複雑・ファジー小説

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メルヴィユーモンド ~子供達と世界の真ん中~
日時: 2017/02/22 01:22
名前: 花月 (ID: HYBdaZWe)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi

どうも、筆者の花月(はなつき)です!
私には多分、文才がありません!(人によるけど)
ご了承下さいm(_ _)m
100%オリキャラです。苦手な方は戻って、どうぞ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少年は希望を捨てない
少女は全てがわからない

未来を信じて歩いている
心も夢も現実も自分も

全ての世界を変えるため
なら何で生まれたの?

明日の世界は何があるかな
見えない答えは見えなくていい

君はどんな事をしてるのかな
あなたと私は変わらなくていい

思ったことははっきり言いたい
はっきり言って どうだっていいの

世界が戻ればそれでいい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目次

登場人物設定>>1-4

A型の人もA型じゃない人も両方の為のA型の人が作ったとってもA型の人らしい血液型付きみんなのプロフィール ~つまり作者はA型です~
>>21
コンビとか作ってみた >>24

ヴォアの属性人形の詳細 >>28

本編!↓
第1章 「世界の旅人さん」

第1話 >>7 第2話 >>8 第3話 >>9 第4話 >>10 第5話 >>11 第6話 >>12 第7話 >>13 最終話(1)>>14 最終話(2)>>15

第2章の前に>>16

第2章 「なくさないように」

第1話 >>17 第2話 >>19 第3話 >>23 第4話 >>25 第5話 >>26 第6話 >>29 第7話 >>30 最終話 >>31

第3章の前に>>32

第3章 「手放すか」

第1話 >>33 第2話 >>34 第3話 >>35 第4話 >>36 第5話 >>37 第6話 >>38

舞台裏 (メタ発言注意)
1、美味しそうなお料理事件 >>20 >>22
2、ヴォアの部屋 >>27
3、メルモンでコピペbot的な何か >>39
4、メルモンでコピペbot的な何か2 >>40←おにゅー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更新日は毎週月曜日と土曜日(たまーに日曜日)です!日曜日書く日は土曜日に報告します!それまで感想書くなり見直すなりゆっくりしていってね!あと、更新の時間帯もバラバラなので、ご了承を。

花月「更新大遅刻は日常茶飯事DA☆」

〜OSHIRASE〜
「小説イラスト掲示板」で、この小説のキャラのイラストを投稿し始めました!
これでキャラの雰囲気とかイメージとかはバッチリ!だと思うお!
「メルモンのキャラ」っていう題名で、もちろん名前も「花月」です!


〜そのまたのまたお知らせ〜
もういっちょ小説始めました。上に書いてあるURLから飛べます。ペンギンでも飛べます。

第2章 「なくさないように」 ( No.26 )
日時: 2016/05/23 02:59
名前: 花月 (ID: gb7KZDbf)

第5話

マイカ「あ!あのなあのな、うち、旅館の女将やってんねん!」
シエル「へー!すごいね!僕たちと同じくらいの年なのに」
エトワール「あの、ヴォアさん?」
ヴォア「…?」
エトワール「えっと、『過去を見る』ってどんな感じなんですか?」
ヴォア「……」
エトワール「…口じゃ、言い辛らいですか?」
ヴォア「………」
シエル「ふったりっともっ! 何話してるの〜?」
エトワール「あ、えっと、ヴォアさんのことです」
シエル「何の話?」
エトワール「えっと…(チラッ)」
ヴォア「…好きにすれば?」
シエル「?」
エトワール「いや、やっぱり秘密です」
シエル「えー?」
マイカ「まぁまぁ、あ、それから…」

マイカは、手に持っているチラシを僕たちに見せた。

マイカ「あのな、今、うちの旅館、人手不足でな、よかったら、手伝ってほしいんやけど…」

そのチラシは、「1日ボランティア、老若男女募集中!!!」という内容だった。

シエル「ねぇ、やってみようよ! 今暇だし!」
エトワール「ですね。でも…」

マイカ「あ、旅館の決まりは、当日にしっかり教えとくわ! せやから安心せぇや!」
シエル「本当!?やってみよう!ね!ヴォア!」
ヴォア「…うん……」

というわけで、今日はその旅館で泊まる事になった。 料金はサービスしてくれるんだって。 明日がその当日らしい。

シエル「うわぁ… 部屋ってこんなに広いんだ〜 逆に3人じゃ広過ぎるかもね!」
エトワール「よほど混んでいるんですかね… 『この部屋しか1〜3人用は空いていない』って言ってましたし…」
ヴォア「……(落ち着かない)」
シエル「まぁ…仕方ないよ! だって、この村で1番人気の旅館らしいし!」
エトワール「そうですね。ヴォアさん、リラックスですよ、リラックス」
ヴォア「………(まだ落ち着かない)」

マイカ「みなさ〜ん お風呂のお時間です〜 案内します〜」
シエル「おー!(めちゃくちゃノリ気)」

※入浴シーンはいろいろOUTな感じになりそうなので大幅にカット

シエル「ふー… 一晩風呂入ってなかったからすっきりした〜」
エトワール「…もう眠いので、もう寝ます。 おやすみなさい…」
シエル「あ、おやすみ〜」
エトワール「…2人は眠たくないんですか?」
シエル「んー 慣れない場所だから、眠れないのかな」
ヴォア「…眠くない」
エトワール「…そうなんですか……」
シエル「あ、寝ちゃった。いつもなら『ダメですよ!睡眠は、しっかり取らないと!』って言うのにね…あはは」
ヴォア「ふーん…」

…ん? 待てよ…? ってことは今、僕とヴォアは2人きり………

よし! ヴォアの事、いろいろ探っちゃおう!!

と、変なのか変じゃないのかよくわからない感じな事を思いついた僕は、早速ヴォアに話しかけてみた。

シエル「ねぇ、ヴォア」
ヴォア「…?」
シエル「なんかさ、面白いよね」
ヴォア「…何が?」
シエル「だって、ちっちゃい頃に僕たちちょっと会っただけなのに、今は一緒に旅に出てるんだよ? よく考えたら、すごいなって」
ヴォア「…うん……」
シエル「…ねぇ」
ヴォア「…何?」
シエル「ヴォアの感情って…ない訳じゃないと思うんだ。だって、泣いた時もあったし、ちょっと照れてた時もあったじゃん!」
ヴォア「……」
シエル「だから、ただ自分の感情がわかんないだけじゃないかな?」
ヴォア「………」

僕が伝えたかった事を言ってみる。

シエル「だからさ…その…」



シエル「感情を、教えてあげるよ!」

ヴォア「……!?」

ヴォアはちょっと驚いていた。
そしてその後、

ヴォア「…好きにすれば?」

と言った。

シエル「…うん!好きにする!!」


翌日
早速、今日の打ち合わせが始まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第5話 ENDーーーーーーー
はい!次回予告とズレましたー!
\バカヤロー/\バカヤロー/\バカヤロー/
結局ヴォアに優しいシエルですよ。リア充。リア充じゃないか。
あのね、水泳100m泳げるようになったよー!
(卍 ^q^)卍 ドゥルルルルルルル バシャバシャバシャバシャ
↑シャバシャバに見えるね
もう「ー」書くのめんどくさい!
というわけで↓
〜次回予告!〜
本格的にスタートした「1日ボランティア」。
マイカも一生懸命働くが、空回り…
まさかのアクシデント暴発!?
次回もお楽しみに!


感想OK

舞台裏 その2 「ヴォアの人形」 ( No.27 )
日時: 2016/05/24 01:54
名前: 花月 (ID: gb7KZDbf)

舞台裏 その2

それは、ある日の昼下がりの時だった。

花月「あぁー 暇だなー …ん?」

珍しく、ヴォアの部屋のドアが開いていた。
いつもはいる時もいない時もちゃんとドアは閉めて、鍵までかける程なのに。
花月「んー… ちょっとだけ!」

なんとこの作者、ガチで用心深い子の部屋をこっそり入るというバレたらとんでもない事になりそうな事をやりはじめたぁ!?
どんだけ自由人なんだよ;

花月「まぁまぁ、細かい事は気にしない!」

あーそれワカt… って何言わせるんだオイ(^^#)

花月「んー、普通にキレイな部屋だね。…あれ? これヴォアの人形だよね?なんでこんなとこにあんだろ?」

作者はヴォアの人形を手に取って、しばらくいじっていた。

すると…?

人形「ナにしテルの?」

…? あれ? 今…

花月「」←固まっている

人形「はナシてヨ」

花月「」

あれ? 人形から聞こえt 「キェャァァァァァァァァ!!!!シャァベッタァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」 うっせぇ今こっちがシャベットルワァァァァ!!!!!!!

あと昔のハッピーセットのCMのネタやめろ!!!それMADまで出ちゃってるから!←マジです。

花月「ごめんごめんw まさかヴォア人形が喋るとは思わなくってさw」

人形「はヤく、ハやク!」
花月「あああ、ごめんね(人形を戻す)」

ポレミステース「どうなさいましたか!? …あれ?」
花月「あ、いや、何でもないよ!うん。気にしないで!」
ポレミステース「あ、はぁ…;」

クオーレじゃなくてよかったね;

花月「うん。もしあいつだったら今頃げんこつくらってたよ;」

ポレミステース「あ…あわわ…」
花月「?」

おや? ポレミステースの様子が変だぞ?

ポレミステース「あ、あの…外…」
花月「ん?外?(クルッ)」


2人が見たもの:窓の外からまがまがしいオーラを放ったいつもより目が赤黒いヴォア

2人&ナレーション「「「」」」




ヴォア「…で? それだけ?」
花月「はい…それだけです…」

えー、現在の様子はというと、ヴォアはお怒りモードで作者は土下座させられている感じです。ちなみにポレミステースは「今回はもういいけど次やったら火だるまにする」らしいです。

花月「あ、でも、なんでヴォアの人形がシャベッタァァァの?」

ヴォア「…知らない」


つづく

感想OK

ヴォアの属性人形の詳細 ( No.28 )
日時: 2016/06/01 18:44
名前: 花月 (ID: gb7KZDbf)

ヴォアの属性人形の詳細

花月「えー、このスレは、いつもヴォアが持ち歩いている7個の属性人形さん達の、詳しい事を発表していきます。もちろんヴォアの許可は貰いました^_^」

でもいらん事言ったら氷漬けにされるんでしょ?

花月「うん。だから慎重にやっていくの!あの子、冗談聞かないから、怒り始めたらヤバイんだよ!」

わかる気がする。前書いたやつヴォアすんごい怒ってたもんね;

花月「うん。もう顔も合わせられなかったよ…(gkbr)」

さて、お喋りはこのくらいにして。
いっきまーす!
ちなみに属性人形さん達には名前はありません。


・火属性人形
特徴
全身赤色で、犬っぽい人形。
体の中に赤い「夢見るカケラ」を入れている。
性格
1番ヴォアになついている。
行動力があって、人の嬉しそうな顔が好き。

夢見るカケラ…大昔にあった、平和な世界の壊れた破片。不規則な形をしている。「元の平和な世界に戻りたい」という願いを感じ取られたから、この名前が付いた。

・水属性人形
特徴
全身青色で、ネズミっぽい人形。
体の中に青い「夢見るカケラ」を入れている。
性格
基本的におとなしい。
雨が降る日は活発的になる。


・電気属性人形
特徴
全身黄色で、クマっぽい人形。
体の中に黄色い「夢見るカケラ」を入れry
性格
とても好奇心旺盛で、「考えるより動け」みたいなタイプ。
たまに天然なところも見せる。


・氷属性人形
特徴
全身水色で、ウサギっぽい人形。
体の中に水色の「夢見るカケラ」をry
性格
常に冷静で、とても賢い。
だから、「ヴォアに似ている」とよく言われる。


・土属性人形
特徴
全身濃いオレンジ色で、キツネっぽい人形。
体の中に濃いオレンジ色の「夢見るカケラ」ry
性格
せっかち屋で、ピンチになると、すぐ慌て出す。
でも仲間思いの優しい性格。


・闇属性人形
特徴
全身紫色で、ネコっぽい人形。
体の中に紫色の「夢見るry
性格
少しネガティブ思考で、落ち込みがち。
でもいい時にはしっかりやってくれるのが+。


・光属性人形
特徴
全身白色で、鳥っぽい人形。
体の中にry
性格
ポレミステース程ではないが、かなり真面目な性格。
責任感が強い人形達のリーダータイプ。



〜あとがき〜
更新大遅刻してすいませんでした!!!(鉄棒でプロペラ回りからのでんぐり返し土下座)
完全にサボってました!ちなみにサボテンにはトラウマがあります。
では改めて、
ありがとうございました!どうでしたか?
ここも個性豊か過ぎでしょwww
でもその方が面白いかなって。
次は本編書きます。

花月「明日から、本気出す」


感想OK

第2章 「なくさないように」 ( No.29 )
日時: 2016/08/02 02:11
名前: 花月 (ID: ixlh4Enr)

第6話

『ある日、ある病院で、1人の赤ん坊が産まれました。
しかしそれと同時に、その両親は死にました。
赤ん坊は、看護師の手で育てられる事になりました。
数日後、その看護師は死にました。
そして、別の看護師に育てられる事になりました。
その翌日、その看護師も死にました。
今度は、ある医師に育てられる事になりました。
しかしまた、その医師は死にました。
悪霊が取り付いていると考えた別の医師が、霊媒師の元へ行きました。
しかし、除霊を行う前に、霊媒師とその医師は死にました。
その情報を知った人間達は、赤ん坊を「死神の生まれ変わり」と呼び、赤ん坊を殺す事になりました。
しかし、その「死神」の力でしょうか。
斬首しようとした警察も、射殺しようとした自衛隊も、赤ん坊の死刑に賛成した者達も、自分の首を切ったり、自分の口の中で発砲したり、原因不明の死病にかかったり、たくさんの人間が死にました。
やがて赤ん坊は、誰にも見られなくなりました。
そして人間は誰一人、怪死しなくなりました。
赤ん坊は誰もいない、暗い森に捨てられました。
食料も、何も持っていません。
しかし、赤ん坊はいつまで経っても死ぬ事はありませんでした。
やがて赤ん坊は大きくなり、少女になりました。
少女は何も考えず、ただ森の中を彷徨っていました。
森には、動物はいません。
そう、少女を見た瞬間、動物達は骨になってしまったのです。
それでも少女は、何も感じませんでした。
ある日、少女は川を見つけました。
少女が川を覗き込むと、川に自分の顔が映りました。
真っ黒でボロボロなコートを着てて、顔は真っ赤でした。
それも、赤ん坊の時から何回も見た色でした。
少女は自分の顔を触りました。
ゴリゴリしてて、ベトベトしていました。
そう、少女は












もう既に死神になっていたのです』




ヴォア「!!?」

私はガバッと起き上がった。
顔には汗がついていて、なぜか息も荒い。

シエル「ヴォア!!大丈夫!?すっごいうなされてたよ!?」
エトワール「ヴォアさん、具合でも悪いんですか…?」
ヴォア「………」

目の前には、目を見開いて、慌てた様子のシエルとエトワール。
なんだ…夢か……

シエル「あ! ヴォア!!やっぱり具合悪いんでしょ!なんで言わなかったの!?」
ヴォア「え……」

いや…そういうのじゃなくて……

ヴォア「…なんでもない」
エトワール「なんでもない訳ないじゃないですか!」
シエル「そうだよ!だってヴォア泣いてるもん!」
ヴォア「…?」

気付いた時には、もう私の顔は汗と涙でぐしょぐしょだった。

シエル「…怖い夢でも、見たの?」
ヴォア「…!」

すぐに見抜かれた。こんなの忘れたかったのに。
私は頷く。

エトワール「えっ…」
シエル「…どんな夢だったの…?」
ヴォア「…ずっと暗かった…」

あるのは薄暗い月明かりだけだった。
ただその光を頼りに進んでいた。
そして、声が聞こえてた。ずっと。
ある物語を読んでいるような声だった。
進んでいたら、川が見えた。
川を覗いてみたら、黒いボロボロのコートを着た、血を塗りだくった骸骨が映った。
それに、あの声。
恐らく…






ヴォア「私の…声…」

そうか。
これは「怖い」んだ。
震えながらうずくまると、誰かが背中を撫でてくれた。

シエル「大丈夫。僕も、エトワールもいるから。ね!」
エトワール「ヴォアさん、大丈夫…ですよ。ぼくたちはヴォアさんを捨てたりなんかしません」
ヴォア「…………」

少し落ち着いた。
背中を撫でられただけで、こんなに落ち着くなんて。

ヴォア「…もう落ち着いたからいい」
シエル「そっか。よかった!」

と、いつものように無邪気に笑う。本当に能天気なんだな。シエルって。


シエル「よし! じゃあ、着替えよっか!じゃあ、ヴォア先に着替えて!僕たち廊下出るから!」
ヴォア「え…」
エトワール「着替え終わったら呼んでいただけますか?」
ヴォア「……(頷く)」
シエル「よし!じゃあ行こう!」
ヴォア「……待って」
シエル&エトワール「「?」」

はっきり言わなきゃ。
なぜか、恥ずかしいけど…

言わなきゃ。

ヴォア「その…あり…がと…」


2人は少し驚いた表情だった。
でもすぐに笑顔に戻って

シエル「どういたしまして! あはは!」
エトワール「礼にも及びませんよ。ヴォアさん」

返してくれた。
少しだけ、なんかよくわからない感情が動いた。
なんなのかわからない。でも、明らかに、
「怖い」んじゃない。
私はそう確信した。


そして、本番、
ボランティア専用のスカーフみたいな布を巻いて、仕事が始まった。

マイカ「ほな、さっき言った仕事の説明、忘れんといてな!」
シエル「はーい!」
エトワール「先輩、もうすぐ始まるんですから落ち着いてくださいよ…」
マイカ「ええねん、元気な子程、お客さんは喜んでくれるんや」
シエル「へへーん」
エトワール「でも、後輩として、その精神年齢は恥ずかしいです…」
シエル「ガビーン!」
マイカ「あはははは! んで、えっと…ヴォアちゃんやな!料理配達の仕事、頑張ってな!」
ヴォア「……わかった」
マイカ「んー、ちょいと元気足りんけど、まぁええか!」
ヴォア(本当になんなんだこの人…)

元気ってそこまで必要なの?と、私は思った。

〜第6話 END〜
はい!まさかのヴォアの怖い夢!
リアルで見たらガチで怖そうなんだけどwwwやっべぇwww
次回予告には書かなかった「ドッキリ」として流しといて下さい!
ガチドッキリ大成功〜!
次から本気出しますwもうめっちゃ引きずってるもんね
〜次回予告!〜
前回のコピーで。(サボり)


感想OK

第2章 「なくさないように」 ( No.30 )
日時: 2016/06/12 05:28
名前: 花月 (ID: gb7KZDbf)

第7話

「おい君!この食材切るの頼むよ!」
シエル「あ、はーい!」
「助っ人!鍋の火消し忘れんなよ!」
シエル「はい!わかりました!」

僕は厨房のお手伝い。何十人分もの料理を作るし、本当に人数も少ないから、僕がいてもすっごく忙しい。

「おーい!煮物まだかー!?」
シエル「はーい!今行きまーす!」
「料理追加ー!あと8人分ー!」
「はいよー」

〜〜
「じゃあ次、208号室、6人分ね」
ヴォア「……」
「返事!」
ヴォア「…はい」

私は料理配達を頼まれた。本当に人数少ないな…
ポンチョは邪魔になるから今は脱いである。

ヴォア「…(バンッ)」←勢いよくふすまを開ける
「あの…もう少し優しくね…;」
ヴォア「硬い」
〜〜
「はい、これで10人分。持てる?」
エトワール「は、はい…大丈夫…です……」

ぼくは布団の管理や配達、洗濯のお仕事をする事になりました。
やはり人数が少ない為、みなさんとても忙しそうです。
これを毎日やっていると思うと、すごいなと思います。

エトワール「お、う、うわぁぁ!!!(ドテッ)」←足を引っ掛けて転んだ
「あ!ごめんなさい!大丈夫?」
エトワール「あ…はい、大丈夫です」
「あーもう、何やってるの2人共!」
「「すいません…」」
〜〜
休憩時間

シエル「どう?2人共」
エトワール「うーん…みなさん、とても忙しそうでした。ちょっと、ミスもしてしまいましたし…」
シエル「そっかぁ。でもまだ時間はあるから、これからいい所見せつけないと!…ヴォアは?」
ヴォア「…別に。どうだっていいでしょ…」
シエル「…ヴォア、なんか変だよ?本当に大丈夫?」
エトワール「その…頼っていいんですよ?」
ヴォア「…いいって」

そう言って、ヴォアは仕事に戻って行った。

エトワール「元気…無くなっちゃってますね…」
シエル「うん…」
エトワール「シエル先輩、ヴォアさん、どうすればいいでしょうか…」
シエル「うーん… でも!今はとりあえず仕事をしなくっちゃ! 考えるのはその後!」
エトワール「先輩はポジティブ過ぎますよ…」
シエル「でしょ?えっへへー」
エトワール「褒めてません(キッパリ)」
シエル「ガビーン!」

〜〜

「ねぇ!!ちょっと聞いて!」

厨房に、女将さんの焦った声が響いた。

「なんだ?こっちは忙しいんだよ」
「マモノが!マモノが入ってきたの!!」
全員「!!?」
シエル「それって本当ですか!?」
「ええ。受付で2人襲われたわ。きっと外も大変な事になってるはず…」
「くそぉ…なんでこんな事に…!!」
「俺の命もここまでか…短かったな…」
シエル「みなさん!みなさんは、ここで待ってて下さい!!」

僕は泊まってる部屋へ走り出した。討伐の為だ。

「おい!どこ行くんだよ!!って、素早いなぁあいつ…」
「あいつなら多分大丈夫だろ。ああ見えて自衛隊なんだとよ」
「えぇ!?あんなチビが!?」
「あ、あと他の1人もそうなんですって。あともう1人の子は魔導師とか聞いたけど」
「はぁ〜最近のガキは進化してくな〜」
「あと、確か『マイカ』って奴、昔から弓習ってるとか聞いたぞ」
「あんなドジ娘が!?」


その頃

シエル「あれ!?みんな!?」
エトワール「聞いたんですよ!マモノが1階に入って来たって…はぁ…」
ヴォア「…それならもう片付けるしかないでしょ…」
シエル「…旅に出て初めての討伐だね…」
エトワール「…はい」

〜〜
僕たちは館の中の全員を最上階へ避難させ、僕たち3人は1階へ降りた。

シエル「みんな、行くよ!」
エトワール「はいっ!!」
ヴォア「…!!」

1階はマモノが予想以上にたくさんいた。
僕たちは散らばって攻めていった。
上の階へ行かせない事を目的に、マモノを階段から守っていく。
でも、さすがに3人だけじゃ厳しかった。

エトワール「え?わ、うわあぁぁぁ!!!!」

マモノがエトワールの足を掴んだ。そしてそのまま逃げようとする。

シエル「エトワール!!させるかぁぁぁ!!!!!」

僕は剣をマシンガンに変えて、逃げるマモノを狙って打ちまくる。
マモノは倒して、エトワールは復活した。

エトワール「先輩っ!!ありがとうございます!!」
シエル「お礼は後で!今はやり切るよ!!」
エトワール「はいっ!」

絶対に負けない。負けてたまるか。この村の全員の命が掛かっているんだ!

〜〜

ヴォア「…っ!」

消しても消しても、マモノの数は絶えない。次から次へと入って来る。
もう仕方ない。できた事は無いけど、この魔法を使うしか…!

ヴォア「………」

全ての人形を、上へ投げる。
上手くいくか…


………!!!

人形達の身体部分が光った。
…行ける

その光は人形達を飲み込み、大きな棍棒と化した。

ヴォア「全部……消す…!!!」

私は棍棒をマモノの群れへと投げた。

「ヴァァァァアァァァァァァァァァアァァァ!!!!!!!!!!!」

マモノの群れは爆発し、棍棒もその中へ消えていった。
そして、館の中のマモノは消え、また入らない内に急いで門を閉めた。


シエル「ヴォア!!すごいじゃん!!かっこいい!!!」
エトワール「ヴォアさん!!あんな大技があったんですか!!」
ヴォア「…うるさい」
シエル「あ…いつものヴォアに戻ったね!『うるさい』って言った!」
エトワール「あ、そうですね。戻ってくれて、嬉しいです!」
ヴォア「…!?///」



「え!マモノ倒した!?」
シエル「はい!門も閉めたので、もう安全です!!」
「ありがとう!!お前ら命の恩人だ!!」
ヴォア「……」
エトワール「…?ヴォアさん…?」
シエル「? どうかしたの?」
ヴォア「外…」
シエル「え?」
ヴォア「でかいのいた…多分、群れの大将だと思う……」
エトワール「そんな…」

〜第7話 END〜
月曜日ガッツリ忘れてたOTL
将来が不安なんですけどOTL
マジで中ボスどうしようOTL
本当にすいませんでしたOTL
〜次回予告!〜
群れのボスを目撃したヴォア。
そして戦うと決心。
しかし、勝利は厳しかった。
そして!
あいつが仲間入り!!
次回、第2章完結!(たぶん)
次回もお楽しみに!


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