複雑・ファジー小説

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偶然の賜物——ぼくが奇人で殺人鬼?——
日時: 2011/04/02 22:52
名前: 弌杙 (ID: 8HTDhaI.)

どうも、あんまり文才ない中二病患者候補筆頭人物こと弌杙(ひとぐい)です。自分よりこの小説の内容と題名を覚えていただけたら幸いです。

この小説、更新が亀の0.3倍です。そのスピードが許せるという宇宙のように寛大な心の持ち主様以外は電源ボタン、または画面左上にあるであろう戻るボタンを連打する事を推奨します。

でも本当に連打したらPC壊れる確率高くなるので気をつけてください。

それでは書いてみようと思います。良くも悪くも偶然が作り上げたストーリー
に、なる予定です。


読んでくれた方々————————————————————
・ハナビラs
・蘭冠s
・東哉
・勾菜s

Re: 偶然の賜物——ぼくが奇人で殺人鬼?—— ( No.26 )
日時: 2011/04/08 06:22
名前: 弌杙 (ID: 8HTDhaI.)

「で、何でうちに来たわけ?ケーキを分けるためってわけでもないんでしょ?」

二人でケーキを食べながら話す
さっきぼくが紅茶も淹れたからそれなりに美味しい

「あー……なんとなくお前と話したくて、か?」

「甘味を買った人間だけを襲ってる殺人鬼が何を言う。君は何を言っても洒落になんないし本音にも聞こえないよ」

マスコミや警察さえも気付いてない被害者の共通点を昨日、犯人から直接教えてもらった
それは、甘味を持ってる人だけを狙った殺人だったという事
昨日の話で
『無差別の癖に何をほざく』

『ちょっと待て。俺は分解する奴の区別はしてるぞ?』

『は?ニュースではそういうのは分からなかったけど』

『あー……俺が持って行くからバレねぇのか』

っていうやり取りから分かった新事実だった
……甘党の殺人鬼って何かが締まらないんだよなぁ

「いやいや、俺はそういうの気にしてねぇし」

「いや、それは分かってるんだけどね………なんだろうね」

「言った本人も分かんないのかよ」

そう言って面白そうに笑う出月
黙って話してると普通の男子と何にも変わらない
二週間の内に十二人殺した殺人鬼だっていうのは昨日襲われた時に体感したけど

「そういえばさ、今まで殺した十二人って」

「十三人。今日の夕方に一人殺った」

……一人増えてた

「……十三人って全員甘味持ってたの?あれって一日に一人くらいのペースだけど、たまに二人になるじゃん。しかも同じ場所で」

「ああ、あれは目撃者の奴が運良く甘味持ってたんだよ。いや、持ってなくても分解したけどさ」

「……運良いよね、なんかそういうの羨ましい」

「まあ、お前だったらなぁ。くくくっ」

Re: 偶然の賜物——ぼくが奇人で殺人鬼?—— ( No.27 )
日時: 2011/04/09 00:45
名前: 東哉 (ID: DKs/wtA1)

笑顔が似合う殺人鬼こと出月!
そこがまたカッコいいよな((キラキラ

主人公甘党だったのか!
そして殺人鬼きゅんも!
………ドーナツを分けてくれぇ!!((逝け

更新頑張れー!

Re: 偶然の賜物——ぼくが奇人で殺人鬼?—— ( No.28 )
日時: 2011/04/09 15:44
名前: 弌杙 (ID: 8HTDhaI.)

東哉>
ありがとう。頑張る
テンション高いね

Re: 偶然の賜物——ぼくが奇人で殺人鬼?—— ( No.29 )
日時: 2011/04/15 17:09
名前: 弌杙 (ID: 8HTDhaI.)

何かいっつも笑ってるなぁ……
表情筋疲れそう

「そーいえばさ、お前って何処の高校通ってんの?」

「電車通学で多宮高校だけど」

「……マジ?」

え、何そのリアクション
嫌な予感がするんだけど……
むしろ嫌な予感しかしないんだけど

「いや、寧ろこのリアクションは普通……あー、あそこかぁ」

「マジで何? 知り合いでもいるの? 君の知り合いなんて想像つかないし」

「……よし、明日俺を一緒に連れて行け。そうすれば分かる」

「いや、誰が殺人鬼を自分の通ってる高校に連れてくんだよ」

「お前だろ」

「当たり」

やっぱりなぁ、とか言って笑う出月
まあ、僕だからね、と言って紅茶を飲み干す僕

「そういえばお前っていつ寝てんの?」

「大体12時半に寝てる」

「んじゃ、俺今日泊まる」

いや、何が『んじゃ』だ。まったく話が読めないんだけど

Re: 偶然の賜物——ぼくが奇人で殺人鬼?—— ( No.30 )
日時: 2011/04/17 09:41
名前: 弌杙 (ID: 8HTDhaI.)

「いや、明日朝から行くんだったら俺がここに泊まって着いて行った方が楽だろ」

「確かに君は根無し草だからそっちの方が楽だけど……」

「大丈夫だって。別に襲ったりなんかしねぇよ」

「したら警察に通報するよ」

「……はい、分かりました」

僕は連続殺人事件の被害者になるところだった事もあるんだからね

「でも、普通それで泊まらせるかよ? 高二の女子の家に男が泊まるんだぜ? 警戒心とか皆無なのかよ、お前は」

「僕は相手が大丈夫って言うなら大丈夫だと思うけど……」

「あっそ……。確かにお前はあの学校に行く奴だよ」

「は? あの高校って普通の高校だよね?」

僕だって受験して入ったんだし……
詩菜は違うって言ってたけど、それはまあ、詩菜だからで片付けられるし

「……まあ、明日になれば分かると思う。俺の知り合いが、その代表例だからよ」

「ここまで引っ張っておいて、何その答え……。じゃあ、明日を楽しみに待ってるとするよ」


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