二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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メダロット〜デスメダロットとの戦い【コメントもどうぞ!】
日時: 2016/01/10 08:42
名前: ジャック (ID: 5RAlDtaS)

作品3つ目です。

メダロットを知ってる人、知らない人もどうぞ!まずメダロットとは何?と思った人は読もう!


メダロットとは、ティンペットという基本の骨組みにパーツを組み合わせる。そして、メダルを装着することで無限の能力を発揮する!『メダリア』を装着するとより強さを引き出せる!


そして肝心なデスメダロットとは?




デスメダロットとは、メダロットを戦闘の為に作った悪魔のメダロットである。メダロット社の裏で活動して作られてたが、今は調整されている。デスメダロットは普通のメダロットみたく『心』が存在しない。




本編は、デスメダロットが暴れだし、それを止める物語です。それだけではパッとしませんが、暴走させた黒幕、真相は…?
一週間に3回くらい投稿するので宜しくです!

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Re: メダロット〜デスメダロットとの戦い【コメントもどうぞ!】 ( No.19 )
日時: 2016/02/19 20:22
名前: ジャック (ID: 5RAlDtaS)

二十話 考える、そして考える。










「…カブトメダルを回収してきました。アークダッシュ、強いですねぇ。」




「ガハハハッ!俺が出るまでも無かったようだな!これで一安心だ!」




「うむ。それでは工業要員、解析を頼むぞ。」




「はいロボ〜!」




「大量のメダルねぇ…。一体、何に使うんでしょうか。」




「……貴様は『魔の十日間』を知らないようだな。」




「魔の十日間?あぁ〜。怪電波を流してメダロットが暴走をして人を襲ったっていうね…。」




「うむ。あんな事は起こさない、起きてはならない。…だが、我々は世界制服を目指している。大戦争へ導びこんでやるわ。本当のロボロボ団の恐ろしさを教えてやるわ…。」




「……。」















「うーん…実に理解し難い。」




「リカちゃんが悩むなんて、珍しいね。」




「そうかなぁ…。私は悩みが少ないからね。」




「…よっぽどすごい悩みなの?」




「まさか!ちょっとの事だって!」




「そう?ならいいんだけど。あれっ…リョウガがいない…。どこに逃げたんだろ。」




「…メダロットが…ふーん。」










「よしっ…ここかっ…。」




「誰か…いますかぁ?」




「……声がしないな。今日はいないかな?」




「呼んだ?」




「うわぁっ!?驚かさないでくれよ…。」




「リョウガ君が自らかぁ、珍しいね。研究室になんて。入って入ってー。」




「ちょっと用があって…。」




「で、僕になんか用?いつも嫌がるのに。」




「あのなぁ…。まぁいいけどさ。ユウはメダル奪われてないのか?」




「んー?メダルハンターかなぁ?奪われてないけど…。もしかして、奪われたの?」




「予感的中。そうなんだよ…。お前なら何か分からないか?」




「ロボトルに勝つ方法だろ?意味ないね。僕はロボトルになんか興味ないし。」




「そんな事いわずにさぁ。」




「知らないのは知らないね。実験するから、もう用がないなら出てって。」




「ん?今日はなんのメダロットの改造だ?」




「ブラックメイル。頭がパーツの攻撃がゴーストだろ?XみたくアンチCGを搭載したんだ。どう?調子は?」




「ギー。ギギギギ。」




「うーん…ご機嫌斜めだねぇ。それじゃ、いってみようか。※ドラゴンビートル、転送!」

※脚部がとてもよくオンラインでも使われている。でも、アンチエア>飛行タイプ を忘れずに。




「よしっ…ドラゴンビートル!全力で攻撃!」




「ぐおー。(ドゴーンッ!ドゴーンッ!)」




「ギ…。(ドゴッ!バコッ!!)(ミギウデパーツ、ヒダリウデパーツダメージポイント80。)」




「ブラックメイル、ロングチャージ!」




「あれ?なんで攻撃しないんだ?」




「あれっ。言ってなかったっけ?自分のチャージ%にも反応してとてつもない威力を発生させるんだよ。反動でこっちも受けるけどね…。ブラックメイル!アンチCG!」




「ギギギギ!ギーッ!(ガーッ…ドーンッ!)(トウブ、ダメージポイント100。キノウテイシ、キノウテイシ。)」




「あららら…。熱の量が多すぎて爆発したのか…。残念….。」




「熱の量が多すぎたのか…ん?冷却を急がせる?充填が遅い….。それだっ!」




「え、どうかした?」




「アークダッシュは、アペンディクスの時に大きく熱を発生させる、そこを叩くんだ!」




「アークダッシュ?誰と戦うんだい?」




「メダルハンターとさ。今度こそ負けない…。グランを取り返すんだ!」




「メダルどうするの?パーツは?」




「あ…。そこからか…。うーん…。どうしよう…。」




「メダルハンターとか…。面白そうだね。僕も手伝うよ。」




「えっ、いいのか!?」




「うん。面白そうだから、だけどね。で、アークダッシュを使っているのか。なかなかいい物を…。」




「どう対応すればいいんだか…分からないんだ。」




「ていうかさ、君はなんで自分のメダルが取られたのに悲しまないんだ?」




「グランなら…俺がこんな所でくじけないと思ってるからだ。あいつなら、待っててくれる。」




「へぇ…。面白いね。メダロットはどうする?充填と冷却について言ってたけど…。」




「アペンディクスは、充填と冷却に時間がかかるだろ?そこを狙うんだ。ピンポイントにダメージを与えれば、機能停止へと追い込める。」




「アペンディクス…ピンポイント…。いいメダロットがあるね。ちょっと来て来て〜。」




「えっとぉ…これだ!どうだい?メダルはナイト。実験用だけど、あんまり使わなかった。ロボトルするしか使わないメダルだったね。熟練度もけっこういい。これでいいね…。」




「…面白い!分かった!これで行くぞ!ありがとう!」




「ふふっ。頑張れよ!」




















「ロっ、ロールスターっ!相手にレーザー攻撃!」




「あいよっ。(ビーッ!ビーッ!)」




「とうっ!(ビュンッ!ガシンッ!)」




「ぐわぁっ!(ガシッ)」




「…アークダッシュ、トドメを刺して!頭へライフル!」




「はいっ!(ドンッ、ザシュッ!)何っ。」




「……また来たね。面白いメダロットで来てるねぇ。」




「今ノうちニ逃げて。」




「あっ、ありがとう!(ガシッガシッ)」




「前の様にはいかないからな!行くぞぉっ!『レッドマタドール』!」















続く。

Re: メダロット〜デスメダロットとの戦い【コメントもどうぞ!】 ( No.20 )
日時: 2016/02/20 15:28
名前: ジャック (ID: 5RAlDtaS)

二十一話 一発逆転 闘牛のレッドマタドール










「メダルの装着、完了しましたロボ。」




「……よし、データは見れるか?」




「見れますロボ。ポチっとな。」




「……ふむ。ずば抜けたデータは無いな。あの強さは…自然発掘のメダルか…。」




「自然発掘、ですロボか?メダルは人工的なのでは…。」




「自然発掘されたのが元だ。そこから人工的に作られた。」




『……ぐ…。』




「ん?なんだロボか?」




『お…前。誰だ。』




「…装置から声も出るように設定してあるのか。へんな装置をつけたな。」




「すいませんロボ〜。」




『お前!なんのつもりだ!早く出せ!』




「…お前、立場が分かって言ってるのか。」




『んなの知るか!早くだせよ!』




「た、隊長ー!」




「ん?どうした?」




「メダル自体からすごい力が出てるロボ!このままでは、装置が壊れるロボ!」




『早く出せ!聞こえねぇのか!おい!』




「…装置が不十分だったな。止めろ。もうしばらくこのメダルも必要ないだろう。……メダルハンターが戦ってるはずだ、そこへ持ってけ。ゴーフバレット転送!」




「はーいー。(ブーン…)」




「…あのメダル。一体どんな力が…。」















「俺と勝負しろ!メダルハンター!」




「始めからその気だよ。アークダッシュ!左腕を撃ち落として!」




「はいっ。(ドンッ、ドンッ!)」




「レッドマタドール!マントガードで防げ!」




「おウ。(ピシュンッ…。)」




「…まさかレッドマタドールで来るなんてね。なんのつもりかな?アークダッシュ!ロングチャージ!」




「前とは違う!レッドマタドール!右腕を斬り裂け!」




「どりゃアー。(ガシンッガシンッ、ザシュンッ!!)」




「友達とでは君は勝てないの?他のメダロットの方が強いって?」




「…違う。」




「じゃあなんで他のメダロットを使う?」




「……。」




「グラン君が弱いんじゃないんだ。『君自身』が弱い。」




「…。」




「分かってるんだ。なら私に挑むだけ無駄だね。取り返せないと思うよ。」




「俺は…違う!」




「どういうこと?気になるけど。」




「俺は…グランを取り返すんだ!自分自身で!確かに、俺は弱いかもしれない!でも、俺は負けてもお前に立ち向かう!グランの為に!」




「!…そういう事か。メダロットが友達…。本当だねぇ。アークダッシュ!アペンディクス!」




「うぉぉぉぉぉ…はぁっ!!!(ビューンッ…!!!)」




「…レッドマタドール!相手は充填中だ!今のうちに頭へサーベル!」




「うおおおおおオー!(ザシュンッ!!!!!)」




「何ぃっ!?ぐはっ!(ザシュンッ!)(アークダッシュ、トウブダメージポイント70。アペンディクスシヨウフノウ。)」




「そう来たのね…。アークダッシュ!レクリスモード!」




「はいっ!(ガシッ、ガシャンッ!)」




「レッドマタドール!相手はスピードが高い!気をつけて攻撃しろ!」




「分かっタ。ていッ!(ザシュッ、ザシュッ。)」




「とうっ。ていっ。(ビュンッ、ビュンッ。)」




「アークダッシュ!メガガトリング!」




「マントガードで防げ!」




「おウっ。グっ。(ピシュンピシュンッ!)(ヒダリウデパーツ、ダメージポイント100。キノウテイシ、キノウテイシ。)」




「お得意の盾も破壊されちゃってるね。トドメを刺そうか。アークダッシュ!ハイパービーム!」




「はいっ。はぁぁぁぁぁぁ…。(ビューン…)」




「マスター…どうすれバ。」




「……。そうだっ!レッドマタドール!今から言うことをちゃんと聞け…。」




「……そういうことカ。分かっタ。」




「ハイパービーム、発射!」




「うおおおおぉぉぉ!はぁっ!!(ドーンッ!!!!!!!)」




「頼むぞ….」




「……(ドーンッ!!!!!)」




「……行くよ、アークダッシュ。」




「! 待ってください。」




「俺はまだ負けてなイ。(ビューン…。)」




「なっ…。なんでっ。」




「レッドマタドールには、マントガードしか使わせなかったからな。『※ボディアタック』が残ってたんだ。」

※レッドマタドールの頭パーツ。完全ガード。




「トドメを刺させてもらうぜ!レッドマタドール!相手は冷却に時間がかかる!連続攻撃!」




「おウっ!ていっ!てやっ!ていっ!(ザシュッ!ザシュ!ザシュッ!)」




「ビームの煙で前がっ…。何っ!?ぐっ!(ガシンッ!ガシッ!ガシィッ!)」




「ぐっ…アークダッシュ!体制を立て直して!」




「そんなっ!ことっ!言われましてもっ!ぐっ…ぐわぁっ!(ガシッ!ガシッ!ガシィンッ!!)(アークダッシュ、ダメージポイント100。キノウテイシ、キノウテイシ。)」




「よしっ…!」




「……そういう事か。楽しかったよ。はい。」




「グラン…。」




「また会える日…は無いかな。」




「レッドマタドール!やったな!」




「マスターのおかゲ!マスター、つよイ!」




















続く。

Re: メダロット〜デスメダロットとの戦い【コメントもどうぞ!】 ( No.21 )
日時: 2016/02/21 15:07
名前: ジャック (ID: 5RAlDtaS)

二十二話 四天王ガイア










「…やはりやられたか。」




「はい。彼は成長してますからね〜。」




「…フン。施設も整った。もう一度奪い返すぞ。四天王を送る。ガイア、行け。」




「ガハハハッ!ついに我の出番が来たか!腕がなりますなぁ!」




「いや〜…ガイアさんが勝てるかなぁ。彼は成長していってるからね。」




「敗者は黙ってみてるんだな!ガハハハハハッ!」




「…はぁ。」















「おーい!ユウ!」




「大声出さないでくれよ…。今調整中だから…。」




「勝てたぞ!取り返せたんだ!」




「…え。本当に倒したんだね。凄いなぁ。ナイトが役に立ったか。」




「マスターのおかゲ。俺、勝てタ。」




「使いこなせるとはねぇ。レッドマタドールが丁度良かったなぁ。」




「ありがとな!ナイトとユウ!」




「メダルとパーツ貸しただけだから。勝てるなんて凄いねえ。」




「じゃ、そろそろ帰るからな!じゃっ!」




「…忙しいな、あいつも。」


















「今日は早く家に帰って装着させないとだな…。あだっ!」




「……。」




「す、すいません。急いでたんで。」




「…。」















「よしっ。どうだ?グラン?」




「…ふぁぁ〜…。おっ、リョウガ!取り戻してくれたんだな!信じてたぜ!」




「良かったなぁ!今日はパーツショップでも寄ってこうぜ!」




「そうだな!」




「おい、待ちな!」




「え…あっ、ぶつかった人…。」




「てめぇ、ぶつかって謝んねぇとはいい度胸だな。」




「だから、急いでたんだって!…ていうか、あなた誰ですか?」




「我はまさに…ロボロボ団四天王ガイア様であるっ!!」




「ロボロボ…お前もあいつの仲間だったのか!」




「ガハハハハ!お前のカブトメダルを奪いに来たっ!さぁ、勝負だぁっ!」




「やってやろうぜ!リョウガ!」




「あぁ!そうだな!」




「合意と見てよろしいですね!?」




「今回のこのロボトルは、ガイア選手とリョウガ選手の真剣ロボトルと認定されました!それでは、ロボトルゥッ…ファイトォッ!」




「我がフロートラインに勝てるかっ!?フロートラインっ!隠蔽いんぺいっ!」




「……(ピュンッ)」




「フロートライン…3つのスキル持ったバランス型デスメダロットか…。グラン!ロングチャージ!様子を見ろ!」




「おう!(ビューン…。)」




「今だっ!ソード、ライフルで連続攻撃!」




「……(ガシンッ、ドンッ、ドンッドンッドンッ!)」




「くっ!(ガシッ!ガキッカギッガキッガキッ!)(グランビートル、ダメージポイント40。)」




「よしっ、姿が見える!今のうちにプロジェクター!」




「当たれっ!(ドンッ!)」




「ガハハハッ!のろいぞっ!避けろっ!」




「……(ヒュンッ)」




「プロジェクターが外れたっ?そんなに速いのか…。」




「ガハハハッ!もう一度隠蔽!」




「ちっくしょう!リョウガ!どうする!」




「くっ…。もういちどロングチャージ!」




「フロートラインッ!ソード、ライフルで連続攻撃!」




「……(ザシュッ!ドンッドンッ!)」




「ぐぅぅっ…。(ガシィッ!ガシッ!)(グランビートル、ミギウデパーツダメージポイント80。サークルシュートシヨウフノウ。)」




「よしっ…右腕を狙い撃て!プロジェクター!」




「おうっ!(ドンッドンッ!)」




「……(ドカンッ!)(ミギウデパーツ、ダメージポイント20。)」




「無駄ぁっ!デスメダロットに勝てると思うなっ!相手の後ろへ回り込め!」




「グラン!レクリスモード!」




「おうっ!(ガシッ、ガシィッ!)」




「構わん!相手に飛びついて切り刻め!」




「何っ、ぐわっ!(ガシッ、ガシ!)(グランビートル、ダメージポイント20…35…)」




「グラン!スピンしてふりおろせ!」




「わ、分かった!どりゃぁっ!(ビュンッ!!)」




「……(バッ、ガシンッ!!)」




「ほう、なかなか頭は使うようだな、少年よ!」




「くっ…このままではやられるに違いない…。どうすりゃあ…。よしっ、グラン!レクリスモート解除!川の方へ走れっ!」




「な、何考えてんだか分からんが…。分かった!(ガシャッガシャッガシャッ)」




「追うんだ!フロートライン!」




「はぁっはあっ…。ここだな!次はどうする!?」




「うーん…。岩の所を渡って少し進め!」




「分かった!……よしっ。ここら辺でいいか!?」




「バッチリだ!あとはもう少し待て!」




「フロートライン!追い続けろっ!」




「……(ガシッガシッ…ウィーン…ウィーン…。)」




「むっ。どこへ行ったのだ?」




「今だ!グラン!メダフォース発動、体当たり!」




「うおおおぉぉぉっ…。どりゃぁっ!(ガシィッ!!!)」




「……(グシィッ!!)(フロートライン、ダメージポイント100。キノウテイシ、キノウテイシ。)」




「なっ、んだとぉっ!?」




「勝者、リョウガ選手ーっ!」




「俺が地形を利用して追い込んだのは、この為だったんだ!」




「くっ…完敗だっ。報告せねばっ!」


















続く。

Re: メダロット〜デスメダロットとの戦い【コメントもどうぞ!】 ( No.22 )
日時: 2016/03/11 16:27
名前: ジャック (ID: 5RAlDtaS)

二十三話 忍び寄る狙撃者










「…四天王も倒し損ねたか…。」




「申し訳ございません…。」




「……奴のメダルが、本当にレアメダルだとしたら…。開発途中のデスメダルにかなりのパワーを入れられる。」




「開発中のメダル?」




「ネオデスメダルを強化する。これさえ強化すれば、もはや悪魔だ…。よし、アカツキ!奴を倒せ!」




「……俺の出番か。行くぞ、『ガンデスペラード』。」




「奴を送り込んで大丈夫でしょうか?」




「負けたお前よりはマシだ。奴は影から撃ち落とす狙撃者。あいつにかかれば、一瞬で倒せるだろう。」
















「なぁグラン。お前ティンペット二つ目欲しくないか?」




「あ?なんだいきなり。」




「いや。俺って一体しかメダロット持ってないだろ?グランの援護に回ってくれるとありがたいなぁー…とか。」




「………。」




「嫌ならいいぞ。お前は一人で戦ってきたからな。」




「…買う!俺は買うぞ!」




「え?わ、分かった。じゃあ女と男、どっちがいい?」




「…。」




「どうした?」




「……女。」




「…はっ。こいつ…。」




「んだよ!買うって言ったのはお前だ!何か文句あるか?」




「い、いや。何でもないって…。分かった。じゃあ、買ったら家で組み立てるか!」




「や、やった…じゃなくて…おう。」




「怪しいなぁ…お前。」




「まーだお前疑うかっ!なんでもないって!」




「……ターゲット、ロックオン。準備はいいか、ガンデスペラード。」




「……(ターゲット、グランビートル、ツイカ。)」




「よし…追うぞ。」















「なんでお前はさっきから…何を疑ってるんだ!」




「…だってさ、お前が女型が好きだなんて、思ってもなかったんだよ。」




「そういう事じゃない!だから…俺は…。えーっと…戦ってくれる…。」




「……ガンデスペラード、今だ!」




「……(ドンッ!!)」




「とぅっ。(ヒュンッ)」




「!?…なぜ分かっていた。」




「…俺がグランとパーツショップから出てきた時、ずーっと俺についてきてたのを分かって事前に指示を出しといた!次はなんの用だよ!ロボロボ団!」




「…戦闘体制へ入る。ガンデスペラード!後ろへ下がれ!」




「どうやら、話す気は無さそうだぜ。やるか?リョウガ!」




「勿論だ!行くぞっ!」




「……ガンデスペラード、出来るだけ遠くへ行け。」




「へっ、遠距離は俺の得意圏内だぜ!リョウガ!指示を!」




「グラン!脚部パーツから撃ち落とせ!」




「くらえっ(ドンッ!)」




「……(ヒュッ)」




「やっぱ当たらないか…。ガンデスペラードはグランと同じく遠距離を得意とするから、脚部パーツから撃ち落として射撃性能を下げないと…。」




「…ガンデスペラード、発射!」




「……(ドンッ!!ドンッ!!)」




「ぐっ!?(グランビートル、ヒダリウデパーツダメージポイント100。キノウテイシ、キノウテイシ。)なんつー威力だ…。」




「…これでメダチェンジは封じた。さぁ、やれるならやってみろ…。」




「リョウガ!トランスパーツしてくれよ!」




「ごめん!俺は左腕には設定してない!」




「はぁ!?どうするんだよ!」




「大丈夫だ!こっちも用意はしてある!グラン!出来るだけ脚部で受けるか避けろ!」




「何考えてるか分からねぇが…。ともかく、脚部で受けるか避ける。これは頭に入れとくぜ!」




「…(何する気だ…?右腕を残しとくとは…。グランビートルの脚部は射撃性能がかなり良い。それなのに、脚で受ける…。トランスパーツか?来るとしたら格闘…恐れることはないか。)ガンデスペラード!一気に決めるぞ!ライフル!」




「……(ドンッドンッ!!!)」




「うぉっと。(ヒュンッ)お返しだ!(ドドドドドッ!!)」




「…(カカカカカ!)」




「グラン!ガンデスペラードの両腕を壊すぞ!接近しろ!」




「……絶対に当てるつもりか?ガンデスペラード!アンチエアを使って相手を寄せつけるな!」




「……(ドドドドドド!ドドドドドド!)」




「ぐぅっ…ダメージは低くても…連続は辛いな…。とぅっ!(ビュンッ!!)」




「まずいっ!」




「おらっ!(ドンッドンッ!!ドドドド!!)」




「……(カンッカンッ、カカカカカ!!)(ガンデスペラード、リョウデダメージポイント100。キノウテイシ、キノウテイシ。)」




「よしっ…グラン!後ろへ下がれ!」




「ぐぅっ…ガンデスペラードの命中、ナメるなよ!ガンデスペラード!脚部へライフル!」




「……(ドンッドンッ!)」




「何っ。ぐあっ!(グランビートル、キャクブ、ダメージポイント98。)」




「くっ…耐えられたか。ガンデスペラード!もう一度狙い撃て!」




「よしっ。グラン!トランスパーツ転送!」




「…(ドンッ!!)」




「ぐわっ!(キャクブ、ダメージポイント100。キノウテイシ、キノウテイシ。)」




「ぐ……パーツは何だ。」




「こ、これは…。エンベロンメントか…。まさ、か…」




「そのまさかだ!グラン!相手は両腕を失っている!自分の脚部が壊れてたって当てれるはずだ!」




「おうっ!どりゃぁっ!(ドーンッ!)」




「……(ギィィィィ!!ドンッ!!)(ガンデスペラード、ダメージポイント100。キノウテイシ、キノウテイシ。)」




「なっ…ここまで強いとは…。」




「転送パーツはこれだったのか…。だから脚部で受けたんだな。」




「トランスパーツは壊れてたら転送出来ないからな!…で、ロボロボ団!お前らは何企んでる!」




「……近い内、メダロットが大暴走を起こす。あの日の様な事が、また続くんだ…。」




「『あの日』…?」
















続く。

Re: メダロット〜デスメダロットとの戦い【コメントもどうぞ!】 ( No.23 )
日時: 2016/03/17 20:33
名前: ジャック (ID: 5RAlDtaS)

番外編 キャラクター紹介



もう見てて頭に入った人もいるだろうけど、とりあえず現時点でのキャラクター紹介。




リョウガ

ポジティブ思考な部分があり、事件を起こしがち。
KBT型、グランビートルと共に世界大会を目指している。




レイカ

リョウガの幼馴染み。
愛機、ブラックビートルと仲が良い。
ミカとは不仲。




グラン(グランビートル)

リサーチ社で開発されたメダロット。
メダチェンジをすると、重装甲な戦車へとメダチェンジする。

ごちゃごちゃした事が大嫌い。
メダロット社へトラックで配達される時に落ちてしまった。落としてしまったか、落ちてしまったかはまだ分からない。
熟練度が上がるのが早く、メダフォースまですぐ習得してしまった。




ブラックビートル

冷静、そして厳しい性格。
レイカとは学校以外だったら常に近くいる。
「メダロットは、指示を与えられる以外与えられた道は無い。」これが彼女の名言。




セイヤ

リョウガとは中学で知り合い、仲がいい。
レイト(ブルーサブマリン)が愛機。




レイト

やんちゃな性格でリョウガと同じくポジティブ思考。
セイヤとは相性がばっちり。




ミカ

短期な性格故、他の人から恐れられている。
生徒会長をしているが、ほとんど副生徒会長に任せっきりで迷惑をかけている。
レイカとは、昔仲が良かった。




ナナ

副生徒会長。おとなしく、働き者な性格だが、他の人になんでもかんでも喋ってしまうためミカから嫌われている。




ブレザーメイツ

ミカのパートナー。
慰めたりしてくれる優しい性格で、「マスターよりマシなメダロット」と言われている。




ブラックメイルX

ナナの愛機。
指示を正しく聞き取り、戦いではかなりの戦力を発揮する。
ナナとは仲がとても良い。




ユウ

いつ、何をしているか全く分からない。
そんな性格故に、あまり友達を持っていない。
授業をサボって研究している時があり、しょっちゅう怒られる。
頭はかなりいい。




リカ

解明していない事が大好きな性格。
理数系が超得意で頭がいい。
ロボトルが強く、ランキングで上位に入っている。
だが、何をどんな所でやってるかは分からない。




ロボロボ団隊長

ロボロボ団の研究者。
メダルを発明しており、デスメダロット、メダロットを調べ尽くしている。




謎のメダロッター

恐ろしい程の強さにメダロットを強化して、何度もリョウガに戦いを挑んでいる。
ゴッドエンペラー等、重火力のメダロットを自由に操れるメダロッタースキル。




何人か混ぜてませんが、現時点で重要人物です。最近風邪にかかりやすくなってしまい投稿あまり出来ません…。


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