複雑・ファジー小説

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姫は勇者で魔法使い。
日時: 2012/11/22 21:59
名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: zist1zA5)

どうも、野宮詩織です。
ちなみに、複雑・ファジーでは二本目です^^

小説大会が始まってしまうと、タイトルが変えられなくなってしまうので、【リメイク】という文字を一旦取りました(´・ω・`)

注意
・荒らし、喧嘩、誹謗中傷、チェンメ、このサイトのルールや法律に抵触するような行為は禁止です。
・宣伝も禁止させていただきます(´・ω・`)
・一見、コメディ成分が強いですが、ちょこちょこグロや過激描写が入りますので、苦手な方はブラウザバックを推奨します。
・作者が嫌いな方もブラウザバックを推奨します。

これらを守れる、もしくは大丈夫という方は大歓迎です!!

†callers†
茜崎あんず様、鈴音様、刹那様、nananana様、白波様、緋賀アリス様、風猫様、Kuja様、朝倉疾風様

†Character’s profile†

†Contents†
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†Illustration†
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†Another†
>>55 >>60

Re: 姫は勇者で魔法使い。 ( No.62 )
日時: 2012/08/01 22:24
名前: 風猫(元:風  ◆Z1iQc90X/A (ID: 68i0zNNK)

枢さん、片方ノースリーブとか萌えますね。
オルドル、リヤンに対する対応のマメさが丁寧なつくりで良いと思います。
カキコは速度を優先しすぎて、不足分が多いと思うので詩織の真面目な描写は凄い目立ちますね^^
私もイメソンとかやってみようかしら。
茨木童子様と芦屋道満様とアザリ様と蘭樹と鍋子くらいしか脳内で決めれてないですが。

Re: 姫は勇者で魔法使い。 ( No.63 )
日時: 2012/08/03 21:40
名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: aR69ziU3)

>>風猫ちゃん

枢の片方ノースリーブは一体、誰の趣味なんだろうね((ぇ
オルドルは作者の私でも「(゜Д゜)」ってなるくらいにリヤンに甘い!
カキコは掲示板方式だから、速度優先になっちゃうのはしょうがないとも思いますが、多少でも実力を底上げしたいので、描写やらなんやらを削るまい、と頑張っていたりw
最近は小説自体の分量が増えたから、余計に更新速度が犠牲に・・・(´;ω;`)

イメソンは考えてると作者が楽しめる(`・ω・´)←
それだけ決まっているなら、一挙公開とかやっても楽しいかも(´∀`*)

姫は勇者で魔法使い。 ( No.64 )
日時: 2012/08/13 12:28
名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: CrVsa58M)
参照: オルドル「兄さんどこ行った(^ω^#)」な回。

「やっと着いたのじゃ!」

外交に関係することだから、と母上が妾達が乗る用にジェット機を手配してくれていたおかげで、思ったよりも早く着くことができた。
手配した、というか自家用のものらしいのだが、妾はこんな自家用ジェット機の存在を知らなかった。
正直、こんな空飛ぶ鉄の塊を買うお金があるのなら、クロヌ達の給金や年金に回す分を増やして欲しい。

「ミコガミ、クロヌ、どっちに向かって歩けば良いのじゃ?」

妾よりも先に降りた腹心の護衛二人に尋ねる。
いつもなら、もう一人執事がいるのだが、生憎今回の任務について来させることは出来なかった。

「分からん」
「とりあえず、東に向かえばいいんじゃないか?」

間髪入れずに「分からない」と答えたクロヌに苦笑しつつ、地図を広げたミコガミがだいたいの方角を示す。
クロヌは方向音痴気味なところがあるから、元よりあまり当てにはしていなかったが、迷子になった時、どうするつもりなのか凄い心配だ。

—*—*—*—*—*—

「おい、どうした? 大丈夫か!?」

ぐらつく視界に黒い軍服に黒い眼帯で覆われた左目、それから反対側の赤い目、短めに切られた髪が断片的に飛び込んでくる。
見知らぬ人なのだが、僕の身体を軽く揺すり、呼びかけてきている。

持病があるのか、など色々なことを聞いてくるが、今の僕にはそれを返す心の余地が無い。

心臓が異常な早さで拍を刻む。
なのに、心臓を動かさまいと胸がぎゅっと締め付けられるような感覚に襲われる。
恋心みたいに優しい締め付けではなく、物理的に、まるで蛇にでも締め付けられているかのような痛みが襲い来る。

自然と呼吸も過呼吸気味になり、心的な余地どころか、そもそも言葉を発することさえも難しくなる。

「………ここッ、…………どッ」

此処がどこなのかを尋ねようにも、やはり呂律は回らず、自分でも何を言っているのかが全く分からない。

相手もやはり僕が何を言っているか分からないらしく、首を傾げている。
しかし、相手は何を思ったのか、僕を背負って、前へと歩き出す。

「悪いな、俺にはお前が何を言ってるのかは分からない」

僕を乗せた見ず知らずの背中はそう言った。

「医者に診せてやるから、それで堪忍してくれ」

—*—*—*—*—*—

「はい、フランシス様、あーんしてください」

毛先に少し癖があるピンク色の長い髪に赤い目、ミニスカートに改造されたワイン色のドレスを着た20歳程度に見える女性が、スプーンにドリアをすくう。
前髪は真ん中で分けられ、肩につきそうでつかない長さの黒髪、黒く長いマント、と全身黒っぽく統一されているせいか白い肌よりいっそう白く際立つ。
少し瞳孔が開き気味の切れ長の灼眼は、その白い肌に引き立てられ、まるでルビーのように見える。

男性はベッドから上半身だけ起こし、スプーンに口を付ける。
あまり美味しくなかったようで、端正な顔を歪めた。

「おい、そこの雌豚」
「……わたしですか?」

フランシスの呼び声に反応して、周りを見回し、自分しかいないことを確認したドレス姿の女性が自らを指差し確認する。

フランシスはそれに答えずに、ドレス姿の女性の頭をひっつかみ、強引に唇を重ねた。

「よくこんなゴミを俺に食わせる気になったな。 責任取って、お前が全部食えよ」

ドレス姿の女性に口移しでドリアを食わせたフランシスが顔をしかめたまま、そう吐き捨てた。

ドレス姿の女性は両手で口を覆って、口移しで与えられた必死にドリアを飲み込もうとするも、耐えきれず嗚咽と共に床に吐き出す。

「…………」
「ッ……」

フランシスは無言でドレス姿の女性の背中に思い切りかかと落としをいれ、女性がいるのとは逆方向からベッドを降りる。
女性は背中に走った激痛に耐えられなかったようで、その場にうずくまる。

そんな女性を傍目に、フランシスは執事とメイドを二人呼び出し、「片付けろ」とだけ言い残して、部屋から出ようとすると執事の一人に呼び止められた。

「フランシス様、私共には口移しで食べさせてはくれないのですか……?」

執事は童顔で幼い見た目なのを最大限に活用して上目遣い気味に尋ねるも、フランシスから見れば、男の上目遣いなど気持ち悪いだけだったようで、無言でスルーされてしまった。
その反応を見た残りの三人が残念そうな表情をする。

しかし、すぐさま主人であるフランシスの命令を実行すべく、各自テキパキと働きだす。
ただ一人、うずくまって震えている一人を除いてだが。

Re: 姫は勇者で魔法使い。 ( No.65 )
日時: 2012/08/16 22:40
名前: 風猫(元:風 ◆Z1iQc90X/A (ID: 2KAtl1AZ)

詩織へ

君の趣味でしょう? 私は全然歓迎ですよ♪
兄上にトラウマでもあるのでしょうねオルドルは……と、理由付けてみては?
確かにカキコの性質上仕方ないですがね。更新が遅いと読み手はなれますし。
殊勝ですね★

ちなみに鍋子のイメソンがユリア様と被りました(凄い……

フランシス様はロリ派?
私も口移し……
フランシス様、マジ好み!

Re: 姫は勇者で魔法使い。 ( No.66 )
日時: 2012/08/17 22:43
名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: tt5B9b7t)
参照: SIREN:NTネタとかが混じってますwww

>>風猫ちゃん

(;゜Д゜)!{ワタシノシワザダタノカ……←
いや、単純にリヤンが好きなだk((殴
システムの方針はなんやかんやで気に入っていたり(´∀`*)
イラストだけで投稿出来たりするサイトは以外と少ないので……。

ユリア「(・`ω・´)(ドヤァ……」

ドリア娘「いつから私が幼女だと錯覚していた……(`・ω・´)」
フランシスは私の小説にしては珍しく鬼畜要員だったりします。


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