複雑・ファジー小説

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主はそれを運命と呼ぶ 夢喰らいと悪魔憑き
日時: 2012/01/01 17:03
名前: 李友 (ID: LuHX0g2z)

どうも、初めましての方はどうも。
はじめましての方でなくてもhello。
李友といいます。別名泡れもん
面倒くさいけど、どうぞヨロ。
ともかく、書きます。

主はそれを運命と呼ぶ 夢喰らいと悪魔憑き
スタートです。

prologue>>1

第一章 >>2-20
一節   
第一話>>2 第2話>>4 第3話>>7 第4話>>10 第5話>>11

二節
第6話>>12 第7話>>15 第8話>>16 第9話>>17 第10話>>20

第二章 >>23-40
第1節
第11話>>23 第12話>>24 第13話>>26 第14話>>27 第15話 >>33
第2節
第16話>>34 第17話>>35 第18話>>38 第19話>>39 第20話 >>40

第三章 >>41-
第1節
第21話>>41 第22話>>42 第23話>>43 第24話>>44 第25話>>45

Re: 主はそれを運命と呼ぶ 夢喰らいと悪魔憑き ( No.13 )
日時: 2011/12/18 10:04
名前: よく脛ばっか蹴られて痛い男 (ID: ESJvCUA5)


 >>9

 スネ夫じゃなくて

 スネオだ

 解ってくれ

Re: 主はそれを運命と呼ぶ 夢喰らいと悪魔憑き ( No.14 )
日時: 2011/12/19 21:33
名前: 李友 (ID: LuHX0g2z)

>>13スネオ…ね!おk!あ、もしかして脛ばっかり蹴られてるから脛オ…いや、なんでも。

Re: 主はそれを運命と呼ぶ 夢喰らいと悪魔憑き ( No.15 )
日時: 2011/12/19 21:44
名前: 李友 (ID: LuHX0g2z)

第7話

「ハッ!!」

気が付くと、寝室にいた。
窮屈でリラックスしにくい冷たい部屋。
まったく、なんで私たちがこんな部屋で寝なくちゃいけないのか。
納得いかないが、もう改めていうのはやめたんだ。

「ただの夢だったのね。にしても、痛かったぁ…。」
となりで、ジャスが寝返りを打って、うなされている。
ジャスもよく眠れないのだろうか。とても辛そうだ。

「はぁ〜あ、元の生活に戻れるのかな。」
フェルヴェリオがベルテイのにんげんを殺したり、捕えたりしていること。
大人たちが訳を教えてくれないこと。

『君は、臆病者で、きっと君の周りに広がる世界をよく見たことがないんだろう。だからそんなことを言うんだな。』

ふと、夢に出てきた少年の言葉がよみがえる。
「悪かったわね。でも、言うほど物知らずじゃないんだからね。」
でも、どうしても教えてくれない。
…あ。
…そう、そうよ。
ルースティ先生は教えてくれない。
でも、なら自分で調べればいいじゃない。

外の世界で何が起きているのか…。

メグは急いで外へ出かける準備をした。
一着しか持っていないコートも、目立たない色だし、絶対に見つからない。
大丈夫、私は自分の事、信じているもの。
だから、平気。
メグ、大丈夫なんだからね?
自分に言い聞かせ、彼女は…。

マーガレット=レオヴァーヌは誰にも気づかれぬように






外へ飛び出した…。






誰にも気づかれぬように外へ飛び出した…





つもりでした…。

Re: 主はそれを運命と呼ぶ 夢喰らいと悪魔憑き ( No.16 )
日時: 2011/12/19 22:09
名前: 李友 (ID: LuHX0g2z)

第8話

でも、確かめるって言っても、どうしたらいいの?
確かめるすべなんて、メグにはわからなかった。
王宮に乗り込み、王様に会いに行く?
だめ、見つかったら囚われてしまう…。
でも、囚われた時の用意をして…捕まってもそれで逃げ出すことにすれば…そう!それで行こう!

でも、じゃあどうやって逃げ出すことにする?
う〜ん、牢獄の形にもよるし…。
困った。あう。
一人で飛び出しても、やはり無謀だったか。
仕方ない、帰ろうかな。

(振り返ってはいけないよ)

え…?
必死に、訴えるような囁き声が脳内に響いた。
でも、遅かった。

Re: 主はそれを運命と呼ぶ 夢喰らいと悪魔憑き ( No.17 )
日時: 2011/12/20 17:16
名前: 李友 (ID: LuHX0g2z)

第9話


「キャッ」
「ほ〜ぉ、こんな時間に子供を見つけるたぁなぁ。」
「ウへヘヘ、どうします兄貴、俺らの最初の獲物ですなぁ!」
振り返ると、体格のいい、大きな体の髭を生やした男たちがメグの事を見下ろしていたのだ。
彼らは鎧に、血の付いた剣を所持していた。
2対1、あっちには武器があり、こっちにはない。あっちはけいこを重ねているだろうが、メグは戦う方法など、訓練したこともない。大人と子供、男と女、力の差は歴然。
明らかにこちら側が不利だ。
「フェルヴェリオ兵…。」
「ほーぉ、子供でも勉強はしているようだなぁ〜!」
下品な笑い方をする兵が、メグに近づいてきた。
顎を突き出して、チンピラみたい。
正規兵の様には思えない。

「勉強ができても、先生の話がまともに聞けていないんじゃないかい?こんな時間に外に出るなんて、どんなまぬけだ。」
「いずれにせよ、お前ぁ俺たちに殺される運命なんだなぁ。可哀想に。ウへヘヘへへケケ」

こ、殺される!?
嫌だ、こんなところで死んでたまるか。
私はまだ生きていたい。
フェルヴェリオ軍がどうしてベルテイを荒らすのか知りたい。

「まって!殺さないで!」
「残念だなぁ、俺も手荒な真似は嫌いなんだがよ。あのお方の為に一肌脱ぐのが我らの役目よ。」

あのお方…?


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