二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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Re: 二次元少女譚【カタル】とプププランド
日時: 2016/02/29 12:23
名前: 破壊神鬼姫 (ID: NSuGMJPT)

初めまして!

これから二次元の世界へ入れるようになった少女とプププランドの話を
書いていこうと考えております、破壊神鬼姫という者です!

この掲示板に書き込みをするのは初めてなので、何かと至らぬ点が
御座いますが、どうぞよろしくお願いします。

※注意※
・主人公がオリキャラです
・カービィが喋ります
・キャラ崩壊なんてしょっちゅうです
・文章力がありません
・更新ペースが遅いです

暇な方はどうぞお気軽に!

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Re: 二次元少女譚【カタル】とプププランド ( No.18 )
日時: 2013/12/04 18:58
名前: 黄燐 (ID: vQ7cfuks)

あとで俺の小説来て

Re: 二次元少女譚【カタル】とプププランド ( No.19 )
日時: 2013/12/04 19:58
名前: 破壊神鬼姫 (ID: BOqiXdbO)

【黄燐】
良いよー (^ω^)三

Re: 二次元少女譚【カタル】とプププランド ( No.20 )
日時: 2013/12/08 09:03
名前: 破壊神鬼姫@小説モード (ID: BOqiXdbO)

私とカービィの乗ったワープスターは、音も立てずデデデ城の
ベランダの様な所へ着陸した。

「 …あれっ、玄関からじゃなくて良いのか?」

疑問に思った私が首を傾げながらそう言うと、
カービィは、人間で言う人差し指を唇の前に持ってくる動作をした。
要するにまあ、良くない事なのだろう。
分かったと言う様に、私はこくりと頷いた。

「 こんな所で、何をしている?」

低く良く響く声を聞いたカービィが、げっと顔をしかめる。
声のした方を見ると、

青い

…と言うよりもくすんだ色。
何というか、そう。

蒼い。

蒼い球体が立っていた。
私の大好きな、綺麗な色。

「……めた、いつからみてたの?」
「つい先程から…ぬぉおっ!?」

ずざーっと、タックルの様な姿勢でメタナイトを捉え、ごろごろと転がる。

「え、ちょ、なに!?」

カービィが目を丸くしてその様子を見ている。
メタナイトは、ぐるぐると琥珀色の目を回して何か呟いている。

「 大ファンです!サイン下さい!!!」

私が叫ぶ。
メタナイトは、私の威圧に負けたのか、
カービィの口からサイン用紙とペンを取り出した。

何故入っているのか、という突っ込みは置いておこう。

そして私は、自分は何を馬鹿な事をしているんだろうと
今になってほんの少し後悔していた。

テンションが上がると周りが見えなくなるのは、
私の悪い癖の一つだと覚えておこうと決めた。

ー続くー



Re: 二次元少女譚【カタル】とプププランド ( No.21 )
日時: 2013/12/22 08:23
名前: 破壊神鬼姫 (ID: BOqiXdbO)

お久し振りです皆様!
更新が大変遅くなってしまい、まことに申し訳ありません…。

3連休の間に続きを書く予定ですので…よければどうぞ!

Re: 二次元少女譚【カタル】とプププランド ( No.22 )
日時: 2013/12/23 17:35
名前: 破壊神鬼姫@小説モード (ID: BOqiXdbO)

「 …カービィ。玄関から普通に入ったらどうだ。」

私とカービィよりも高い位置から、メタナイトの声が響く。

「 えーっ、だってだって!
でででったら、かたるんに やりなんか むけたんだよ!?
かたるんが けがなんてしたら どうするの!!?」

頬をぷくっと膨らませたカービィがメタナイトに向かって
ぎゃいぎゃいと叫ぶ。

「 ……あの人は何をしているんだ…。」

はぁあ、とメタナイトの深いため息が聞こえた。

「 …多分、何かの間違いだろう。」
「 えぇー、どんなまちがいをしたら そんなことになるのー?」

頭を抱えたメタナイトの前に、カービィがホバリングで飛んで行き
ぺちぺちと肩の装飾を叩く。

「 …とにかく行ってみろ。」
「 むー…、まあ めたがそういうなら…。
かたるん!」

しゅばっ とカービィが此方へ振り返る。

「 したにおりるから ぼくのあしに つかまってて!」
「 …えっ、あ、うん。」

ふわふわと浮いているカービィの足を両手でしっかり掴むと、
そのままの状態でゆっくりと城の扉の前まで行き、
音が鳴らないくらいの速度で地面に着地した。

なんと言うか、気球のような感じで楽しかった。
…まあ多少腕が疲れるが。

ぎぃい、と音を立てて扉を開いた直後。

ばぁあん!!!

…と、爆音が私の耳に響いた。

「「「 ようこそ、プププランドヘ!」」」
「 歓迎するゾーイ!」

その音を合図に、大勢の人の声と…
城の主の声が大広間に広がった。

「 …あ、めたがいってたのってこれか!」

ぽんっと手を打ち鳴らしたカービィを見た皆から どっ、と笑い声が溢れる。

「 もーっ!なんでぼくには いってくれなかったの!?」
「 がっはっはー!ピンクボールは口がゆるいから教えなかったんだゾーイ!」

そう言って盛大に爆笑しているデデデのハンマーが一瞬の内に消える。
…否、吸い込まれる。

「 でーでーでぇええ!」
「おぉうっ!? いつの間にぃいっ!?」

カービィの攻撃をよけ損ねたデデデの顔面にハンマーが勢いよくめり込み、
デデデはばたーんっと大きな音を立てて玉座に倒れ込む。

「 いいぞカービィ!もっとやれぇえ!」
「 俺たちを普段こき使ってる罰だ!やれやれーっ!」

わあっと群衆から野次が飛ぶ。

「えぇい! 誰かこのピンク玉を止めんか!兵士ぃいい!」

わたわたと走りよったワドルディ達がみるみる内になぎ倒されて行く。
また大きな笑い声が大広間に響き渡る。

「 ……何て騒々しい国だ…。
…けれど……」

にっと口の端を吊り上げて私は笑った。

「 こんな賑やかな場所も、悪くは無いかな。」

今日はよく眠れそうだ、と楽しそうなカービィの横顔を眺めた。


ー続くー









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