二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【ボカロ】one'sdailylife【合作】
- 日時: 2012/09/30 20:07
- 名前: 百合愛&茉夏&noeru&和葉&はるく (ID: P8Iktffr)
この小説は、私、姫河百合愛と茉夏・noeru・月森和葉・はるくによる合作の小説です!((ボカロのねww
茉夏&noeru&和葉&はるくへ
頑張っていこう!
-キャラの振り分け-
姫河百合愛=初音ミク
茉夏=GUMI
noeru=巡音ルカ・ミカ・神威がくぽ
月森和葉=鏡音リン・レン・KAITO・MEIKO
はるく=VY1・VY2・RUI
書く順番
姫河百合愛→茉夏→noeru→月森和葉→はるく
- Re: 【ボカロ】one'sdailylife【合作】 ( No.6 )
- 日時: 2012/09/30 20:46
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: Uxa2Epx7)
そうそう、私は何よりVYだかr((殴
ゆりあの小説はミクがネギを愛してることがものすごい伝わってきて、私にまでネギ好きが移りそu((殴
次はマカだね!楽しみにしてないとw
》ゆりあ
- Re: 【ボカロ】one'sdailylife【合作】 ( No.7 )
- 日時: 2012/10/01 16:55
- 名前: 茉夏 (ID: 2ft.mOaW)
「あー……お買い物行かなきゃ」
家でくつろいでいた私、グミは、お夕飯を作るのにその材料がないことを思い出した。今日のメニューはカレー。
「えーっと……人参ないし、カレールーないし……」
冷蔵庫になかった材料をメモに書き、私は家を出た。
スーパーまでは、歩くと三十分かかるので、自転車で行く。
「あれ?何か安売りしてるのかな?」
あまりにもスーパーが騒がしいので、そう思っていると、案の定だった。ネギの安売り。その売り場で大はしゃぎしている女の子が一人。
「そんなにネギが好きなのかな?」
思わずそんなことを呟いて、人参などなど、カレーの材料を買うと、そのままスーパーを出た。
でも、私は一度立ち止まり、振り返った。
私の隣を通り過ぎた女の人が、なんとなく気になって。
>>みんなへ
……こんな感じででよかったかな?
- Re: 【ボカロ】one'sdailylife【合作】 ( No.8 )
- 日時: 2012/10/01 19:45
- 名前: noeru (ID: TNFDjStA)
「…ミカー?」
「なあにっ?」
いや、それはこっちの台詞だと思う。
だって私の妹が作っているもの。デコった機関銃。…イチゴパフェだって勝てないほどのホイップの量とイチゴの量。
「そんなの学校に持ってって、友達いるの?」
「ふえっ?前にコトの凶器デコったよっ?」
深いため息を着く。ミカの学校はどうなっているのか。まさかコトって子がミカの想像上で作り上げた友達とか、ネットでチャットして仲良くなった顔も知らない人とか…。
「そんなことよりもルカ姉っ。」
「ん?」
「がっくん夕飯の買い物から帰ってきてないよっ?」
「ああ、あのナス…ちっ。使えないわ…。」
ルカ姉の方がいろいろ危ないよ。
「ねえっ、僕行ってこよっかっ?がっくん傘持って行ってないしっ。」
ルカ姉は僕の発言にビックリしたようだ。ちょっと迷ったあと、いいわよって言ってくれたけど。
(今日は…いるかな?『カガミネ』くん…。)
いつも行くスーパーで見かける双子の姉弟。一応同じ学校の隣のクラスの生徒なんだけど、弟に入学式でひとめぼれした。なんとなく懐かしい感じがした。随分昔に会った事があったのかもしれない。
苗字を部活の先輩を脅して調査させて割り出した。でも名前は分からないままで、いつも見ているだけ。この前行ったスーパーで見かけてからはよく買い物に行くようになったけど、ルカ姉ががっくんを召使い同然に扱うもんだから、
「ミカはいいの!買い物の帰りに車にでも引かれたらいけないし!」
あの頃は両親が死んでがっくんが来て(がっくんはルカ姉の彼氏だ)3人暮らしになって、僕が情緒不安定の多重人格者になって…まあ過保護だった。ってことで学校以外は基本家から出られなかった。僕だってルカ姉を悲しませたくないし、外の世界は恐ろしくて。ここから出たいのに出ることをしたら何かまた失う気がして。
で、やっと最近一人で外出させてくれるようになった。複雑そうではあるけど。
まあ、長くなっちゃったけど1つ言えるのは会えるといいな。ってことで。
「結構遅くなってしまった…。」
買い物を終えると、雨が降り出した。
「もしルカ殿が怒っていたら…結局ネギトロのネギもなかったでござるし…。ミカ殿が餓死していたら、拙者は死んでも…いや殺されても殺されきれないでござる。」
あまりの恐ろしさに独り言が止まらない。怪訝そうな顔をした4人組が傘をさして横を歩いて行った。ビニール袋にはワンカップ焼酎とハーゲンダッツ、みかんとバナナが詰まっていた。
(我が家と同じくらい偏った食事でござる…)
我が家はマグロとイチゴとナスのみ冷蔵庫を占めている。
「がっくーんっ!!」
大きな声がして、可愛らしいレースの黒傘を挿した見慣れたシルエットが近づいてきた。彼女は緑の髪の…人参を大量に袋に入れている女性の隣を通り過ぎて(傘が派手なので、あとオッドアイが目を引いたのだろう)振り返る女性など目もくれず拙者のもとへ飛び込んだ。
「ミカ殿!いやあ、まさかミカ殿が来てくれるとは…!」
「当たり前でしょ、未来の『お兄ちゃん』っ!!」
がっくんはめちゃくちゃ感動してるみたい。『カガミネ』さんに会うのも大事だけど、がっくんは好きだし風邪引くといけないもんね。ルカ姉と結婚したら本当に『お兄ちゃん』だし。
(…あっ!)
僕の胸は高鳴った。高鳴ったどころの騒ぎじゃない。めちゃくちゃに叫んで駆けずり回ってニヤケが止まらない。止めようとも思わない。思えない。
踏切で止まった。隣には『カガミネ』姉弟がいる。
(あの女の人と男の人…お母さんとお父さんかな?でもそしたら若すぎるから歳の離れたお姉さんお兄さんかなあ?)
それにしてもあの姉弟は仲がいい。不思議と嫉妬までは感じない。今だって同じ傘を挿して笑い合ってるけど、別になんとも思わない。
ただ、あの傘に入るにはもうひとり入れたはずって思う。
なんで、はずなのかは分からない。入れそうなんじゃないの、入れるはずなの。昔自分が入っていたみたい。
(考えてみれば、どうして僕に気付かないの?)
僕は学校で唯一オッドアイだ。目を引く珍しい黒髪だって、誰にも負けない人形みたいな綺麗な顔立ちだって、機関銃だって…隣のクラスなら、一回くらい気付いたっておかしくないだろ?
僕はいつだってモテモテなんだから。
理由は簡単、姉がいるから。お姉ちゃんで満足ですか?双子のお姉ちゃんで満足なんですか?僕みたいな美少女が君を見ててもなんとも思わないの?気付いてさえくれないの?君の名前は知らないけど、君は僕のフルネームをいとも簡単に分かるのに君は憶えてないの?僕は先輩〆て聞き出して憶えましたよ?ずっとずっと、今2年生だけど1年の時から見てるんだよ?ずーっと。目を離したこと?ないよ。なのに一回も目が合わないって?ねえ?
ドウユウコトデスカ?
まさか、この顔でまだ不満なの?多重人格はタイプじゃないんですか?お姉ちゃんの彼氏に傘持っていくような今時滅多にいない優しい家族を大事にするいい娘じゃないですか?それともちょっとくらい欠点がある方がいいの?親がいないことの何がいけないの?僕は君のためならなんだってしますよ?整形してお姉さんそっくりにだってなりますよ?君のためなら…死ネマスヨ?
こんなの僕じゃない。
僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃない僕じゃないぼくじゃないぼくじゃないぼくじゃないぼくじゃない
ボクジャ…ナイ。
じゃあ何が可笑しい?君かな。僕に見向きもしない君なんて君じゃない。『カガミネ』くんじゃ…ない。
「はは…っ。」
「ん?どうしたでござるか?」
そっか、これって夢か。通りでタチが悪い。父さんも母さんも飛行機事故で死んじゃうし、『カガミネ』くんは僕を見てくれない。どうして?簡単じゃないか。これが————夢だから。どうしたら夢は覚める?
「どうしたら…」
その時、ちょうど目に入ったもの。
「あ…もう最後の電車来るね。」
ここの踏切は何本かまとめて通った後に開く。だから無駄に長い。次来るので最後だ。次を逃したら…。
「がっくん、ごめんっ。」
「え?」
「僕———夢から覚めたいんだっ。現実は嫌いなんだけど、あんまりタチの悪い夢だから、またもう一回眠ればいっかなぁってっ。」
そしてツヅケル…
「まあ、どうせなら幸せな夢が見たいんだよねっ。そんなの、誰でも一緒でしょっ?」
電車の音が聞こえる。
「ダカラ…バイバイッ。」
飛び込んだ。
笑顔で。
聞こえるは叫び。
がっくんが飛び出す。
あと、もう1人…
遠のく意識の中で血に染まったのは、長い黒髪と紫髪と———
———さっきまでポニーテールに結ばれていた金髪。
- Re: 【ボカロ】one'sdailylife【合作】 ( No.9 )
- 日時: 2012/10/01 19:46
- 名前: noeru (ID: TNFDjStA)
ごめん…めっちゃ長編になった…
なんかミカとがっくんとレン死んだっぽいが、さすがに生きてます。
- Re: 【ボカロ】one'sdailylife【合作】 ( No.10 )
- 日時: 2012/10/01 20:38
- 名前: 月森和葉 (ID: ngsPdkiD)
「ねえ、めーこ姉!みかん買って!買おうよ!」
「めーちゃん、これも!」
四人で買い物に来ていた鏡音姉弟、KAITO、MEIKO。
買い物籠を持ったMEIKOの腕に掛かる重みが、コンマ数秒ごとに重くなっていく。
「めーこ姉!」
「めーちゃん!」
声を荒げて騒ぐ二人はまだ良いが、何も言わずに籠にバナナを突っ込んでくるレンにも困ったものだ。
大体此処はスーパーマーケットなのだ。
周りにいる客への配慮も考えて欲しい。
遂にMEIKOが耐えかね、騒ぎまくっていた三人を遮った。
「だぁーッ!もう!あんた達、少しは静かにしなさい!」
その声にリンとKAITO、それに辺りで見ていたギャラリーは大人しくなったが、一人籠の前にしゃがみ込んでいたレンが言った。
「でもさ、めーこ姉だってお酒一杯入れてるじゃん」
「……いいのよ!さっさと買って帰るわよ!」
「はぁい」
リンとレンは嬉しそうに笑い、KAITOもこの場を丸く収められると安堵のため息を吐いた。
「もう他に買う物は無い?」
「無いよー」
「じゃあリン、レジ並ぼうか。KAITO、レンと一緒に外で待ってて」
「はいよ」
まだ幼い弟を引き連れ、青い髪を靡かせて歩いていく青年に若干見とれてしまう。
(……じゃなくて!今はこっち!)
「?どうしたの?めーこ姉」
どうやらリンにも感づかれてしまったらしい。
「っううん、なんでもっ」
そして、MEIKOは二人から目を離した。
「ん?」
「どうした?レン」
スーパーマーケットの自動ドアを潜るとき、ふとレンが後ろを振り向いた。
「いや、今ちょっと知り合いが居たような気がして……。気のせいか」
「ふぅん?」
もうすっかり日も落ち、辺りは薄い赤に染まる。
秋がもうすぐ其処までやって来ている、夕暮れの街。
(雨、降りそうだな……。)
そして—。
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