複雑・ファジー小説

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メルヴィユーモンド ~子供達と世界の真ん中~
日時: 2017/02/22 01:22
名前: 花月 (ID: HYBdaZWe)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi

どうも、筆者の花月(はなつき)です!
私には多分、文才がありません!(人によるけど)
ご了承下さいm(_ _)m
100%オリキャラです。苦手な方は戻って、どうぞ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少年は希望を捨てない
少女は全てがわからない

未来を信じて歩いている
心も夢も現実も自分も

全ての世界を変えるため
なら何で生まれたの?

明日の世界は何があるかな
見えない答えは見えなくていい

君はどんな事をしてるのかな
あなたと私は変わらなくていい

思ったことははっきり言いたい
はっきり言って どうだっていいの

世界が戻ればそれでいい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目次

登場人物設定>>1-4

A型の人もA型じゃない人も両方の為のA型の人が作ったとってもA型の人らしい血液型付きみんなのプロフィール ~つまり作者はA型です~
>>21
コンビとか作ってみた >>24

ヴォアの属性人形の詳細 >>28

本編!↓
第1章 「世界の旅人さん」

第1話 >>7 第2話 >>8 第3話 >>9 第4話 >>10 第5話 >>11 第6話 >>12 第7話 >>13 最終話(1)>>14 最終話(2)>>15

第2章の前に>>16

第2章 「なくさないように」

第1話 >>17 第2話 >>19 第3話 >>23 第4話 >>25 第5話 >>26 第6話 >>29 第7話 >>30 最終話 >>31

第3章の前に>>32

第3章 「手放すか」

第1話 >>33 第2話 >>34 第3話 >>35 第4話 >>36 第5話 >>37 第6話 >>38

舞台裏 (メタ発言注意)
1、美味しそうなお料理事件 >>20 >>22
2、ヴォアの部屋 >>27
3、メルモンでコピペbot的な何か >>39
4、メルモンでコピペbot的な何か2 >>40←おにゅー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更新日は毎週月曜日と土曜日(たまーに日曜日)です!日曜日書く日は土曜日に報告します!それまで感想書くなり見直すなりゆっくりしていってね!あと、更新の時間帯もバラバラなので、ご了承を。

花月「更新大遅刻は日常茶飯事DA☆」

〜OSHIRASE〜
「小説イラスト掲示板」で、この小説のキャラのイラストを投稿し始めました!
これでキャラの雰囲気とかイメージとかはバッチリ!だと思うお!
「メルモンのキャラ」っていう題名で、もちろん名前も「花月」です!


〜そのまたのまたお知らせ〜
もういっちょ小説始めました。上に書いてあるURLから飛べます。ペンギンでも飛べます。

第一章 「世界の旅人さん」 ( No.11 )
日時: 2016/04/09 19:42
名前: 花月 (ID: WGarmeYs)

第5話

あの日から、教官の授業や訓練は、厳しくなった。
そりゃそうだ。 あんなに逃げ回ってたんだから。

生徒A「ねぇねぇ、最近教官全員うざくない?」
生徒B「そうそう。相手は本物のマモノなんだからさー、あんなに叱らなくてもいいじゃん?」
生徒C「わかる〜! 自衛隊じゃあるまいし、女子にあんなきつい訓練させてんの、ほんっとむかつく〜!」
生徒A「だよね〜!」

ヴォア『…はぁ……」

私はため息をついた。

ヴォア「原因あなたたちでしょ…」

独り言で言ったつもりだったけど、あの子たちがそれを察したらしく、

生徒A「あのさ〜 1人だけ活躍したからって他の人を見下さないでくれる?」
生徒B「あ、あの子、親知らずの世間知らずだから、何でも言っちゃうんだよ」
ヴォア「じゃあ言わせてもらうけど、原因作ったの、マモノごときに逃げ回っていたあなたたちでしょ。 人を巻き込まないでくれない?」
生徒C「マ、『マモノごとき』って本当はあんたも怖かった癖に」
ヴォア「あんなひどい顔、好みって方がおかしいでしょ」
生徒B「う…ち、ちょっと、思い出させないでよ… うわぁ…気持ち悪い」

確か、人面が完全にドロドロだったような…気持ち悪い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ある日、私にある1通の通知が届いた。
…見合い?
見合いって何? 教官に聞いてみた。
男女でお話をして、そこから結婚する。
教官が言った。
結婚? 何でこんな早くに?
普通は、20歳を過ぎたらするものでしょ?

先輩「あれ?あなた、確か今度お見合いするんだよね? おめでとう!」
ヴォア「嫌だ…」
先輩「嫌かー。 そっか。 実はさ、この学院は、とっても優秀な子がいたら、男の子とお見合いさせるらしいの。 それはいい事な筈なんだけど、その子は周りからも距離置かれるし、だからみんな、この事、『魔導学院の裏の顔』って呼んでるらしいの。 しかも、その事、その子の両親にも言わないんだって」
ヴォア「裏の顔……」

なんだ。この学院も黒かったのか。 いい風に生徒を縛り付けているだけだったんだ。
私は心底呆れる。
両親には言わないって言ってたけど、私には最初からいないから、むしろ好都合だったんだ。

そして、見合い当日になった。
相手は確か… なんかのすごい人の息子…だったような… 話聞く気ないな…。
私は少しイライラしながら椅子に座って待っていた。
隣には、「母の代わり」と、学院長が座っている。
学院長「ヴォア、何をイライラしているのですか? お見合いとは、聖なる儀式ですよ。待つときも、華麗に、美しく」
ヴォア「何が華麗に美しくですか。私はこんなくだらない事より、授業の方が気楽です。 はぁ…遅い」
学院長「ヴォア、あなたのそのなんでも口にしてしまう癖は、昔から知っていましたが、それもそろそろ終わりにしましょう。 あいての機嫌を損ねてはいけません」
ヴォア「…絶対嫌だ。 ああもう、遅い…!」

私が学院長と喋ってる内に、相手の人が到着した。

相手「すみません。 遅れまs…」
ヴォア「遅い!」
相手「うぅ…」

言ってやる。思った事を、そのまま。

学院長「ヴォア、相手にいきなりそんな事を言ってはいけません」
ヴォア「嫌だ」
相手の父「あ、えっと…始めますか」

グダグダで始まった見合い。 私にとっては時間の無駄。
相手の話を流し聞きしながら、私はボーッとしていた。

学院長「では、2人だけで話す時間にしましょうか。 ヴォア、くれぐれも相手に失礼な事はしてはいけませんよ」
ヴォア「…」

2人だけの自由時間になった。 そこまでして距離縮めたいの?

ヴォア「……」
相手「……」

沈黙が続いている。

相手「…あの、」
ヴォア「…何?」
相手「あの、さっきからずっと不機嫌そうだったんですけど、僕何か、変な事言いましたか?」
ヴォア「…別に。」
相手「え…」
ヴォア「…この見合いが嫌なだけ。早く終わって欲しい」
相手「え…」

という感じで、グダグダ見合いは終わった。
私は開放感に満ちて、嬉しかった。

翌朝
今日は休日。だけど雨だ。 部屋で大人しくしていよう。
すると、『私とあって話がしたい』という人が来たと聞いた。
一瞬昨日のあの人かと思ったけど、仕方なく行ってみた。
昇降口を出て目の前に、
あの子がいた。
オレンジ色の髪。
水色の瞳。
あの時頭を打った子だ。
頭に包帯が巻かれている。

ヴォア「……」
シエル「え、えへへ…」
ヴォア「…?」

何が可笑しいの? まだ誰も何も言ってないのに。

シエル「えっと、僕の事、覚えてる? あの時、助けてくれたんだよね?」
ヴォア「え…えっと…まぁ…うん…」
シエル「やっぱり! あの時はありがとう!!」
ヴォア「…そこ…濡れるよ…?」
シエル「え? あ、うん。大丈夫だよ! ねぇねぇ、ちょっと僕の話、聞いてくれるかな?」
ヴォア「…うん……いいけど…」
シエル「やった! ありがとう!」

こうして、あの子の話が始まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第5話 ENDーーーーーーーーー
ハイ!って事で、
遅刻しちゃいけないって前回書いたくせに早速更新遅刻しやがった花月でーす!

いや〜やらかした!
すいません!

なんかもう書くことないから次回予告!
ーーーーーーーーーーーーーーー次回予告!ーーーーーーーーーーーーーーーー
シエルの4年前の話。
あの子が助けてくれた記憶。
感動の再会!
シエル視点!
次回もお楽しみに!


感想まだ

第一章 「世界の旅人さん」 ( No.12 )
日時: 2016/04/16 19:47
名前: 花月 (ID: WGarmeYs)

第6話

あの日、僕は頭を打って、幸い命は助かったけど、その日から頭痛とめまいが酷くて、よく倒れたりした。 今は、頭に包帯を巻いている。 保冷成分の薬を、頭皮から点滴みたいに刺しているから、それが外れないようにする為。
でも、

僕は決めた。
あの子に会いに行こう。 ちゃんとお礼を言おう。 ちゃんとあの子に確かめてもらおう。 あの日、僕たちが出会った日のことを。
僕は決心して、早速次の休日を確かめた。

シエル「土曜日と日曜日か。 じっくり話し合えるね!」

僕は予定表を見て言った。 お礼を言う。 たくさんお話しする。

エトワール「シエル先輩! 最近なんだか楽しそうですね」
シエル「え? そうかなぁ? 実は今度の休日、ちょっとお出かけするんだ」
エトワール「え!? どこ行くんですか?」
シエル「んー 秘密〜」
エトワール「あ、わかりました。 先輩がそこまで言うのなら」
シエル「え!? そこ『教えてくださいよー』って言うところだよ!? あと、僕そこまで言った!?」
エトワール「いや、なんだかそうすると図々しいというか…」

いくらお出かけでも「魔導学院」なんて言ったら、なんか誤解招きそうだし、この事は黙っておこう。

そして休日。 僕はいつものリュックに少しの食料を入れて、外へ飛び出した。
と思ったら…

シエル「うわぁ! あ、雨かー」

慌ててたから気付いてなかったけど、今日は朝から大雨だ。
僕は昇降口に戻って傘を取りに行った。
だけど…

シエル「あれ? ない」

僕の傘が見当たらない。 他の子が間違えて持って行っちゃったかな。
僕は仕方なく、大雨の中、駅まで走って行った。

シエル「うわぁ〜 でっかいなぁ〜」

僕は無事、到着した。
隣町の魔導学院。 大きな校舎で、5階ぐらいあるかな。 昇降口の上には、立派な時計があった。
僕がしばらくその建物を眺めていると、

女の人「あの、何かご用ですか?」

女の人が話しかけてきた。 紺色のドレスを着ていて、頭に花の髪飾りを付けている。

シエル「あ、えっと、この学院の方ですか?」
女の人「えぇ。ここの教官を勤めています」
シエル「へー! そうなんですか!」
女の人「あの、もしかして、少年自衛団の方ですか?」
シエル「あ、はい! あの、この学院のえーっと、紫色の髪で、かみが長くて、赤い目で、人形を持っている女の子、いますか? 僕、その子と話がしたいんです」

特徴を言ってみた。 名前わからないと不便なんだなって思った。

女の人「紫…赤い目… あ、わかりました。すぐ呼んできます」

そう言って、女の人は学院へ帰って行った。そしてしばらくすると、

女の子「……」

あの時の子が出てきた。 やっぱりフードは被ってたけど、ちょっと恥ずかしがっている顔が少し見える。

シエル「え、えへへ…」
女の子「…?」

なんかすっごく、嬉しい。 会いたいって思ってた人に本当に会えるって。
でもこの声は、あの子からしたら、ただの変な人の声かも。

シエル「えっと…僕の事、覚えてる? あの時、助けてくれたんだよね?」

僕は問いかけてみる。 すると、

女の子「え、えっと…まぁ、うん」

その子はそう言いながら、頷いた。

シエル「やっぱり! あの時はありがとう!!」

笑顔でお礼を言う。

女の子「…そこ…濡れるよ…?」

その子は無表情で言う。

シエル「え? あ、うん。 大丈夫だよ!」

雨くらい、平気だ。

シエル「ねぇねぇ、ちょっと僕の話、聞いてくれる?」
女の子「…うん……いいけど…」

よかった!やっぱり優しい子なんだね!

シエル「やった! ありがとう!」

それから、僕たちは雨宿りできる場所に移動して、僕とあの子の話は始まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シエル「4年前にね、記憶の海に、マモノたちがたくさん現れたの、知ってるよね?」
女の子「……」(コクッ)
シエル「僕その時ね、そこにいたんだ。 それでね、マモノにやられそうになった時、君にそっくりな子が魔法で助けてくれたんだ。 人形も持ってて。でね、 まさかとは思うんだけど、その子、君の事じゃないかなって…」
女の子「………」
シエル「あ、誤解だったらごめんね! ただ、本当に君にそっくりだったから、それを確かめようって思って」
女の子「それだけの為に?」
シエル「え?」

急に問われたから、ちょっと話が止まる。

女の子「それだけの為に…雨の中ここまで来たの…?」
シエル「あ…うん!」
女の子「………」ギッ

睨まれてる…赤い目だからなおさら怖い。

シエル「あ…えっと…ごめん」
女の子「別に…怒ってないけど」
シエル「あ、そうなんだ」

よかった。 機嫌損ねちゃったかと思った。

シエル「あ! そういえば、名前聞いてなかった! えっとね、僕はシエル。 シエル・クレールだよ! 君は?」
ヴォア「…ヴォア・ラヴィソン……」
シエル「ヴォアっていうんだー! いい名前だね!」
ヴォア「いい名前…?」
シエル「うん!」
ヴォア「………」
シエル「あれ? もしかして、褒められるの苦手?」
ヴォア「…いい名前って…初めて言われたから…」
シエル「えぇ!? 初めて!? 友達とかに言われないの!?」
ヴォア「いらない…そんなの……」
シエル「えぇ!?」

友達いないんだ…。特に欲しいとも言ってないし…

シエル「このまま…独りでいるの?」
ヴォア「それでいい」
シエル「……」

さすがの僕も、黙り込んでしまった。

ヴォア「私…」
シエル「え?」
ヴォア「あなたの言ってたその子…私…」
シエル「…!!! 本当!? 本当なの!?」
ヴォア「…うん……」
シエル「やったぁ!! やっと会えた! 今更だけど!」
ヴォア「今更…」

僕はこの日、久しぶりに幸せというものを感じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第6話 ENDーーーーーーーー
うぇい!今回ちょいと長かったぜぃ!

ちなみにシナリオとかあっても、書くときにほとんどが変わっちゃうっていうか、全く違う展開に行っちゃうことがよくあるんです!←どうでもいい!\(^q^)/
あーゲームやろう

じかいよこーく!
ーーーーーーーーーーーーーーー次回予告!ーーーーーーーーーーーーーーーー
関係が判明したシエルとヴォア。
しかし、またあの悲劇が、今度は異世界まで襲う!
そして、ヴォアの両親とは!?
次回はちょっとシリアスかも
次回もお楽しみに!


感想まだ

第一章 「世界の旅人さん」 ( No.13 )
日時: 2016/04/11 18:00
名前: 花月 (ID: WGarmeYs)

第7話

翌朝
僕は不思議と、自然に目が覚めた。
すっごくいい天気。

シエル「あ〜 昨日は楽しかったな〜」

軽く伸びをして、時計を見た。
まだ午前5時20分。 早過ぎという程早かった。
今日も休日。 正直ヴォアに会いたいけど、流石に連続はうざいと思われるかもしれないから、やめておこう。

僕は練習場へ行って、片手剣やマシンガンの練習をしていた。
しばらく経って、周りにもちょこちょこと人が増えてきた時、

エトワール「シエル先輩! あの、お客さんです! なんか、すごい慌ててましたよ」
シエル「お客さん?わかった。 ありがとう!」

僕は走って練習場から出て、昇降口に行った。

シエル「あれ? ヴォア!どうしたの?」
ヴォア「…はぁ……はぁ……」
シエル「ヴォア、もしかして、走ってきたの? すっごい息荒いよ!?」

僕は慌ててヴォアの腕を掴んだ。 すっごく苦しそう…

ヴォア「…はぁ……シエル…!」
シエル「!?」

ヴォアがいきなり僕のジャケットを掴んだ。

ヴォア「もうすぐ… マモノが異世界まで行っちゃう…… 予言者が言ってた…」
シエル「えぇ!? 予言者って、あの空からの!?」
ヴォア「………」(コクッ)

予言者。 名前は無い。 ただ、空から聞こえるその予言は、今までに外れた事は無い。
どうしよう…このままじゃ……でも、異世界なんて、まだ僕たちの歳じゃ行けないし…

シエル「ど、どうしよう!?」
ヴォア「…大人に頼めないの? 自衛隊でしょ?」
シエル「うぅ…そうはいっても…疑われるし…」
ヴォア「……」
シエル「とりあえず、落ち着いて、僕も教官に話しておくから」
ヴォア「………」

とりあえず今日のところは帰った。
そして、この事を教官に話した。

教官「そうか…にわかに信じがたいが、あの予言となると、 異世界も危険だな」
シエル「はい。 あの、なんとかなりませんか? お願いします!」
教官「ああ。後で組織長にも伝えておく。 ありがとう。 その生徒にも、そう伝えてくれ」
シエル「はい! お願いします!!」

よかった。信じてくれた。
僕は安心する。でも、あの悲劇がまた起こるのも時間の問題。 僕も何か手伝えるかな。


その頃、ヴォアは、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヴォア「…はぁ……はぁ………」

駅から走って帰ってきた。
早く…早く知らせなければ。
私はフラフラになりながら、学院長室に向かう。
着いた。
でも、中から声が聞こえる。 誰かいるのだろうか。
息が整うのを待ちながら、私はドアの前に立つ。

学院長「ヴォアには両親の記憶などないわ。 今は試験期間中ですし、そんなことを言って、あの子の邪魔をしたくはありません」
教官「ですが学院長! あのまま真実を隠すおつもりですか!? そんなの、ヴォアが可哀想です!」
学院長「ええ、それは勿論わかっております。 ですが、あの子は優秀な生徒でもあるのです。 せめて、試験が終わった時に話しましょう」
教官「もう…知りませんから!!」

教官がドアを開けた時、私と目が合った。
教官は慌てだした。

教官「ヴ、ヴォア!? なぜここにいるのです!?」
ヴォア「教官…私は…」
学院長「ヴォア……」

もうわかった。 何の事で揉め事をしていたのか。

学院長「聞かれてしまいましたか…」
ヴォア「学院長…」

私の家族のお話。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第7話 ENDーーーーーーーー
あ、シエル視点のつもりがヴォア視点も入れちゃった。
エヘッ(´∀`)

ヴォアの両親の事…

何にもネタが思いつかん(泣)

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!
どおおぉぉぉぉぉぉしよょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
↑うっせぇ
次回予告↓↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーー次回予告!ーーーーーーーーーーーーーーーー
ついに、学院長の秘密を聞いてしまったヴォア。
そして、全てを受け入れるシエル。
次回、第一章完結!!
かもしれない!!!
次回もお楽しみに!


感想まだ

第一章 「世界の旅人さん」 ( No.14 )
日時: 2016/04/16 19:44
名前: 花月 (ID: WGarmeYs)

最終話(1)

※長くなったから二つに分けます。

私の両親の話。 私がまだ産まれたての時の話。
私のお父さんは、古生物学者だった。
お母さんは、料理人だった。
でも、お母さんは生まれつき、病弱だった。
私が産まれたって聞いて、お父さんは喜んで、すぐにその病院に行こうとした。
でも、その道中、お父さんは、

事故で亡くなった。
馬車にひかれて、即死だったらしい。

その知らせを聞いたお母さんは、1人で私を育てると決めたらしい。でもその翌日、
その病院内で殺人事件が起きて、お母さんは強盗に殺された。
なぜ私は助かったかというと、その時の私は、別室にいて、奇跡的にその部屋には被害がなかったから。

その後、両親二人共亡くした私は、病院から魔導学院に送られて、学院長や教官たちが、私の保護者になった。
でも私は、学院長や教官たちを、親とは思っていなかった。
人間には親はいなくて、大人が世話をすると思っていたからだ。
虫のように、人間も子供を産んだらすぐ死ぬんだと思っていた。


教官「っていうことがあったの。ヴォア、今まで隠しててごめんなさい」
学院長「ヴォア、決して授業や試験の最中に、この事を思い出してはなりません。苦しむのはあなたです」
ヴォア「………」

もう嫌だ。消えたい。死にたい。

私はあの時の苦しみを思い出した。
私が生まれたせいで、お父さんとお母さんは死んだんだ。私が殺したんだ。
私さえ…生まれなければ……こんな事には……

全身の力が抜けた。
教官と学院長の声が遠のいていく。
死ねるのかな…?


ヴォア「!?」

目を覚ましたら、白い天井が見えた。 自分の部屋だ。
私は起き上がった。 なんだか頭が痛い。 頭を打ったのかな。

ヴォア「うぅ…」

あのとき何が起きたんだっけ。 確か、両親の話を聞いて、私のせいだって思って、それから…思い出せない。 多分、倒れたんだろう。

…シエル。、今何してるんだろう。
暇だな。 今、会えるかな。
でも、今朝押しかけちゃったし、さすがに二度もな…
今はまだ午後2時。ちょっと外へ出ようかな。
ベッドから降りて、部屋を出た。

ヴォア「…はぁ…」

今日はついてないな。 異世界の予言は出るし、聞かなければよかった話も聞いちゃったし。

シエル「…あれ? ヴォアだ! おーい!!」
ヴォア「…?」

シエルだ。なんでこんなところに?

ヴォア「…? なんで…」
シエル「いやーたまたま偶然!ちょっと暇潰しに、ここまで来ちゃった! あっはは!」

相変わらずのんきな笑顔を見せる。 異世界が危ないっていうのに。

ヴォア「………」
シエル「? どうしたの? そんな暗い顔して」
ヴォア「………」

もう…言おうかな…

ヴォア「両親…」
シエル「え?」
ヴォア「私の両親の話…聞いちゃった…」
シエル「えっと、ヴォアの両親って確か…あ、知らないんだよね」
ヴォア「……」
シエル「聞いちゃったって事は、嫌なことだったの…?」
ヴォア「……」(コクッ)
シエル「えぇ!? 二人共、すぐに亡くなっちゃったってこと!? かーなーしーいーよー!!!」
ヴォア「原因は、私」
シエル「?」
ヴォア「私が…殺した」
シエル「え…?」
ヴォア「私が生まれたせいで…二人共…」
シエル「…ヴォア」
ヴォア「私さえ…いなければ……」
シエル「ヴォア! しっかりして!」
ヴォア「……!」

シエルが私の肩を掴んだ。

シエル「…確かに、ヴォアの両親は、すぐに亡くなっちゃった。 でも、ヴォアはまだ生きてるじゃん! きっと、ヴォアの両親も、ヴォアが生きてる事、喜んでくれてると思うよ。 きっと天国で、ヴォアの事、応援してくれてるよ! だから、自分を責めないで! ね!」
ヴォア「……」
シエル「しかも、もし君がこの世に存在しなかったら、僕はもうとっくに死んじゃってたよ。 君が助けてくれたから、僕は今も生きているんだよ。 僕にとって、君は、命の恩人なんだ!」
ヴォア「……!」

命の恩人…そう呼ばれたのは初めて。
こんな私でも…生きてて喜んでくれている人が……いたんだ………
そう思うと、またあの時みたいに、目から水が溢れてきた。
あの子が言ってた、『涙』っていうやつかな。
苦しくないのに…なんで?
『涙』は苦しくて、悲しい時に出るものじゃなかったの?

シエル「ヴォア…」

シエルが『涙』を拭ってくれた。
でもそこで、邪魔が入る。

生徒A「ちょっとー、なに2人でイチャイチャしてんのよ!」

あいつが私のフードを引っ張り、引きずる。

ヴォア「うぅ…!!」
シエル「ヴォア!」

生徒B「ねーお兄さん、そこの女には関わらないほうがいいわよ? 生意気な世間知らずなんだから」
シエル「え…?」

もう1人がシエルに私の悪口を言う。

生徒A「そうそう。こんな奴、とっとと討伐しちゃえばいいのよ」

そうか。こいつらにとって私は、死んでもいい存在なんだ。

シエル「ちょっと! なにそれ!!」
生徒A「はぁ? 抵抗するの? そこまでこいつと不幸になりたいの?」
シエル「…不幸になる? …へぇ、そこまで君たちはヴォアをいじめたいんだ」
生徒B「そうよ。 だってこいつは、根元から腐った人間なのよ」

シエル「根元から腐ってるのは君たちの方だ!!!!」

ヴォア「…!?」

シエル「同じ人間に死ねなんて言うな!! 君たちそれでも人間か!! 人をいじめて何が楽しいの!!? ヴォアは命の恩人なんだよ!!! 心の底から優しい子なんだよ!!!!」

生徒A「な…!?」
生徒B「…!?」
ヴォア「…………」

シエルが本気で怒ってる。 思いっきり怒鳴ってる。
いつもの明るい笑顔とは裏腹の、思いっきりガン飛ばしてるような目つきだ。
教官より恐いんじゃないか。
生徒たちは涙目になりながら、帰って行った。

シエル「ふぅ… ったくもー ちょっとは人の気持ち考えたらどうなんだよ!」

まだ愚痴吐いてる。

シエル「大丈夫? あー… 服、汚れちゃったね…」
ヴォア「…いい。 大丈夫」
シエル「そう? ならいっか。 はい。立てる?」

シエルが手を差し伸べてきた。
さっきの影響でもかるのか、少し恐い。
私には怒ってないと思うから大丈夫だと思うけど。
でも手を取るのは少し緊張感があって、私はその手を取らなかった。

ヴォア「…自分で立てる」
シエル「よかった! 怪我してなさそうで!!」

と、いつもの明るい笑顔に戻る。

シエル「あ!もうこんな時間! 帰らなきゃ!!」
ヴォア「?」
シエル「あ、実は、3時40分からマモノ討伐の仕事があるから、そろそろ帰らないと。 ごめんね!」
ヴォア「いや…別に…」
シエル「そっか! じゃあまたね!」
ヴォア「うん…また……」

なんかちょっと、寂しかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー最終話 (1)ENDーーーーーーーーー
はいはーい! 最終話(1)終了!

あのね、なんで分けたかっていうとね、思った以上に長くなっちゃったから、二つに分けたの!

うん!最終話じゃ無くなったね!!

批判ばっちこい!!!ψ( °Д°)ψ

次回予告ダヨー
ーーーーーーーーーーーーーーー次回予告!ーーーーーーーーーーーーーーーー
真の最終話。
ついに動き始めた、異世界の『異変』。
立ち向かい、戦うことを決意した3人。
次回、出発進行!!!
次回もお楽しみに!


感想まだ





第一章 「世界の旅人さん」 ( No.15 )
日時: 2016/04/18 18:16
名前: 花月 (ID: WGarmeYs)

最終話 (2)

その時、僕たちは耳を疑った。

シエル「え…? 組織長、今何て…?」
組織長「あぁ。 異世界で、マモノ討伐の依頼が来た。 シエル、エトワール、お前たちがやって来い。 組織長からの命令だ」

僕たちが…? なんで…?

シエル「えっと… どうして、僕とエトワールなんですか?」
組織長「まぁ驚くのも無理はないだろうな。 シエル、お前の成績なら、プロも顔負けレベルだ。 エトワールは修行として、シエルについて行け」
エトワール「え… は、はぁ…」

僕もエトワールも混乱している。 だって、組織長室に呼び出されて、いきなり「異世界に行け」なんて言われたら、誰だってびっくりするよね。

組織長「頼む。 異世界の為なんだ。 命がかかっているんだ。 行ってくれないか?」
教官「俺からも頼む。 シエル、エトワール、異世界の民を救ってくれ!」
シエル「え、 えー…」
エトワール「えっと…」

ずるいよ。教官まで頭を下げられちゃ。
でも、このままじゃ異世界の人たちの命が危ない。

シエル&エトワール「…御意!」

僕たちは引き受けることにした。

組織長「あ、あと、もう1人誰か、頼れる人も連れて行け。 でも、俺や教官はよせよ?」
シエル&エトワール「御意!」

その後、

シエル「ねぇ、あと1人、一緒に行きたい子がいるんだけど…」
エトワール「え? 誰なんですか?」
シエル「えっとね、魔導学院の、ヴォアっていう子!」
エトワール「おー、聞かない名前ですけど、強い方なんですか?」
シエル「うん! ほら、この前のマモノ討伐の時、1人だけ頑張ってた子いたじゃん? その子だよ!」
エトワール「えぇ!? あの方と知り合いだったんですか!?」
シエル「んーとね、昔、会ったことあるんだ!」
エトワール「そうなんですか… なんか、運命感じますね…!」
シエル「運命かぁ…確かにねー」
エトワール「で、その方に頼むんですか?」
シエル「うん!」
エトワール「あ! じゃあ、行くのいつにしますか?」
シエル「そーだなー…じゃあ、明後日の午後、休みだから、そのとき行こっか!」
エトワール「はい!」
シエル「あ! 訓練始まっちゃう! 急ごっ!!」
エトワール「あ、はい!」

こうして僕たちは、異世界のマモノを討伐することに決め、張り切って訓練に参加した。

そして、明後日の午後!

今は魔導学院の昇降口前で、ヴォアを待っている。
緊張するなー…

シエル「あ! ヴォアー!」
エトワール「あ、えっと、こんにちは」
ヴォア「…?」
シエル「あれ!? どうしたの!? その怪我!」
ヴォア「…この前の…引きずられた時の…」
シエル「やっぱり怪我してたの!? なんで言わなかったの!?」
ヴォア「…余計な心配かけたくなかったから…」
シエル「やせ我慢しちゃだめだよ! いつものヴォアみたいに、はっきり言わなきゃ!」
エトワール「い…痛そうです… お気の毒に…」

ヴォアは顔にばんそうこうを貼ってて、両もも包帯を巻いていた。
許さない。 あのいじめっ子たち。

シエル「あ、ヴォア、この子は僕の後輩のエトワール。 礼儀正しくて、いい子なんだ」
エトワール「エトワール・グランです。 よろしくお願いします」
ヴォア「…」
シエル「あのねヴォア、今日は君にお願いがあって…」
ヴォア「…?」

異世界の事を全てヴォアに話して、ちゃんとお願いをした。
すると、

ヴォア「………」
シエル「…ヴォア?」
エトワール「ヴォアさん…?」
ヴォア「学院長に…聞きに行こう…?」
シエル「…!! うん!」
エトワール「…!! はい!」

ヴォアはOKしてくれた。 あとは、学院長さんだ。
僕たちは校内に入った。 もちろん、教官さんの許可をもらって。
他の生徒に見つからないように行くことにした。
見つかったらめんどくさい事になりかねないからだ。

シエル「結構中も広いねー」
エトワール「先輩っ!(小声)」
シエル「ん?」
ヴォア「うるさい」
シエル「あ、ごめん」

なんとか無事に、学院長室にたどり着いた。
ヴォアがドアをノックする。
すると、

学院長「どうぞ」

中から綺麗な声が聞こえた。
学院長さん声綺麗だなー…

ヴォアがドアを開けた。

ヴォア「…失礼します」
シエル「失礼しまーす」
エトワール「し、失礼しますっ」

ヴォアに続いて僕たちも部屋に入った。
豪華な壺とか、とにかくすごい物がたくさん飾られていた。
そこに、大きな机の前で、椅子に座った、ちょっとシワが出た女の人がいた。
学院長「…? あなた達は…確か…」
シエル「少年自衛団の、シエル・クレールです! で、こちらが僕の後輩の…」
エトワール「エ、エトワール・グランです…」
学院長「あら、自衛隊の方達でしたか。 こんな所まで、どうなさったのですか?」
シエル「えっと、かくかくしかじか…」

学院長さんにも、異世界の事を全て話した。

シエル「っていう事なんです」
学院長「そうですか…異世界にまでそんな事が…」
エトワール「あ、あの! お、お願いがあります!」
学院長「?」

珍しくエトワールが言い出した。 ちょっと驚き。

エトワール「そ、その… ヴォアさんも、異世界に連れて行きたいんです! お願いします!!」

エトワールが頭を下げた。
いつもはちょっと弱虫で、焦りがちなエトワールが、学院長さんにお願いをした。
やればできるじゃん。エトワールも。

シエル「僕からも、お願いします!!」

僕も頭を下げた。

すると、ヴォアが学院長さんの机の前に立ち、

ヴォア「お願い…します…!」

頭を下げた。
ちょっと小さな声だけど、命をかけたような、強い響きだった。

学院長「そこまで言われてしまっては…仕方ありませんね」

学院長さんが立ち上がった。
そして、

学院長「シエルさん、エトワールさん、…ヴォア、必ず…必ず生きて帰って来て下さい」

シエル&ヴォアエトワール「…………!!!」


「はい!!」


僕たちははっきりと返事をした。
これで…これで異世界の人たちを助けられる!!
僕は心の底から嬉しかった。


そして、その1週間後…

シエル「二人共ー! 待ってぇーー!!!」
ヴォア「…遅い」
エトワール「あ! 先輩、すみません!!」

今日はいよいよ出発の日!
だけど早速遅刻しちゃった! えへへっ

組織長「シエル、エトワール、お前たちのその知識と技術が、今後のこの村の伝説となるだろう。 くれぐれも、元気でな」
シエル「はい!! ありがとうございます!!」
エトワール「組織長も、お元気で!!」
組織長「あぁ!」

学院長「ヴォア、困った時は、すぐにあの方達に相談するのですよ。 お二人共、とても良い方達です。 素晴らしい仲間を見つけましたね」
ヴォア「…学院長……」

いろんな人から見送りの言葉を貰って、
そして、そろそろその時がやって来た。

エトワール「あ、異空間が大きくなってますよ!」
シエル「あ!本当だ!!」
ヴォア「…もう…そんな時間なんだ……」

僕は、みんなの方に振り返って、笑顔で言った。


「ありがとう! 行ってきます!」


そして僕たちは、異空間へ飛び込んだ。

シエル「…? ここは…?」
エトワール「…森、ですかね?」
ヴォア「森…」

どうやら異世界には行けたようだ。
だけど…

シエル「なんか…やけに木が多くない?」
ヴォア「…そんなもんでしょ」
エトワール「うーん…本当に、異世界なんですかね…?」

森だから、異世界なのかがわからない。

シエル「とりあえず、道はあるみたいだから、進もう!」
エトワール「はい!」
ヴォア「……」

こうして、異世界かどうかわからないこの森を進んでみることにした。


これから、僕たちの長い旅人生活が、始まった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー最終話(2) ENDーーーーーーー
ハイーーー!!!!
第一章「世界の旅人さん」
無事、完結しましたーーーー!!!!
イエーーーーーイ!!!!!!!!!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
いやー小説書くのってこんなに楽しいんだね!
これからも、よろしくお願いします!!!
最終話(2)が1番長くなっちゃった!
今もう3200文字越しちゃってるよ!

あと、お知らせです!
更新日決めました!
毎週月曜日と土曜日、たまに日曜日です!
覚えといてね!

次章予告いくよー!
ーーーーーーーーーーーーーーーー次章予告!ーーーーーーーーーーーーーーー
こうして、旅が始まった3人。
しかしこの森は、普通の森とはかけ離れていた!?
しかもいきなりマモノまで襲いかかって来やがった!
次回もドタバタ気味かも。
次回(次章)もお楽しみに!


感想ばっちこーい!

次の更新日までOK!
質問もいいよ!(ないと思うけど)


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