二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語
日時: 2016/11/13 23:38
名前: りゅーっち (ID: Od3Uhdie)

忙しいとわかっておきながら……追加です(´・ω・`)
それでも、やっぱりやって見たかったんです……。


———ドラゴンジェネシス—聖戦の絆—……みなさんはご存知でしょうか?
もしかしたらあまり知られていないゲームかもしれません。
今回、りゅーっちワールド3作目の舞台として選んだこのゲーム—通称、ドラジェネ。本作ではギルドバトルを主に、ほかにも様々な機能で構成されています。
このゲームには、ストーリーがあまりなく、ギルドの方とのんびり過ごすようなところが私のギルドにはあります。……もちろん、ストーリーも存在しますし、イベントはしっかりやってますが。
そんなわけで。今回は、私が最初に選んだジョブの少女から、一体どのようにして現在に至ったのか。若干真実も交えながら話を作ってみたいと思います。オリジナル設定オンリーとも言えますので、閲覧のさいはご注意ください。そして、これが原作ではありませんので、そこは理解をお願いします。
注意↓
このお話に登場する人物は、架空の人物ですので、くれぐれも探したりなどしないでください。私のださい設定です。
私が今回提供させて頂くお話は、俗に言う、"軍師系ギルド"になっております。苦手な方は閲覧を推奨しません。
完全オリジナルストーリーです。原作どこいった?なんて言わないで下さい……。
またなにかあれば追加します。

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Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.4 )
日時: 2016/11/15 21:03
名前: りゅーっち (ID: jwkKFSfg)

そう考えているうちに、目的としていたとあるギルドにたどり着く。茶色の壁に真っ赤な屋根。正しくお屋敷といった感じだ。
ドアに付いている呼び鈴を鳴らす。チリンチリンと軽快な音がなると同時に、中から「はーい、今出ますねー」と男の人の軽やかな声も聞こえてきた。

「ハイハイハイハイっと……あれ?どちら様ですか?」
「あ、あの……わたし、父につかいを任されまして…こちらのギルドに『リデア』様はいらっしゃいますでしょうか……?」

髪を肩のあたりで切りそろえた男の人。雰囲気もふわっとしている。服はさながらプリーストのイメージとでもいおうか。

「……わかりました。少し待っていただけますか?何なら入っててください。外はまだ寒いでしょう?」

彼の計らいにより、なんとか凍死は免れられそうだった。今の時期は夜になると特に冷え込む。流石にその中待つのは僅かな時間でも辛かった。

しばらくして、先程の彼と共に女の人が出てきた。白い髪を肩より少し下で垂らしている。

「はい……あ!ストレイドさんのとこの!…ってあら?今日はお父様は?」「っあ……」

顔を背ける。それで分からないほどリデアも幼くはない。
「……。あっ、そうだ!盟主!この子をうちのギルドに入れてみるのはどうでしょう!!」「「え……?」」

Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.5 )
日時: 2016/11/16 21:23
名前: りゅーっち (ID: uqFYpi30)

「……」「……」
お互いに黙り込む。先の言葉が見つからなかった。先に口を開いたのは、リデアが"盟主"と呼んだ人物だった。
「まぁ、オレは構いませんよ。……そちらの方が良ければ、ですけど…」
「わ、わたしは…別に……」
その言葉が決定打となった。返事を聞いた2人の顔がみるみるうちに笑顔に変わる。
「ホントですか!!メンバーが増える!!フウトさん、フウトさんっ!!」
「本当!?大歓迎だよ!盟主も大喜びしてるしっ!これから宜しくね!……えーっと」
そこで、自分がまだ自己紹介をしてない事に気がついた。
「あ、わたしはクレア…クレア・ストレイドです。えっと……剣は……打てます。もちろん、まだ未熟ですが…」



———こうしてクレアはギルド[エストレラ]の1員となる。
その後の話はまた次の機会に。
〈第1話 加入〉fin.

Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.6 )
日時: 2016/11/21 23:35
名前: りゅーっち (ID: Iohw8dVU)

少し読んでくれてる……嬉しい……

〈第2話 ギルド〉
「えぇと……改めて紹介しますね。オレはシエル。ここエストレラのギルド盟主をしています。隣にいるのが……」
「同じくエストレラのギルド指揮官やってます、フウトです!盟主といろんな仕事してますっ!」
「わたしは…一応、言っとくね。わたしはリデア。ストレイドさんにはずっとお世話になってたよね。こっちでも宜しくね!」
3人が思い思いに自己紹介をする。真ん中の彼は白い髪の毛が特徴だ。しかし、リデアとはどこか違う雰囲気を醸し出していた。
「私はいろいろやってるので……(笑)ちなみに今は仕事も多いので技能ジョブ……盟主これ説明しました?「いえまだです」……そうですか。ま、おいおい話していきますね!それでは手続きも終わったことだし……お部屋に案内しますね!」「……部屋?」
フウトの話によると、ギルドの人たち(まだたくさん居るらしい)はみな、寮での生活なのだとか。個人的に要望があれば比較的通るらしい。

その数分後……

「ど、どうしましょう…………」
言い忘れていたが、彼女は方向音痴である。あっという間に3人に置いていかれてしまった。
「こっち…?……それともこっち?;」「見ない顔だな、新入りか?」「……え?」
そこには頑丈そうな鎧を着た、茶髪の男が立っていた。

Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.7 )
日時: 2016/11/27 18:47
名前: りゅーっち (ID: SsVmP61.)

「え……あ、あのぉ……」「……新入りか?って聞いて……この反応じゃそっか」「……うぅ;」
勝手に納得される。……まぁ新入りであり、方向音痴であるが故否定は出来なかった。
「どこに行くんだ?案内してやるけど」
「あ、ぁの……め、盟主さんについていってたんですが、はぐれてしまって……」「んじゃ寮案内だな。シエル焦ってるだろうし、早く……」
その時、ギルド内に校内放送でよく聞くあのピーンポーンパーンポーン…が鳴り出した。
『新入りさん、新入りさん?!付いてきてくださいよぉ!どなたか新入りさんを見掛けたら食堂前に連れてきて貰えますか?!もぅ、いついなくなっちゃったんだろ……』
スピーカーから、フウトらしき声が聞こえてきた。心なしか少し涙声のような気がする……
「……呼ばれてるな。食堂、分かるか…?」「……わかりません……」「だよな;」
茶髪の男がため息をつく。それを見てクレアは更に焦った。
「す、すみませんっ;な、何とか探すので、あの……」「いい。どうせ"連れてこい"って言ってたし。連れてく……ほら」
男が手を差し出す。
「……?」
「また迷われたら困るだろう?ちゃんと持っておけ」「あ……はい」
そうしてクレアは彼に手を引かれ、何度かつまずきながらも食堂にたどり着けたのだった。

Re: ドラゴンジェネシス—聖戦の絆— 少女の物語 ( No.8 )
日時: 2016/11/29 20:35
名前: りゅーっち (ID: XWukg9h6)

「もう勝手にいなくならないでくださいよ?!プンプン!!」
食堂につくと指揮官─フウトが怒っていた。
「す、すみません……」「あんま怒ってやるなよ。あながち迷ったんだろ。ここ広いし」
「もー!そーやってナイトさんはすぅぐ甘やかす!!だから盟主m「ん?な に か 言 い ま し た か?」…ひっ……いいえ」
シエルに宥められてようやくフウトも落ち着く。どうやら先程から面倒を見てくれていた彼はナイトと言うらしい。
「あ、そうでした。ナイト、少し仕事頼める?」「?」
なにかゴニョゴニョと話している。「……?盟主、どうしたのかな?」「さぁ?」
「…………」「…べつに…いーけど」
シエルの顔が輝く。「それじゃあ頼むね!!……では、俺達はまたギルドの案内に戻りましょう。ナイト、いまはなにか……?」「べつに、なんにも」
それを聞くと、シエルはクレアを横に並べて……
「この子をみて貰える?また迷ったら困るから……」「……うぅ」
そこから、寮、リビング、訓練室などを案内してもらい、現在クレアは自室にいた。
「明日は、荷物を生理しよう……」

「……ここ、どこだろ…………」
お風呂は確かこっちだったはず……微かな記憶を辿っていったが、やはりダメだった。
「はぁ、どうしよ…」「探しもの?」「あ……ナイト、さん……?」
そこには昼間かなり借りを作ってしまったナイトの姿があった。


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