二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語
- 日時: 2016/11/13 23:38
- 名前: りゅーっち (ID: Od3Uhdie)
忙しいとわかっておきながら……追加です(´・ω・`)
それでも、やっぱりやって見たかったんです……。
———ドラゴンジェネシス—聖戦の絆—……みなさんはご存知でしょうか?
もしかしたらあまり知られていないゲームかもしれません。
今回、りゅーっちワールド3作目の舞台として選んだこのゲーム—通称、ドラジェネ。本作ではギルドバトルを主に、ほかにも様々な機能で構成されています。
このゲームには、ストーリーがあまりなく、ギルドの方とのんびり過ごすようなところが私のギルドにはあります。……もちろん、ストーリーも存在しますし、イベントはしっかりやってますが。
そんなわけで。今回は、私が最初に選んだジョブの少女から、一体どのようにして現在に至ったのか。若干真実も交えながら話を作ってみたいと思います。オリジナル設定オンリーとも言えますので、閲覧のさいはご注意ください。そして、これが原作ではありませんので、そこは理解をお願いします。
注意↓
このお話に登場する人物は、架空の人物ですので、くれぐれも探したりなどしないでください。私のださい設定です。
私が今回提供させて頂くお話は、俗に言う、"軍師系ギルド"になっております。苦手な方は閲覧を推奨しません。
完全オリジナルストーリーです。原作どこいった?なんて言わないで下さい……。
またなにかあれば追加します。
- Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.9 )
- 日時: 2016/11/29 20:50
- 名前: りゅーっち (ID: XWukg9h6)
新キャラ増えたので、少し説明を。
リデア
クレアがまだ幼い頃からの父への常連客。見た目は剣士ジョブの女のナイト。剣は普段は自室に置いている。あまり考え事は得意じゃない……?
ハッキリとした性格でいつも明るい。フウトと一緒によくギルドを盛り上げようとしている。基本、誰とでもすぐ仲良くなるタイプ。おとなしめなクレアを気遣うシーンもしばしば。
必殺技→カウンターブレイク
ナイト
ギルドの一員。見た目は防御ジョブのパラディン。あまり自分から話すようなやつじゃない。絶世のイケメン(らしい)。ギルドランキングの1位を1度獲得したことがある(援護貢献で)。
シエルとは昔からの旧友で、彼が唯一敬語で話さない人間でもある。あまり感情は表には出さない。
常に鍛錬を怠らない、真面目さん。転移魔法の時は建物の崩壊を防ぐ。
必殺技→ブレイブクレスト
- Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.10 )
- 日時: 2016/12/14 23:09
- 名前: りゅーっち (ID: Iohw8dVU)
さて、どうしたものか……
さすがにナイトに風呂の場所を聞くのは気が引ける。しかもあの後いちどで覚えるよう言われていたものを、ものの数時間で忘れてしまったなど、口が裂けても言いたくはない。
「ぁ、あの……」「?」
クレアの顔が赤く染まる。
「すすすすみませんでしたぁっ!!!」
「……え?」
それだけ叫んで走っていくクレア。ナイトはその場に1人取り残されることとなった。
「……っていうのがあった」「……まじですか」
部屋に帰ると、ナイトはすかさずシエルに報告した。
「こまったなー、その様子だときっとまた迷ってたんだろうし……」
「うぅー……」「元気出しなって…」
途中、リデアに出会ったので、場所を教えてもらうことになり、丁度リデアもまだ風呂を終えていなかったので一緒に入ることになった。
ギルドの浴場は露天風呂が付いている結構豪華なところだ。……もちろん周りは荒地ばかりなので、景色もなにもないのだが。
「……情けないです……」
「……?どーした?相談なら乗るよ?」「いえ、大丈夫です……」「……そ?」
結局そこからなにも話すことなく、苦労しながらも部屋に戻ることが出来たのであった。
- 短編 ( No.11 )
- 日時: 2016/12/16 23:00
- 名前: りゅーっち (ID: Iohw8dVU)
episode,Ⅰ another’s story
「ナイト」「?」
とある日の夜。部屋での話。
「あの子……クレアさんの事なんだけど」
そう言うとシエルは、少し気まずそうに目をそらす。
「……あいつ?あいつがどうかしたのか?」
「あの子は……ここで上手くやって行けると思う?」
シエルの口から飛び出す、負の言葉。聞くことは早々ないのでナイトは少し不安を感じた。
「……いきなりなんだ。別に今更だろう?そんなこと気にしなくても大丈夫だろう」「……そうですよね」
どうやらすこし落ち着いたようだ。
「お前らしくない。……でもまぁ、お前らしいか……」「……?ナイトも今日は変だなー…」
シエルが笑う。彼が笑うとふんわりした雰囲気が漂うのでいい。少なくともナイトはその雰囲気が好きだった。
「まぁ、いいや。彼女は特に支えてあげないとなぁ!明日から忙しくなるぞー!!」
「そうだな。負けてられない。……どうせ盾は俺がやるんだろう?」「正解(笑)」
日も落ちてきた。
「食堂に、行こうか……クレアさんを迎えにいかないと……」
「ついていく。どうせ暇だし。」「…ありがとう」
- Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.12 )
- 日時: 2016/12/31 22:33
- 名前: りゅーっち (ID: Iohw8dVU)
〈第3話 ロードナイツ〉
「……ろーどないつ、ですか?」
「そう、ロードナイツ」「そうです、ロードナイツ。実は今日訪ねてくる予定なのですが……」
そうシエルが言った矢先。
「おーい!シエルんいるー!?」「……失礼します」
「お、噂をすれば。入ってきていいですよー!」
シエルが呼ぶと、そこに2人の騎士が入ってきた。
女の子のほうは、クレアと同じ位の歳だろうか。短い金髪に綺麗なかみかざりが刺してある。腰にある剣も相当年季が入っているように見える。
男の子のほうも、クレアより少し年下ぐらいだろう。オーク色の髪に蒼いマントが印象に残る。腰元にさす剣も二刀あることに少し刺激を受ける。
「あ、新入りさん?かーわいいー!……あ、私、カノンです!……えーっと、ロードナイツ騎士団、ご存知?そこの団長やってまーす!……で、こっちが…」
「……バシーニです」
2人が交互に自己紹介をする。2人とも優しそうだ。……バシーニのほうは少し素っ気ないが……
「く、クレア…です……よろしくお願いします…えっと……カノンさん、バシーニさん」
「そんな堅苦しいなぁ!わたしのことはカノンって呼んでよっ!」「そ、そんな。恐れ多い……」
「バシーニ、何とか言ってよー!」「えぇ、無理ですよ……」
楽しそうな雰囲気である。少し和んだ。
「こいつらはこんな雰囲気だ。あまり深く考えない方が楽だぞ……?」「へ?あ、はい……」
- Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.13 )
- 日時: 2017/01/02 09:17
- 名前: りゅーっち (ID: ix3k25.E)
「カノンさん、待ってましたよ。頼まれてたの、見つけてきたんですから……あと、報告も兼ねて、あっちに」
聞きなれない言葉があった。報告……?ナイトがすかさず説明する。
「報告のことか?何ヶ月かは覚えてないけど、定例会があって、盟主は集合かけられるんだ。今月がその月で、シエルはそれ行ったから、その報告」
定例会。あながち、盟主たちの情報交換といったところだろう。
だが、それならロードナイツ騎士団長のカノンが聞いてない話では無いはずだ。
「……裏が怖いんですよ、あれ」「……え?」
フウトが微かに呟く。
「真実をいっても、最高責任者の都合の悪いことは上には通らない。“異常なし”で通ってしまうんです。僕も過去に盟主の代理でいったことはありますが…2度と行きたくないですね、あれ」
勝ち組は勝ち続け、負け組はただひたすら負け続ける。……そういう事なのだろう。クレアは今まで、そんな難しい事情には関わって来なかった。その分、闇を知らなかった。フウトが、シエルが味わった悔しさなど分かろうとしても分からない。
「…でも」
突然、バシーニが口を開いた。
「都合の良いことだとしても、必ずそれを言い出したギルドを負けにする。余程の策士が居るのか、代表が優れているのかは分かりませんが…あそこでの発言は全て、ギルドをたたき落とす材料になります」
ナイトがそれに続く。
「そこであいつ…シエルは発言をしてるんだ。ギルドに厄が降りかかるのも全て頭に入れて。一番最初、ギルドを作ったとき、あいつは深々と頭を下げた。自分のせいで、皆を悪い方向に引き込むかもしれない、と…今このギルドにいるのは、それを承諾した奴らばかりだ」
この掲示板は過去ログ化されています。