二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケットモンスター破界再世 正義ノ形 【コメント募集中】
- 日時: 2017/05/12 20:19
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
はじめまして。顔無しです。初投稿になるので下手かもしれませんが
よろしくお願いします。途中で投げ出すかもしれません。感想よろしくです。
「・・・やっとクチバシティに着いたぜピカチュウ。長かったなあ。
なにしろカロスから船で2日。退屈で死にそうだったぜ。」
ピカチュウと呼ばれた獣は奇声を上げて返事をする。ここは、カントー地方で一番の港町、クチバシティ。サトシは、自分をトレーナーの道に連れ出した張本人、オーキドに呼ばれ、この地へと出向いた。なにやら大切な話があるため、電話ではなく、直接会いたいそうだ。
「待ち合わせは確かここだよな。」
そう言って、周りを見渡すサトシ。流石は港町。釣具やら餌屋なる店が
所狭しと並んでいる。
「おーいサトシ。ワシじゃ。」
後ろからとても懐かしい声がする。サトシが振り向くと、最後に見た時と同じような白衣を身に纏った老人の姿が網膜に映る。
「オーキド博士ッ!」
サトシの顔に、先程の退屈そうな顔とは対照的な、眩しい太陽のような
笑顔ができる。
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- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.33 )
- 日時: 2017/04/21 17:46
- 名前: ルイージ (ID: JPHNpDb7)
ブラック団がいつ出るのか楽しみです!
とても面白いです!
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.34 )
- 日時: 2017/04/25 08:49
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
あー、ブラック団はるろうに剣心でいうところの雪代縁勢力にします。
乞うご期待。
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.35 )
- 日時: 2017/04/25 09:22
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
(サワムラーの足はゴムのように伸ばすことができる。ならあえて中距離で戦うのが得策だろうな。)
「ルカリオ、近づいてインファイト!」
ルカリオが滑り込んでサワムラーの間合いを詰めようとする。
「ムラー、牙蹴烈!」
「かわせ、ルカリオ。」
ランスは、聞いたことのない技名を聞き少し動揺するが、即座に指示を出した。サワムラーの足が伸び、突き出すような蹴りが放たれる。それをルカリオはかわせ・・なかった。
「なんだ、今のは。」
かわしたはずの足蹴りが、即座に横薙ぎの蹴りに変換されて、ルカリオの顔に当たった。一瞬の出来事であった。
「牙蹴烈。この俺自身が考案した技だ。突き蹴りをかわしたとしても、伸びきった足での薙ぎの攻撃が当たる。故にこの技は“絶対”当たる。
あきらめるんだな。」
センドーの瞳に憐憫の色が見える。
「なるほど、よく考えられた技だ。そのサワムラーの鍛えられた柔軟性がなければ使えないだろう。だが、」
「俺は負けん!ラスターカノン」
「無駄だ!」
ルカリオから放たれた光球を、サワムラーは両腕を立てのように構てスッと動かし受け流す。チッとランスが舌打ちする。
「攻撃で使わない腕は防御で使う。俺のサワムラーの腕の皮膚は異常に硬いぞ。無駄だ。やめておけ。」
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.36 )
- 日時: 2017/04/25 10:06
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
ランスは状況とは裏腹に薄ら笑いを浮かべている。
「・・・バレットパンチ。“絶対”に当てろ。」
再びルカリオは間合いを詰める。
「無駄だと言ったろ、牙蹴烈!」
互いの技が交錯し、拳と足裏が重なる。
「ッ!?」
センドーが目の前の出来事に困惑する。殴りと蹴りの力の均衡によって
牙蹴烈が止められた。
「足をずらせ!」
下げられた足によって蹴り飛ばされるルカリオ。だが・・・
「よく“当てて”くれたルカリオ。」
蹴られる直前にルカリオもまた反対の手で殴っていた。
「フン、よく当てた。だがもうそのルカリオは次の牙蹴烈に耐えられはせんだろう。あきらめろ。おまえも負けだ。」
「まだだな。まだ俺は“奥の手”を出していない。ルカリオ、指弾。」
突然、サワムラーの体に痛みが走った。
- Re: ポケットモンスター 破界 再世 ( No.37 )
- 日時: 2017/04/25 14:24
- 名前: 顔無し (ID: soX7LJez)
3話「クチバシティ攻略」
「・・・ッ!?いまのは?」
「練成した小さい鋼球を親指で弾き出した。“指弾”という。」
ランスは静かにタバコに火をつける。
「指弾、連続でだ。」
ルカリオの手から大量の鋼球が放たれる。
「受け流せ!」
「は、はいマスター。」
両腕で、鋼球の弾道を変え続けるサワムラー。その様子を見つめ続けるランスの口が開く。
「勝負あったな。指を動かすのと腕を動かすのでは疲れ方が違う。」
サワムラーの呼吸がどんどん荒くなっていくのを見て、センドーは動揺して落ち着きが消えている。
「もう十分だ。インファイト!」
「ふ、防げ!」
サワムラーはインファイトを防ごうとするが、指弾を防ぐのに消費したスタミナは少なくなかった。何重もの鈍い轟音が響く。
「ぐぅ!・・う・・・」
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