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ポケットモンスター破界再世  正義ノ形 【コメント募集中】
日時: 2017/05/12 20:19
名前: 顔無し (ID: soX7LJez)

 はじめまして。顔無しです。初投稿になるので下手かもしれませんが
よろしくお願いします。途中で投げ出すかもしれません。感想よろしくです。


「・・・やっとクチバシティに着いたぜピカチュウ。長かったなあ。
なにしろカロスから船で2日。退屈で死にそうだったぜ。」
ピカチュウと呼ばれた獣は奇声を上げて返事をする。ここは、カントー地方で一番の港町、クチバシティ。サトシは、自分をトレーナーの道に連れ出した張本人、オーキドに呼ばれ、この地へと出向いた。なにやら大切な話があるため、電話ではなく、直接会いたいそうだ。
「待ち合わせは確かここだよな。」
そう言って、周りを見渡すサトシ。流石は港町。釣具やら餌屋なる店が
所狭しと並んでいる。
「おーいサトシ。ワシじゃ。」
後ろからとても懐かしい声がする。サトシが振り向くと、最後に見た時と同じような白衣を身に纏った老人の姿が網膜に映る。
「オーキド博士ッ!」
サトシの顔に、先程の退屈そうな顔とは対照的な、眩しい太陽のような
笑顔ができる。

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Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.38 )
日時: 2017/04/25 17:22
名前: 顔無し (ID: soX7LJez)

サワムラーは目をゆっくりと閉じ、背を地面につけるように倒れる。
「勝負あったな。大人しくしろ。他のポケモンも俺のポケモンに倒されているだろう。」
ランスはルカリオにセンドーを羽交い絞めにさせる。
「フン、その程度の力ではQUEENは倒せない。他の幹部もな。俺はA(エース)の暗示を持つ幹部だ。」
「A?ほう、詳しく聞かせろ。」
「財団の幹部、首領は全員、下の者からは暗示名で呼ばれている。
ボードゲームやカードゲーム等の強い、あるいは重要な駒、役でな。俺はトランプのポーカーで最強の文字、Aでな。」
「そんなつまらない情報よりもっといい情報を聞かせろ。」
ランスは紫煙を燻らせるながら睨む。
「断る。俺は財団の幹部だ。組織が不利になる情報は流せん。」
突然、センドーは口からグェッとを出し、白目になる。
「・・・ 奥歯にでも毒を仕込んでいたか。油断した。財団、なかなかの結束力だ。敵ながら脱帽する。」
ランスは、ルカリオと、戻ってきたメタグロスをボールにしまい、空を滑るファイアローに飛び乗った。チラッと上空からセンドーを見る。
「できれば違う形で戦いたかった。」

囁くような小さい声は、すでに死んだセンドーにも、疲れ切って集中力の切れた手持ち達にも聞こえることはなかった。



Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.39 )
日時: 2017/04/26 10:59
名前: 顔無し (ID: soX7LJez)

 一方、マチコとリンネの二人は、高速道路の、ランスよりも市街地に近い地点で戦っていた。おそらく、市街地に近い順に、サトシとフェイリアのコンビ、マチコとリンネのコンビ、ランスと警官たちという配置なのだろう。
「これで敵は全部倒しましたね。リンネさん。」
「そ、そうだね。マチコちゃん。」
リンネは目の前で起きたことに、驚いていた。このマチコという少女のポケモンは強い。そして速い。手持ちのジュカインと、サンダースと、プテラの三匹だけで百近いポケモンを倒している。戦った跡からもその圧倒的な強さが分かる。地面に残った、小さいクレーターのような穴。これは攻撃の跡ではない。彼女のポケモンの、“足跡”なのだ。強靭な脚力による脅威的な移動の速さは凄まじく、リンネの目に映ることは、一切なかった。
「ランスさん、そろそろ迎えに来てくれるといいのですが。」
「あ、あれを見て。」
そういってリンネは上空を指さす。ファイアローに乗ったランスの姿が二人の目に映った。
「やれやれ、やっと帰還できますね。」
マチコは表情を変えずに囁いた。

Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.40 )
日時: 2017/04/26 14:24
名前: 顔無し (ID: soX7LJez)

 一行は事件の証拠隠滅を警官たちに任せ、ポケモンセンターに戻っていた。財団の存在は、まだ知られてはいけないのだ。
「まぁ、財団ではなく過激宗教団体の暴動ということにされるだろう。初戦にしてはまぁまぁいい戦いぶりだった。」
ランスはそう言って口角を上げ、ニッっと笑う。4人とオーキドもニッと笑い、朗らかな雰囲気に場が包まれる。
「すいません、ここに、伝説の獣闘士、各雲斎尊氏の23代目がいると風の噂に聞いたのですが。」
突然、ポケモンセンターに入ってきた男が一行に問いかける。姿は黒い服にジーンズ、額に掛けたサングラスと、至って普通の若者。
「私がその各雲斎尊氏ですが・・・あなたは?」
マチコは男に視線を向けて質問する。
「俺の名はショウ。あなたに少々お話がありまして。他のみなさんにも。外で話を聞いていただきたいのですが。」
一行はその男に連れ出された。

 
「いったいどこに向かっているんですか?」
フェイリアがショウに質問する。かれこれ5分は無言で歩いている。
「いや、もう着きました。」
ショウが向かっていた先は今一行が立っているこの広場だったようだ。
「ここなら迷惑は掛かりませんね。行け!ボスゴドラ!、ゴルーグ!オノノクス!頼んだぞ!」
ショウの手から三つのポールが放られる。
「ショウさん、話をするのではなかったのですか?」
マチコの目が鋭くなり、殺気が放たれる。
「ええ。しますけど、その前に戦って頂きます。3人で一匹ずつ出してください。トリプルバトルです。」
ヒュウと地面をなでるように冷たい風が吹く。

Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.41 )
日時: 2017/04/26 14:26
名前: 顔無し (ID: soX7LJez)

さぁ、ルイージさんのショウをやっと出せました。出来栄えは
どうでしょう?ルイージさん。返信お願いします。

Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.42 )
日時: 2017/04/26 15:46
名前: ルイージ (ID: nG1Gt/.3)

はい!素晴らしいです!
ブラック団のリーダー感がビンビンに伝わってきます!


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