二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケットモンスター破界再世 正義ノ形 【コメント募集中】
- 日時: 2017/05/12 20:19
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
はじめまして。顔無しです。初投稿になるので下手かもしれませんが
よろしくお願いします。途中で投げ出すかもしれません。感想よろしくです。
「・・・やっとクチバシティに着いたぜピカチュウ。長かったなあ。
なにしろカロスから船で2日。退屈で死にそうだったぜ。」
ピカチュウと呼ばれた獣は奇声を上げて返事をする。ここは、カントー地方で一番の港町、クチバシティ。サトシは、自分をトレーナーの道に連れ出した張本人、オーキドに呼ばれ、この地へと出向いた。なにやら大切な話があるため、電話ではなく、直接会いたいそうだ。
「待ち合わせは確かここだよな。」
そう言って、周りを見渡すサトシ。流石は港町。釣具やら餌屋なる店が
所狭しと並んでいる。
「おーいサトシ。ワシじゃ。」
後ろからとても懐かしい声がする。サトシが振り向くと、最後に見た時と同じような白衣を身に纏った老人の姿が網膜に映る。
「オーキド博士ッ!」
サトシの顔に、先程の退屈そうな顔とは対照的な、眩しい太陽のような
笑顔ができる。
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- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.1 )
- 日時: 2017/04/08 22:03
- 名前: 広村伊智子 (ID: MoBT/TTN)
奇声!?
「ピカチュー!」
とか言ったってことですか!?
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.2 )
- 日時: 2017/04/09 09:51
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
広村伊智子さんへ。そうです。分かりづらくてすいません。今後は
ちゃんと鳴き声を表現します。本当にすいません
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.3 )
- 日時: 2017/04/09 10:25
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
「本当に大きくなったのう。サトシ。最後にあったのはいつだったか忘れてしまったわい。」
そう言ってオーキドは豪快に笑う。
「そうですね。ところでオーキド博士、前よりやつれましたね。」
その言葉を聞いてオーキドの顔に影が宿り、明るかった笑顔が自嘲するような苦い笑いに変わる。
「そうなんじゃ。サトシ。このワシをやつれさせる原因、それを、君に消滅させてほしいんじゃ。」
オーキドの口調が急に真剣になる。
「博士、オレは医者じゃないですよ。」
「違うんじゃサトシ。病気ではない。過労じゃ。君に仕事を手伝ってほしいんじゃ。」
「研究ならシゲルを呼んでくださいよ。」
そう言ってサトシは困ったような顔をする。
「違う。君にはこの、世界を蝕む巨悪を倒してもらいたいのじゃ。」
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.4 )
- 日時: 2017/04/09 13:24
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
サトシの顔に驚きと困惑の相が広がる。自分が戦う事への恐怖からではない。世界を包み込める程の悪が存在することに、である。
「どういう事ですか?!オーキド博士!」
「実はな、サトシ、このカントーに今、全携帯獣保護財団と、呼ばれる組織があるんじゃ。その組織はロケット団や、マグマ団や、アクア団、ギンガ団、プラズマ団、フレア団などといった組織の残党、そして、QUEEN(クイーン)と呼ばれる首領とその配下によって構成される組織でいままでの組織とは比べものにならない力を持っているのじゃ。ご両親の承諾はとってある。戦ってくれるか?サトシ。」
「もちろんです!でも、なんでオレを呼んだんですか?そんな巨悪は、警察や軍隊を派遣すればいいんじゃないですか。」
サトシは首を捻る。
「そういう訳にはいかんのじゃ。まず第一に、警察だけでは対処しきれないということ。次に軍隊を派遣できないという事じゃ。」
「なぜですか?」
「フム、軍隊を使えばマスコミによって財団の存在が明るみになる。
財団の目的は全ポケモンのトレーナーからの解放じゃ。そういう思想を持っている人は我々が思っている以上にたくさんいる。つまり・・・」
オーキドの顔がより険しくなる。
「そういう人達がマスコミによって財団に興味を持って加勢する可能性があるということですね?!」
オーキドはコクンと頷く。
「そう。だからカントーポケモン協会はおまえのような強いトレーナーに警察への協力を要請したんじゃ。」
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.5 )
- 日時: 2017/04/09 14:06
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
「サトシ、実は今日の正午つまり4時間後にこのクチバシティでテロが起こる。おまえの最初の使命はここに来る相棒と共に、テロを防ぐことじゃ。」
「相棒?強いんですか?」
サトシの瞳がキラキラと光る。
「あいかわらずバトルが好きじゃのう。その人物は・・・」
オーキドが説明をしようとした時、サトシの後ろから声がする。
「すいません。遅れました。私の事です。」
「うわぁ!」
「ピカピ!?」
驚いたサトシとピカチュウがスッと振り返ると、見えたのは、サトシと同じ位の年頃と身長の少女。目の覚めるような銀髪と、美しい白肌、 深い赤の目、着ているのは桃色を基とした着物。花のような模様が所々存在する。
「おお、遅かったのう尊氏君」
「え?男の名前?」
「ああ、本名ではないんじゃよ本名は、室町マチコなのじゃ。23代目各雲斎尊氏を襲名しておる。」
「よーし、まずは実力試しだ。バトルしようぜマチコ!」
「いいですけど、つよいですよ?」
マチコが不敵に笑う。
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