二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【ボカロ曲解釈】一部分【短編集】
- 日時: 2012/05/26 17:15
- 名前: グレイ (ID: jOSKkG.u)
どうもです。
飽き性なグレイがまた何かを書くようです。
タイトル通り、ある曲の解釈の一部分を短編にして書く…という感じですね。
自分が好きな曲に関しては一部分だけじゃないかもしれませんが。
はい、文章の修行中ですが暇潰し程度に見てやってください。
ついでにコメントくださると喜びます、リクエストもこの一部分が見たいというのがあればどうぞ
- Re: 【ボカロ曲解釈】一部分【短編集】 ( No.12 )
- 日時: 2012/06/01 19:56
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
【愛ト茄子ト平和ナ果実の一部分】
オルベン、コルベン。
なんちゃってね、そんなこと叫んでも何にも変わらない。
ホイッスルを降ろして拡声器を掲げる。
うん、意味が無いなぁ。
何もかも意味がないんだね、僕は。
だから、花も咲くはずがない。だよね〜。
それでも僕は待つしか無いんだろうね、凄く面倒というか疲れるけども。
でも、めんどくさいんだよ本当に。
マヌケな僕等のストーリーをいつまで続けるんだろう?
面倒だ面倒だ面倒だ面倒だ。
早く終われと願っても、僕にはその勇気はない。
それに、終わった後が目に映る。
本当に面倒だ。
だから待つしか無いわけである。
いつか空は赤く染まって、視界も音も全て消え去って。
そして自由を喰うが来るんだろうな。
「オルベンコルベン」
いやいやいや、意味ないのは知ってるよ。
1人で耳当ててれば良いと思うんだ。何もないんだけどもさ。
スピーカーから流れる歌は、今流行の愛の歌、つまりラブソング。
煩いなぁ。バラバラにしたら聞こえなくなるのかな?
僕好みにするならば、紅色でガラスをひっかいたような音ばかり流れる殺人スピーカーが良いな!
雑音としか採れない音楽を聴いていたら、ノイズが聞こえ始めてきた。
周りを見たら耳を塞いでしかめっ面している奴らが。
「あはは」
塞げ、塞げよ。
こうでもしないとお前等だって狂っちゃうぞ。
いやぁ〜、もうとっくのとうに狂ってたか、ごめんね。
まぁ、僕も耳を塞いで電波の洪水を吹き飛ばすんだぜ。
—————
自己解釈は虐められる側の歌。
- Re: 【ボカロ曲解釈】一部分【短編集】 ( No.13 )
- 日時: 2012/06/02 12:53
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
【キミナシビジョンの一部分】
「お腹空いたなぁ」
「確かにね」
今日も、2人で学校の屋上で空を眺めていた。
君と一緒に居られるだけで私は幸せだけども。
幼なじみである君のとなりに居られるのは私だけでありたい、うん。
まぁ、私達は幼なじみであると一緒に、周りも公認の恋人なんだけどね。
以心伝心って凄いよね。告白したときそんな感じだった。
「綺麗な空だよね」
「空腹は何処にいったの? …まぁ、綺麗だよね」
空を見上げたら、綺麗な深い深い青空。
雲一つかかって無くて、まるで今の私達の心境みたいだ。
なんちゃって、ロマンチックかな?
「空の向こうには、何があるのかな?」
「青空や雲の国とか?」
「ファンタジーだね」
でも実際、そんなところがあったとしたら、行けるのは死んだ後なんだろうと思うけども。
今はここで満足しているし、でも本当に青空の向こうの国があるなら私達の両親も居るのかな? って思う。
もう一回言うけど、行く気は無いよ?
君が居てくれたらそれで良いんだ。これだけで私の情景は鮮やかになるから。
「じゃ、先に教室に戻ってるね」
「うん、私サボるから次の授業」
「サボんないでよね…ま、後でね」
君は非常階段の錆び付いた扉を開いて、教室に向かっていった。
さて、私は寝ようかなーとか思ったとき。
「キャァァァァアアアア!?」
誰かの悲鳴が、ドアの向こうから聞こえた。
—————
幸せだった頃と、始まりの部分。
- Re: 【ボカロ曲解釈】一部分【短編集】 ( No.14 )
- 日時: 2012/06/02 15:43
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
【バカの飲み薬の一部分】
「うぅぅ…」
泣いていた。
ただ、お客さんは泣いていた。
「どうかしたんですかい?」
声を掛けてみると、少し顔を上げて小さく一言。
「…俺、結構不幸せだなって…」
「まぁ、そういう物ですよ。注文は?」
「…酒なら何でも良いです」
お客さんはそういうとまた泣き出した。
まぁ、他にお客さんも居ないし、こんな人も多いから気にしないでおこう。
でも、本当に懲りないんだね、お客さん。
日本酒一瓶を取り出すと、蓋を開けて、
お客さんの頭に掛けた。
「…何…するんですか……………!?」
お客さんは顔を上げると目を見開いて驚いている。
このお客さんにはそう見えたんだなぁと思うと、何だか少し面白い。
「あ、懲りないんですねって思いまして」
俺は、お客さんの姿になっていたから。
「今更手遅れですからね」
お客さんは逃げようとしているが、俺がお客さんの手を掴む。
「ほれ、後もう一杯ですよ?」
コップに入れていたお酒を、お客さんに掛けた。
—————
歌の最後の方。お客さんは死んでる。
お店の人(勝手に命名)は来たお客さんの思いによって姿を変える設定。
勝手にアルコール中毒の歌だと思ってる。
- Re: 【ボカロ曲解釈】一部分【短編集】 ( No.15 )
- 日時: 2012/06/02 16:04
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
【家の裏でマンボウが死んでるの一部分】
どういうことなんだぁぁぁあああああ!?
柄でもなく取り乱してしまった。
いや、でもこれは一体どういうことなんだ、本当に。
現実逃避したい、でもできない、どうしろという。
家の裏でマンボウが死んでるとかどういうことだよ切実に。
意味が分かんねーよ、何本当に。
俺の家山の付近なんだけど、海から遠いんだけど。
カラスもどっか行ったし、愛犬さえも逃げたし。
どうしろと…何…もうやだ…
「警察呼べば良いのか…?」
電話番号は119だっけ? 110だっけ?
忘れたぜ…
—————
ノリで出来た…
- Re: 【ボカロ曲解釈】一部分【短編集】 ( No.16 )
- 日時: 2012/06/02 18:40
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
【moonlit bearの一部分】
——これで、幸せになれるんだ!
女は笑いながら暗い森の小道を駆ける。
両手には赤い果実を大事そうに抱えていた。
ふと、背後からした物音に、女は顔をしかめる。
熊だ、と低く呟いた。
——やっと、手に入れた幸せなの
女は更に足を速める。
すると熊も足を速める。
女は、愛する夫のことを考えていた。
ただ、夫との愛に溺れていた。
その所為で、女は罪を犯した。
それすらも気づかないまま、女は7つめの罪を犯そうとしている。
——誰にも渡さないッ!!
その表情は、とても狂っており、そして美しかった。
————
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