二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケットモンスター破界再世 正義ノ形 【コメント募集中】
- 日時: 2017/05/12 20:19
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
はじめまして。顔無しです。初投稿になるので下手かもしれませんが
よろしくお願いします。途中で投げ出すかもしれません。感想よろしくです。
「・・・やっとクチバシティに着いたぜピカチュウ。長かったなあ。
なにしろカロスから船で2日。退屈で死にそうだったぜ。」
ピカチュウと呼ばれた獣は奇声を上げて返事をする。ここは、カントー地方で一番の港町、クチバシティ。サトシは、自分をトレーナーの道に連れ出した張本人、オーキドに呼ばれ、この地へと出向いた。なにやら大切な話があるため、電話ではなく、直接会いたいそうだ。
「待ち合わせは確かここだよな。」
そう言って、周りを見渡すサトシ。流石は港町。釣具やら餌屋なる店が
所狭しと並んでいる。
「おーいサトシ。ワシじゃ。」
後ろからとても懐かしい声がする。サトシが振り向くと、最後に見た時と同じような白衣を身に纏った老人の姿が網膜に映る。
「オーキド博士ッ!」
サトシの顔に、先程の退屈そうな顔とは対照的な、眩しい太陽のような
笑顔ができる。
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- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.28 )
- 日時: 2017/04/19 22:31
- 名前: パステル社のGM ◆TEj2Pj1qIE (ID: TdwH/e73)
- 参照: https://novel.syosetu.org/117536/
なんか伏線来ましたね(フォーテルの)
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.29 )
- 日時: 2017/04/20 06:02
- 名前: 広村伊智子 (ID: nWEjYf1F)
登場させて下さってありがとうございました。
>>27
いえいえ。
フェイリアも、大好きなサトシと同じくらいの強さで、
「戦いがいがある!」
と喜んでいると思います!
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.30 )
- 日時: 2017/04/20 16:45
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
(ふぅ、なんとかごまかせた。)
フェイリアは心の中で深く深呼吸した。サトシは知る由も無いが、この少女は、サトシに何度も会ったことがある。前世、つまり、前の人生での話だが。この少女は前世の記憶を全て知っている。幼くしてチャンピオンになっているのも前世の豊富な経験のおかげである。初めて会ったのは今より三つ前の人生。フェイリアとサトシは、幼馴染の男女であった。年頃になると付き合い、大人になるのと同時に結婚した。二つ前の人生でも会っている。その時はフェイリアはビビヨンとして生きていてサトシは女のトレーナーとして生きていた。姿は大きく変わってはいたのだが、フェイリアは何故か夫、つまり、今のサトシだと判断できた。そしてサトシにゲットされ、幸せに暮らした。そして今、二度目の再会を果たしている。
(どう関わっていこうかな?)
フェイリアは栗色の滑らかな長髪を弄りながら思考を膨らませた。
突然、ランスのポケギアが鳴り響く。
「なんだ?」
ランスが電話の向こうの者に問いかけた。
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.31 )
- 日時: 2017/04/21 16:53
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
「・・・なるほどな。」
ランスがピッ!とポケギアを切る。
「予定より早いが、テロが起きた。場所は高速道路だ。急げ!」
ランスの顔が鬼神のように険しくなった。
「俺に掴まれ。テレポートする。」
ランスは腕時計のネジを回す。テレポート機能がついているのだろう。
皆が肩に手を乗せると、ランスは細い目を閉じた。シュッと音を立て、5人の姿が消えた。
5人の視界に新しい景色が映る。道路、ガードレール、そして冷たい顔をした、ポケモン達。もちろん、敵だ。
「・・・着いたぞ。この通り、敵ポケモンがたくさんいる。絶対に街に入れるな。財団の存在を民衆に知られてはいけない。」
ランスの手から3つのボールが放られる。白い光と共に姿を現す3匹のポケモン。メタグロス、ルカリオ、ファイアロー。
「ここは俺が戦う。それぞれ行って欲しい場所に飛ばすから掴まれ。」
ランスを除く、サトシと、マチコと、フェイリアと、リンネの4人の姿が静かな音と一緒に消えた。気配を察知したのか、敵ポケモン達が目を向ける。どのポケモンも殺気に満ちている。
「いくぞ、油断はするな。構えろ。」
ルカリオが空中を浮遊するメタグロスに乗る。
「ルカリオ、ラスターカノン!メタグロス、地震!
ファイアロー、フレアドライブ!」
何十匹ものポケモンが一瞬にして倒れる。オーキドの言っていた、“チャンピオンにならざる者”は伊達ではない。ランスは、楽しそうに薄ら笑いを浮かべた。
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.32 )
- 日時: 2017/04/21 17:41
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
「随分と楽しそうにたたかうんだな。警視庁特務部隊、一番隊の隊長、ランス・バージニア君。」
道路の曲がり角から、何者かが現れる。味方でないことは確かだ。
「誰だ?名を名乗れ。財団の一員だな?」
ランスは刃物よりも鋭い視線を投げかける。
「財団の幹部、センドー・コバヤシという者だ。君、随分強いような。メタグロスの地震で倒せない、飛行タイプのポケモンはファイアローとルカリオで倒す。そんな作戦を即座に思いつくとはな。なかなかの腕だ。手加減は・・・できないなぁ!」
センドーが放った3つのボールが地面にぶつかり、白い閃光が見える。
出てきたポケモンはサワムラー、エレキブル、ブーバーン。
「レキはファイアローを、ブーはメタグロスを頼む。」
「心得ました。マスター。」
2匹は人間の言葉で返事をして、散る。
(・・・なるほど、あの2匹の知能の高さを信じ、自分の判断で戦わせるのか。なかなかいい判断だ。)
「任せたぞ。俺もお前らを信じる。」
メタグロスとファイアローの2匹も、コクンとうなずき、散る。
「さぁ・・・はじめようか。」
ランスの口角が少し上がった。
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