二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- がっこうぐらし!みっしんぐげーむ!
- 日時: 2017/07/29 11:07
- 名前: 通りすがりのライド (ID: WRKciX17)
※注意!
この小説はライダーに出てくる武器・アイテム・システム意外は全てオリジナルです。それとオリキャラとのカップリングも少々あるのでそこのところはご理解してからお読みください
・これまでの目次
第一章 「がっこうぐらし!thaおんどぅるぐらし!」
>>1-4第一〜三話「出会い、感謝と笑顔、予感」
>>5-10第四〜六話「決意、追跡、襲撃」
>>11-13第七〜九話「暴露と誤解」
>>14-17第十〜十二話「来客」
>>18-24第十三〜十五話話「気持ち衝撃、紅色の心」
>>25最終話「卒業と別れ」
第二章
「がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!!」
>>26第一話「newゲーム・newライフ」
>>27第二話「Ima.Kamen Raid!」
>>28第三話「Who'sKamenRaid!」
>>29-30第四話「王様ゲームと告白」
>>31第五話「一緒」
>>32-34第六話「介入」
>>35第七話「武道派と穏健派」
>>36第八話「真実は」
>>37第九話「辺境」
>>38第十話「乱入」
>>39-40第十一話「剣崎君達はここにいます。」
>>42第十二話「苦い思い出」
>>44-50第十三話「憎しみとのぶつかり合い」
>>51-53第十四話「苦悩と混沌のドラゴナイトハンターZ」
第三章「がっこうぐらし!みっしんぐげーむ!」
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.21 )
- 日時: 2017/02/05 10:57
- 名前: 通りすがりのライド (ID: h/hwr32G)
一真視点
「胡桃〜?」
今胡桃が眠っている部屋に俺は足を運んでいる。どうやらまだ寝てるみたいだ。悠里は軽い傷だけどまだ安静にしないとっていってたから。ただの様子見で来た訳なのだ。太郎丸も横で寝ているし……特に以上はないな。
俺がゆっくりとドアを閉じようとしたときに。
「かずにぃ……?」
胡桃が目を擦ってそういった。どうやら起こしてしまったみたいだ。悪いことしたな。そして俺は
「まだ寝てていいよ。ご飯はこっちで持ってくるから。」
「あ、うん……ちょっと待って。」
「何?」
俺がまたドアを閉じようととしたときに、胡桃が俺を再び呼び掛けた。どうしたんだ?目を剃らしながら
「なんかさ…今…一人じゃ怖いんだ……ちょっとでいいからここに居座ってくれないか……?」
「…………そんなに長くは居られないけど、いいよ。」
怖い…か……。そうだよな。彼女も女の子なんだ、怖い時もある。俺は胡桃の横に座った。すると胡桃は俺に向かって何か話してきた
「あのさ、あたし前に好きな先輩がいてさ……。」
「うん。」
「それで、この事件が起きたとき先輩怪我して、それで感染してあいつらになったんだ。戸惑ったあたしは近くにあったシャベル……で……。」
すると胡桃はすすりながら話続けようとした。そうか……だから胡桃はあのシャベルを使っていたんだ…俺は泣きそうな胡桃を
「もういいよ、よく頑張ったな、胡桃ここまで耐えられて。でももう耐える必要はない。俺達がいるんだから、お前の傷は俺の傷だよ。」
ついでに胡桃の頭を優しく撫でる。すると胡桃は俺とは反対向きの方向に体ごと剃らす。あれ?もしかして、嫌だったのか?撫でられたこと…。
「ん//あ、ありがと……//」
顔が見えないから、嬉しいのか嫌なのかがよくわからないな…俺って直ぐ余計なことをする悪い癖があるからな…
治さないと、早く。
否、しかし彼とは正反対の結果だった
「(ど、どうしよ///今あたし見てなくてもわかるぐらい顔真っ赤だ/////こんなんじゃまともに顔見せられないぞ……//と、とりあえず別の話をしなきゃ。)」
「あ、あのさ、それにしてもあれ渡したのか?」
「あれ?」
「とぼけんなよ、めぐねぇに渡そうとするプレゼントだよ。」
「あ!やっべ、すっかり忘れてた……。」
しょうがないじゃん。今日も度重なる事件の連続であまりブライベートの事なんて頭に入らなかったんだよ。んだよ、その「なにやってんだよ…。」的な顔は、とりあえず早く渡さなきゃ
「ん、早く渡しに行けよ。あたしはもういいからさ、すっかり元通りになったから。」
「そ、そうか…じゃあいってくるよ。
あまり動かないようにね。」
今の発言からして、やっぱ気にしてんだな、さっきの行為。そりゃそうか。
対して好きでもない俺に撫でられたんだ。嫌になるわ。はぁ……どうしよ。
しかし、それもまた正反対の結果である。
「(と、とりあえず。顔見られずに済んだ…かずにぃに撫でられるの心地いいけど、結構恥ずかしいからな…//でもそれがまた……っていやいや!!あたしなんでそんなこと考えてんだよ!//)」
この二人の気持ちが分かり合うのも時間の問題である。
そのあと、佐倉先生にプレゼントを上げたら、物凄く号泣した。そんなに嬉しいのかな…?なんだか嬉しいやらそうでないやら…。そして昼ご飯ではやっぱ胡桃がいないと寂しいので、部室で食べることに。怪我してるからやたら俺にあーんしてほしいと要求するんだけど何だ……?するたびに満足そうな顔するけど、そしてその時に佐倉先生の視線が怖いのも何故……?
そしてまたまた時が過ぎ、夕食後で、悠里にあの事を尋ねた。
「なぁ、悠里。」
「ん?何かしら?」
「由紀ちゃんのことなんだけどさ……。」
俺がそう尋ねると悠里はさっきのほんわかな顔が、一気に変わった。すると
「ああ…あのことね。それじゃあ場所を変えましょう?あと美紀さんと嗣堂さんも………ね?」
「え…?私もですか…?」
「そうみたい…じゃあ、行こ?」
「うん……。」
そうして俺らは別の部屋に移動した。
部屋に着くと悠里は早速話を始める
「確か……美紀さんと嗣堂さんって由紀ちゃんのことあんまり知らないのよね?」
「え、あ……はい。特にあまり。」
「私もです。」
「じゃあ、最初から話すわね?実は………。」
どうやら由ちゃんはこの事件が起きたとき、その事実に耐えられなくなり今では由紀ちゃんにとって「いつも」通りの生活らしい、つまり由紀ちゃんは幻覚を見ているとういうことだ。それも無理はない、あんな子がいきなり悲惨な事件に出くわしたら平気なはずもない。今では授業を受けるのも由紀ちゃんが生活していることに合わせているらしい。すると美紀ちゃんは
「早く……治るといいですね。」
そんな美紀ちゃんの言葉に悠里は
「治るとか治らないとか……そういう問題じゃないのよ?」
「ッ………どう違うっていうんですか……。」
すると、辺りの空気が重くなる。このままじゃまずいな……俺は二人を鎮めようとする
「もうそこら辺にしよう。遅かれ早かれ、由紀ちゃんの夢が覚めることに変わりはないんだ。その時まで、合わせればいいんだよな?悠里。」
「………え、ええ。ごめんなさい。」
「…………分かりました、とりあえず合わせておくようにしておきます。」
な、なんとか押さえられたけど、これでいいのかな?でもとりあえず俺のもやもやしこの気持ちを取り除けてよかったかもしれない。
「(す、すごい………。)」
……なんだか圭ちゃんがさっきからこっち見ているんだけど、どうしたのかな?まぁいいか。とりあえず悠里からのお願いを承知して、そのあとシャワーに入ることにした。
「(ふと思ったけど、いつまでもここに居座る訳にはいかないよな……いつかここを出なくちゃいけないし…この先の事も考えなくっちゃな。)」
そうして俺はシャワーに入ったあと、皆におやすみと言い残し、布団に潜り込んだ瞬間すぐにストンと眠気に落ちた
十三話
「気持ち」
あとがき
前に書いたライダー小説のコラボ
しようと思い、その話がピークだと思います(笑)
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.22 )
- 日時: 2017/02/08 05:25
- 名前: 通りすがりのライド (ID: q9qYGNqH)
慈視点
「お母さん!私、格好いい王子様にお姫様抱っこされるのが夢なんだ!」
これって……私?子供の頃の?
「へぇ、そうなんだ。じゃあ慈ちゃん、まずは慈ちゃんがお姫様にならなきゃね。そうじゃなきゃ、王子様は来ないのよ?」
この人は…お母さんかな…。そういえば私こんなこといってたな…そんな人いないけど。
「そうなの!?お姫様になれるように頑張るよ!」
「ふふふ、楽しみにしてるわ。」
「佐倉先生?起きて、もうすっかり朝だよ。」
「う、うぅん……?」
すると目が覚めてまだ視界がうっすらとしていたが、やがてはっきり見えるようになり気づいたら私が掴んでいたのは、ちょっとごつごつしてでも凄く温もりがある…誰かの手だった。
この声って……け、剣崎さん?え、じゃあ……。
「え?あ、あ!!///ごごごご、ごめんなさい!よだれとかついてない!?」
それは剣崎さんの手だった…もうちょっと触りたかったけどそれを少し抑え、剣崎さんの手を離す。でも剣崎さんは気にしてない。私は布団から起き上がり、洗面だいに向かって髪型を整えようとしたとき、
「佐倉先生、まだ顔によだれついてますよ。」
「あ、ごめんなさい…。ちょっとまってて。」
はぁ、これじゃ先生の威厳がまるでないじゃない……。
洗い終わったあと、剣崎さんと部室に向かう。朝食を食べるために。今度若狭さんからあまりカロリーの少ない物を頼んだはずだから今日は大丈夫なはず。すると部室に着いて開けると。
「あ、めぐねぇ、おはよー!」
「おはよう、丈槍さん。あとめぐねぇじゃなくて、佐倉先生でしょ。」
「はーい、めぐねぇ。」
「分かってないじゃない…もーう。」
いつみんなが佐倉先生っていうのだろうか……。あ、でも剣崎さんはちゃんと言ってくれるからいいのよね。
「あ、かーくんもおはよ!!」
すると丈槍さんは剣崎かんに抱きついた。え!?も、もうそんな所まで…。
「じゃあ私もー!」
「け、圭も抱きつかない!」
なんだか乗りにのるようで嗣堂さんも抱きつく、なんだか最初はまだ笑顔だった剣崎さんも二人目になると流石にきついのか、ちょっと顔に出てる。
ちょっと羨ましい……じゃなくて!
「もう、丈槍さんに嗣堂さん?もう抱きつくのは……。」
「「いやだ!(です!)」」
するとそんなときに若狭さんがすごい剣幕に
「二人共?いい加減にしなさい?」
「「は、はいぃ……。」」
それに怯えてすぐに剣崎さんから離れる。す、すごい……私も自分の席にすわろうとし、みんな席につくとあることに気づく
「あれ?そういえば太郎丸は?」
と恵比須沢さんがそういった。確かに太郎丸だけがいない。すると待っていたかのように剣崎さんの服のなかからスポンと
「わん!」
一同「そ、そんなところに!」
「ぜ、全然気づかなかった……。」
気に入ったのか、剣崎さんの服の中にいつの間にか入っていた。何時かは知らないけど、どうやら剣崎さんは気づいてないよう。わんちゃんって潜伏スキルあるのかしら……?そしてみんなで頂きますをして、早速食べることに
あぁ、ここまで何も気にせず食べられるって何日ぶりかしら…。すると恵比須沢さんが
「ても、めぐねぇの着けてる指輪、結構高そうだな。」
「え?あ、これかしら?……うーん、別に高くても安くてもいいわ。だって相手は…………剣崎さんだもの…。」
あの人の貰ったものならなんだっていいのよ。そういう物よ、それほと人から貰う気持ちって案外左右されるのよね。すると丈槍さんが
「おぅおぅ、お似合いだねぇ。もういつくっついても可笑しくないのに。」
「由紀先輩ニヤニヤしないでください…。気持ち悪いです。」
「はうっ。」
「じゃあ私が取っちゃおうかな〜。」
「由紀先輩ならまだしも、圭まで!?」
「わん!」
「た、太郎丸も取っちゃうの!?」
「さ、流石に太郎丸は無理だろ!」
丈槍さんと嗣堂さん、新しいライバルね。………っていやいや!どうしてそう考えるのよ!もしかして……あぁ考えるだけでなんだか恥ずかしくなってきた。そうしてみんなと仲良く食事をして食べ終わり、そんなときに丈槍さんがいきなり
「みんな!!肝試し、しよう!」
一同「肝試し?」
け、結構季節外れだけれどもまた新しい行事をやるというのも結構いいのかもしれない。すると恵比須沢さんが
「てかなんで急に?」
「だって、私達まだこれといった大きなイベントってやってないでしょ?」
いや、遠足も充分大きなイベントだったような……。まぁそれはあえて突っ込まないようにしておこう
「でも、良いんじゃない?そういうのあって、最近そういうのないから。」
と若狭さんが賛成している。他のみんなは
「私もいいと思います。圭は?」
「私も…いいかな。剣崎さんと二人っきりになれるし。」
最後聞き取れなかったけど、凄いききのがしてはならない用な気がする。恵比須沢さんもいいと言うので、夕方でやることになった。
「えへへ、早く夕方にならないかなー。」
丈槍さんが楽しそうな顔をしる。楽しみで仕方がないのだろう。でも
「それじゃあ丈槍さん?その間まで授業する?」
「え!?うー、今日もやるのー?」
「当たり前でしょ、今日はまだ平日なのよ?」
「うー。」
丈槍さんはなんだか嫌な顔をする。そこに剣崎さんが来て
「じゃあ、俺と一緒にやる?」
と、剣崎さんが言うと丈槍さんの顔が心機一転して、一気に
「え!?ほんと!?やったぁ!じゃあやる〜!」
うぅ、私と剣崎さんの差って…。そんなことも少し思いつつも、私と丈槍さんと剣崎さんは、部室から後を去る
「じゃあ、行ってくるね!」
「行ってらー。」
「行ってらっしゃい。」
「わん!」
「ていうか太郎丸、まだ剣崎さんの中にいるんだ…。」←美紀
「あはは…。」←圭
「ねぇ、剣崎さん。私ね、小さい頃王子様に憧れてたのよ?昨日そういう夢見てたの、懐かしかったわ。」
「へぇ、そうたんだ。今もそうなの?」
私達は移動中にそんなことを言う。まぁ本当はそんなの架空の事なんだけど
「ううん、こんな歳になって流石にもう……ていうかそんなのどうせ居るわけないのよね。」
「じゃあ俺がなってあげましょうか?」
「え!?//け、剣崎さんが!?///」
た、確かに優しいし格好いいし、とても素敵な人だけれども、こんな私でもいいのかな?
「二人共仲が良いね!私もお姫様抱っこされたい〜!」
と、丈槍さんがいう…来たわね、ライバル。そう思ってると、剣崎さんは
「由紀ちゃんがお姫様だったら毎日が大変だな。」
「にゃ、にゃにを〜〜!」
「フフフ。そうね。」
「えぇ!?めぐねぇも!?」
そうして私達は、こんな話をしなから歩いていました。もし、剣崎さんが王子様、か………。でもなんなんだろう。この気持ち、なんで剣崎さんといると、こんなに胸が苦しくなるんだろう?これって………。ま、いいかしら。
続く
あとがき
めぐねぇ、ヒロイン確定だなこりゃ。
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.23 )
- 日時: 2017/02/09 07:02
- 名前: 通りすがりのライド (ID: wtNNRlal)
胡桃視点
「肝試し!(ワン!)肝試し!(ワンワン!)肝試し!(ワン!)肝試し!(ワンワン!)」
「丈槍さん?あんまり声出しちゃ…。」
「肝試し!肝試し!」
「た、丈槍さーん?」
あたし達は由紀の提案した肝試しのために購買部と図書室に向かうため、今は購買部に向かって廊下を歩いている。あたしはあまり肝試しは好きな類ではない。かといってそこまで嫌いという訳ではない。ちょっとだけお化けが苦手なだけだ。まぁお化けに近い奴等と戦ってるからなんともないけど…。
するとかずにぃが
「前言っていた生前の記憶があるから
あんまりやつらがいないんだな。」
「そうだな。全員、とは限らないけど……。」
すると由紀はあるこんなことを言った
「かーくんって、お化けとか苦手?」
「ううん、苦手じゃないよ。(むしろそいつらと戦ってるよ)」
「へぇ、じゃあみんなは?」
「私はそういうの信じないんで。」
「私は苦手、かな。 でももうなれちゃった。」
「私はあまり苦手ではないわ、今はみんながいるから。」
「私は…苦手かな…というより怖いわ、暗い所が。」
美紀、圭、りーさん、めぐねぇと順番に言う。どうやら苦手なのはあたしとめぐねぇだ。割りと大丈夫そうだと思ったんだけど…。そして由紀が
「胡桃ちゃんは……まぁ聞かなくてもいいよね。」
「いやいや!ちょっと待てよ!あたしはこう見えても、苦手だぞ!そういうのは!」
一同「え」
あたしがそう言うとみんなは凍り付いた。え?そんなに意外だったのか?なんかそれはそれで……。もっと女子力上げようかな。するとまた由紀が
「あっもしかして、そういっちゃってかーくんに抱きつこうとしてるでしょ?」
「え?そうなの?」
「え?バッバカ///そうじゃないよ!///あたしゃただホントに怖いだけで…。」
あたしが誤解を解こうとするときにもうついたのか、りーさんが
「ほら、胡桃。もう着いたからあまり声出しちゃダメよ?」
「え、あ………うん。」
くっそ〜。由紀め、あとで覚えていろよ。そんなことを思いながら。向こうであたしをみながらニヤニヤしてる由紀を見ながらそう思った。
慈視点
購買部で必要なものは全部回収できたので、私達は本題の図書室に向かっている。図書室では分担して行くことが決まって次のようになった。
1班 二班
胡桃 慈
美紀 由紀(太郎丸)
一真 圭
悠里
という風になった。剣崎さんとは別の班かぁ……。そういえば恵美須沢さん
やたらと。ガッツポーズしてたけど、どうしたんだろう……。そして図書室に到着し、ふたてに別れ、行動する。
「ねぇ、めぐねぇ。私漫画コーナーに行きたい!」
「めぐねぇじゃなく佐倉先生よ、ここから先はあまり遠くないし、ここから見える所までは行っていいわよ。」
そう言うと丈槍さんは嬉しそうに
「わーい!じゃあ行ってくるね!」
「あっ丈槍さん!そんな走っちゃ……行っちゃった。」
「めぐねぇ、由紀ちゃん向こうに言ったけど…。」
私にたいして、若狭さんは心配そうな顔でそう尋ねた。説明をするとさっきの表情と変わり安堵を浮かべる。すると嗣堂さんが。
「あれ?悠里先輩、そんなに教科書もってるんですか?」
「ああ、これ?これは由紀ちゃんの分よ、この間数学分からないっていってたから。」
「これ、由紀先輩知ったら落ち込みますね。たぶん。」
「ははは……。」
一応、授業は丈槍さんに合わせてやっているのだけれども…。まぁそれは置いといて、若狭さんがこんなことを言う
「じゃあ私、一応由紀ちゃんの所に行ってきますね…。」
「え、ええ。お願いね?」
無事だといいんだけれども……。そしてしばらくの間、嗣堂さんが
「せ、先生…あれ………。」
「え?………!」
それはあいつらとは違う、
不気味で
恐怖を感じる
本当の
化け物がいた
「嗣堂さん、こっち…。」
「!」コクッ
そして私達はなるべく遠く離れようと
近くの棚に隠れる、そのまま通り過ぎるといいのだけれども……。
そしてその怪物は向こうに行ってしまった……。よかったのもつかの間、その向こうにはまだもう一体の怪物がこっちに寄ってきた。
「先生…!」
「大丈夫、私が着いてるから。」
一人も守れない先生なんて教師どころか人間として失格だ。私は自分を奮い立たせながら、嗣堂さんの前で怪物を守ろうとしたが………
後ろにも前通りすぎた怪物がこちらに来ている。どうしよう…。また震えがます、二体の怪物こちらに向かってきた、私は震えている嗣堂さんを抱きしめ、守ろうとした。そして二体がこちらに襲ってくる瞬間
由紀視点
「めぐねぇとけーちゃん…来ないね。」
「そうだな、一体どうしたんだ…。」
私達は欲しいものを借りて、戻ろうおもいたいんだけど…めぐねぇとけーちゃんだけが帰ってこない。なんか心配だな……。もしかしお化けに…でもそれはないかな。そう思っていると
「あ!みんな!」
「「「めぐねぇ!」」」
「圭!」
「どうしよう…あっちにアンデットが……。」
めぐねぇが震えながらそう言った。あんでっと?何それ?とめぐねぇに尋ねようとしたけど、その時に
「!そうか、かずにぃ…ってあれ?」
「剣崎さんは?」
「さっきまでここにいたのたけれども……。」←悠里
「もしかして一人で行ったんじゃないですか!?」
みーくんがそう言うと向こうに人影が移る。そしてそれは
「あ……!」
「ッ!みんな、下がってろ!」
「胡桃!」
目の前から、怪物みたいなのがが現れた、胡桃ちゃんは私達の前に行き、怪物と戦おうとしている。そんなときだつたこっちにくる怪物が、苦しそうに叫んでいる。でもそれが逆に不気味だった。
「グッ、ウガッ…コゲッ…カッ……!!!!」
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
「な、なんだ……!?」
「うぅ……!」
私は怖くて、目を伏せた、耳も塞いで。他のみんなは怖そうにしている。
すると叫びが止み、怪物はゆっくりと倒れ。
「た、倒れた……ッッ!?」
「「「「「!?」」」」」
その怪物はやがて………人になって倒れたけど……その人は。
かーくんだった。
十四話
「衝撃」
おわり
あとがき
なんってこった………次からはちょっとコラボ要素がでます。
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.24 )
- 日時: 2017/02/10 21:39
- 名前: 通りすがりのライド (ID: ru6kJfJs)
「ん、ここは…………。俺の部屋か……いてて。」
俺は眠りから目覚め、起きようとしたが頭痛がした。しかしそれよりもさっきまでの記憶がないんだ。確か由紀ちゃんが肝試しがしたいっていって、購買部、図書室に行って……そこからあまり覚えていない。どうしたんだっけ?とりあえず、自室から出て部室に向かう、扉を開けるとみんな椅子に座っている。そして由紀ちゃんが
「あ、かーくん、おはよう……。」
いつもの明るくて笑顔な由紀ちゃんは今日に限って暗い表情だ。すると胡桃が資料のようなものを俺に差し出した
「かずにぃ、早速で悪いんだけど、これ見てみてよ…。」
「ん?わかった……。」
由紀ちゃんならず胡桃もなぜか暗い表情だ。よく見るとみんなそうだった。
特に佐倉先生はすごく落ち込んでいた……その原因がこれにあるってのか?
俺はその資料のようなものをみた。よく見るとこれは【緊急避難用マニュアル】という資料だ。するとそれはこの事件(後に言うパンデミック)は事故ではなく、ランダルという研究所の意図的な行為であることが記されていた。その他に避難区画、備蓄倉庫もきっちりと書いてある。
そしてその隅っこに書いてあるのは
【幻夢コーポレーション】という会社だった。おそらく関係性があるのだろう。
しかしどんな会社であれ、これ起こしたパンデミックの容疑者には変わりはない。そして胡桃は怒りを押さえながら、こんなことを言った
「かずにぃ、これであたしらの大切な人達を奪ってきたんだ…!かずにぃはどう思う?」
「そりゃあ……許されることではないけど、今はとりあえず生きることだけを考えよう。それに備蓄倉庫と、避難区画ってやつも気になるし。」
「ッ!!………そ、そうだよな。こんなこといってごめん。」
俺の言葉により、胡桃は前よりも落ち着いた表情をする。やっぱあの事についてが許されないんだな……。気持ちは分からなくはないけど、現在じゃ生きることが精一杯だ。そして美紀ちゃんが
「それはそうとして……今聞きたいのは、剣崎さんがあんな姿になったことが気になります。」
「あんな姿……?」
「そうよ。一真君、図書室であなたの姿見たけど…いつもとは違う、まるでアンデットのような……。」
俺はその言葉で一気に立ち上がった。まさか………俺が………。ジョーカーに?そうだとすると、説明せざる終えないだろう。俺はしょうがなく、俺がジョーカーになった過去を説明した。
すると圭ちゃんが圧巻の表情をみせ
「そんなことがあったんだ……。でも、そのジョーカーってなんで今になっ出てきたんだろう?」
「わからない…。俺は自分の力は押さえられる…けど……。」
まさかこんな時になって目覚めるとはな……。そして佐倉先生は口を開け
「………………ねぇ、剣崎さん。」
「何?佐倉先生。」
「…………剣崎さんって私とどこかで会ったりしなかった…………?」
予想外の質問で少し同様した。どこかで会ったか?佐倉先生とはあのときとは初対面だったけど、前に会ったって記憶はないな…。首を横に動かすと佐倉先生は「そ、そう…。」と、言った
すると悠里が話を切るように
「……まぁ、これでこの話は一旦切りましょう?もうすぐご飯になるし、とりあえず、ね…?」
「そうだな、あ〜あ!あたしなんかお腹すいたよ。今日何?」
「今日は確か…ハンバーグよ。」
「え!?ハンバーグ!?やったぁ!」
そう言うと由紀ちゃんが大喜びしている。そんな彼女の笑顔に一同はふいんきが穏やかになった。
やっぱり由紀ちゃんはこの世界で必要だ。今は現実逃避してるけど、こうゆうふいんき作りが上手いことに必要不可欠だ。なにせ、一番必要なのは精神の安定だからな。そして俺らは朝ごはんの準備をすることにした。
食後のあと、由紀ちゃんは佐倉先生と授業を受けていて、胡桃と圭ちゃんは見回りをしに、悠里と美紀は部室にいる。俺もだけど。すると悠里はこんなことを言った
「ねぇ、一真くん。みんなバーベキューしない?」
「バー、ベキュー?」
「はい、屋上でやるんですけど…悠里先輩がいつも育てている野菜を使ってバーベキューしようと思ってるんですが……。」
うーん…確かにそれもいいかもしれない、屋外で食べるのは新鮮だ。俺はそれに賛成することにした。そして見回りを終えた二人と授業が終わった二人にそのことを言うと、賛成してくれたので、早速することに。火は、この間モールで見つけたライターで代用することにバーベキューセットは……なんか偶然あった。どうやら悠里はあのモールに来たときから計画していたらしく、事前に用意していたらしい。計画性ばっちりだな…。そして今に
「お〜〜〜、すごい焼けてるね!」
「ふふ、そうね。ちゃんと野菜も食べるのよ?」
「うっ!分かったよ〜めぐねぇ…。」
「おっ!結構焼けてるな!」
「胡桃、由紀ちゃんと同じこと言ってるわよ?」
「え!?」
みんな、たのしそうに会話している。
それにしても……美味しそうだな。しかしこれ、店で売ってるわけじゃない。悠里が一つ一つ籠めて育てた野菜だ
俺は
「でも、悠里って女子力高いよな。こうやって家事もできるし…。俺、嫁にもらいたいくらいだよ。」
一同「!!??」
するとみんなは石のように固まった。あれ?どうしたんだ?佐倉先生もなんか涙目でぶつぶつなにか呟いてる。
すると悠里は
「え、ええ///なんかありがとう///そんなこと言ってくれて…///」
少し顔がほんのり赤くなっている、うーん、みんなまだ固まっている。すると由紀ちゃんは
「そ、そういえばかーくんってどんな女の子のタイプなの?」
「え?んータイプ、かぁ………まぁ、ちょっとおっちょこちょいな感じの女の子かな?」
「!?」
あれ?佐倉先生なんか動いた?いや、気のせいか。そして圭ちゃんが急に
「おっちょこちょい、ですか…なら佐倉先生なんてどうなんですか?」
『(圭ナイス!)』
「さ、佐倉先生か……。でもいまんところ、みたら凄い頼りになるお姉さんって感じするからなぁ……。」
「う!?」
『(あちゃー!)』
なんか俺が答えるみんな大げさに反応するんだけど…もう佐倉先生声出しちゃってるけど……なんなんだ?
そしてこんな感じで話たりして、俺は悠里の作った野菜なども食べ、そしてソーセージを食べようと箸を伸ばしたけども、由紀ちゃんも欲しかったのか箸と箸が重なってしまった、
「「あっ……。」」
なんだよ。この少女漫画でよくありそうな展開。そして由紀ちゃんはちょっと顔を赤くしながら
「え、えへへ…なんか少女漫画とかでよくありそうなシーンだったよね。」
「あ、それ俺も思った。」
「あはは!じゃあいいよ。ソーセージ私別なの「いいよ、半分こにして食べよう。そうすればいいだろ?」」
「え……?いいの…?」
「うん、俺はさすがにそんな欲張りじゃないから。ほら、はい。」
俺は同様する由紀ちゃんに、半分にしたソーセージを皿に乗せる。俺もそこまで強欲ではないからな。すると由紀ちゃんは笑顔で
「……うん、ありがとう!」
「お、おう………。」
つ、ついキョドってしまった……。なんだか、由紀ちゃんの笑顔見てると少し安心感があるな。いや、それ以上か…。始や橘さんの気持ちが少しだけわかったかもしれない……。そんなかんやで、バーベキューは楽しくやって。そろそろお開きにして、火を消しているときに佐倉先生が
「ごめんなさいね、まだ疲れているのにこんなことさせちゃって……。」
「いや、いいんだ。俺、こういうの慣れてるから。」
とれだけ苦しくてもやっぱみんながいるから、頑張れるんだよな……。すると佐倉先生は
「やっぱ凄いな……私、ドジだから剣崎さんみたいに多くの物を背負ってもこうやって戦うことは出来ないわ…。」
「……………睦月っいう俺の仲間がいるんだけど。」
「え?」
俺の突然の発言で同様した佐倉先生をむしして、話続ける
「ライダーになりたくて…自分はアンデットの力にぶつかったんだけど…アンデットの力が強くて自分の心ごと支配されたんだ。」
「そしてあいつは最強のライダーになるために独りで戦ってきたんだ。でもそんな強くはなれなかった……それって独りだったから。そうじゃないのか?」
「……………。」
佐倉先生は俺の話を黙って聞いた
「睦月はそのあとみんなと力を合わせて、そのアンデットの呪縛からうちかったんだ。これはみんながいたから」
「俺もみんながいなかったらこんなに強くはなっていないよ。俺も昔それに気づけなかったんですけど、ある優しい心を持ったアンデットがそれを導いてくれたんだ。ちなみに、睦月の呪縛を解き放てようとしたのもその人なんだよ。
やっぱ人ってのは一人じゃ何もできないんだよ。佐倉先生はなんでみんなを守ろうと思ったの?」
「え?それはだって、みんなといると楽しいし、一緒にいたいから…。」
「そう、それなんだよ。俺も人を愛するから本当に頑張れると思ったんだ。
睦月もそうだった。凄く強い人ってのはそれほど頼もしい仲間がいるんじゃないのかな?佐倉先生も、胡桃や美紀ちゃんや圭ちゃんを守ったのはそうなんじゃないんてすか?あのとき必死になって守ってくれたって言ってたよ」
「あ…………。」
そうだ、俺もそうだ。さっもそうだったけど、みんながいるから頑張れる。無理でも頑張れる。それが本当に強い人間なんだ。橘さんも始も睦月も、どれたけ弱い人間でも、勇気が強く、それにうちかった人だっているはずだ。
やるかやらないか。それが一番大切なことなんだと思う。佐倉先生も気づいたのか、思わず口に出してしまう。
「だから、佐倉先生はドジじゃない。
やるときはやってくれる。頼もしいよ。みんなそう思ってるはずた。」
「で、でも……私……。」
これだけいってもまだ同様せず、俺は
しょうがなく、佐倉先生に抱きつき
「大丈夫!俺、信じてるから。あなたは絶対に強い人だって。」
「!?////え、あ、う、うん…////」
すると佐倉先生は顔を真っ赤にした。ちょっとやり過ぎたな…。こりゃ。
でもいっか。多分夕日で照らされただけだろうし。すると佐倉先生は顔を剃らしながら
「そ、そろそろ抱きつきのやめましょう?//恥ずかしいから……。」
「え?あ、ああ!ご、ごめん。」
なんか気まずいな……なんとか俺は話を持ち込もうとして、こんなことを言った。
「あ、あのさ…。そろそろ名字で呼び合わないか?」
「え?え、ええ…………じゃあ、私のことは慈って読んでくれる?私は一真君って呼ぶからね……。」
「ああ、分かったよ!慈…!」
「〜〜〜〜ッ!/////」
すると、慈は顔を伏せた。また顔真っ赤だ。今日はどうしたんだ?すると慈は
「え、ええ……か、一真君…?//」
「うん、これでいいな。」
なんだかな…….このあと、慈と呼びあってることにみんなは驚いて、根掘り葉掘り聞かされた。
慈視点
なんだろう。この気持ち。
一真君と一緒にいるとドキドキする。
胸が苦しくなる。いないと少し寂しくかんじる。これはなんだろう?触れたい……話したい……見たい……こんな感情がわき出てくる。これは………………
一真君が…………………………………
第十五話
「紅色の心」
おわり
あとがき
どんどんめぐねぇにたいしての好感度がアップしている……そろそろ高校生編も終わりに近づいてきな…。
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.25 )
- 日時: 2017/02/11 12:12
- 名前: 通りすがりのライド (ID: NExr47x9)
前書き
スンマセン……。プール回、体育祭回は諸事情では少し延長させていただきます。誠に申し訳ありません。
「もうそろそろ卒業だね……かーくん。」
「え?あぁ………もうそんな時期だったんだな……。」
もう、いろんなことがあって三月の時期に既に入っていた。卒業……。そっか、まだ由紀ちゃんはいつも通りの生活をしているようで、そうなってしまうのか。でもそれはあながち嘘じゃない。ここは施設が整っている。電気、水、ガス……。
しかし、食料には限界がある。それを考えて、いつかここを出なくてはいけない。そして悠里は
「そうね………由紀ちゃんは卒業したら就職か進学、どっちにするの?」
「うーん………進、学かな?あっそうだ!胡桃ちゃんはどうするの?」
「え!?あたし!?」
言われるのが予想外だつたのか困惑する胡桃すると少し恥ずかしげにこんなことをいった
「え、永久就職して……お嫁さんとか……///」
「…………フッ。」
「あっ、今誰か笑ったな〜〜!///」
「え!?私じゃないよ!?」
「あら、私でもないわ…?」
「「「…………………。」」」
そうすると三人は俺を見てくる。あれ?もしかしておれ?いや、俺もわらってないんだけど。そうすると胡桃はシャベルを持って
「か、かずにぃ〜〜!」
「いやいや、俺じゃないぞ!?」
「じゃあ誰だって言うんだよ!」
「……………………すみません、私です。」
「みーくんだったんだ……。」
あ、笑ったのは以外にも美紀ちゃんだった。割と人のことは笑わないと思ってたんだけど……。どれだけ胡桃は女の子として見られなかったんだよ。いや、失礼か。すると由紀は
「けーちゃんとみーくんはどうするの?」
「私は……みんなと一緒にいたいな!」
「私は…まだ決まってません。」
するとここで佐…いや、慈がこんなことをいった。
「でも……こんなにいて…無事に進学できるのかしら…?」
「………………だ、大丈夫だよ!めぐねぇ!」
「由紀は少し無理があるんじゃないか?」
「あ〜!?胡桃ちゃんひどいよ〜!」
そんな感じで楽しく話しているときに悠里が。
「ねぇ、一真君、ちょっといい?」
「ん?何?」
「もうそろそろ卒業式の準備するから……その為に遠足に使った車にそこに置いてある必要な物を積めてもらえないかしら?もちろん、胡桃と一緒にね。」
「ああ、それか。いいよ。」
もうすぐ卒業式だ。その時にいつでも出発できるように、しておかないとな。そして悠里は申し訳なさそうに
「ごめんなさい、こんな無茶なこと頼んで。」
「いいんだ。俺はできることをするだけだよ。」
ここは三階なので一階の奥地にある、車からは凄く遠い。そのためあいつらとの対峙はしのげないのだ。そうなると危険性も兼ねている。しかしそれでも行かなくてはならない。俺が悠里を気にするなというと微笑みながら
「ふふっ…ありがとう!頼りにしてるわ!」
笑顔でそういわれた。なんだか六割増しで頑張れる気がするな…。さて、頑張りますか!俺は胡桃を呼んで早速荷物を運ぶことにした。何回も往復するので、元陸上部だった胡桃もさすがに疲れている。俺もなんだけど。
「はぁー疲れた…。」
「もうちょっとだぞ、頑張ろう。」
「んー……わーったよ…。」
そんな感じでようやく詰められるだけの荷物は詰めたので、悠里たちのもとへ向かうことに、すると悠里達がいた教室には卒業式という文字が黒板にでかでかしく書いてあった。卒業がでかすぎて、式が若干小さいけど……。
まぁ、それは置いといてもうそろそろ卒業式が始まる頃だ……。
みんなは椅子に座っている、その姿は凛々しいという印象を与える。慈は先生なので卒業証書を授与させる側にあたる、俺はどっちでもないのでとりあえず保護者側に立つことに
「卒業証書授与!」
今までのほんわかした慈とは一転、凛とした表情をみせる。お姉さんを越えてみんな母のようなイメージを浮かべさせる。そして由紀ちゃん、胡桃、悠里、美紀ちゃん、圭ちゃんと次々と卒業証書を貰う。俺、全員に対して拍手しなきゃいけないから正直手がいたい
そして、一人一人の授与を終えたところで、みんなはそれぞれの荷物をもって車に乗るためにユュックを背負う
部室は……最後に見るためかきっちり綺麗になっている。俺らはその部室に一礼をする。今までこの部屋には世話になったからな。俺は心の中でありがとうと呟きながら。俺たちはその場を去った。
由紀視点
私は学校がすきだ。
みんなに変だって言われるけど、それでも学校が大好きだ
理科室には変な道具がいっぱい
音楽室には色々な楽器と怖い肖像画
放送室はまるで学校中がステージ
まるでひとつの国みたいだ
中でも一番好きなのは、学園生活部だ
いつも優しい、りーさん
強くて頼りにる胡桃ちゃん
みんなのマスコットの太郎丸
頭が良くて、クールなみーくん
気があっていつも明るいけーちゃん
みんなを支えるめぐねぇ
そして…………みんなのヒーロー
かーくん
みんな大好きだ。私にとってみんは家族みたいな存在
そして私達は卒業を迎えて、また来ることはないから、屋上に向かう
すると青くて広い、空がめいいっぱいに広がっている。すごくさわやかだ。
心地よい風に撫でられるように私達はその場にいた。胡桃ちゃんは寂しそうに
「もうここも、お別れなんだな…。」
「そうね、でもこれからはどんな出会いがあるか、むしろ少し楽しみなところがあるわね……。」
りーさんがそんなことを言うするとみーくんは
「そうですね……これから、どんなことが起きるか分からないですけど、今は今を楽しみましょう。」
「そうだよね………。」
なんだか、漫画でいう物語のクライマックスみたいなふいんきだ。するとけーちゃんがこんなことを言った
「それじゃ、行きましょっか!ここに長く居ても寂しいだけですし!」
「そうね、みんな忘れ物はない?」
めぐねぇがみんな荷物の確認を呼び掛けた、卒業旅行だもん、忘れ物はないよ。そしてかーくんが
「それじゃ行くか!」
『うん!(ええ!)(はい!)』
そして車に戻ろうとしたときに、
ヘリの音がした。
「っ!?あれは!」
「もしかして、自衛隊!?」
するとヘリは私達に気づいたのか、止まって扉が開き、人が見えたすると
「ッ!?!?」
「!?か、かずにぃ!?」
かーくんが、撃たれた。え?どうして?私はかーくんが出した緑色の血が顔中に着いているのがわかる。え?
「一真君!!」
「いや、大丈夫だ。それよりも……このままじゃまずいぞ!」
「あっ見て!」
心配するめぐねぇにかーくんは大丈夫ぶと言う。そうだよね、かーくんあんでっとだもん。するとけーちゃんがヘリの方に指を指したすると、ヘリが校庭に墜落した。その爆発音が響き学校が燃え始めた。私達は車の方に逃げようとして、階段を降る、かーくんの傷はその時に治った。やっぱすごいや、かーくんって。でもそんなときに人影が見えた
「!?くそっ!アンデットのおでましか!変身!」
【TERN UP】
かーくんは変身してその怪物に向かった。胡桃ちゃんは
「かずにぃ!」
「お前らは車のところへ行け!俺も後でいく!」
「ッ!?………わ、わかった!」
「……ほら、いきましょう!」
「え!?かーくんは?」
かーくんが死んじゃいやだよ。めぐねぇに尋ねたけど、泣くことを押さえながら、
「大丈夫よ、彼を信じて!」
「…………うん。」
私はしょうがなく、めぐねぇの言ってることに従った。かーくんは怪物と物凄い戦いを繰り広げている。パンチしたりキックしたり。怪物は全然効いてなさそうだった。すると、私が丁度階段を降りたあとに上の瓦礫が落ちてきたのだ
「え?きゃあ!」
「めぐねぇ!けーちゃん!」
どうしよう…。まだめぐねぇとけーちゃんが降りていないのに……このままじゃ……瓦礫で塞がってて二人の様子も見れないそして
「丈槍さん!あなただけでも生き残って!」
「え!?嫌だよ!めぐねぇも一緒に行こうよ!」
「由紀先輩!早くいってください!」
そんな…!けーちゃんもそういってきた。すると胡桃ちゃんが私の腕を引っ張って、
「ほ、ほら!早くいくぞ!」
「由紀ちゃん!」
嫌だ……イヤ……置いてかないでよ……なんで…?
その時、私はここで気絶しとしまったのか、この時の記憶が曖昧だった。
どうしてこんなにも、楽しい時間は短いの?
こん事(現実)………認めたくないよ……。
最終話
「卒業と別れ」
おわり
あとがき
なんとも非常に残酷なendとなってしまいましたが。とりあえずこれで高校生編は終了です。ブレイドは後々出てきますが、しばらくはエグゼイドが出てきます。なのでタイトルは
「がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!!」が新章として始まります。
エグゼイドは私の作品のアベル君やデューク君なども出てきますので、お楽しみ!see you xest geem!あってんのかな…これで…。
この掲示板は過去ログ化されています。