BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

文スト 旧双黒と新双黒の時間
日時: 2016/07/03 02:20
名前: アラサワ (ID: w79JdDm2)

どうも!アラサワです!
ここでは、旧双黒(太中)と新双黒(芥敦)を取り扱いたいと思います。
同志の方は是非来てください!
また、荒し・誹謗中傷などは止めてください。
後、「あれ?これ読んだことあるぞ?」っていうのは前私が活動していたときの物だと思います。多分。未完のやつあるし。
まあこんな作者ですが、宜しく御願いします!

*谷崎くんと、中也さん推しです。

リク受付中!

Re: 文スト 家族パロ×旧双黒+新双黒 ( No.13 )
日時: 2016/06/15 00:53
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

中也は、自分の部屋に居た。
独りだと、いろんなことを考える。
勉強とか、家族とか、
好きな人、とか。
中也はため息をつく。
ー音楽でも掛けるか。
中也は、一番大好きなCDを手に取る。
『time』。
中也が初めて買ったCD。頑張ってお小遣いを貯めて買ったものである。
早速、プレイヤーにいれた。

僕らずっと一緒にいた
それは永遠じゃない
ということに目を背けてきた

不思議と、この歌詞は今の自分にすごくあっていた。自分で選んだだけはある。

同じ時間を共有し
同じ道を歩み
同じことで一緒に悩んだ
それさえも今は
いい思い出さ…

涙が出そうだった。
嫌だ。思い出になんて、ならないで。

僕らはいつまで一緒に居られるかな
もし今日が最後なら
あなたを忘れることのないように
あなたを今までよりずっと
大切にするだろう

そうして、曲は終わった。
気づいたら、涙が止まらなくなっていた。

「治兄…」

愛しい人の名前を呼ぶ。
たとえそれが聞こえなかったとしても。

「……」

そうだ。もし、治兄が居なくなってしまうのなら、今日を大切にしよう。
想いなんて届かなくていい。
ただ愛しい人を最後まで大切にするのだ。
自分を殺して、
ただ、ただ、ただー



(つらい)



む…悲恋っぽくなってきた…
あ、ここに出てきた歌詞は私が考えたオリジナルです。著作権侵害とかは無いです。
そこんとこ、よろしくお願いします。

アラサワ

Re: 文スト 家族パロ×旧双黒+新双黒 ( No.14 )
日時: 2016/06/16 18:57
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

朝。
敦は、自らの腕の痣を見ていた。
ただ呆然と。
昨日を思い出す。兄弟には暴露するまいとしてきた秘密が、あっさり龍にばれてしまった。あの時、僕はどんな顔をしていたのだろうか。

今はそんなことは、知りたくはない。


「…!?」

こちらも同じく朝。
中也はいつも通り目を覚ましたの、だが。

「おい!離れろ!!」

治が中也を抱きしめ、そのまま寝ているのだ。中也にとっては少し嬉しいのもあるが、恥ずかしいが一番だった。

「あ〜…今日は休みだから良いけどよ〜……平日だったら殺す」

紅い顔の中也は、治の寝顔を見て

「ま、良いか。もう少し寝よ」

そして、また眠りについたのだった。


変ですがここで切ります

Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間 ( No.15 )
日時: 2016/06/16 23:40
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

The・急に書きたくなった・の
コーナー
◆中也の異能力発覚

まだ双黒が幼かったころ
紅葉:「はい、中也はこれ。太宰はこれを運んどくれ。…おまえらにはちと重いかのう?」

太宰・中也:『大丈夫です!』

紅葉:「なら、任せたぞ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

太宰:「とは言え、矢っ張り重いなあ。ねぇ、中也?」
クルッ

中也:「へ?」

□□□
□□□
□□□
(・△・)/{…?←軽々

■■■
■■■
■■■
……!?} \(・▲・;)/←重い


……みたいな。

Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間 ( No.16 )
日時: 2016/06/16 23:42
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

やっぱり顔文字難しい

Re: 文スト 家族パロ×旧双黒+新双黒 ( No.17 )
日時: 2016/06/18 11:37
名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)

「治。」

紅葉姐さんが、私を呼ぶ。

「はい、何でしょう」

「お前がこの間云った、留学の件なのじゃが」

留学。誰にも云わず、ずっと隠してきた、私の夢。
“どこか遠くへ”
誰もが羨んだ、夢である。
だが、もうひとつの理由があった。

「矢張り、お前らを捨てた父ー彼奴を探す気でいるのか」

「はい」

「探して、どうする?」

「………」

何も云わなかった。ただ、目で答えた。

「……云わずもがなという目じゃな」

「父は…私達を捨てた。母が亡くなる数日前に」

「…」

「知りたい。何故、母を、私達を、捨てたのか」

「その事実がお前らを傷つけたとしても?」

「はい」

ただ、知りたかった。
全てを私に任せた理由を。

「……止めはせん。じゃがな、」

「?」

「今一度、お前の大切なものを考えてみろ」

姐さんが云った時、不意に中也が浮かんだ。それから、龍と、敦も。

「…!」

「それでも、行くと云うのかえ?」

私は黙った。

けれども。

「………………………はい」

もう私に、迷うもの等無かった。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10