二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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クロクロ社杯24時間小説 心を持たない貴方へ
日時: 2017/08/27 10:57
名前: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「はい、やろうか!例のチャリティ番組をモチーフにした24時間小説を!」

メイドウィン
「開幕本家に喧嘩売るのやめてくれないかな?」

たくっちスノー
「良いでしょいいでしょ、で、テーマはどうすんの?どうやって24時間持たせるの?」

メイドウィン
「あのー明日俺仕事なんですけど」

たくっちスノー
「何故土曜日に作らなかった」

メイドウィン
「君でしょ、作りたいって言ってたの...」

たくっちスノー
「目立てるしコメントもたーっぷりもらえるでしょ?」

メイドウィン
「最後までやり遂げれたら、の話だけどね.....スケジュールは?」

たくっちスノー
「いつものように、なーんにも決めてません!まあ適当にやっていこうよ!」

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Re: クロクロ社杯24時間小説 心を持たない貴方へ ( No.30 )
日時: 2017/09/07 16:11
名前: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【ドキュメント あの人が×××になるまで】


カイザー
「弟よ、地下深くでこんなものが見つかった」

チーズパイダー
「なんだい兄さん、そのきったねぇの」

カイザー
「多分データだ、さっそく解凍してみるとするか。」

たくっちスノー
「おい....何ヒトのもの勝手に持ち運んでるんだよ....」

チーズパイダー
「...ふぅん、ねえ長、それの中身なんなの?」

たくっちスノー
「...自分の、思い出とか?」

カイザー
「なんだそりゃ....」

チーズパイダー
「要するにコレッてタイムカプセル?」

たくっちスノー
「そうなるかもね.....」

カイザー
「開けてはいけないか?」

たくっちスノー
「.....返せ」

チーズパイダー
「嫌って言ったら?」

たくっちスノー
「明日から違う作者のオリキャラにさせる」

カイザー
「ええ....」

チーズパイダー
「じゃあ、面白い話聞かせてくれたら返してあげるよ。」

たくっちスノー
「面白い話?.....いいよ。」

チーズパイダー
「え、あるの?あのオリジナルが書けない貴方が?何かのパクリでもなく?」

たくっちスノー
「うん、自分だけのおはなし。」

カイザー
「それは興味深いな...教えてみろ。」

たくっちスノー
「うん、この話は.....日本に住む【佐藤】って男が主役の本当の話、あ、ちょっとウソが入ってるかも。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

佐藤という男は、ぴったり2000年に生まれた。

キリの良い数字だったなぁ。

人間というのは、赤ん坊の頃の記憶がないもので、佐藤だってそうだった、だから省くね.....


2002年、彼に弟が出来た。

ところがどっこい、佐藤もその弟も障害者だった、佐藤の障害に本人が気付くのはずーっと先の話。


....2003年から5年ほど、幼稚園児の頃。

当時佐藤は大きなマンションの一番高い階で暮らしていた....そこからエレベーターに乗って、一階まで降りて、バスに乗って....佐藤か幼稚園児の頃は楽しかっただろう。

当時彼にはパソコンがあった、父親の使っていたパソコンで毎日遊んでいた、文字はパスワードでもある自分の名前しか打てなかったけど、それで満足だった。


「おいたくっちスノー、2003年から2005年って確か...Flash黄金期じゃないか?」

そうだね、彼がパソコンに明け暮れてた頃はマイヤヒーなどで2ちゃんねるが大盛り上がりしていた頃だった。

そんなわけで彼の中のキャラクターはアンパンマンよりモナーの方が印象深かった

イマジナリーフレンド、いわゆる空想の友達だって、モナー、しぃ、ギコ、モララーの例のAA猫達だった。

彼の幼稚園児の記憶にはパソコンしかなかった、それくらいネットに熱中していたんだ...幼稚園児の頃からね。

「....それでいいの?佐藤は。」


良かったんじゃないの?幼稚園児の頃なんて特に知り合いもいなかったし、幼稚園でも遊んでた記憶しかないし、

...そして、佐藤は小学生になる。

小学生の佐藤は一応計算や簡単な漢字はやっていたが....基本教科書に落書きをして過ごしていた。

「落書きというと、信長とかにヒゲ付け足すアレか?」

そういうよくある系じゃなくて、文字や絵の上にピョンピョン飛び乗ったりする....棒人間達だった。

とにかくそういう物を書きまくった、国語算数図工道徳...全部の教科書、全部のページに書きなぐった。

そして帰ったらパソコン...彼は楽しかっただろうね。

「ていうか佐藤遊んでばっかじゃねーか」


...まぁ、インターネットは数年先までお預けになるんだけどね



二年生になったとき、親が離婚して...佐藤は母親の方に行ってパソコンが使えなくなった、元々父親の奴だしね。

でも彼は今までパソコンに絶やした時間をDSで絶やすことにした

「どっちにせよやってること変わらねぇ...」

彼は自主的な勉強をしたことがなかった。

それは何故だか当時は分からなかっただろう。

Re: クロクロ社杯24時間小説 心を持たない貴方へ ( No.31 )
日時: 2017/09/07 16:55
名前: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

パソコンを失って小学三年から六年。

この頃の佐藤に大きな動きは見られない。

というより、何してたか覚えてない。

この小学生活で、間違いなく彼は成長した。

一年生の頃はご飯しか給食が食べれなかった彼は、六年生になる頃には肉や魚もしっかり食べれるようになっていた。


...そして彼は中学生になる。

自転車を漕いで15分、ポケーッと中学校に向かっていた。

中一の頃、佐藤は母さんからスマホを買ってもらった、そういうの詳しいだろうと思っての事らしい。

....これは結果的に間違った判断だったけどね。

「なんで?」

今までを振り替えればなんとなく分かるでしょ?

スマホを通して、数年ぶりに佐藤はネットを楽しんだ。

通信料については数ヵ月後に気付いたけどね。

....そして、11月。

中学校にいるよりスマホやってる方が楽しかった佐藤、部活は適当なものを選んで二回しか部活に行かず、すぐ家に帰りスマホを見ていた佐藤。

彼はある日、ノートに物語を書くようになりました。

いや、佐藤は小学時代読んでいたゲーム雑誌の真似をノート一杯に書いてたことがあった....だけどそれとは違う、例えるなら...【小説】のようだった。

ですが佐藤の字はとても汚くて色んな意味で読めたものじゃありませんでした。

....更にある日、とある小説サイトを見つけました。

彼は、そこで小説を書くことにしたのです、字が汚い彼でも書けるように、ネットの世界で....


そうそう、言い忘れてたけど彼は幼稚園児の頃から妄想ばかりしていた、小学は知らないけど、中学の授業ではずっと妄想を行っていた。

「授業受けろよ...」

一応、内容は理解してるから彼的には良いんじゃないかな。

中一の頃はクラスメイトの殆どが煩くてね...妄想の邪魔だっただろうね、あまりにも酷かったら殺しとかやってたよ、多分....佐藤がそこまでバカじゃなかったから良いものの。

で、そんなわけで特別なクラスに入ることになった、数人しかいないの。

「それって例のアレか」

うん、アレアレ

....中学二年生、彼には夢はなかった。

佐藤の将来の夢がなかった、やりたいこともなかった。

ただ、授業中にふと思い付いたことを頭のなかで小説として作るだけ。

でもゲームとアニメがあったので毎日が楽しかった、彼の中の【オールスター】は次第に増えていった。


そして月日が経つのは早いもので、気が付いたら高校生。

....元々落ちてるようなものだけど、佐藤の人生はどんどん堕ちていった。

そして....そろそろ佐藤が自分がどういう人間か理解し始める頃だろう、

Re: クロクロ社杯24時間小説 心を持たない貴方へ ( No.32 )
日時: 2017/09/07 22:41
名前: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ある日、佐藤は小説を書いても楽しさを感じなくなった。

元々、小説はすぐ消える通信量の代わりとして始めた趣味だが、Wi-Fiを導入して、通信量が解決されてしまったのだ。

結果、彼は小説を書くことよりニコニコを見ることが多くなってしまった。

....それと同時に、アニメとゲームにも興味を失ってしまった。

「なんで?」

「年を取るとそういう風になるものだ、佐藤は幼稚園児の頃からずっと娯楽に明け暮れてたから普通の人より早くその時期が来たんだろう。」

うーん、それもあるだろうけど....佐藤は気付いちゃったのさ。


自分が、アニメやゲームが好きではないことに。

「え?」

だってさ、何見ても「どこが良かったと」とか「不満点」とか、そういうのが出てこないの。

....このキャラクターを創作に出したい、それだけだったんだよね。

「これ、どこかで....」

前に彼は自主勉をしたことがないって言ったね?佐藤は自主勉をやらないんじゃない、やり方が分からないんだ。

具体的に何をすればいいかを教えてくれないと、勉強しようがないんだ。


「...佐藤はまさか。」

これが前述の障害の影響かは知らないけど、佐藤は自分の力で細かい物事を考えることが不可能だったんだ。

【彼】の小説は中身は大雑把な物ばかりだったしね。

そんなんだから、高校のレポートだって出来やしなかった。

ああ、一応単位は取れたよ、一年の頃はね、教科書から丸写ししたのさ。

やってることはゲームと同じ、向こうが答えを教えてくれる、佐藤はボタンを押すだけでいい...彼は十数年間そうやって生きてきた。

そして今さら直すことは不可能ってことにも佐藤は気づいちゃった。

楽しいこと以外はすぐ忘れるような頭になっちゃった、でも直し方は分からない。

英語と数学は教科書を読んでも答えが分からない。

いっつもスマホしか触ってない。


佐藤の生活は、常人から見たら異常なものだった。

佐藤はね、自信の事をこう称したのさ。

依存症だが、依存してるのは携帯でもネットでもない。

自分の夢の世界、メイドウィンワールド症候群、またのなを....【妄想依存症】



ある日自分に出来ることが何も無いと気付いてしまった。

料理もできない家事もできない、勉強もできないスポーツもできない、出来るのは誰でも出来る事や簡単な作業だけ。

ゲームだって得意じゃない、チートコードを知ってからはすぐそれに頼るようになった。


....そして、彼に残ったのは小説だけだった。

妄想の世界を作り上げる。

彼しか出来ないことは、それしかなかったんだ。


いつの日にか、小説は【ただの趣味】から彼の【生き甲斐】と変化していたんだ。


だがあの日、あの時間、佐藤は狂った!!


2017年9月7日14時30分頃

...唯一取れた、一個だけの科目の試験の日を....間違えた。


その時彼は逃げ出した、叫んだ!おかしくなった!!


.....そして佐藤は、不慮の事故で亡くなって、リアルワールドの体を失いました!

「...たくっちスノー?」


そして【この世界線の佐藤】は憧れだった夢の世界、メイドウィンワールドで暮らすことになるのです!

「...おい、長?」

佐藤はいい頭が欲しかった、皆から愛されて中身も優れている頭が!

佐藤は【みぃ】という狐の頭をコピーしました。

佐藤は素晴らしい体が欲しかった、どんなものにも負けない圧倒的な力を持つ体が!

佐藤は【black-snow】という怪物の体をコピーした!!




そぅ、佐藤はね。



さ と う っ て い う の は ね。






たくっちスノー
「この自分、たくっちスノーの....本当の名前なのさ!!!!」

Re: クロクロ社杯24時間小説 心を持たない貴方へ ( No.33 )
日時: 2017/09/07 22:49
名前: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

メイドウィン
「.......」

チーズパイダー
「なんだこの話...」

野獣先輩
「お茶の間ひ、冷えてますよ...」

たくっちスノー
「佐藤は死んだ、自分の世界線ではね、こうやってたくっちスノーとして好き勝手生きてるってわけ、だって自分の世界だもん、自分が分からないことは存在しないようになってるんだ。」

マクスウェル
「おいカメラ止めろ」

カイザー
「チーズパイダー、返してやれ。」

チーズパイダー
「そのつもりだよ...ああ、怖い。」

たくっちスノー
「ふふ、あんがと。」

メイドウィン
「...なぁT....いや、佐藤君、そのカプセルのなかには」

たくっちスノー
「人間としての自分の17年分の人生がここに詰まっているんだ。」

メイドウィン
「そっか...あ、最後に1つ聞いていい?」

たくっちスノー
「なに?」

メイドウィン
「この世界線の佐藤って....?」

たくっちスノー
「自分とは別の【佐藤】は、まだ生きているのさ。」

たくっちスノー
「こうやって無駄に人生を潰しているのさ、やりたいことも出来ることもないまま、社会府適合者が...ね。」






「だ っ て そ う で な き ゃ こ の 作 品 は 続 い て な い だ ろ う ? 」

Re: クロクロ社杯24時間小説 心を持たない貴方へ ( No.34 )
日時: 2017/09/08 09:36
名前: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (ID: w93.1umH)

メイドウィン
「そういえばマラソンと実況はどうなってるっけ?」

たくっちスノー
「中継を松山に回してみよう」

...

松山
「これ何処まで走ればいいんだよ....」

たくっちスノー
「あ、ゴール決めてなかったわ」

松山
「テメェ、ゴールしたら絶対殺すからな.....」

メイドウィン
「実況の方は?」

Syamu
「あと少しですねぇ、あと少しぃ。」

たくっちスノー
「あ、そろそろライブアライブの名言が飛んでくるな」



【あの世で俺に詫び続けろ、オルステッドーーーッ!!】

たくっちスノー
「そうコレ、視聴者(読者)の中にもライブアライブを遊んだことはないけどこの台詞は知ってるって人はいるんじゃないかな」

Syamu
「次で最後みたいだで」

メイドウィン
「ここからは魔王となったオルステッドに今までの主人公達が立ち向かうっていう話だよ」

たくっちスノー
「あ、後でキャラ設定見せてね、マガイモノの素材に...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メイドウィン
「さて、お昼にしようか」

たくっちスノー
「そだねー」

【幻想乙女、初めての回転寿司】

カイム
「そういえば三人は回転寿司は初めてでしたね」

アンジェ
「こっちには魚を生で食べる文化なんてなかったからね....」

カイム
「席は貸しきりにしておいたのでお好きなように。」

松山(中継)
「どうせ俺の金なんだろうけどな....」

ベルント
「やった!何食べようかな....」

アンジェ
「これって魚だけなの?」

カイム
「いえ、野菜や卵などもありますよ」

アンジェ
「本当に色々あるのねぇ....」

たくっちスノー
「あ、アンジェ達やん、来てたの?」

メイドウィン
「やぁ、さっきぶり。」

ベルント
「あ、メイドウィンさん達も来てたんだ。」

たくっちスノー
「うちの弟が、昔は週に一回行くほどこの寿司屋が好きだったんだよ。」

松山
「ていうかマグロしか食ってねぇじゃねぇかお前ら....」

たくっちスノー
「刺身はマグロしか食べれないからね....」

メイドウィン
「あ、届いた、ハンバーグと炙り肉誰?」

たくっちスノー
「あ、自分だ!」

アンジェ
「肉ばっかり食べてる!!」

カイム
「この人なんで寿司屋で食べてるんだろ...」

たくっちスノー
「たこ焼軍艦来たよ、メイドウィン好きでしょ?自分も好きだけど。」

メイドウィン
「ありがと。」

ベルント
「たこ焼!?そんなものまであるの!?」

カイム
「おかしいですねぇ、たこ焼軍艦は期間限定でもう回ってないはずですが」

シンシア
「本当にあるんだ...」

たくっちスノー
「特別に握らせた!」

アンジェ
「まーたこの人は....」


メイドウィン
「ところでたくっちスノー、番組表は...」

たくっちスノー
「なんかそれよりも書きたいこと沢山あるし!全部終わった後で良いよねそんなの!」

カイム
「ハァ....」

たくっちスノー
「それよりさ!ここはリアルじゃないから代金も腹の膨れも気にしなくて良いんだ!沢山食べるぞ!イベリコ豚丼に担々麺!カレーにちく天うどんにポテトにチキン、オニオンリング、あとハンバーグ寿司、炙りチーズ肉、チョコケーキもデザートに....」

松山
「いい加減にしろよお前!?魚の寿司食えねぇなら寿司屋になんて来るんじゃねぇよ!!」

ベルント
「どうしようアンジェ、今言ってたの全部メニューに載ってるよ」

アンジェ
「あるの!?」

シンシア
「寿司屋の事が分からなくなって来ましたわ」

カイム
「私もです。」

*たくっちスノーが並べたメニューはリアルで自分がとある回転寿司で食べているもの、マジで魚の寿司はマグロ類以外手を付けません


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