複雑・ファジー小説

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ス ト ー カ ー の 恐 怖 を 。
日時: 2016/06/09 23:38
名前: 美咲 (ID: cdCu00PP)

はじめまして!!

ストーカーを題材に書きたいと思っています!
グロ描写・過激描写にご注意ください笑

コメントくれたら嬉しいです!

よろしくお願いします!



プロローグ >>1
#01【 或る夏のこと 】 3 → 26
#02【 狂気 】 27 →
#03【 服従 】



登場人物↓

*佐倉 和 さくら のどか
建築会社で働くごく普通の女性。
出会い系サイトに登録したことをキッカケに生活が変わっていって・・・。

*久住 真 くずみ まこと
カメラマンのアシスタント。
出会い系サイトで和と出会い・・・。

*深町翔太 ふかまち しょうた
和の同僚。
だんだん変わっていく和を心配するが・・・。

*大和飛鳥 やまと あすか
出版社の雑誌記者。
ある事件を追って和たちに近づく。

Re: ス ト ー カ ー の 恐 怖 を 。 ( No.1 )
日時: 2014/08/03 00:15
名前: 美咲 (ID: cdCu00PP)









"愛"ってなんだと思う?


















誰かと相思相愛になって、結婚すること??
誰かに恋をすること??
誰かを大事に想う気持ち??









———ちがう。




僕が思う"愛"って言うのは、"生きる"ってことだと思うんだ。

考 え てみ て よ。



たとえば君は陰気で人を信頼することができない人間だったとするよね。
そんな人間は誰のことも好きにならないと思う?


いいや違う。
僕は誰でも恋をするし、それが例え叶わないとしても気持ちっていうのは消そうと思って消せるものじゃないよね。

うまく言えないけど、僕が言いたいことはつまりね、生きていく上で人は必ず"愛"を知ると思うんだ。

誰でも人を好きになると思うんだ。


でも相手の気持ちなんてわからないから、好きになってもどうしていいかなんてわかないよね。

それで悩んだり迷ったりして、誰かに相談したり時には涙を流したりするよね。

少しのことでも喜んだり、勝手に期待しちゃったり、勝手に傷ついたり。

わかるよ。
僕 も 同 じ だ から 。




けど傷つけられても嫌いになれないのはそこに"愛"があるからだと僕は思うんだ。

それがたとえ、一方的な愛だったとしてもね。
















た だ 、 愛 し て い る だ け な ん だ よ ね 。 君 も 僕 も 。













そろそろ僕の愛する人について聞きたいって?

いいよ、教えてあげる。





僕の愛する人はね、とにかくすごく素敵なんだ。
なんて、こんなザックリとした説明じゃわからないよね。



大きな瞳で、小さな鼻、ピンク色の薄い唇、サラサラで良い匂いがする髪の毛、細い首や手足なんかの体つき、やわらかくて優しい声、綺麗な爪。

なんて、好きなところって言ったら全部ってしか言えなくなっちゃうんだよね。

僕が彼女を好きになった理由はね、さっきも言ったようにとにかく素敵なこと。

容姿はもちろんだし、中身まで素敵なんだ。

いつでも僕に話しかけてきてくれて、優しい笑顔を見せてくれる。


彼女にはたまに変な虫がつくから、そういうときは僕が退治してあげてるんだ。

こんなこと、照れるけど退治してあげたら彼女は泣いて喜んでくれるんだ。

彼女はね、僕のことがとにかく大好きなんだ。

何をしてもいつも泣いて喜んでくれる。




頭を撫でてあげると照れて僕と視線を合わせてくれないし、メールを送るとすっごく考えてくれてるのか返信に何時間もかけてくれる。

あとね、一緒に帰っているときも照れて僕と会話をしようとしないんだ。

僕があげたキーホルダーもみんなにばれるのが恥ずかしくてカバンにつけてくれない。
というより、きっと落としたくないからって家に保存してくれているんだ。

手を繋いだ時は彼女、照れちゃって手をふりほどいたっけ。
抱きしめた時はこれまた照れて走り去って行っちゃったなあ。
キスをした時はずっと俯いちゃってさ。
セックスをした時なんか泣いて喜んでくれたんだ。

デートしようって言うと、やっぱり照れて断られちゃうけどね。


ね?素敵な彼女でしょ?






























僕 は そ ん な 彼 女 の こ と 、 一 生 離 さ な い よ 。









そういえば、自己紹介がまだだったね。
これは失礼。
僕は———————。


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