二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 常識はずれ?な妖怪ウォッチ ・・・完結・・・
- 日時: 2016/10/30 20:44
- 名前: もちうま団子 (ID: bczxLXEO)
こんにちは!今回初めて小説を投稿するもちうま団子といいます。
私が考えたオリジナルの妖怪ウォッチを書きたいと思います。
−注意−
キャラは崩壊してないと思います。(たぶん・・・)
主人公のパートナーが全然違います。
ドカドカ更新する時もありますが、全然更新しない時もあります。
オリキャラが出てくることもあります。
口調が少し違うかも・・・?
真打のネタバレが含まれています。
それでもオッケー!という方はどうぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では、主人公紹介していきます。
大鳥 夏美
主人公。桜第二小学校5年2組。
性格
のんきで友達思い。友達を傷つけた人(妖怪)は絶対に許さない。怒りが頂点に達するとハリセンで相手をひっぱたく。
服装
夏→無地の桃色半そでシャツに無地の紺色半そで上着。無地の緑色ひざ丈スカートにサンダル。
冬→青と黒のチェックのブラウスに青のパーカー。無地の紺色ジーンズに白のスニーカー。
髪型はツインテール。
妖怪ウォッチの形
フミちゃんと全く同じデザイン。懐中時計型。
舞台
桜ニュータウンのおつかい横丁の西側のトンネルを抜けた先。
(オリジナルの地名とか出てきます。)
だいたいこんな感じです!よろしくお願いします!
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- 常識はずれ?な妖怪ウォッチ ( No.14 )
- 日時: 2016/03/25 20:30
- 名前: もちうま団子 (ID: 7YSFrjgb)
こんばんはー。妖怪ウォッチのアニメ見てましたー。CMが新しくなってた・・・。しかも、フユニャン曹操きたああああああっ!!
フユ「作者、うるさい。」
ちょっと!なんで当本人が感動してないのよ!私一人が喜んでバカみたいじゃん!
ダーク「バカはもとからだろ。てか、それ以外にもっと重要なお知らせがあるだろうが。」
あー、そうだったそうだった。えーとですね、実は私、もちうま団子は、今日で小学校卒業なんですっ!(作者は小学6年生でした。)
フユ「そこで!今日は、記念に漫談を二個やりたいと思う。」
ダーク「最後まで楽しんで見てくれ。」
それじゃあ、まずは一個目からどうぞ。
団子「作者&妖怪漫談!もちうまと!」
夏美「夏美と!」
魔女「ニャン魔女☆」
団子「一個目はこの三人で漫談をしまーす。」
「「「イエーーーーイ!!」
夏美「ていうかさー、これ完全に女子会だよねぇ。」
魔女「夏美ちゃん、男妖怪がお供でしょ?たまにはこういうのもいいじゃない!」
団子「それじゃあ、お題に添って話していくよー。一つ目!」
・・・恋バナについて・・・
団子「女子会っていえば、あれだよね!」
夏美「あれだね!」
魔女「あれよね!」
「「「恋バナ!」」」
魔女「あ、私ダーちゃんの好きな人知ってるんだぁ〜♪知りたい?」
「「知りたい!」」
魔女「実はねぇ・・・、」
ダーク「バカ!言うなああああっ!!」
魔女「ダーちゃん、ちょっとだまろうか☆『マジ猫ファイニャー』!」
ダークニャン、気絶。表に放り出された。
魔女「女子の楽しみを邪魔するとこうなるんだよ☆」
夏美「ニャン魔女こわっ・・・。」
団子「なんか、のらねこさんの小説みたいになってない?オスキャラはフルボッコにされるっていう・・・。」
フユ「作っているのはお前だろうが。」
「「「お前も入ってくんじゃねえええええっ!」」」
ドガッバキッズザザザザーッ(フユニャンがマジ猫ファイニャーと、夏美のハリセンと作者の平手打ちをくらい、表に放り出された音。実際の状況は作者の口からは説明できません。ご想像にお任せします。)
魔女「すっきりしたわね☆」
夏美「そうだね。私の腕をキックされた恨みが晴らせたよ♪」(分からない人は第二章を呼んでね。by作者)
団子「あのことまだ根にもってたんだー・・・。」
今回はここまで〜。時間なくなったので・・・。ありがとうございました!
- 常識はずれ?な妖怪ウォッチ ( No.15 )
- 日時: 2016/03/26 15:33
- 名前: もちうま団子 (ID: 7YSFrjgb)
ちわっすー。続き、書きます!
魔女「えーと・・・。あーもう!男妖怪が乱入してきたから何を話すのか忘れたじゃない!」
夏美「あれ、私も思い出せない・・・。」
団子「私もー。てかさー、そんな大事な話じゃなかったんじゃない?」
魔女「そうかもねー。次のお題に移ろっかー。」
ダーク(小声で)「ふうー。危ない危ない。忘れん帽、サンキュー。」
忘れん帽(以下帽)「いえいえ。お気にせずに。あ、メダルは夏美っていう人に渡しておいてください。」
ダーク「ああ。分かった。」
帽「では。」
バフンッ
・・・ダークニャンの性格について・・・
夏美「ニャン魔女の杖って可愛いよね。肉球がついてて。」
魔女「ありがと☆実はそれ、ダーちゃんにも言われたんだよね!嬉しかったなー♪」
団子「ダークニャンってそういうこと言うんだー・・・。」
魔女「思ったことは口に出しちゃうタイプなんだよね。」
団子「あー、そういえば私も『バカはもとからだろ。』って言われた。ショックだったわー・・・。」
夏美「敵にも言いたい放題しそうだよね。」
魔女「そうなんだよー。この間なんてめちゃくちゃ強そうで顔がハンパなくキモイ敵妖怪に『ブス』だの『キモイ』だの『脳ミソくるってそう』だの好き放題言っちゃって大変だったのよ。まあ、結局こっちが勝ったんだけどね。」
夏美「うっわー・・・。敵妖怪怒ってたでしょー・・・。」
魔女「怒ってるなんてものじゃないわね。地震を起こしちゃったくらいよ。まあ、ダーちゃん、浮いてるから効かなかったんだけど。こっちが大変だったのよ。」
団子「ダークニャンってある意味恐ろしいね・・・。」
・・・フユニャンの口癖について・・・
夏美「フユニャンってよく『ガッツ』って言ってるけど、あれは口癖なのかな?」
団子「うん。私の部屋に遊びに来てもそれ言ってる。『お前にはガッツが足りないんだっ』って活を入れられた。」
魔女「でも、ダーちゃんは言わないよ?」
団子「未来の姿になると言わないとか?今度フユニャンにダークニャンのマントとベルトを着せて試してみる?」
夏美「面白そう。でも、そろそろ時間だよ。」
魔女「本当だ。今日は楽しかったわ!また女子会しましょ!じゃね☆」
団子「それじゃあこのまま二個目の漫談にいきまーす。もちうまと!」
夏美「夏美と!」
フユ「フユと。」
ダーク「ダーク。」
団子「次はこの四人でーす。」
・・・作者のオリキャラについて・・・
団子「そういえばさ、私オリキャラ考えてみたんだけど。」
夏美「ほんと?説明して!」
団子「うん。いくよー。」
オリキャラ一体目
名前 闇オロチ
性別 男
ランク Sランク
種族 ニョロロン族
一人称 我
二人称 貴様
攻撃 かみつく
妖術 死神の術(吸収属性)
とりつき(敵)とりつかれた相手は闇の呪いでHPがどんどん減る。
必殺技 常闇の無限大蛇(敵)
闇から発生させたような真っ黒な蛇のマフラーを自在に操り、敵をかみつかせまくる。
服装 オロチといっしょ。髪、目、上半身の着物が銀色。あとはすべて真っ黒。(肌は薄い黒。)
設定
・影オロチの親戚。
・自称『闇系妖怪のエリート』。
・ダークニャンをライバル視している。(ダークニャンはそのことに気づいていない。)
性格 殺気の塊。目に移るもの全てを殺そうとする。(あまりにも危険なため、普段は呪符で力を封じられている。)
サンプルボイス
・「我は闇オロチ。闇系妖怪のエリートだ。」
・「所詮は低級妖怪。貴様らが我にかなうはずなかろう。」
・「我を怒らせたらどうなるのか・・・その身に叩き込んでやる!」
オリキャラ二体目
名前 夜桜姫
性別 女
ランク Sランク
種族 プリチー族
一人称 私
二人称 あなた
攻撃 はりたおす
妖術 極楽の術
とりつき(味方)とりつかれた妖怪は綺麗な桜に癒され、HPがどんどん回復。
必殺技 満開夜桜(味方)
夜桜の幻想的な風景を作り出して味方を癒す。回復と復活ができる。
服装 上半身は薄桃色の着物。下半身は藍色の袴。薄桃色の羽衣を羽織っている。髪型は上でおだんごにして、桜の花びらがついたゴムで縛っている。目は薄桃色。
設定
・花咲爺の孫。
・春以外の季節でも桜を咲かせる事ができる。
・桜前線の正体はこの妖怪と花咲爺。
性格 素直で優しい。
サンプルボイス
・「私は夜桜姫。よろしくね。」
・「夜に見る桜もなかなかですよ?」
・「おじいちゃんは伝説的な妖怪なんですっ!私の自慢のおじいちゃんですっ!」
団子「こんな感じかな。読者の皆さまに言っておきます。技の名前などがかぶっているかもしれませんが、パクリではありません。ご了承ください。」
フユ「作者が珍しくいいこと言った。」
団子「んだと、この野郎!」
ダーク「わーっ!喧嘩するなあっ!」
夏美「こんな作者がよく卒業できたよねぇ・・・。そろそろ時間なので、これで失礼します。ありがとうございました〜。」
- 常識はずれ?な妖怪ウォッチ ( No.16 )
- 日時: 2016/03/26 21:01
- 名前: もちうま団子 (ID: 7YSFrjgb)
こんばんはー。続き、いっきまーす。
・・・第三章 初めての妖怪合成!の続き・・・
雪女「あう・・・。」
夏美「あ、起きた。どう?気分は?」
私がそう尋ねると、雪女はガタガタと震えてこう言った。
雪女「も、もしかして・・・、この妖怪の怪我は、私がやってしまったの・・・?」
夏美「う、うん・・・。言いにくいけど・・・。」
いきなり雪女は私とダークニャンに土下座した。
雪女「私ってばなんてことを!申し訳ございませんでしたあああっ!人間につかまってしまうのが嫌な一心で!」
夏美「わわっ!そんなことをしなくても!そ、それより、その暴走しちゃう冷気は何とかならないの?」
雪女「えっと・・・。たしか、『白銀の髪留め』っていうアイテムがあれば・・・。」
ダーク「白銀の髪留めなら、桜ニュータウンおつかい横丁の『めっけもん』という店にあると聞いたことがある。(実際のゲームでは違うよ!by作者)あそこの店はいろいろな妖怪向けのアイテムを売っていることで有名だ。ただ一つ、問題がある。」夏美「なに?」
ダーク「その店の店主は変わり者でな。夜にしか店を開けないんだ。」夏美「夜に外出するなんて無理だよ・・・。」
雪女「あ、私のお友達に『バク』っていう妖怪がいるわ。その子に頼めば大丈夫。はい、メダル。あと、私のメダルも渡しておくね。」
夏美「ありがとう、雪女!」
・・・夜・・・
あのあと、目を覚ましたフユニャンに状況を話した。納得してくれた。夏美「よし、作戦実行ね。私の友達!出てきて、バク!妖怪メダル、セットオン!」
プリチー、SYO-KAN!
プリチー!オレッチトモダチ、フクハウチー!
「バク!」
バク「ん?人間?」
夏美「あ、どうも。実は、かくかくしかじか・・・。という訳で、協力して欲しいんですが。」
バク「ふむ。承知した。ではお主の両親を眠らせるとするかの。必殺、『眠煙』!」
その瞬間、バクの鼻から白い煙が出てきた。親がバタンキュ〜状態に。夏美「バク、すご・・・。」
バク「わしがお主の両親を見張っておる。安心していくのじゃ。」
夏美「バク、ありがとう!」
バク「成功を祈っておるぞ。」
・・・移動シーンカット・・・
夏美「えっと・・・。失礼します。白銀の髪留めって、ありますか?」店主「あるよ。百円だ。」
フユ「お金、持ってきたのか?」
夏美「うん。はい、おじさん。」
店主「まいど。また来てくれよ。」
夏美「で、これどうすんの?」
ダーク「次は、それを団々坂の『正天寺』に持っていくんだ。」
夏美「分かった。」
・・・移動シーンカット・・・
今回はここまで。ありがとうございました〜。
- 常識はずれ?な妖怪ウォッチ ( No.17 )
- 日時: 2016/03/27 15:52
- 名前: もちうま団子 (ID: 7YSFrjgb)
あー、春休みだから毎日投稿できるわー・・・。
フユ「中学生になったらこうはいかないもんな。」
ダーク「てか、以前も毎日投稿してたような・・・。」
細かいことは気にしない!続き、書きますねー。
・・・第三章 初めての妖怪合成!の続き・・・
夏美達が正天寺の門をくぐるのを空からじっと見ている妖怪がいた。
?「あいつか。最近妖怪ウォッチを手に入れたという人間は・・・。」
その妖怪は、チッっと舌打ちをした。
?「あの人間さえ排除すれば、妖怪達の乱獲が再び始まるのを阻止することができる。人間は珍しい生物を捕獲してきたからな・・・。」
その妖怪はふわりと地上に降り立った。
?「首を洗って待っていることだな。いまわしき人間よ・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お寺の中には、一人の和尚さんがいた。
和尚「おや、子供が夜分に訪ねてくるとは珍しい。どうしたんじゃ?」夏美「実は、ここのお寺で妖怪合成ができるとそこの黒い猫妖怪、ダークニャンから聞いたんですけど・・・。」
和尚「なに、妖怪合成!?お前さん、妖怪が見えるのかね!?」
夏美「あ、はい。」
和尚「いやー、これは驚いた!どれ、合成したい妖怪のメダルと合成アイテムをこっちに渡しなさい。ふむふむ、雪女を合成進化させたいんじゃな?ではいくぞ。むむむむむ、かああああああっ!!」
和尚さんが叫んだ瞬間、雪女のメダルと白銀の髪留めがまばゆい光に包まれた。
夏美「うわっ!まぶしいっ!」
しばらくして、私がおそるおそる顔を上げると、目の前に、水色の髪の毛を白銀の髪留めでポニテにして、雪模様の水色の着物に黄色の帯。体から粉雪が舞っている女の妖怪がいた。
夏美「も、もしかして・・・、雪女!?」
雪女?「いいえ、ちがうわ。雪女が合成進化したらこうなったの。私は吹雪姫!冷気を自在に操れるようになったわ!夏美ちゃん、どうもありがとう。お礼のメダル、受け取って!」
吹雪姫は私の手にメダルをにぎらせた。
夏美「ありがとう、吹雪姫!」
吹雪姫(以下吹雪)「いつでも呼んで!それじゃあね!」
夏美「なんか、性格変わったね。」
フユ「あっちの方がいいだろう。さ、帰るか。」
ダーク「バクが待ってるしな。」
夏美「そうだね。和尚さん、どうもありがとうございました!」
和尚「またおいでね。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夏美「夜のお出かけって結構楽しいね。ちょっと疲れたけど。」
私がそう言うと、突然何もない所から声がした。
?「楽しい・・・?そんなこと言っていられるのも今のうちだぞ。」
夏美「え?だれ?」
フユニャンが私をかばうように前に立った。(浮いてるけど。)
フユ「夏美、ウォッチを使え!」
夏美「え、妖怪なの!?」
私はウォッチの右側に付いているボタンを押してサーチライトを点灯させた。ビイイイイイイッ
夏美「いたっ!」
今回はここまで!なお、次回は流血表現が「少し」ありますので、苦手な方は見ない方がよろしいかと。(食欲なくなっても自己責任でお願いします!)ありがとうございました。
- 常識はずれ?な妖怪ウォッチ ( No.18 )
- 日時: 2016/03/29 17:20
- 名前: もちうま団子 (ID: 7YSFrjgb)
こんにちはー。前回、「毎日投稿できる」とか言っておきながら昨日投稿しなかった作者でーす・・・。
フユ「ったく・・・。そんなことやってっから物語が進まないんだろうが。」
うぅ・・・。言い返せない・・・。続き・・・書きます・・・。(前回、入力ミスがあり、会話文が読みにくかったと思います。申し訳ございませんでした。)
・・・第三章 初めての妖怪合成!の続き・・・
目の前には、さらさらの銀色の髪は一部分を頭のてっぺんで結び、首には真っ黒な蛇のマフラー。生きているものらしく、私たちをシャーッと威嚇してきた。上半身はノースリーブの銀色の着物、下半身は真っ黒な布を腰巻にして、ウエストのところで紐でとめてある。銀色に輝く瞳は殺意の塊としか言いようがない。
夏美「あ、あなたは・・・?」
?「我は闇オロチ。闇系妖怪のエリートだ。」
ダーク「自分で言うのかよ。」
夏美「確かに。」
フユ「お前ら、今どんな状況か分かってんだろうな・・・。」
フユニャンが呆れ顔で見つめてきた。
闇オロチ(以下闇オロ)「人間、貴様をいまわしき存在として排除させてもらう。」
夏美「・・・へ?」
突然のことに頭混乱。理解不能。
闇オロ「問答無用。・・・はっ!」
いきなり闇オロチは私に襲い掛かってきた。うわっよけられない!
ぎゅっと目をつぶった。しかし、体に異常は感じない。私はおそるおそる目を開けた。
夏美「・・・?」
見ると、フユニャンが闇オロチのマフラーの蛇を腕で押さえていた。どうやら相手はマフラーの蛇を武器にするらしい。
闇オロ「ほう・・・。我の攻撃を受け止めるとは・・・。」
闇オロチは少し驚いているようだった。
夏美「フユニャン、ありがと・・・って、うそ!?」
フユニャンの腕はズタズタに裂け、血が出ていた。おそらく、さっきの蛇がフユニャンの腕を噛んだのだろう。
フユ「夏美、怪我はないか・・・?」
夏美「私は大丈夫だけど・・・。フユニャン、その手・・・。」
フユ「ああ、平気だ。これぐらい。」
言葉とは裏腹に、かなり痛そうにしている。
フユ「ダークニャン、お前は夏美を安全な場所に避難させておけ。俺があいつの気を引いておく。」
え、その状態で?
ダークニャンは分かったというように頷き、こっちだ、と私の手を取り誘導した。
夏美「ちょ、ダークニャン、フユニャン止めないの!?あのままじゃ、フユニャンやられて死んじゃうよ!?そしたらダークニャンだってどうなるかっ・・・!」
ダーク「妖怪は死なない。やられても気絶するだけだ。それに、あいつが止められても聞かないってことは分かっているだろ。」
うーん、そりゃそうだけど・・・。
ダーク「とりあえず、今は様子を見る。」
そう言って、ダークニャンは向こうを向いてしまった。私は納得できなかったけど、迷惑かけるわけにもいかないので、黙って様子を見ることにした。
side フユニャン
夏美には「平気だ」と言ったものの、本当は腕が痛くてしょうがなかった。でも、夏美に心配をさせるのは嫌だったし、なによりも夏美を傷つけるのは許せない。こんな状態でまともに戦えるのか不安だったが、やるしかない。
闇オロ「まずは貴様から始末してやろう・・・。」
そう言った瞬間、相手は突進してきた。でも、ダークニャンよりスピードは遅い。簡単にかわすことができた。手は使えないから、足で相手を攻撃した。
闇オロ「低級妖怪のくせに生意気な・・・!」
こいつ、人を苛立たせることではエリートかもな。(俺は人ではないが。)
闇オロ「ふんっ!!」
闇オロチの足がとんできた。まさか、そんなところから攻撃してくるなんて思っていなかった。よけきれず、運悪くさっき怪我をした腕に当たってしまった。
フユ「ぐっ!」
今回はここまで。ありがとうございました。
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