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自分好みのCP、詰めました。(ヴィンチャプとかグリレその他)
日時: 2018/08/20 01:52
名前: まふぃん@多趣味 (ID: OYZ4MvwF)

こんにちは、まふぃんです。
今回は色んなジャンルの好みCPを詰めてみました。


・セカフェリ、とにかくフェリ受け(ヘタリア)
・白血球さん受け(はたらく細胞)
・グリレ、シルゴ(ポケモン)
・パルダイ(ポケスペ)
・フィンアス(ブラクロ)
・ヴィンチャプ(スナックワールド)


・・・等。更新は亀より遅いです。

Re: 自分好みのCP、詰めました。(ヴィンチャプとかグリレその他) ( No.18 )
日時: 2018/08/21 23:30
名前: まふぃん@実は神田月 (ID: 5ht6gS3d)

グリレ
「VENOM」


「好き」
「愛してる」
「慕ってる」
って言葉は毒だって、誰かが言った。
グリーンは笑っていたけど、僕は案外すんなり納得してしまった。
だって、
言われただけで、熱を持って。
それだけでその人間の人生を左右する。
最期には、その人間を束縛だって殺すことだってしてしまえる。
これを毒だって言わずに何て言うの?
だから僕は、この「毒」を隠した。
好きな人を殺す人にはなりたくなかったから。
でも、グリーンにバレてしまった。
僕がグリーンに対しての「毒」を持っているって。
見つかったら、どうなるんだろう?
毒物所持で、グリーンは軽蔑するのかな。
何にせよ、僕が「毒」を持っていたことはかわりない。
ならいっそ、やってやろう。
僕はグリーンに「毒」をくれてやった。
なのにアイツは、それを飲み込んで。
僕を抱き締めて、笑った。
呆然とする僕にグリーンは言った。
「毒を食らわば皿まで、って知ってるか?」
そう言うとグリーンは僕の頭を抱き寄せて、食らいつくようにキスをした。



VENOM
…意味、毒液・毒物

Re: 自分好みのCP、詰めました。(ヴィンチャプとかグリレその他) ( No.19 )
日時: 2018/08/21 19:36
名前: まふぃん@実は神田月 (ID: 5ht6gS3d)

マルアタ(コンパス)
「光」


頑張る、なんて言葉は僕に不釣り合いだ。
だって僕は人生イージーモード。IQ340の天才で、運動神経だって抜群。容姿だって滅茶苦茶良い。
生まれてこの方頑張った事なんてオタ芸とリリカちゃんの応援だ。
なのに、目の前で笑う少年は。全てに全力を投じる。
始めはどうせ無駄なことなのに、って小馬鹿にした。けれど彼がやること全て、輝いて見えたんだ。
僕が同じことをやっても、輝いたりなんかしなかった。完璧なのに、何かが欠けている。
何でか分からなくって、少年…アタリ君の行動を見ていたら。
やること全てに手を抜かないし、劣勢だろうが何だろうが力を出し切る。
嗚呼、これが頑張るって事なんだ。僕は漸く、理解が出来た。
そして頑張るアタリ君が、僕にとってリヒトに思えたんだ。
「なぁマルコス、何ぼおっとしてんだよ」
折角のイケメンが台無しだぞ、とアタリ君は僕の頬を挟んだ。
「別に、アタリ君は変わらないなって思っただけだよ」
そう、いつになっても変わらない、僕のリヒト

Re: 自分好みのCP、詰めました。(ヴィンチャプとかグリレその他) ( No.20 )
日時: 2018/08/21 23:23
名前: まふぃん@実は神田月 (ID: 5ht6gS3d)

白血球さん受け(はたらく細胞)
「1146番さんの悩み事」


最近、たくさんの細胞に見られている気がする。
同僚を始めに、赤血球に細胞君、キラーTやB細胞達なんかにも。
しかしそちらを見れば目線は外されるし、何か用が有るのかと聞けば口を揃えて「なんでもない」とのこと。
まぁ、そんな事を一々考えていても仕方がない。きっと俺の考えすぎなのだろう。
そう思って俺はパトロールを再開した。


「なぁ最近の1146番さ、何か悩んでるっぽくて可愛いんだけど」
「何言ってんだよ4989番、1146番はいつでも可愛いだろ…でも同感。何か憂いてる感じが良いよな」
「そうですね!何か凄い美しいというか…儚いというか…」
「亡くなった細胞共とかの事でも考えてんじゃねえか?…アイツは甘っちょろいからな!」
「でも優しい所があの子の良いところでもあるのよねぇ〜」
「まぁそうっすね…足下掬われなきゃ良いんすけど…」
「そうならないように努めるのが、僕らの仕事でしょ?」


…陰でそんな事を言われてるとは知らない、1146番さんだった。

Re: 自分好みのCP、詰めました。(ヴィンチャプとかグリレその他) ( No.21 )
日時: 2018/08/22 17:59
名前: まふぃん@実は神田月 (ID: 5ht6gS3d)

ヴィンチャプ(スナワ)
「Freegia」
ちょっと注意。


「ただいまー」
クエストから帰って来たチャップが私の横を通る。
ふわっ、と香ってきた花の香りに思わず顔をしかめる。だって、この匂いは。
「また、メローラ姫に会ってきたのか。チャップ。」
私の不機嫌な声色に気付かず、チャップはデレデレとした顔で話す。
「うん〜だってメローラ姫は可愛くて美しくて艶やかで…って何で会ったこと知ってんの?」
寧ろ気付かない方が可笑しい。チャップに移ったメローラ姫の香水は、私が依頼され採った花から作られているからな…それにしても、だ。
チャップを抱き締める、と更に強く、それは香った。
「うおっ…どうしたんだよヴィンサント?」
嗚呼、気に入らない。
私は乱暴にチャップの腕を引き、ベッドに投げた。
「ちょ、何?!ヴィンサント!ねぇっ…んっ!」
強引にキスをして、舌をねじ込む。最初こそ拒んでいたが舌を絡め、歯茎をなぞったりしていく内に抵抗しなくなっていった。
塞ぎきれなかった唾液が垂れて、ベッドに落ちる。後にこれはシミになるだろう。
口内を十分堪能し、塞いだ口を離せば、チャップはすでにトロトロになっていた。
「…うぃん…さんと…?」
何が起こっているのか分からない、そんな顔だ。
お前が、悪いんだぞ?チャップ。
お前は私の匂いだけ、させていればいい。
「お前は、私のものだ。チャップ。」
そう呟いて、私はチャップを深く愛した。



…何かエロチックになってもーたな。


おまけ
帰って来た
「…ただいっ「やめ、ヴィンサント、そこはぁっ…!」……」
「何じゃマヨネ、はよ入らんか」
「ゴブさん、もう一回買い物行きましょ。」
「はぁ?何を「待って!やっ…んあぁあぁああ!」…そうじゃな」


…消されませんように

Re: 自分好みのCP、詰めました。(ヴィンチャプとかグリレその他) ( No.22 )
日時: 2018/08/22 22:34
名前: まふぃん@多趣味 (ID: 5ht6gS3d)

200参照突破記念文
「もしも噺」



ねぇもしも、ヴィンサントの目が見えなくてもオレはきっと、変わらずお前の前でオシャレするよ。見えないって分かってても、お前だけに見せたいから。

あの、もしもの話なんですけど…フィンラル先輩の耳が聞こえなくなったとしても、オレきっと先輩に話かけ続けますよ。聞こえないってわかっていても先輩だけに伝えたいから。

ねえ、パール。もしもさ、パールの両手が使えなくなっても…オイラはね、ずっとボケ続けるよ。オイラに突っ込めるのは、パールだけだから。

あー、えっと…その、もしも…シルバーが喋れなくなっても、オレは絶えずに耳を澄ますよ。言えないって知ってても、お前の声が聞きたいんだ。


…もしもグリーンが死ぬって分かったら僕は一足先に命を絶たせてもらうから。君が死後の世界、迷わないように。


もしも、皆が、目も口も耳も手も足も全部使えなくなったって。オレはそれでも良いよ。皆が、傍に居てくれるだけで見返りなんて要らない。



200参照突破ありがとう


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