二次創作小説(新・総合)

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【02#気になる版逃走中:TAF/僕と鏡とフードと街と】
日時: 2020/11/10 01:24
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)

【02#気になる版逃走中:TAF/僕と鏡とフードと街と】
『』
逃走者(28人)>>22-24
ゲームスタート

△02#にして初めてのヒール枠導入?
▲中高生が多い中、オッサンにノリスケは目立つなぁ……印象は正反対だけど。
△アニメ、次、何観ようかな。あの人が言ってた小惑星、気になるなぁ。
▲推しとはいえ海未ちゃん補正はありませんが、ヨハネちゃんの運の悪さは反映されてます?
△こちらのエリア、凄く広い。このゲーム、凄く暗い。このメンツ、クセが凄い。
▲きらら枠……? いや、ゆるキャン△枠じゃん。
△ルイージって、短命のイメージ強い。
▲小鳥遊くんにお知らせです、小さい子居ます。
△男女比取れてた……これは奇跡だよっ!

>>2
>>7
>>6
>>9

ほむまん所持者
(5個集めると海未ちゃんにあげられる)
(5個集めた後、包装をするとほむまんの保持(保存)が可能)
クロノスエボルさん(1*)
ヤま崎さん(1*)
konakun.さん(1*)
ネクスタさん(2*)

【お知らせ】
2020年元日にスレ建てされたゆうき氏との合作作品あり。
気が向いたら、というかゆうきさんの作品でもあるので是非とも。

こちらを含めた気になる名義のものは
※キャラ崩壊や独自の設定を含んでいる、可能性があります。
それを了承してからご覧ください。



Re: 【02#気になる版逃走中:TAF/僕と鏡とフードと街と】 ( No.32 )
日時: 2020/08/08 00:16
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)

 途中、茶パンマン挟んでます。






[84:43][¥63,400]
[ウェントーン街、3番通り]


志摩リン
「残り5分で……まずは①のハンターボックスか。って、私、近くないか?」


※そういえば、皆さんは地図なんて見えてないので位置だけ書いておくと
(メールではなく、地図にハンターボックスの位置が書いてある)


①3番通り
②4番通り
③5番通り
④6番通り
⑤7番通り


 この順番でハンターボックスにリードが来ます。


 ちなみに数字だけ並べかえると皆殺し。意味はないです。


志摩リン
「えっと……地図を見るに……あ、ハンター」


 ミッションに夢中になると、ハンターを見失う。


志摩リン
「見つかってないものの……あっちは4番通りか。近づかない方が良いな」


 そして、4番通りの誰かに……そのハンターが忍び寄る。


志摩リン
「取り敢えず、このハンターボックスのレバーを下げてっと」ガシャン


 ①のハンターボックスが封印。


志摩リン
「……念のため、というか動く必要もないならここら辺で隠れていようか」


 ハンターボックスの位置が分かっている以上、その判断も悪くない。


 そして、ハンター。


[84:12][¥69,600]
[ウェントーン街、4番通り]


ハンター
「……」スタスタスタ


 ハンターが誰かに忍び寄る。


ルイージ
「ミッションだとこの通りにもハンターボックスが……」


……


真姫
「……ハンターボックス見当たらないわね」


……


 どちらかの近くにハンター。


……


ハンター
「……」スタスタスタ


ハンター
「……!」


 そして、見つかった……!


ルイージ
「うわっ、あっちにハンターが居たんだ」


 ということはルイージではないので、


真姫
「うわぁっ! いきなりなんて聞いてないわよ!」ダッ


 真姫が見つかった。


 が、ハンターに気づくのが遅かった……


ポン!


[83:41]


西木野真姫確保、残り26人


 μ's短命説が濃厚になってきた。


真姫
「こんなに早く捕まるなんてイミワカンナイ!」


 2番手確保は恥じて。


真姫
「これ、にこちゃん辺りがうるさそうね……」


 早くも残された園田さんよ。


 そして、ルイージだが。


ルイージ
「あ、これがハンターボックスだね!」ガシャッ


 ちゃっかり封印とな。


[83:29][¥78,200]
[ウェントーン街、5番通り]


モンブラン博士
「あれ、メール……え、真姫ちゃん捕まったのですか!」


 本命ヨハネで参加してきた作者さん。ヨハネはよく狙われてるなぁ……。


???
「っくしゅん!」


モンブラン博士
「というか、善子はどこに居るのです」


 知らん知らん。


モンブラン博士
「あ、あれは……?」


コトリ
「ふんふん、ふふふふーふふふーん!」
↑鼻歌のイメージはぶるとれ


モンブラン博士
「これはゆうきさんに電話してみるのです!」


プルルルプルルル!


ゆうき
「あれ、モンブラン博士さんから電話か……」


モンブラン博士
「あの、ゆうきさん! ことりちゃんが居たんです」


ゆうき
「え、え、マジですか! 何処に居るんですか! 教えてください!」
↑ここまで一息


モンブラン博士
「5番通りなのです!」


ゆうき
「あ、モンブラン博士さんありがとうございます! はぁっ、ことりちゃん!」


ブツッ ツーツーツー


モンブラン博士
「……光の速さで切られたのです」


モンブラン博士
「善子を探しますのです」


 あの、逃走中してくれ……。


[逃走中をそんなにしてない人リスト)
・各務原なでしこ(ラーメン、マカロンを食べる)
・ゆうき(ことりちゃんを探す)
・モンブラン博士(ヨハネを探す)
・ヤード(嫁とイチャイチャ)


 まともな作者なんて居なかった!


????
「あの、俺は」


 ☆短☆命☆


????
「ポケモン用意したら倒す……」


 ギャー、ヒトゴロシー、ヤメテー!


※ごめんね、素直じゃなくて


※(ネタにしてしまったのすまないけど、こうなってしまうのは仕方ない……これからゆるーっと仲良くしたいから許して)


※きっと伝わらない、ムーンライト伝説


※リフレーッシュ!


[82:49][¥]
[ウェントーン街、2番通り]


磯貝
「動きすぎてハンターボックスまで遠いな……動きたいけど、誰も居ない通りなんてあるのか?」


 人数的には考えにくい。というか、磯貝、マジでハンターボックスまで遠いから動くの、リスクしかない。


磯貝
「……向かうだけ向かってみるけど、近い人が動いてくれてるといいな」


 そういうちょっとした優しさがないとクリアできないミッション。


 クイズ優しいね


磯貝
「まぁ、どうせ出たならお金を持ち帰りたいな……これ、税金発生するのか? 贈与税とか何だかで」


 税金発生しないようにしておくから(税金って概念あるんだ)


[82:31][¥]
[ウェントーン街、9番通り]


 ハンターボックスまでそこそこ遠い。


広瀬
「折角、出させてもらったからには丈助くんに誇れるような成績を取りたいですね」


 ジョジョのまとも枠……って思ってたけど、空条さんもまともって気付いたよ。


※ちなみに第3部と1部がBSの方で放送されているから、チェック!


※アンパンマンは録画しないのかって? ワシはアニメ本編だけが観たいんだ!(BSのは子供とかが何かしてる映像が入ってる)


広瀬
「……ナレーションが堂々とアンパンマン観たいって言わないでくださいよ……それで好きなキャラは?」


 それが居ないんだよなぁ……何となくでも知ってるキャラを列挙するとね……※ここからは長くならないので安心してね!


アンパンマン
(希望の花の滴だか何かの花の滴を注がれてできた顔面、水分とカビに弱く、
パンケーキなどの特別な顔のこともある)

ジャムおじさん
(コーヒーが好きな妖精だったはず。普段はパンをおいしくなぁーれ、とこねているが
休日はバイクぶん回す。てか、ジャムおじさんの休日を見たかった……ぴえん)

バタコさん
(どの世界でも言われる……投げる力凄すぎだろ……。
彼女も妖精でおむすびマンと両片思いな状態なのは有名。
バタコさんの投げる力を調べた動画がYouTubeにあるので良ければそちらも)

めいけんチーズ
(正式名称はこれ。声はみんな大好き山寺さん。恋人はレアチーズちゃん(レアチーズケーキちゃんだったかはわからない)。
人間の言葉を理解できるニャースみたいな部分を持ち合わせている。
ご飯も音楽も何でも好きで好奇心旺盛な犬だが、一番はご飯が好き。はい!おかわり!)

メロンパンナちゃん
(メロンパンナのメロメロパンチを食らうとメロメロな状態になり、相手が一時的にひるむ。
お姉ちゃんはあのロールパンナちゃん。だが、生まれたのは確かメロンパンナちゃんの方が先。)

クリームパンダちゃん
(通常時はパーの形。攻撃時にはじゃんけんのポーズをとる。グーでよく攻撃をする。
何となくいじられるイメージが強いことしか記憶していない)

ロールパンナちゃん
(リボンを使って戦う。胸の部分には赤と青のハートがあるのが特徴で悪に染まると青くなる。
メロンパンナのお姉ちゃんで彼女のことは大事にしている。
普段は孤独なイメージがあるが、果たして)

カバオくん
(山寺さんボイスのカバの男の子。ご飯を食べるのが大好き。元々はサブサブ役だったが、山寺さんの努力の甲斐あって今の立ち位置になったって聞いたけど、本当?)

ピョンきち(ピョン吉?)
(うさぎの男の子)

ウサ子ちゃん
(ウサギの女の子)

チビぞうくん
(象の男の子)

ネコの女の子の名前は忘れた。

おくらちゃん
(野菜を大事に育ててみんなのもとに配る?に行く女の子。見た目はまんまおくら。
直ぐ泣く。ばいきんまんが苦手としている。)

ミントちゃん
(某村のアンパンマン村を見ていたら名前だけは知ってた。観たことはない。)

ばいきんまん
(アンパンマンをお邪魔虫と言ってるばいきん。ばいきんなのでセッケンなどには弱い。
アンパンマンにも全然勝てずにいるが、IQは高いと聞く。実際、ダダンダンとか色んな形態のバイキンUFO?にできるからね。
てか、見るからに重そうなハンターをほっそい腕で持ってるのが異常。
ドキンちゃんの要望にはてんで弱い。ドキンちゃんに振り回されているイメージ。
手下にはかびるんるん。)

ドキンちゃん
(しょくぱんマンが大好きな女の子。しょくぱんマンが居るときは乙女だか、それ以外は……。猫被り。
小さい子、食べ物など、結構、何でも要求するタイプ。)


広瀬
「いや……もう良いって」


 ちなみにアンパンマンについて気になったらとあるFさんに聞いてみるのがオススメ!


ハンター
「……!」ダッダッダッ


広瀬
「って、ハンター居るって!」ダッ


 ナレーションと遊んでちゃ駄目でしょーが!


広瀬
「何で逃走中でナレーションにアンパンマンの話をされなきゃ行けないんだって!」ダッダッダッ


 口うるさいし、小さいのに俊敏なこったい。


広瀬
「ただ、この通り沿い曲がれば撒けるか……?」ダッダッダッ


 12本の大通りでハンターの視界から逃れるのは非常に困難。つまり、途中で曲がるのが賢明だが……


広瀬
「うわっ、行きどまり……!」


 選択次第ってことだよね。


ハンター
「……!」ダッダッダッ


ポン!


82:01
広瀬康一確保、残り25人


広瀬
「あー、マジかぁ……」


 合作も含めて、成績が奮わない勢に加入か?


 って、これは未来のお話だ……。


[81:48][¥]
[ウェントーン街、4番通り]


プルルルプルルル!


善子
「……広瀬康一確保ね」


 運が悪いとされるヨハネ、まだ捕まってないってマジすか?


 ちなみに桜内とは別れたらしい。ハンターから逃げる為に。


善子
「それより、このハンターボックスをさっさと封印して」ガシャッ


 これで2ヶ所のハンターボックスが封印された。


善子
「ミッションにも動けてるのが珍しいとか言わないでよね?」


 いや、言ってないんですけど。


善子
「どうせ言うつもり……だったんでしょ?」


 いや、そんなつもりは……。


 流石にナレーションもそこまではいじらない。


善子
「……あ、そう。いつも運が悪いっていじられるからここでもそうなのかなって」


 イメージ。


[81:34][¥]
[ウェントーン街、5番通り]


モンブラン博士
「そういえば、ことりちゃんのことをゆうきさんに報告してたら妙な達成感で
ミッションのこと、忘れてたのです」


 20代にして、早めの老化?


モンブラン博士
「ハンターボックスを探さないと……」


 ※それが一番大事。


モンブラン博士
「ん、あれは……ゆうきさんとことりちゃん! 出会えたようですね!」


 まぁ、コトリちゃんという設定なんだけど……まぁ、放置しておいて。


???
「いや、おい!」


モンブラン博士
「遠くで声がしたような……気のせいですね。ハンターボックスを封印してさっさと……いや、動かなくても良いのですね」ガシャッ


 これで3つ目。


 こんなに簡単なミッションで良いのか?


モンブラン博士
「やっぱり隠れておきたい……いや、ヨハネを見つけるのです!」


 らしいです。



[81:14][¥]
[ウェントーン街、7番通り]


ワルイージ
「ん?」


ノリスケ
「あ……」


 ※ひかくてきヒールです!


ワルイージ
「お前、ヒールで有名な」


ノリスケ
「世界的に見たらそちらの方がヒールで有名なんじゃ」


 世界のマリオシリーズですから。


ワルイージ
「お前も評判悪いらしいけどな」


ノリスケ
「そ、そうなのかっ! って、あれハンターボックスじゃ?」


 二人の視線の先にはハンターボックス。


 ※これはやるしかねぇので!


ワルイージ
「ヘッヘー! ワルイージナンバーワーン!」ダッダッ


ノリスケ
「お、おい! 抜け駆けはズルいぞ!」ダッダッ


 何と、功績のために動いてる……競ってるぞ……な、何だコレ!


 そして……


 ガシャッ……ガコン


ハンターボックス
「……」






……






 ハンターボックスは封印されなかったとさ!


ワルイージ
「ヘッ?」


ノリスケ
「ど、どういう……あ! もしかして……地図に書いてあるこの順番通りにやらないと封印できないんじゃ」


ワルイージ
「……もしかして、封印がリセットされてるとか……な、無いよな? アハハ?」
↑戦犯?


 さて、どうだろう。


ノリスケ
「お前、やらかしたな……代わりに他の通りのハンターボックスを封印してこいよ!」


ワルイージ
「絶対、やらねぇからな!」


 何だこれ。


[81:02][¥]
[ウェントーン街、3番通り]


志摩リン
「ん、音がしたかと思えば、レバーが下がってる……何でだ?」


 3番通りには志摩リンが近くに居たので直ぐに封印されたものの……。


 他の通りのハンターボックスの近くに今、逃走者は居ない。


 ※そう、つまりは……ヤラカシタ!


志摩リン
「……誰かがレバーの近くになんて居なかったし……なでしこに連絡してみるか」


プルルルプルルル!


[80:53][¥]
[ウェントーン街、6番通り]


なでしこ
「あれ、リンちゃんから電話だ」ガチャ


志摩リン
「あぁ、なでしこ。ミッションのことで少し連絡があってな」


なでしこ
「あ、そういえばミッションとかあったね……」ズーズー


志摩リン
「……? それで私がさっき降ろしたレバーが何故か上がっててな、考えてみたんだ」


なでしこ
「はひを?」モグモグ


志摩リン
「なでしこ、何か食べてるのか?」


なでしこ
「そ、ソンナコト、ナイヨ?」


 ※え、本当に?


志摩リン
「なら、良いが……ともかく、レバーは順番通りに降ろさないとリセットされるんじゃないかって思うんだ。
私が3番通りのレバーを降ろしたからなでしこは」


なでしこ
「ははひ、ひは、ほふはふほほりひひふほ!」
(私、今、6番通りに居るよ)


志摩リン
「……チャットするから、もう良いよ」プツン


志摩リン
「チャットしておかないと……」ポピプペ


志摩リン
[ミッションでハンターボックスを封印するのには地図の順番通りにしないとやり直しになるみたいだから、誰か4番お願いしたい。
3番通りのハンターボックスは私が下げたから]


なでしこ
「……うぅ、リンちゃんごめんー!」


 なでしこは何を食べていたのかって?


!!![ラーメン2杯目]!!!


 ゲーム始まって10分経たずでラーメン2杯とマカロン食べてハンターから逃げてるって……正気か?


なでしこ
「私は6番通りに居るって連絡しとこう……うん」


なでしこ
[私は6番通りに居るから、みんなよろしく!]


なでしこ
「よし、これでのんびりとラーメンが」


 え、目的そっちなの?


[80:37][¥]
[ウェントーン街、3番通り]


磯貝
「4番通りまでまだ遠いな……てか、チャットあったのか」


 今回はミッション時に限り、使用可能。


磯貝
「……一応、4番通りに向かってるって連絡するか」ポピプペ


磯貝
[俺は4番通りに向かってるけど、誰か4番通りに居る?]


磯貝
「……ずっと移動してたから疲れたな」


 協調が大事なこのゲーム。


磯貝
「……チャットを有効活用しないと一部の人たちが疲れちゃうな」


 あなたじゃん。


[80:21][¥]
[ウェントーン街、4番通り]


ルイージ
「あれ、チャット……? って、えっ!」


 先ほど、レバーを下げたばかりのルイージ、レバーが上がってることを知る。


ルイージ
「……い、急がないと」ダッダッ


 ハンターボックスの位置は分かっているが、同じ通りでもやや遠い位置にハンターボックスがあるようだ。


 4番通りのハンターが放出するまで1分30秒もないけど……間に合う?


ルイージ
「いや、間に合わせるから!」ダッダッ


 ※あ、るいるいかっけー!


ルイージ
「るいるいじゃないってー!」ダッダッ


 そして、ハンターボックスを封印できるのかー!


[80:00][¥]
[ウェントーン街、7番通り]


ノリスケ
「というか、お前、ここから離れろよ!」


ワルイージ
「こっちのセリフだっての!」


 最後のハンターボックスの前で喧嘩をする二人。


ハンター
「……」スタスタスタ


 忍び寄るハンター。


??
「……」スタスタスタ


 ※通りすがりの……?


ワルイージ
「……って、あれハンターじゃっ」ダッダッ


ノリスケ
「ふん、そんな手には引っ掛からないぞ!」


ワルイージ
「後ろを見てみろって!」ダッダッ


ノリスケ
「……うるさいなぁ、って来てるじゃないか! 最初から言えよ!」ダッダッ


ワルイージ
「言ってたんだよ!」ダッダッ


 うるせぇよ! そんなんじゃ見つかっちまうだろ!


ハンター
「……!」ダッダッ


 ほら、案の定。


 あと……二人の少し先に


宮野
「うわぁっ、ハンターが来てるですー!」ダッダッ


 巻き込まれることになった宮野さん。


ワルイージ
「ケッ、ケッ、ケッ……!」ダッダッ


 あしながおじさんワルイージ、


ノリスケ
「こんなところで捕まってられるか……!」ダッダッ


 お金が欲しいサラリーマン、


宮野
「……は、速いですって!」ダッダッ


 身長の小さい宮野さん。


ハンター
「……!」ダッダッダッ


 ハンターの標的は……




























宮野
「こ、こっちに来ないでくださいっ!」ダッダッ


 巻き込まれ、乗り遅れ、追われる宮野だ!


 不運だね、あの人と一緒に嘆いて良いよ。


????
「誰が短命作者だよ!」


 何も言ってないんですけど。


 宮野さんとハンターとの距離はどんどん縮まり……


ポン!


[79:48]
宮野確保、残り24人


宮野
「……ししょーにこんな結果、見せられないです」


 前回、ししょー、無駄に残ってたもんね……。


 10分ちょいで4人が確保……油断しすぎじゃない?



※文字数の都合上、賞金が未記入。6987

Re: 【02#気になる版逃走中:TAF/僕と鏡とフードと街と】 ( No.33 )
日時: 2020/08/26 21:11
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)


 気付いたら、もう8月が終わってしまう。02#を終わらせる、と高々と宣言した馬鹿は此処に居るんでしょうか?

 さて、くじを1枚、1枚、引いていた我、やらかしてしまったようです。


















[79:30][¥126,000]
[ウェントーン街、4番通り]


ルイージ
「よし、間に合っ……っ!」サッ


 ハンターボックス付近に到着したルイージだが……


ハンター
「……」キョロキョロ


 近くにはハンター。


 簡単には動けない。


 しかし、ハンター放出まで30秒もない。


ルイージ
「……もう、待てない! さっとやって逃げよう!」ガシャッ


 ハンターボックス、封印。


ルイージ
「……4番通りのハンターボックス封印したよ、っと」ピポプペ


 チャットで連絡。


ルイージ
「……よし、ハンターが離れたから逃げよう」


 ルイージ、ピンチを無事に乗り越えた。


 さて、次は5番通りなのだが……近くには


[79:18][¥128,400]
[ウェントーン街、5番通り]


モンブラン博士
「……5番通りのハンターボックス、今なら下げられますね!」


 チャットに気付いたモンブラン博士、


ゆうき
「ことりちゃんじゃなくて、コト(↑)リ(↑)ちゃんなんだ」


コトリ
「うん、そうなの。あ、コトリ手作りのマカロン食べますか?」


 別のコトリ(厳密にはことり)ちゃんとイチャつくゆうき。


ジョーロ
「……パンジーはどこに行ったんだよ、はぁ」


 パンジー(三色院さん)を探すジョーロ(如月雨露)くん。


 てか、二人、ミッションへの意欲も感じられないね。


ゆうき
「いやいやいやいや、普通、ミッションよりことりちゃん優先でしょ?」


……


ジョーロ
「とはいえ、近くにハンターボックス無いし」


……


 ということで動いてるのはこの人くらい。


モンブラン博士
「……あ、ありましたです! 確かにレバー上がってるのです!」


 デスデス。


 Death.


 そんな風にです、を使うのはうごメモのタラちゃんくらいだね。(若い子には伝わらない)


モンブラン博士
「早速、下げましょう!」ガシャッ


 ということで、3つのハンターボックスが無事に封印された訳だが。


 次は6番通り。誰かは居るだろうけど、ミッションに動いてる?
(ちなみに仮にここで6番通りのハンターボックスが封印できなかったとしても、
そこでミッションは終了となるので、放出されるかされないかはゲームマスター次第です)




[78:50][¥134,000]
[ウェントーン街、12番通り]


芽亜里
「……もう少し真ん中にいたら、ミッションに動けたのだけど」


 端。エリアの端。


芽亜里
「この12番通りの学校前には自首電話があって、説明によると今はあの学校には入れないのよね?」


 ゛今は゛入れない、のだ。


芽亜里
「何かありそうだから、今後の為にここの近くに居るのも……良いかもしれないわね」


 ミッションでは動く意志も大事だが、発動時の位置も大事だ。


[78:32][¥137,600]
[ウェントーン街、6番通り]


ハンターボックス
「……」


 このハンターボックスが解放されるまで残り1分半。


 付近には誰も居ないようだ。


 近くに居るとしたら……


[7番通り]


海未
「ミッションはどうなってるのでしょうか……メールが無いということは途中までは封印されているということですよね?」


 少し遠い場所に園田海未。


[6番通り]


カツオ
「……あれ、ハンターだよね」


 6番通りには居るが、ハンターが居ることで余裕の無いカツオ。


[6番通り]


なでしこ
「また、ハンターだ……」


 2杯目のラーメンを食べ終えてのんびりとしていたなでしこ、早くも2度目のハンターを発見。こちらも動けず。


 2体しか居ないハンターが確実に逃走者を苦しめる。


 今回のハンター、有能である。


 さて、このハンターが動くまで彼の様子を見てみよう。


[78:18][¥140,400]
[ウェントーン街、3番通り]


ルイージ
「2番手確保も……ハンターに見つかりそうになりながらもミッションに動けたし……今回は、今回は……!」


 ※期待している自分


ルイージ
「とはいえ、ゲーム時間でいえば、まだまだなんだ……半分以上は逃げたいけど」


 果たして。


 あ、ハンターが動いたみたい。


[77:42][¥147,600]
[ウェントーン街、6番通り]


ハンターボックス
「……」ガシャッ


なでしこ
「あれ、誰かが下げてくれたみたい」


 下げたのは……


……


カツオ
「よし、ハンターが消えたからさっさと下げちゃおう!」ガシャッ

 カツオが下げたようだ……。


 これで3つのハンターボックスは確実に封印、4つ目のハンターボックスが封印されたことで
ハンターボックスのレバーがリセットされることはなくなった。


カツオ
「よし、さっさと離れよう!」ダッダッ


……


なでしこ
「……どうしようかな、真ん中だとハンターに会いそうだし動こうかな」


……


 残るは最後のハンターボックス……。


 ろくでもない男たちがその前には居た。


[77:21][¥151,800]
[ウェントーン街、7番通り]


ノリスケ
「……」


ワルイージ
「……」


 ハンターボックスが封印できるのは残り1分ちょっとしかない。


 比較的ヒールな二人、何をしているんだ。


ノリスケ
「イクラに良いとこを見せたいんだよ」


ワルイージ
「オレ様だってアイツらに良いとこ見せてやりてーんだ!」


 見栄の為、争う。


 でも、そんな時間あるの?


ノリスケ
「……よし、ここは正々堂々じゃんけんで決めよう。勝った方が封印する……いいな?」


ワルイージ
「……よし、そうしよう」


 らしい。 


 ヒールとは?


ノリスケ
「最初はグー! じゃんけんポイ!」


ワルイージ
「ヘッ!」


ノリスケ
「僕がグーで」


ワルイージ
「……チョキだから負けか、クソッ!」


 ということで。


ノリスケ
「よし、下げるぞ」ガチャン


 そしてミッションもクリア。


























リード
「……はぁ、はぁ」

 彼らから何とか逃げ切れたリード、路地裏にひっそりと佇み、上がった息を整えていた。
こんなに息を欲したことはあっただろうか、
それから大人しくボコられてりゃ楽だっただろうか、と
今更な考えが頭をよぎる。

 そこへ近付くのは足音、それは当然、逃走者でもハンターでもなく、彼らでもなく……

???
「……」

 あるフードを被った男。

 果たして、彼は何者で、誰なのだろう。



















 ……物語は終わらない。















[76:48][¥156,000]
[ウェントーン街、9番通り]


プルルルプルルル!


橘ありす
「あれ、メール……ミッションクリアですって!」


[76:44][¥159,200]
[ウェントーン街、5番通り]


ゆうき
「……志摩リン、ルイージ、モンブラン博士さん、カツオ、ノリスケ……ノリスケ!?」


ゆうき
「ノリスケ……そんなキャラだったのか……?」


 圧倒的平和な宇宙(せかい)がここにある。


ゆうき
「……マカロン食べて頑張ろう」


 ※コトリちゃんの虹色マカロン。


 そういえば、さらっとミッションクリアしてたけど、このままじゃ、イージーゲーム?


ヤード
「ウルトライージーモード?」


 俺らにしか分からない話をするな!


律子
「あぁ、新たな沼に入るのね」


ヤード
「いやいやいや、自分の逃走中に出せるキャラを増やしたくて」


 出したいけど誰もやってないから出せないって言ってる作者がここに居るらしいですけど。


ヤード
「てか、街に歩いてないかな……嫁」


 お散歩感覚で嫁探し。


律子
「……みんな、忙しいのよ」


ヤード
「まぁ、最近増えた推したちは忙しいか……」


※ヤードさんのスレ参照


律子
「……1回、冷水投げてやろうかしら」


 それは止めてあげて。


 だったら、10月のプールに飛び込もうよ!


律子
「あのねぇ、それ元ネタわからない人だって居るのよ?」


 CMのタイアップ曲なのに放置されてるんだよ?


律子
「知らないわよ!」


 同じアイドルなのにひどいー!


[76:21][¥163,800]
[ウェントーン街、1番通り]


渋谷凛
「……いつもよりゲーム時間は短いし、ハンターも少ないけど、割と捕まってるよね」


 15分で5人確保、悪くないペース。


渋谷凛
「人数も多いから……ミッションが不安というか」


 ミッション1は危なげもなく、クリア。次はどうなる?


……


 って、いきなりストーリーに繋げようなんて、ダメダメダメー!


渋谷凛
「えっ?」


 ※シブンリンシカ! シブンリンシカ! 俺のシーブヤリンシカ!
シブンリンシカ! シブンリンシカ!


※とはいえ、結局はお続きになります……。































 前回までのあらすじ。

 ミッション1にて餓鬼から逃げ続けていたリード、ミッションクリアによりハンターボックスには入れず、ようやく彼らを振り切れたリード。。
しかし、そんな彼に近付き、話し掛けたのは……誰だった? フードを深く被った男だった。


???
「魔法の鏡を求めてはいないか?」


 そんな言葉を初めにして。


リード
「……」


 フードを深く被り、目の前に居るのが男か女なのか、も分からない。
顔は勿論見えないし、声は抑揚のない、やや低い声。男、なのだろうか?


???
「この鏡は真実を見ることができる、魔法の鏡さ」


 真実を見てどうする? リードの脳内はそんなことしか考えていない。
真実なんて求めてはいないというのに。

 こちらのことも気にせず、魔法の鏡と語るそれについて話す奴を無視してまた逃げようとした。
が、走り出した腕をがっちりと掴まれた。爪は長くないのか、それが腕に食い込むことはなかったが、
強い指圧を感じる。痛い。皮膚が痛い。


???
「なぁ、欲しがれよ。この鏡を……なぁ?」


 その男はどうやらどうにもこうにも鏡を渡したいらしい。ならば、僕でなくとも。


???
「知ってるぞ……アイツらにいじめられてんだろ? ふっははっ……! なぁ、なぁなぁなぁ!」


 あぁ、男だろう。力、荒くなった声にそう感じる。それを知ったところでたがが中坊、されど中坊の僕にできることなんてなく、
彼の吐き出した言葉に揺さぶられるがまま、だった。
痛みに意識を向けていてしばらく、言葉なんて聞かずに手への意識を忘れてからしばらく、
手に何か硬い感触を感じ見てみると、そこにはアイツの手渡しがっていた鏡があった。


 あぁ、受け取ってしまった。この鏡、今は僕の情けない顔を映すだけだ。


……




















【ナレーション解説のお時間】
※前回更新から今回までのものとなっています

※それが一番大事。
 それが大事、という楽曲のサビラス。大事MANブラザーズバ○ドさんの曲。
ちなみに4つのこと、がこの曲には存在し、負けないこと、逃げ出さないこと、投げ出さないこと、信じ抜くこと、駄目になりそうなとき、それが一番大事、らしい。

※ひかくてきヒールです!
 ひかくてきファンです!という番組。名前だけ覚えてる。観たことはない。

※これはやるしかねぇので!
 ひなあいのKAWADAさんの発言。元々はここで勝つしかねぇので、と発言。

※そう、つまりは……ヤラカシタ!
 バラライカ。またはヤラナイカ。ちなみに原曲、パロ共に聞いてます。うん、初めて。
月島きらり、きらりん☆レボリューション。懐かしいですね。
つい最近まで阿部さんという存在は知ってたし、そういうのだってのもゲーム実況で見たので知ってたんですよ。
魔法の数字もそこそこ覚えてしまったし……はぁ。
ただ、810ってその見た目から名付けられたの? 野獣先輩とか詳しく知らないからまだ……純粋?

※え、本当に?
 ソンナコトナイヨ? からの松この。タルタルチキンと調べればたぶん出てくる。

※あ、るいるいかっけー!
 るいるい、分かりますか? バンドリをやられてる方ならお気付きでしょう……解説しません。
ちなみに気になるはモカちゃん、美咲とミッシェル、たまに大和さんが好きです。

※通りすがりの……?
 通りすがりの仮面ライダーだ、は仮面ライダーディケイドの有名なセリフ。
ちなみに『お前はもう死んでいる』同様に、『おのれディケイド』は一度しか使われてないらしい。

※期待している自分
 期待していない自分。けやき坂46の『走り出す瞬間』のリード曲。
想像いぞうに良い曲です。

※コトリちゃんの虹色マカロン
 μ'sのユニット、pritempsのスイスイ(面倒なので略した)の歌詞に登場する、虹色マカロン。

※シブンリンシカ!……
 乃木坂46のsecond single「おいでシャンプー」の間奏に行われるコール。
元々はナカダカナシカ、であり、Twitterのトレンドに載ったこともある。
ちなみにこのコールはファンの方による自然発生。アイドルを愛し、愛された中田さん……!





5042文字、思ったより少なかった。

Re: 【02#気になる版逃走中:TAF/僕と鏡とフードと街と】 ( No.34 )
日時: 2020/08/29 22:23
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)



 更新するか、しないで賞金書くか迷ったんですよ(賞金を書いて投稿しろよ、というツッコミは受け付けない……だって、気分じゃなくて)
 それで投稿したってことはそういうことです。進まぬ、より進む。





























[75:59][¥]
[ウェントーン街、12番通り]


芽亜里
「……ん、もうそんな時間なのか?」


 ずっとエリアの端にいる早乙女が見たのは……帰宅する中学生たち。


 プルルルプルルル!


芽亜里
「……あ、メールだ」


『件名:通達
残り70分よりウェントーン街、12番通りにある学校エリアを解放する』


芽亜里
「残り6分後に使えるのね、このまま近場に居ても良いかもしれない」


 学校エリアは1~4階と体育館、グラウンドに入ることができる。


芽亜里
「つまり、ここでのミッションも考えられるのよね……」


 メタだなぁ……。


[75:32][¥]
[ウェントーン街、1番通り]


 何もない、ただの端っこのエリア。


やよい
「ハンターはまだ見てないけど、やっぱり不安だなぁ」


 隠れ続ける、元気なアイドル。


やよい
「ミッションには動く予定ですよ……うーん、だったら、真ん中の方に動いた方が良いのかな」


 そして、近くにもう一人。


……


小鳥遊
「種島さんと来れば良かったな……」


 ロリコン。


小鳥遊
「ロリコンじゃなくて小さい人が好きなだけですから!」


 それは実質、ロリコンでは……


小鳥遊
「おいっ!」


 そんな二人へ近付く、ハンター。


……


ハンター
「……」スタスタスタ


 二人のどちらかに忍び寄るハンター、彼らはそのことにまだ気付いていない。


ハンター
「……」スタスタスタ


やよい
「……いや、まだ動かない方が」


小鳥遊
「……それにしても、誰にも会わないな」


ハンター
「……!」


 そして、見つかったのは……!








































ハンター
「……!」ダッダッダッ


小鳥遊
「……うわっ、見つかった!」


 小鳥遊だ……!


小鳥遊
「一応、逃げやすい場所に隠れておいたからきっと」


 そう言って、飛び出したは良いものの……


ハンター
「……!」ダッダッダッ


 ハンターの足はスピードに乗っている。


小鳥遊
「ここを曲がって、あっちに行けば……うわっ」


ポン!


 慎重さも大事だが、そもそも走力が無きゃ、意味がない。


やよい
「小鳥遊さんが捕まってますね……さっさと逃げないと」


 小鳥遊が追いかけられているうちに逃げていたやよいは更にハンターから距離を取る。


[75:09]
小鳥遊宗太確保、残り23人


 次に確保されるのは……誰だ……?


※Who is the target……?


[74:48][¥]
[ウェントーン街、8番通り]


剣持勇
「……何となく、落ち着かんな」


 普段は犯人を追い詰める役職の剣持、追い掛けられるのは落ち着かないらしい。


剣持勇
「ただ、前回は金田一も出たんだろ? アイツよりはマシな記録にしないと……アイツに言われるだろ」


※見た目も中身もバカな彼だが、推理力は一目置くキンダニくん。


剣持勇
「あと、ミッションにも動かないトだな……さっきはやや距離があったから慎重になりすぎたが……」


 落ち着かないからと考えすぎる、警察官。


[74:30][¥]
[ウェントーン街、12番通り]


 学校の近くで様子を伺う早乙女の近くにもう二人、居た。


梨子
「……端にそんなにハンターは来ないと思うって善子ちゃん言ってたけど、本当なの?」


善子
「ヨハネはハンターの動きくらい見えるのよ!」


梨子
「その割には何回も見掛けてたような気がするんだけど……」


 見ないうちに3階ほどハンターを目撃。


 たぶん、ヨハネが不幸。


梨子
「……あ、でも70分から学校には入れるんだ。4階とかからなら、入ってくるハンターも見えるのかな」


善子
「そ、そうよ! それを見越してここまで」


梨子
「嘘をつくのは止めなさい」


 さて、どうする?


梨子
「学校をわざわざ解放するってことは何かありそうなんだけど……」


善子
「あー……本来ならミッションとかで解放されるから?」


梨子
「罠かミッションの舞台か……だと思うのだけど……近くに居て損はないと思いたい」


 どうやら、近くには居るらしい。


[74:06][¥]
[ウェントーン街、6番通り]


三色院菫子
「……」


三色院菫子
「逃走者の方は見かけるのに、ジョーロくんとハンターだけは未だに見つからないのよね」


 幸運なのか、不運なのか。


三色院菫子
「というか、電話すれば良かったわね……まぁ、ハンターに見つかるリスクを考えると避けるべきだけど、数が少ない今しかチャンスは無さそうだし……掛けてみましょうか」


三色院菫子
「というか、あの作者さん……何してるのかしら」


 誰だよ、何かしてんの……?


[73:41][¥]
[ウェントーン街、6番通り]


ゆうき
「もう、ゲーム放棄してデートして」


 ☆お☆前☆か☆よ☆


 ん、言葉遣いがよくない? うるせぇ!


コトリ→ことり
「えぇ、ゆうきくん折角逃走中に出れてるんだから、頑張らないとダメだよぉー」


 とか言いつつ、声が甘いぞ、南さん。


 ……逃走中せず、デートしようとしてる作者が居るってマジ?


?ー?
「嫁とイチャイチャしたい」


?ン??ン??
「善子はどこに……!」


????
「まだ食べられるのってあるのかな?」


 他にもゲーム放棄してるの居た……てか、作者のゲームからの離脱度!


????
「まともな僕が牢獄ってどういうことですか!」


 フランフラン。


 じゃなくて、知らん知らん。


 もう、私怨でハンター呼び寄せられないかな……。


ゆうき
「そんな権力、無いでしょ」


ことり
「そもそもハンターはアンドロイドだよ?」


 ……リア充、も、モヤシテモイイデスカ?


ゆうこと
「……え? 止めてっ!」


 うるせぇ!


[73:03][¥]
[ウェントーン街、4番通り]


磯貝悠馬
「……分給12,000円なんだよな」


 お金が欲しい磯貝。


磯貝悠馬
「自首も有りなのか……?」


 早くも揺らぐ。


磯貝悠馬
「……いや、そんなのは」


 ただ、己の誠実さが邪魔をする。


 悪いことではないよ、自首は。


磯貝悠馬
「……取り敢えず、ミッション来たら頑張るけど、自首する可能性も考えると……」


 うん、ちと考えすぎだな。


[72:50][¥]
[ウェントーン街、9番通り]


園田海未
「動いてないと今は落ち着かないですね……」


 移動を続けている海未。


園田海未
「いや、ずっと動いてるわけじゃ……隠れて動いての繰り返しですよ」


 ただ、動いてる時間の方が長い。


園田海未
「だって、こんな早く真姫が捕まってしまうなんて思わないじゃないですか!」


 さりげないディスり。


園田海未
「……そ、そんなつもりはありませんって」


 言えば言うほど、ボロが出るタイプ。


園田海未
「と、ともかく、私は頑張りますから! そんな風に言わないでください!」


 そんな彼女はこのエリアでカップルがイチャイチャしていることを知らない。


[72:34][¥]
[ウェントーン街、3番通り]


ルイージ
「……今回、僕、どうなるんだろう」


 某ことり厨さんとの合作では2番手確保、ラス2確保というある意味奇跡な不名誉な結果だったルイージ。
 永遠の2番手と呼ばれる彼だが、第『2』回逃走中に初出場の今回はどうなるのか?


ルイージ
「そういえば、マリオは出さないの?」


 そういえば、今回はマリオシリーズ初めての枠なのに主人公ではなく、ルイージとワルイージ。
何故、なんだろう……?


ルイージ
「……え、わからないの?」


 いや、比較的ルイージが好きだった説……?


ルイージ
「まぁ、いいや……ハンターを意識しないと」


 そ、そうだ……こんなこと話してる余裕なんて誰にだって無いのだ……。


?ー?
「イチャイチャしてればいい」


???
「ことりちゃんと居れればもう良いかも」


 欄外。


 そんなこんなしてる間にも2体しか居ないハンターは逃走者を捜索し続けている。


[72:14][¥]
[ウェントーン街、7番通り]


橘ありす
「……あそこにハンターが居ますね」


 物陰に隠れる橘がハンターを目撃。


ハンター
「……」スタスタスタ


 ハンターは橘には気付いてないようだ。


橘ありす
「あのハンターは……上の……いや、6番通りの方向に向かってますね」


スタッフ
「どう、されますか?」


橘ありす
「ミッションとはいえ、真ん中の方に居た方が安心だと思うので、まだここで隠れてる予定です」


 冷静。すーっごく冷静。


橘ありす
「それにしても……前回のゲームを観ていたのですが、ミッションが終了して5分置きくらいに出てて……学校が解放されるのが70分からと聞きましたし……
学校の近くでミッションが起こりそうですよね」


 勝手なエリア拡大に対する疑念が凄い。


……


 前回までのあらすじ

 ミッション1によってハンターボックスに隠れることなく、ヒックらから逃げてきたリードは
フード男と出会い、強引に鏡を渡された。その鏡は真実を映すという……。


……


 その鏡はただの手鏡のようだったが、縁の黒光りが奇妙にも感じられた。虫の光沢のような……妙な気持ち悪さ、だろうか。
そして手鏡を手に持ったまま、しばらく立ち尽くしていたが、うかうかしているとヒックに見つかると思い、そこを離れようと……いや、逃げ出そうとした。
 が、行く手を邪魔する存在が現れた。


ヒック
「よぉー、なに逃げちゃってンの……探すの、だるかったんだぜ?」


タール
「……ふん」


ヒューボード
「……」モグモグ
↑手にはメロンパン


リード
「……」


 残りの奴等は何処にいるか知らないが、あぁ、面倒なことになった。今日はいつも以上にしつこい……いつもは1回やったら終わりだったのに、何だよ!


 ピリついた空気。メロンパンの咀嚼音。誰かの荒々しく漏れる息。
そんな状況をぶち破ったのは目敏いアイツだった。


ヒック
「……なーんだ、そんな歳になって手鏡なんて持ち歩いてンの? ババァみてぇなデザインだし……だっせーの」


 僕のじゃない、なんて言ったら殴られる。知らない、なんて言ったら蹴られるだろう。
言い返さない、がまだ……いや、どっちにしろ、変わらないか。
 周りから見て、今の僕の目は諦めたような色をしているのだろうか。
手鏡なんて僕だって要らないのに。


ヒューボード
「……そんなの、お前、持ってた?」


 ヒックの目がギョロリと動いた。ヒューボードは比較的マイペースな印象があるが、こんな状況でメロンパン食べて
ただの質問をするなんてよっぽどマイペースだ。
 にしても、この質問に答えるべきだろうか。彼の言葉を聞いたヒックは訝しげな目でヒューボードを見てから
僕の持つ手鏡に視線を映している。じっ、と見ている。


リード
「知らないフード男に押し付けられた。ヒックたちから逃げてきたら、その人がいて無理矢理」


 僕にしては堂々と言えたんじゃないか、まぁ相手が手を出さないマイペースなヒューボードだから、っていうのもあるだろうけど。


ヒューボード
「フード……男?」


 返答を聞いたヒューボードはこめかみを触りながら考えていたが、
動き出したのはヒックでヒューボードの方をただ見ていた僕の手から強引に鏡を奪い取ってしまった。
が、それは僕にとっては何でもないものだったから、抵抗するつもりもなく、ただ手が痛いと感じるだけだ。


ヒック
「……ふーん」


 舐め回すように最初はその鏡を持っていたヒックだが、眉がぴくり、と動き、額にはシワが寄っていた。
が、次第に瞬きが多くなり、疑い、疑念を持つ目。こんな彼は初めて見た。少なくとも、僕は。


ヒック
「……お前、この鏡、イタズラか?」


リード
「は? 違う。知らない男に貰ったんだ!」


 何となく、嫌な予感がして強くヒックに言ってみた。


ヒック
「んで、お前、親父のことを知ってんだ……人の家でも覗いたのか?」


 僕の言葉を無視するようにヒックは怒りの目で僕を見て、殺す、と伝えているような気がした……というか、きっと、そう思っているのは本当だろう。
というか、親父? どういうことだ。あの鏡は何を見せたって言うんだ……?


ヒューボード
「……それは無いだろ。それより、その鏡、普通じゃないんじゃないか? というか、お前、どうしたん」


ヒック
「うるさい、近付くな! ……はぁーっ、クソッ! 近づくな、近づくな!」


 興奮した、というより恐怖に近いような荒い息をして肩を上下させ、慌てて去っていったヒック。
鏡は彼の手中に握られたままだ。


タール
「アイツ、何か変だ」


ヒューボード
「俺はアイツの父親の事は知らない。お前は?」


タール
「んなもん知るか! アイツとちゃんと仲良いことなんてあったか? 俺たちはただアイツと一緒に居るだけで、友達なんかじゃねぇだろ?」


ヒューボード
「……ともかく、追うぞ。そんなんで死なれたらこっちが疑われちまう」


タール
「あぁ、そんなのは面倒だ……おい、お前も着いてこい」


リード
「……わ、分かった」


 僕とタールとヒューボードは鏡を持って去ってしまったヒックを追い掛けることになった。


……


※次のドラマパートではやや過激な演出をする可能性もあるので、する時は忠告してから、
絹豆腐バージョンと木綿豆腐バージョンを作るので、嫌な方は絹豆腐バージョン見てください。


……

























……


[71:38][¥???,???]
[????]


 この様子を見ていたゲームマスター。


ゲームマスター
「……真実を写す鏡、か」


ゲームマスター
「魔法みたいな道具だな……そんなんで人の全てを知れたら何と楽なことか……」


ゲームマスター
「面白そうだから暫く見ていたいが……ゲームの難易度を上げておかないと……」


ゲームマスター
「……とくと苦しんでみろ、逃走者たち!」


[MISSION]


[YES]or NO !


 こんなことを言ってはいるが、実は正気なゲームマスターがミッションを発動させた!


……


 12番通りにある学校の校門に2体のハンター、学校内の何処かに大量のハンターが入った檻が設置され、横にあるタイマーが動き出した。


プルルルプルルル!


 さぁ、ミッションの始まりだ……!








Re: 【02#気になる版逃走中:TAF/僕と鏡とフードと街と】 ( No.35 )
日時: 2020/08/30 07:30
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

初めまして天竜です

真面目に逃走中してない人達がいますね。僕も嫁や推しキャラがいたらイチャイチャしてると思うので人のことは言えませんね。仁奈ちゃんとやよいちゃんに頑張ってもらいたいです。続き楽しみにしてます

Re: 【02#気になる版逃走中:TAF/僕と鏡とフードと街と】 ( No.36 )
日時: 2020/08/31 22:16
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)



>>35

 初めまして、海未ちゃんが気になるです。コメントありがとうございます!

 プロフィールにイチャイチャが目的と書かれる方、食べることが大好きななでしこ、
ことりちゃん!なゆうきさん……モンブラン博士さんも善子探しに熱心という……。
推しとか嫁ってそれだけの力があるってことですね。

 仁奈ちゃん、やよいちゃんが好きなんですね。二人は今後どうなるのか、こうご期待!

 それでは、これにて返信を終了させてもらいます。ありがとうございました。


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