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- 文スト 旧双黒と新双黒の時間
- 日時: 2016/07/03 02:20
- 名前: アラサワ (ID: w79JdDm2)
どうも!アラサワです!
ここでは、旧双黒(太中)と新双黒(芥敦)を取り扱いたいと思います。
同志の方は是非来てください!
また、荒し・誹謗中傷などは止めてください。
後、「あれ?これ読んだことあるぞ?」っていうのは前私が活動していたときの物だと思います。多分。未完のやつあるし。
まあこんな作者ですが、宜しく御願いします!
*谷崎くんと、中也さん推しです。
リク受付中!
- Re: 文スト ほのぼの×芥敦 ( No.3 )
- 日時: 2016/06/11 21:46
- 名前: アラサワ (ID: w79JdDm2)
敦くん→『龍』
やつがれ→『敦』
「敦、何を読んでいる」
「たまたま古本屋で見つけた面白そう なやつ」
ー明らかに『文豪ストレイドッグス』と書いてあるのだが。ー
芥川は少々呆れていた。
こいつ、自分が活躍してる漫画自分で読むか。
「あ、このシーンの龍一寸格好いい」
ボソリと敦が呟く。勿論、芥川はそれを聞き逃さなかった。
「漫画の僕のほうが、格好いいか?」
「へ?」
「そっちより、僕の方が格好悪いか ?」
敦は、あんぐりとしていた。
そして少し間を空けて笑った。
「…ぷ、あはは」
「何がおかしい!」
「いやぁ、御免。一寸おかしくって」
「……!」
「大丈夫だ。僕は“龍のもの”だろ?」
芥川は口をつぐむ。
そして、今云った台詞の恥ずかしさにようやく気付いた。
「いいじゃないか、嫉妬するくらい」
「まあまあ、僕は龍のことー」
「?」
「ーーだよ?」
顔を赤らめて云う敦は、芥川にはとても可愛らしく見えた。
「敦」
「ん?」
芥川が敦の顔に近づく。
「僕もだ」
「……!!////」
芥川は敦をギュッと抱きしめ、触れるだけの接吻をする。
「龍、」
「何だ?」
「もう一寸、このままでいていい?」
芥川は微笑んだ。
「ああ、勿論」
fin.
- Re: 文スト 家族パロ×旧双黒+新双黒 ( No.4 )
- 日時: 2016/06/11 22:02
- 名前: アラサワ (ID: w79JdDm2)
〜設定〜
長男→太宰さん
次男→中也
末っ子→やつがれ
四男→敦くん
預かってくれている叔母さん→紅葉さん
多分、後から誰か出てくる。
今回は設定だけ。
- Re: 文スト 家族パロ×旧双黒+新双黒 ( No.5 )
- 日時: 2016/06/12 00:55
- 名前: アラサワ (ID: w79JdDm2)
エピローグ
太宰、実の親亡くす。
太宰の元に残るは3人の弟たち。
「太宰兄」
「中也、私達はもう4人なんだ」
「敦と龍は」
「“私達”で養おう」
「……太宰兄」
「なんだい?」
「一人じゃない、から」
「わかってるよ」
- Re: 文スト 家族パロ×旧双黒+新双黒 ( No.6 )
- 日時: 2016/06/12 01:25
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)
最近、太宰兄がおかしい。
中也は何の根拠も無く、そう思っていた。現在、太宰と中也は高2で敦と龍は中3である。弟2人はバスで、俺たちは電車で学校へ通っていた。
まぁ、毎日毎日一緒に登下校していたら異変にも気付くか。
「なぁ織田作」
「どうした、中也」
太宰が教室を出ていったのを見計らって、親友・織田作に話し掛ける。
「ふぅむ。あの太宰に異変?例えばど んな?」
「うーん、顔色が悪いっつーか、独り 言が多いっつーか」
「普通に具合悪いのでは?」
「矢張り?しゃあねぇ、行ってくるわ」
織田作が目を細める。
「あぁ、行ってらっしゃい」
- Re: 文スト 家族パロ×旧双黒+新双黒 ( No.7 )
- 日時: 2016/06/12 21:45
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY (ID: w79JdDm2)
太宰兄は昼休みになると、決まって屋上へ行く。そして、いつもどこか遠くを見ているのだ。
「太宰兄」
「中也」
屋上には誰一人居なかった。
居るのは中也と太宰兄だけである。
「太宰兄、具合悪い?」
「ほぅ、何故そう思う?」
「質問に質問で返すやつがあるか。
具合悪いンなら休めよ」
心配しているのに、こいつは。
「そうだ、中也。今日のご飯」
「鯖の味噌煮」
「わかった。織田作も連れてくる?」
「彼奴は今日は用事ある、って」
「ねぇ中也、悩み事なのだが…」
「悩み?」
中也は驚いた。あの太宰兄が?
人が人だから、きっと重要なんだろう。
「じゃあ、一緒に帰り乍」