシロウ「場所か?」



ケンシロウは自分の殴った場所を確認した。
ケンシロウ自身は悔し紛れとはいえ結構力加減をしていたつもりであったが、床を見るとそんな事信じてもらえないような光景が広がっていた。




勇儀「よ、酔いが覚めてしまったじゃないか!!」(冷汗

萃香「なんじゃこりゃああ!?」(汗

神奈子・諏訪子「(なんていうパンチ力、、)」(汗

レミリア「あらあら、、やってしまったわね」

霊夢「まぁうちの神社じゃないからいいけど、、」っ苦笑

魔理沙「マスパ改良の余地あり」(汗

妹紅「また一段と強くなったな、、ケンシロウ」



そこには横幅3m 縦8mの巨大な亀裂が走っていた。
勿論これは闘気など纏っていない、ケンシロウの素の力の超軽めである。


ケンシロウ「す、すまぬ」(汗

霊夢「あんたねぇ〜!!」(激怒

早苗「うわぁ!!この宴会用の卓なんか見事にバラバラになってるですぅ〜〜!!!」(涙

レミリア「ちょっと、、私のワインもこの様なんだケドォ!?」っ割れたグラスとビン

ケンシロウ「あ、謝るから許してくれぬか!」(汗

少女一同(八雲ファミリー除く)「問答無用!!!表でな!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!

ケンシロウ「ここは世紀末ではない!争い事は避けねばならぬ!!」

勇儀「スベコベ言わずにとっととやれってんだよぉ!!!」ゴキャァア!!!

ケンシロウ「ドファア!!!」吐血



ケンシロウは勇儀の放った正拳突きによって神社の外へ放り出された。



霊夢「掛かれぇ!!一対一では勝機はないけど集団で行けば何とかなるわよ!!!」

さとり「いくら幻想郷の危機を救ってくれたとは言え!!」激怒

イバナ「今回だけは!!」激怒

文「許しませんよぉ!!日頃の理不尽な秘孔の拷問の復讐です!!!」




少女一同(八雲ファミリー除く)「でやァアアアア!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!





ケンシロウ「ならばその礼に応えてやろう!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!

レミリア「咲夜は四方からナイフを!!パチェは弾幕を!!」

咲夜「言われなくても!!!ハァッ!!」バババッ!!!

パチュリー「ケンに、、渾身の魔法を!ハァアアアア!!」ゴォオオオオオオ!!!

ケンシロウ「北斗有情断迅拳!!!」ズバァア!!!

レミリア「ウグァ!!!」ビリビリィ!!

咲夜「お、お嬢、、さ、、まぁ!!」バタンッ!

パチュリー「きゅううう!!」バタンッ!

早苗「味方がやられたぁ!!」焦り

霊夢「霊符 夢想封印!!」ドドドドドドっ!!

ケンシロウ「無想転生!!」ゴォオオ!!

霊夢「ま、またあの技!!」っ汗

早苗「ケンシロウさんは何処へ!?」っ汗

ケンシロウ「ここだ!」スッ!

霊夢・早苗「う、後ろぉ!?」振り向く

ケンシロウ「アタァ!!ホアタァ!!」ズゴっ!!バゴッ!!

霊夢「む、無念!」バタンっ!

早苗「こ、これが北斗神拳!」バタンっ!

ルーミア「ケンシロー!!食べちゃうぞー!!」ゴゴゴっ!!

チルノ「アタイの最強の証明見せてヤルゥ!!」ゴォオオ!!

大妖精「待ってよチルノちゃ〜ん!!」っ汗

ケンシロウ「北斗剛掌波!!」ゴォオオオオオ!!!

ルーミア「うきゃあああ!!!」吹き飛ばされて

チルノ「あたいってば最弱ねぇ、、」気絶

大妖精「あ、あがぁ、、うっ!」気絶

勇儀「もう1発くらいなぁ!!」ゴォオオ!!

ケンシロウ「北斗神拳奥義 天破活殺!!」ドォオオオオ!!!

勇儀「畜生めぇえええ!!!」気絶

ケンシロウ「ん?」振り返る

残りの少女一同(ただし八雲ファミリーは除く)「このスペルカードに全てを込める!!!デャアアアアアアアア!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴっ!!!!

魔理沙「恋符 マスタースパーク!!!」ゴォオオオオオオ!!!!

妹紅「フェニックス!!!」ゴォオオオオ!!!!

ケンシロウ「ハァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」ドゴォオオオン!!!

魔理沙「こ、これは!!北斗神拳奥義 転龍呼吸法!!やばい!!本来の力を発揮されちまったぜ!!!」(汗

ケンシロウ「アタァア!!!」ドォオオ!!!

魔理沙「ケ、ケンが闘気を放った!!マズイ!!」(汗

神奈子「みんな!!避けry」

ケンシロウ「あぁあああたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドっ!!!!

幽々子「こ、これはあの時の、、キャァ!!」

ケンシロウ「オォオオワッタァアアアア!!!!!」チュドォオオオオオオオン!!!!



ケンシロウは締めに特大の一撃を放った。



ケンシロウ「北斗天魁千烈掌!!」



ケンシロウの放った闘気の嵐で、殆どがノックアウトしていた。
うち、魔理沙だけがまだかろうじて立っていた。


魔理沙「ま、まだまだぁ!!」

ケンシロウ「その必要はない、、お前達はもう 死んでいる!」

魔理沙「なっ!?」

ケンシロウ「とまではいかないがすでに気絶している!」

魔理沙「それ、どういううがぁ!!」気絶



魔理沙はその場で倒れこんだ。



ケンシロウ「戦う前に、退くべきだったな!」

藍・橙「あ、あがぁあ!!」っ汗

紫「そう、これが北斗神拳なのよ、、」



続く



















ーあの世界は今ー ( No.67 )
日時: 2016/08/11 16:51
名前: ヘレン (ID: eCQLZ4l8)

紫「結構ド派手にやったものやね」

ケンシロウ「本当は1人ずつ一対一で勝負したかったのだが、、集団で襲ってこられてはそうも言ってられなくてな」

紫「それに、、十数年前より攻撃が重くなってるわね」

ケンシロウ「俺は迷いを捨てた、、だが、それと同時に失った物も多い、強敵とも呼べるライバルたち、、」




ケンシロウには思い返すことが沢山あった。
生まれてこのかた三十数年、無数の拳で和多くの敵の血を流し、今日に至るまでにその敵の返り血を沢山浴びてきたからだ。
その血がケンシロウに脈打ち、今やケンシロウは北斗神拳史上最強の伝承者と成長を遂げたのである。



ケンシロウ「それはそうと紫、エレンが俺の生まれ変わりであるということだが、、もしも、、エレンにその記憶が鮮明に残っていたとするならば、俺はどうなっていた?」

紫「向こうはわかっていても、、ケンシロウは分からなかったでしょうね、、それとサシャって娘、覚えてる?」

ケンシロウ「忘れる訳がない」

紫「彼女もまた、、生まれ変わりよ」

ケンシロウ「やはりか」

紫「あまり驚かないわね、、どうかしたのかしら?」

ケンシロウ「サシャからは、、何となくだがユリアと同じ波長を感じたものでな」

紫「そうよ、、サシャはユリアの生まれ変わりなのだけど、、どうやらサシャは少しだけ記憶が残ってたみたいね」

ケンシロウ「そんな素振りは無かったはずだが、、」

紫「記憶と言っても前世が何処で生まれたかって事くらいしか覚えてないわ」

ケンシロウ「ならば、、あの世界では数ヶ月過ごした気でいたが、、何故元の世界では15分間の睡眠中の夢で済まされた?」

藍「あの世界は未来とはいえ本来の道を踏み外した別ルートなんです、、あなたが去った後の世界は確かに兵団自体は存在しますが、、巨人そのものの存在は無かったことになっております」

ケンシロウ「巨人そのものの存在が?」

藍「存在しない平行世界を消滅させた後、その世界のすべての人間の記憶を一部リセットして、元の実在すべき世界へ転送したということです」

ケンシロウ「そういうことか、、」

紫「あの世界は今、とても平和なの貴方の右ポケットにある兵団のマークももはや使い物にならないくらいのね」

ケンシロウ「これが、、か」


ケンシロウはエレンの方につけてあった兵団のマークを手に、少し呆然と立ち尽くしていた。
暫くして、気を失っていた少女たちが目を覚まし始めていた。


霊夢「いってて、、殺されない程度に手加減されたことを悔やむわ、、」

早苗「あの太い指で身体を突かれて次第に意識が薄れてしまいましたね、、あれが一子相伝の暗殺拳なんでしょうか、、」

魔理沙「相変わらずのバケモンだぜ!」フラフラ



少女たちは神社の境内に戻り、またお酒を飲み始めた。



縁側にて



ケンシロウ「霊夢、、済まなかった」

霊夢「まったく!もうちょっと手加減してくれても良かったじゃない!

ケンシロウ「アレでも死なない程度にはしておいたつもりだ、、今頃本気を出していれば、、その辺肉片と血の海と化していたところだ」

霊夢「ま、まぁそれはそれで、、その、、け、ケンはこれからどうするの?

ケンシロウ「せっかく幻想郷に来れたわけだし、久々にゆっくりしていくつもりだ」

霊夢「それじゃ、、また私の所に泊まる?」

ケンシロウ「あぁ、久々にな」




襖の隙間ーーーーー

魔理沙「け、ケンが暫く!?」ヒソヒソ

ルーミア「本当なのかー?」ヒソヒソ

レミリア「また紅魔館へ来てもらおうかしら?」ヒソヒソ


ーーーーーーーーー


ケンシロウ「全て丸聞こえだ」

魔理沙・ルーミア・レミリア「っ!!」ビクッ!

ケンシロウ「そのうち紅魔館にも顔を出すつもりだ」

レミリア「いつでもいらっしゃい、歓迎するから!」

ケンシロウ「そうさせてもらおう」




続く

宿命の再!! 殉星と巨星 ( No.68 )
日時: 2016/08/12 03:13
名前: ヘレン (ID: eCQLZ4l8)

数日後 博麗神社にて



ケンシロウ「確か、今日だったな」

霊夢「紅魔館で歓迎会ねぇ、、ま、行くのはめんどくさいけどお酒が呑めるから良いし、、何よりケンのための歓迎会だしね」

ケンシロウ「今日は何人くらい来るのだろうか、、」

霊夢「おそらくケンの知ってる奴らが大半でしょうね」

ケンシロウ「そうか、、」

霊夢「何か悩みでもあるの?」

ケンシロウ「霊夢、、最近幽香に会ったか?」

霊夢「ゆ、幽香に!?、、そういえば会ってないわね、、いきなり幽香のこと聞き出すなんて、、何かあったの?」

ケンシロウ「俺は幽香に御礼を言わなくてはならない、世紀末の荒れ果てた荒野にあの花が咲いたことで、救われた者も沢山いたからな」

霊夢「そう、多分今夜あたり来ると思うわ」

ケンシロウ「そういえばそろそろ時間だな、、行こうか霊夢」

霊夢「えぇ、そうね」



ケンシロウと霊夢は博麗神社を後にして、紅魔館へと向かった。



紅魔館前にて



美鈴「お待ちしておりました!皆さん待っていますよ!!」

ケンシロウ「今回は寝ていないようだな」

美鈴「むぅ!そんなことありませんよ!!」

霊夢「良いから早く入りましょケン」

ケンシロウ「そうだな、、」



3人は中へ入っていった。



ケンシロウはドアを開けると、そこには豪勢な食事や酒が並び、それを取り囲む懐かしい少女たちの姿がかず多く見受けられた。



妹紅「よぉケンシロウ!待っていたぞ!」

チルノ「今日はケンシロウに負けないようにアタイ頑張るからねぇ!!」

にとり「北斗神拳ってのをもうちょっと詳しく聞かしてもらうからね!」

霊夢「ざっと見二十数人ってとこね、、」

ケンシロウ「、、、」

霊夢「け、ケンどうしたの?すごい剣幕張ってるけど、、」(汗






魔理沙「し、シン!頼むから怖い顔して向こう向くの止めてくれぇ!!」

シン「、、、」

ケンシロウ「やはりか、、暫くだな」

シン「ほぉ、、少々老けてはいるが間違いないか」

咲夜「ふ、2人ともどうなされました?」(汗

ケンシロウ「シン、、あれから何があった?」

シン「お前にやられた後、、この世界にやって来た、、、色々あって今はこの館の門番をやっている所だ」

ケンシロウ「門番を?お前らしくないな」

シン「ふっ!まぁ、いいだろう、、所でだ、お前は何故ここにいる?」

ケンシロウ「紫に連れてこられてな」

シン「ユリアは?」

ケンシロウ「数年前に、、病死した」

シン「そ、そうか、、すまなかったな、、こんなこと聞いて、、」

ケンシロウ「構わぬ、、シン、ここの生活はどうだ?」

シン「いいものだ、、かつての争いが嘘のように平和でな」

ケンシロウ「そうか、、シン、料理が冷めぬうちに始めよう、、終わりに表へ出ろ」

シン「そうか、、決着の時か、、ケンシロウ!」

ケンシロウ「そうだ!」



少女一同「(おいおい、、私ら空気だよ!?)」




続く




ケンシロウ魔界へ!? ( No.69 )
日時: 2016/08/13 04:17
名前: ヘレン (ID: eCQLZ4l8)


その後、決着をつけようと決めた2人だが、、
酒に酔ってしまい、何時しか眠っていたらしい。
一番早くに目が覚めたのはケンシロウであった。



ケンシロウ「あ、頭がぁ割るぅ、、ウオェ!」



ケンシロウは久々の酒に頭が割れるほどの頭痛を感じた。
これが巷でいう二日酔いという症状らしい。



ケンシロウ「し、シン、、なっ!?ま、まだ寝ているのか、、」



ケンシロウには正直何があったのか覚えていなかった。
少しの記憶で言えば、みんなで飲んでいる途中に幽香りが来て、幽香がケンシロウんしに近づくや否や抱きつき泣いていたのは覚えていた。
それにキレた霊夢が幽香とケンシロウを巡りガチタイマンを展開。
それを止めようと酒を投げ合い、しまいには酒で泥良い状態での弾幕戦で当たりがめちゃくちゃになっていたのは分かっていた。
しかし、何故かケンシロウが目が覚めた時右に霊夢で左に幽香がいてケンシロウの腕にしがみつきながら寝ていたのは気にかかっていた。
シンに至ってはまるで勇儀と相打ちになったかのようにお互い被さりながら眠っていたからだ。


ケンシロウ「お、おい、、小悪魔、、起きてくれ」ユサユサ

小悪魔「あぁ///け、ケンさんそこはっ/////むーーームニャムニャzzzzzzzz」爆睡

ケンシロウ「どんな夢見てるんだ此奴、、」(汗



しかし、この時ケンシロウは気づかなかった。
自分のすぐ近くに、幻想郷の平和を恐怖のどん底に陥れる最強の悪霊がいたことを。
ケンシロウが気づいたのは数メートルにまで接近してからだった。



ケンシロウ「っ!?誰だ!?」振り返る

悪霊「オマエノカラダ、、チョウド、、イイ」ゴゴゴゴゴっ!!

ケンシロウ「どういう事だ!?」

悪霊「オマエノチカラサエアレバ、、ゲンソウキョウ、、シハイカノウ、、キョウリョクスルノダ」ゴゴゴゴゴっ!!

ケンシロウ「くだらぬ真似は止めろ!」バキボキッ!!

悪霊「ハナシハアトダ!」ゴゴゴゴゴっ!!



悪霊はそう言うと、ケンシロウの目に止まらぬ動きで、、ケンシロウの体内へ入っていった。



ケンシロウ「うぐぅ!?ぐぁあああああ!!!! 悪霊『イウコトキケ!!コノヤクタタズメ!!』誰が!お前なんかに服従するかぁ!!! 悪霊『ダマレ!!魔香点心般若魔華極点!!!』 ぐぁあああああァアアアアァアアアア!!!!!!!」



このケンシロウの苦痛の叫びは、この場にいた全ての少女たちと1人の男を叩き起こしたのである。



霊夢「な、何!?」っ汗

シン「な、何かものすごい執念、、いや!怨念を感じる!!」っ汗

早苗「あ、あれなんですかぁ!?」(冷汗

神奈子「い、いったい何が!?」(汗

魔理沙「こ、この邪悪な念は、、まさか!」振り向く

紫「まさか!ケンシロウは奴に取り憑かれたのかしら!?」

シン「や、奴とは何だ!?」

紫「私がかつて封印しようとして失敗に終わったとても邪念の強い悪霊がいたの、、しばらく見ないと思ったら、、こんな所に!」



そこには目全体が真っ赤な光を放ち、穴という穴からドス黒い真っ黒な闘気が溢れかえっていた。
まるでカイオウのようだった。



魔界ケンシロウ「ゴチャゴチャうるさいぞ、、、特にてメェだ!」

紫「くっ!」(汗

魔界ケンシロウ「あの時はよくもやったな、、今度はこちらから行くぞ!!」




ケンシロウ魔界へ!? ( No.70 )
日時: 2016/08/14 01:24
名前: ヘレン (ID: eCQLZ4l8)

魔界ケンシロウ「幻想郷に辿り着けず住む事も許されなかった亡霊達の怨み!!そして、、八雲紫に除外された霊魂のためにも!!」ゴゴゴゴゴっ!!

紫「あなた、、本当にケンシロウじゃなくなったのね?」

魔界ケンシロウ「ケンシロウ?あぁ、この身体の持ち主の名前か、、中々な体のつくりだ!!それに、、この漲ってくる力!!そして闘魂!!」ゴゴゴゴゴっ!!

霊夢「け、ケン、、どうしてっ!」っ涙

魔理沙「泣くのは早いぜ霊夢!!まずはケンの身体の中からあの恐ろしい怨念の塊を排除するしかないぜ!!」っ汗

幽香「ケンシロウ、、貴方は私が救い出してみせるわ!」キリッ!

シン「ケンシロウ、、今地獄から引き上げてやる!!」構える

美鈴「ケンシロウさんからはいろいろな事を教わりました、、これまでの事をすべてぶつけると同時に、、恩返しを!!」構える

幽々子「でもあんなに危険なオーラ、、恐らく一対一じゃ話にならないわね」

小悪魔「サラッと言ってますけど三対一でも勝てるかどうかは運次第ですよ!!」っ汗

シン「埒が開かん!遮二無二突き進むのみ!!」ドドォ!!

魔理沙「ちょっ!?シン!!1人では危険だ!!」

咲夜「シン!!」っ汗






シン「喰らえ! 南斗雷震掌!!」


シンはケンシロウの僅か1メートル手前で手を地面に叩きつけると、そこから巻き上げて削り取るかのように闘気がケンシロウを襲った。




が、、魔界へ入ったケンシロウにとれば可愛いものだった。




魔界ケンシロウ「甘いわぁ!! 魔極衝斬掌!!」




魔界ケンシロウはシンに向かって左手に闘気を纏わせ、それでシンの頬を勢いよく打ったのであった。



シン「ブフォアア!!!!」吹き飛ぶ




シンは数十メートル吹き飛び、紅魔館の天井のステンドガラスを突き抜け、湖に落ちていった。





魔界ケンシロウ「今のは朝飯前の前だ、、今度は誰だ?」ゴゴゴゴゴっ!!

早苗「奇跡!!八坂の神風!!」ブォオオオオオオ!!!!!




早苗はスペルカードを発動した。
この風の勢いはハリケーンに匹敵すると言われているが、当の魔界ケンシロウに聞くわけがなく、、それどころか



魔界ケンシロウ「ぬァアアアア!!!! 魔修羅転生風!!」ドゴォオオオオオオオオオオ!!!!!

早苗「そ、そんな!!か、火力が足りなってぉわぁあァアアアア!!!」



早苗は魔界ケンシロウの放った強風により天井のステンドガラスをまたもや粉砕し湖に落っこちたのであった。






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