二次創作小説(新・総合)

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逃走中【狂気とクローズドモールとハンターと】
日時: 2020/04/21 10:48
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

天悪版初の逃走中(カキコver)!初回の逃走中の舞台は閉鎖空間と化したショッピングモール。外には出られず、広いながらも緊迫としたこのショッピングモールの中を、50人の個性豊かな逃走者達が逃げ回る!

※この逃走中は、天悪の日常小説である「クロスでカオスな日常ものがたりっ!」のスピンオフ作品ではありますが、設定や日常は引き継がれていますので、かなりの内輪ネタやキャラ属性、天悪サイド特有のオリキャラやオリ設定が存在します。キャラ崩壊やそういった描写が苦手な方はご注意ください

[逃走者一覧]

赤松楓(表)(ニューダンガンロンパV3)
赤松楓(裏)(ニューダンガンロンパV3)
アミティ(表)(ぷよぷよシリーズ)
アミティ(裏)(ぷよぷよシリーズ)
あんどうりんご(表)(ぷよぷよシリーズ)
エコロ(裏)(ぷよぷよシリーズ)
おしりたんてい(表)(おしりたんてい)
かいとうU(裏)(おしりたんてい)
風丸一郎太(裏)(イナズマイレブン)
唐瓜(裏)(鬼灯の冷徹)
木之本桜(表)(カードキャプターさくら)
木之本桜(裏)(カードキャプターさくら)
久遠冬花(裏)(イナズマイレブン)
グリズリー(表)(しろくまカフェ)
栗松鉄平(表)(イナズマイレブン)
栗松鉄平(裏)(イナズマイレブン)
紗倉ひびき(表)(ダンベル何キロ持てる?)
サタン(表)(ぷよぷよシリーズ)
サタン(裏)(ぷよぷよシリーズ)
ジーナ・ボイド(表)(ダンベル何キロ持てる?)
ジーナ・ボイド(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
しずくちゃん(表)(しずくちゃん)
シトロン(表)(ポケモンシリーズ)
シロクマ(表)(しろくまカフェ)
シロクマ(裏)(しろくまカフェ)
奏流院朱美(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
大道寺知世(表)(カードキャプターさくら)
平滝夜叉丸(表)(忍たま乱太郎)
平滝夜叉丸(裏)(忍たま乱太郎)
田中眼蛇夢(裏)(スーパーダンガンロンパ2)
田村三木ヱ門(裏)(忍たま乱太郎)
月島蛍(裏)(ハイキュー!!)
綱海条介(表)(イナズマイレブン)
デイル・レキ(表)(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)
茄子(表)(鬼灯の冷徹)
七海千秋(表)(スーパーダンガンロンパ2)
不二咲千尋(裏)(ダンガンロンパ)
ブラウン(表)(おしりたんてい)
ブラウン(裏)(おしりたんてい)
ペンギン(裏)(しろくまカフェ)
鬼灯(表)(鬼灯の冷徹)
鬼灯(裏)(鬼灯の冷徹)
舞園さやか(表)(ダンガンロンパ)
山口忠(表)(ハイキュー!!)
月(裏)(カードキャプターさくら)
雷門夏未(表)(イナズマイレブン)
ラグナス・ビシャシ(表)(ぷよぷよシリーズ)
ラティナ(裏)(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)
李小狼(裏)(カードキャプターさくら)
ルルー(裏)(ぷよぷよシリーズ)

※50音順

Re: 逃走中【狂気とクローズドモールとハンターと】 ( No.61 )
日時: 2020/05/07 18:04
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

冬花(裏)
「ハンターと賞金、やっぱり増えちゃったね……まっ、どうせ誰かが増やしてくるだろうなとは思ったから、そこまで気にしてないけど」

MISSION.2によるハンター増加と賞金上昇は想定内であった、久遠冬花(裏)……

冬花(裏)
「ただ、滝夜叉丸くん(裏)の動機は推測しやすいけど……ヒールになるという事がどういうことか、特にここでそういう行為をすると、読み手がどう動くのか、わかってやってるのかな?……あっ!早速向こうにハンターが2体もうろついてます……!」




ハンター
「………」



ハンター
「……………」


ハンター増加して1分ほどで、数多くのハンターを発見……!



冬花(裏)
「わかってたけれど……余計なことしてくれたよね……!」

わかってはいても、ハンターが5体に増えた事は受け入れ難い……!










ジーナ(表)
「もう!滝夜叉丸(裏)ってば、どうしてハンターも増えることわかっておいて賞金増やしてきたのよ!」

一方、こちらはMISSION.2に参加した滝夜叉丸(裏)に憤るジーナ(表)…

ジーナ(表)
「いくらお金が必要だからといって、ハンターから逃げきれなきゃ意味無いのよ!?忍者とはいえ……ううん、忍者だからこそ自信があったのかしら?」

ハンターに確保されれば、賞金を上げたところで、貰える賞金は0円……!




ハンター
「………」

だからこそ、逃走者は何よりも確保を避けなければならない…!



ジーナ(表)
「……Ой!?ハンターがこっち来てる!?あそこのコーナーに隠れなきゃ……!」

ジーナ(表)、前方から来るハンターに気づき、咄嗟に近場のコーナーの奥へ隠れに向かう…!





ハンター
「……」



ジーナ(表)
「ここに隠れておけば……」




ハンター
「………」



ジーナ(表)
「Не может быть!!ハンター、こっちに来てない!?来ないで、来ないでよ!!」











ハンター
「………」


ハンターの視界に、ジーナ(表)は映らなかったようだ……



ジーナ(表)
「ハンター行った?……ふぅ………ハンターとの遭遇率が上がっちゃったじゃない………どうしてくれるのよ………」

ハンターを増やすつもりのない逃走者にとっては、迷惑極まりない……!












さくら(表)
「ほえぇ〜〜……!ハンターさん、一人増えちゃったよ……どうしよ〜〜………」

こちらも、ハンター1体追加に困惑を示す、さくら(表)……

さくら(表)
「このままじゃ、また誰かが何人も捕まりそうだよね……せめて、ハンターさんの数を、元の4人に戻せたらいいんだけど……」





ハンター
「……」

ハンター1体消滅を願うさくら(表)の近くに、ハンター……




さくら(表)
「そんなミッションが来ないかな……きっと、滝夜叉丸くん(裏)以外は、みんな困ってるだろうから……」

しかし、さくら(表)はハンターの接近に、気づいていない…!










ハンター
「……!!」


さくら(表)
「あっ!?ハンターさん、こっちに来てる!?」


ハンターに追われてすぐに、気づいた…!




ハンター
「……!」タッタッタッ


さくら(表)
「ハッ、ハッ……ほええ〜〜〜!??い、行き止まりだよ!?」

しかし、逃げた先は、行き止まりだ!






[KINOMOTO outside]


さくら(表)
「このままじゃ、捕まっちゃう……こうなったら、ハンターさんをよけるしかないよ!」

なんと、追い詰められたさくら(表)、ハンターをよけて確保を免れるつもりだ!ローラースケートを使いこなし、チアリーディング部でも実力者であるさくら(表)、よけられるか!?














さくら(表)
「……今だ!……あっ!」ポン



127:54

木之本桜(表) 確保
残り35人



さくら(表)
「ほえぇ〜〜; ハンターさんの手が、肩に触れちゃった……あと少しで逃げられたんだけどな〜…;」

ハンターを撒く事も、よける事も容易ではない…!





ピリリリ、ピリリリ!


シトロン(表)
「今度は誰ですか……?えぇっ!?[5Fロビーにて木之本桜(表)確保、残り35人]!!」



知世(表)
「そんな!!さくらちゃん(表)まで……まだお会いできていませんのに!!」



シロクマ(表)
「早速ハンターが増えた後の被害者が……!」





栗松(表)
「あわわわわ……!早速5体のハンターに捕まった逃走者が出ちゃったでやんすよ!!このままだと、オレもヤバいかもしれないでやんす……!!」

さくら(表)がハンター放出直後に確保された事により焦り出す、栗松(表)……!


栗松(表)
「1体増えただけでも怖いでやんす……あ!ラティナちゃん(裏)でやんす!?」

ラティナ(裏)
「あっ、鉄平さん(表)だ!」

ここで、同じ逃走者であるラティナ(裏)と遭遇!

栗松(表)
「ラティナちゃん(裏)、そっちは大丈夫だったでやんすか?」

ラティナ(裏)
「うん、今のところは、大丈夫だよ…ラティナがいたところに、ハンター来なかったし……鉄平さん(表)は?」

栗松(表)
「オレのいた所にも、ハンターはいなかったでやんすよ。でも、5体いるでやんすから、いつどこで出てきてもおかしくないでやんす。ラティナちゃん(裏)、気をつけるでやんすよ!」

ラティナ(裏)
「うん!鉄平さん(表)も、捕まらないように気をつけてね!」

逃走者同士で情報交換をする…!逃走者同士の協力も、必要不可欠だ……













ルルー(裏)
「まさか、あんなミッションに本当に行く逃走者が出てくるなんて……!」

現在、4Fの雑貨コーナー付近を散策中の、ルルー(裏)…

ルルー(裏)
「けれど、私がやる事は何一つ変わらないわよね?ハンターは1体増えた程度で済んだんだし…」

しかし、格闘女王の余裕からか、切り替えが早い……




そんな時に、エスカレーターから聞こえる足音が……








ハンター
「………!!」

ルルー(裏)
「えっ?きゃああああ!!!」

ハンターは突然、現れるものだ……!








127:00

残り35人

Re: 逃走中【狂気とクローズドモールとハンターと】 ( No.62 )
日時: 2020/05/07 21:02
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

ハンター
「………!!」

登りのエスカレーターから、突然やってきたハンターに追われているのは……



ルルー(裏)
「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」

格闘女王、ルルー(裏)!






[RULUE inside]


ルルー(裏)
「こっち来ないでよぉぉぉぉ!!!!」

ルルー(裏)、突然のハンターに一度怯むも、人間離れした脚力でハンターとの距離を離し続ける!更に、目の前に……




サタン(裏)
「そろそろ、隠れ場所を変えようか……」

今から移動するつもりの、サタン(裏)が現れた…!



ルルー(裏)
「あぁっ!?お兄様(裏)!!今は危険です、逃げてくださいまし!??」

サタン(裏)
「え?え、えぇっ!?」

ルルー(裏)はトップスピードでサタン(裏)を意図せずとも抜き去った!



ハンター
「……!」

これにより、ハンターの標的は……




サタン(裏)
「ま、待ってよルルー(裏)…!」

追い抜かれた上に、反応の遅れたサタン(裏)となった…!




[SATAN inside]


サタン(裏)
「ねえ、待って……あぁっ!」ポン



126:46

サタン(裏) 確保
残り34人



サタン(裏)
「い、妹に追い抜かれちゃった……相変わらず、ルルー(裏)はすごいな……」

義妹に巻き込まれ追い抜かれた、魔界のプリンス……




ピリリリ、ピリリリ!


おしりたんてい(表)
「また確保情報ですか……[4F雑貨コーナーにてサタン(裏)確保、残り34人]」



しずくちゃん(表)
「また確保ペースが早くなってきてるよ〜。ハンターが増えたからかな?」



サタン(表)
「おい、つい先程会話したばかりだろう!?いくらなんでも情けないぞ!」



ルルー(裏)
「あーーーーーーーっ!!!しまったわ!!お兄様(裏)を置いてきてしまったわ……!申し訳ありませんっ!!!」






夏未(表)
「やはり、ハンターが増えた事で、確保者が増えてきている……このままだと、自分の身も危ういわね」

ハンターが5体に増えた事を危険視しつつ、冷静に周囲を注視する夏未(表)……

夏未(表)
「………こんな時、円堂君(表)ならどう動くのかしら……」

自身の想い人である円堂(表)の力も借りたい…!



風丸(裏)
「あれ?そこにいるのは、夏未(表)じゃないか!どうしたんだ、こんな所で!」

ブラウン(裏)
「ハンターが来ないかの散策ですか?」

夏未(表)
「その声は……風丸君(裏)!?ブラウン君(裏)も……」

しかし、風丸(裏)とブラウン(裏)が夏未(表)の元に現れた……!


夏未(表)
「もちろん、ブラウン君(裏)の言う通りだけど…」

風丸(裏)
「そうなんだな、じゃあさ!ハンターが5体に増えたんだし、協力して逃げていかないか?これからのミッションの為にも、人数はたくさんいた方がいいかもしれないしな!」

夏未(表)
「それは私自身としては構わないけれど……複数で移動するという事は、それだけハンターに見つかりやすくなるという事よ。それでも大丈夫なのかしら?」

ブラウン(裏)
「大丈夫です、今度こそ、置いてったりしません!」

夏未(表)
「そう、なら協力しても……って待ちなさい。もしかして貴方達、逃走者の誰かを置いてって確保させてしまったの!?」

風丸(裏)
「いやー、ごめん!前は月さん(裏)と行動してたんだけど、ハンターを振り切るのに夢中になって、置いてっちゃって;」

三人は今後の為にも、共に行動する事にしたようだ……今度こそ、誰も置いていかずに逃げられるか!











シトロン(表)
「ハンターが増えてしまった以上、これまで以上に隠れてやり過ごさなければなりませんね……」

体力皆無の為、隠れながらの逃走に励む、シトロン(表)……

シトロン(表)
「この時間帯を切り抜けなければ、ミッションに向かう事も、逃走成功を成し遂げる事もできません。何とかして確保されないようにしないと…!」

しかし、作戦と裏腹に、気持ちはかなり積極的だ…!



ハンター
「……」

そんなシトロン(表)に迫る、黒い影……



シトロン(表)
「ああ、ハンターがこちらに近づいてきてます!息を潜めましょう…!」

それに気づいたシトロン(表)、気づかれないように大人しく身を台に隠す……!



ハンター
「……」



シトロン(表)
「………………」















ハンター
「…………」



作戦は、上手くいっているようだ……



シトロン(表)
「……もう、行きましたか?ふぅ……走って逃げるのはもちろん、隠れてやり過ごすのも、中々に難しいものですね……」




ハンター
「……」


しかし、恐怖はまだ、終わらない…!



シトロン(表)
「場所は……移動するのはやめておきましょうか。しばらくここにいて、ハンターをやり過ごすにつきます」


先程とは別のハンターが近づくも、これにシトロン(表)は気づいていない…!



シトロン(表)
「といっても、ミッション次第で移動するつもりなので、この場所は覚えておかないと……」



ハンター
「………」










[CITRON outside]


シトロン(表)
「でも、そろそろまたハンターが……え!?うわーーー!??」ポン



125:38

シトロン(表) 確保
残り33人



シトロン(表)
「す、すっかり油断してました……!やはり、こうならない為にも、もう少し鍛えろって事ですか……?」

頭脳だけで乗り切れるほど、逃走中は甘くない……




ピリリリ、ピリリリ!


ひびき(表)
「おい嘘だろ……?[6Fバーにてシトロン(表)確保、残り33人]」



アミティ(裏)
「また、ハンターにつかまったひと、でたの……?たくさんでてる、きがする……」



滝夜叉丸(裏)
「おやまぁ、私がハンター増やしたからか?それに関しては申し訳ないがなぁ」







ハンター
「……」


シトロン(表)の確保情報を見ている逃走者の内1人の近くに、ハンター……その逃走者は、ハンターから逃げ切れるか!?







125:30

残り33人

Re: 逃走中【狂気とクローズドモールとハンターと】 ( No.63 )
日時: 2020/05/08 18:03
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

鬼灯(表)
「シトロンさん(表)はもっと早く捕まるかと思ってましたがね」



ブラウン(表)
「わー!?また確保者出ちゃったー!?やっぱり1体でも増えたら難しくなるって!!」



シトロン(表)の確保情報に釘付けとなっている逃走者の内1人に近づく……



ハンター
「……」

1体のハンター…!




唐瓜(裏)
「やっぱ少しでも体力とかねーときついもんなんだな……」



ジーナ(裏)
「あわわ、こ、今度は我が身かも……!怖い、怖すぎるって……!」



月島(裏)
「これでもう何人捕まった?もう15人は切っちゃってるよね……?」




ハンター
「………」













[AKAMATSU outside]


赤松(表)
「私も気をつけないとね……って!?きゃあああああ!???」

ハンターに見つかったのは、赤松楓(表)……!




赤松(表)
「ちょっと、ストップストップ!?待って……」ポン



125:08

赤松楓(表) 確保
残り32人



赤松(表)
「シトロンくん(表)の確保情報見てた矢先に捕まっちゃった……こんな所でのんびりしてた私も悪いけど、こんな時くらいはちゃんと確認させてよ……」

ハンターは神出鬼没、いつどこで出てくるかは、わからない……





ピリリリ、ピリリリ!


ラグナス(表)
「えっ!?またかくほじょうほうなのか!?[6Fライブステージにて赤松楓(表)確保、残り32人]」



赤松(裏)
「そんな、赤松さんまで……赤松さんの分も、逃げないと、だね………」



しずくちゃん(表)
「ここに来て連続確保もあるんだね……本当に、ハンターは怖いよね………」











サタン(表)
「また連続確保が起きたか……たかが1体、されど1体だな……」

MISSION.2中でもハンター増加に警戒を示していたサタン(表)……

サタン(表)
「これによって、全体に緊張が走っているのは確かなんだ。だが、これを機にハンターの察知能力が……くっ!!」



ハンター
「……」



サタン(表)
「当然だが、ハンターに遭遇しやすくなっているな……運が悪いだけでも命取りになるぞ……!」

ハンターが増えれば増えるほど、ハンターによる挟み撃ちなども多発しやすい……よって、逃走者達に不利な展開が続くことになる!

サタン(表)
「先程もサタンが捕まったというのに、私まで捕まってしまってたまるか…!闇の貴公子としてのプライドに泥を塗る訳にはいかん!!」

闇の貴公子も、このゲームでの確保は何としてでも避けたいようだ……








唐瓜(裏)
「せっかくハンターが増えちまったんだから、改めてエリアの探索に入った方がいいよな〜」

ハンター増加を機に、エリア内で調べていない箇所の探索に入る、唐瓜(裏)……

唐瓜(裏)
「例えば上の階とかよく調べてなかったからさ〜。おっ、7階も全然行ってないな。ちょっと見てみよう!」

唐瓜(裏)、全く立ち入っていない階に乗り出す!何か成果は得られるか…?

唐瓜(裏)
「……ん?あれ、このゲームセンターらしき場所、封鎖されてんの?」

しかし、エリアの一部コーナーは、封鎖されていた……!

唐瓜(裏)
「えーー……せっかく、隠れ場所としては凄く良さそうなとこなのになーー……どうしてもここだけは無理そう?無理かーー……」

当然、封鎖されている箇所も立ち入りはできない。よって、ゲームセンターの捜索は、諦めるしかない…!

唐瓜(裏)
「仕方ない、他の場所にはちゃんと入れるか確認してみるかーー……よし、ハンターはいねぇし、頑張るぞ!」

しかし、これでめげる事はないようだ…!だが、このゲームセンターが、後に波乱を呼ぶ事になる!










滝夜叉丸(裏)
「いやー、私のせいなんだが、確保者が続々と出てき始めたなー」

MISSION.2でハンターを1体放出させた張本人の、平滝夜叉丸(裏)……

滝夜叉丸(裏)
「ヒールになる、とはいっても…やはり誰とも絡まないのもつまらんな。せっかくだしヒールらしく誰かからかうとか……ん?」



知世(表)
「さくらちゃん(表)が、ハンターさんに捕まってしまわれました……なので、牢獄に行って、さくらちゃん(表)成分を貰いたいのに、どこにもありませんわ………」

滝夜叉丸(裏)の目先に、未だにさくら(表)確保を引きずる、知世(表)……


滝夜叉丸(裏)
「知世ちゃん(表)が目に見えて落ち込んでいる……さすがに、ここまで滅入ってる人相手に悪いことはできん。慰めるか…慰められるかどうかはわからんが」

その様子を見て気の毒に思った滝夜叉丸(裏)、知世(表)を慰めに行くようだ……


滝夜叉丸(裏)
「知世ちゃーん(表)、ハンターを増やした私が声を掛けるのもなんだが、どうしたんだー?」

知世(表)
「滝夜叉丸くん(裏)……滝夜叉丸くん(裏)もご存知の通り、さくらちゃん(表)が捕まってしまって、落ち込んでいるんですの……でも、それだけでなく、牢獄もマップ内に見当たらず……牢獄へ向かう事もできないんですの……」

滝夜叉丸(裏)
「ああ、言われてみれば、牢獄を見かけてないな」

知世(表)
「さくらちゃん(表)に会う術が確保されるか自首するかしかない今、わたしはどうしたらよいのでしょうか……」

滝夜叉丸(裏)
「うーん、そうだなー……牢獄がエリアのどこにも見つからないという事は、後のミッションに関わっているんじゃないか?例えば、復活ミッション中か後で牢獄が出しゃばるものがあるとか」

知世(表)
「そういったミッションが来るということでしょうか?」

滝夜叉丸(裏)
「だな。ゲーム中にもう会えない事はないだろうから、それまで頑張っていた方がいいんじゃないか?そっちの方が、さくらちゃん(表)も喜ぶだろう」

知世(表)
「そう、ですわね……さくらちゃん(表)は必ず、どこかで捕まったみなさんと共に待っていらっしゃいます!さくらちゃん(表)がわたしやみなさんの逃走成功を願っている以上は、落ち込んではいられませんわ!」

滝夜叉丸(裏)
「おー、その意気だ!」

知世(表)
「お声かけ頂き、ありがとうございます!おかげで、やる気が出てきましたわ!」

滝夜叉丸(裏)
「いやいや、私は大したことは言ってないぞ。逃走成功、できるといいな」

知世(表)
「はい!滝夜叉丸くん(裏)も、目標達成頑張ってくださいね!」

数奇な二人が、励ましあった……



━━━━━━━━━━━━━━━


???
「………」ポチッ

一方で、謎の人物がまたもやミッションを作動させる……今回起きた変化は……


━━━━━━━━━━━━━━━



※牢獄

かいとうU(裏)
「それにしても、ここはいったいどこだろうね……おや?いつの間にケルベロスクンが来てないかい?」

月(裏)
「おーう、ケルベロス!ようここまで来れたな!けど、こないな所まで来てどないしたんや?」

シトロン(表)
「しかも、何やらクジみたいな物を持ってますけど……」

ケロちゃん(裏)
「邪魔するぞ。これからお前たちにここにあるクジを5人分引いてもらいたい。ゲーム進行に必要な作業だ」

さくら(裏)
「あ、ケロちゃん(裏)の方なんだね。そういうことなら……『ブラウン(表)』くん?」

赤松(表)
「えーと、私は『茄子(表)』くんだね!」

鬼灯(裏)
「私は『田中眼蛇夢(裏)』さんを引きましたよ!なんだか不思議な引きですね!」

滝夜叉丸(表)
「私は、『ラグナス・ビシャシ(表)』……ラグナス(表)を引いたな」

デイル(表)
「んで、俺は……あっ!『ラティナ(裏)』だ!」

りんご(表)
「………でも、この引かれた五人でどうするんですか?」

ケロちゃん(裏)
「そうか………付き合わせて悪かったな。それでは、邪魔した」

月(裏)
「あっ!ケルベロス(裏)!?どこいくねーん!?遊びに来たんやないんか!?」

小狼(裏)
「いったい、なんのクジだったんだろうな?」

サタン(裏)
「………なんだろう、凄く嫌な予感がする……」






ブラウン(表)
「もうどこからハンターが来てもおかしk……」シュンッ!



茄子(表)
「そういや、唐瓜(裏)や鬼灯様(表)に会ってn……」シュンッ!



田中(裏)
「よし!ペンギンさん(裏)をまたモフれたし、元気いっp……」シュンッ!



ラグナス(表)
「みんな、どんどんつかまっちゃうぞ…おれはどうしたr……」シュンッ!



ラティナ(裏)
「まだまだ逃走中の半分も終わってないから、もっと頑張らなky……」シュンッ!



これにより、選ばれた5人の逃走者が、とある場所へと転送された!




シュンッ!


更に、封鎖されていたゲームセンターにも、謎の装置やハンターが設置された!いったいどんなミッションが繰り出されるというのか…!









120:00

残り32人

Re: 逃走中【狂気とクローズドモールとハンターと】 ( No.64 )
日時: 2020/05/08 21:01
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

ピリリリ、ピリリリ!


サタン(表)
「来たか![MISSION.3 抽選で選ばれたブラウン(表)、茄子(表)、田中眼蛇夢(裏)、ラグナス・ビシャシ(表)、ラティナ(裏)がハンターゾーン内のどこかに閉じ込められた]………はっ!?????」



栗松(表)
「[現在、5人の元にハンターは放出されていない為安全だが、残り100分になると5人の元にもハンターが放出され、ハンターの餌食となる]えええっ!??急になんでやんすか!??」



アミティ(表)
「[5人を救出するには、ハンターゾーンに入り、5人を見つけて脱出する必要がある]え!?ハンターゾーンの中へ行くってミッションなの!?」



風丸(裏)
「[ただし、ハンターゾーン内はハンター5体がおり、その上で狭いエリアである。頑張りたまえ]……えええ、どうしてこんな事を!?」

ブラウン(裏)
「なんなんですか、それ……!」

夏未(表)
「こんな事があってもいいの……!?」




MISSION.3 逃走者達を救出せよ!


抽選で選ばれたブラウン(表)、茄子(表)、田中眼蛇夢(裏)、ラグナス・ビシャシ(表)、ラティナ(裏)がハンターゾーン内のどこかに閉じ込められてしまった。残り100分になると、彼らの元にハンター5体が放出され、ハンターの餌食となってしまう!
それを阻止するには、ハンターゾーンへと侵入し、5人を見つけ出し、ハンターゾーンから脱出しなければならない!ただし、ハンターゾーン内にも5体のハンターがおり、広さもサッカーコート1個分しかない為、危険が伴う!






※牢獄

滝夜叉丸(表)
「おいっ!?これは責任重大ではないか!?」

さくら(裏)
「うわ…!ブラウンくん(表)、ごめんね!!」

鬼灯(裏)
「す、すみませんっ!!!そちらの先輩に当たる方を引いてしまって!!!」

赤松(表)
「い、いえいえ!!こちらこそ、そちらの部下に当たる子を引いてしまってごめんなさいっ!!!」

不二咲(裏)
「うーん、謝るのはゲームが終わった後でいいんじゃないかなぁ?それより……」チラッ




デイル(表)
「俺が……俺がラティナ(裏)を引いたせいで、ラティナ(裏)がこんな酷い目に………しかも、いくらクジの内容を知らなかったとはいえ、ラティナ(裏)を引き当てて喜んでしまった俺は、保護者として最低な事を………」ずうううううん


綱海(表)
「おいおい、落ち込むなって。ゲームの進行上必要なことなんだから、仕方の無いことだったんだろ?それに、あいつらなら必ず助けてくれるって!」

かいとうU(裏)
「これでショックを大きく受けたデイルクン(表)を慰めないとね」

七海(表)
「うん……それに、閉じ込められた5人の無事を祈らないと……ね」

朱美(裏)
「それにしても、5人中4人が心身共にショタ又はロリかどっちかは子どもな人だなんて……どういう執念?」

月(裏)
「言うてる場合やないやろ;」








滝夜叉丸(裏)
「えー……?なんでここまで凄く悩むミッション出すんだよーー……」



かわエコ(裏)
「これ、こっちのメリットは一切ないけれど、行かないと5人まとめて確保されるんだよね?」



三木ヱ門(裏)
「そんなの嫌だけど、ハンターゾーンに行くからには難易度が高いよな?うーーむ………」



5人の救出に動くか、リスクを回避するか悩む、逃走者達……!




鬼灯(表)
「このミッションは保留とさせて頂きましょうか。私も生き延びたいのでね」



ひびき(表)
「いやいや無理無理無理!!私みたいな奴にハンターゾーンとかできねぇって!!」



舞園(表)
「私も皆さんを助けに行きたいんですけど……私にどうにかできる問題じゃないと思います……他の皆さんに託すしか……!」



ミッションに向かい5人を救出するかしないかは逃走者の自由……




※???

茄子(表)
「あれ?みんないつの間にいたの?」

ラティナ(裏)
「それはラティナのセリフだよ!なんでみんないつの間にラティナと一緒にいるの?」

ブラウン(表)
「そもそも!ここってどこですかー!?こんなところ、行ったことありましたっけ!?」

ラグナス(表)
「あれ……!?おーい!とびらが開かないぞ!!」ガチャガチャ

田中(裏)
「まさか……!おい、これはまずい事になったようだぞ、誰かに助けて貰わないと……」

茄子(表)
「えっ!?そんな……!このままだと、ここでハンターに捕まっちゃうのか!」

ラグナス(表)
「やだやだ!そんなのやだぞ!!だれか助けてくれーーー!!!」


しかし、残り100分までに5人を助け出さないと、5人は確保されてしまう!




おしりたんてい(表)
「ブラウン(表)は私の大切な助手です。そして、レディーや皆さんが囚われていると聞いて、見過ごす訳にはいきません。救い出しに行きましょう!」



赤松(裏)
「いくらなんでも、こんなの…!!みんなをこんな所で終わらせる訳にはいかない……!!」



ペンギン(裏)
「めんどくさいけど……田中くん(裏)、ボクにいっぱいよーしよしよししてくれたからなぁ。助けに行こうか」



栗松(表)
「こんな事されたら、助けるしかないでやんすよ!!ハンターゾーンどこでやんすかーー!??」



サタン(表)
「おい、このメンバーだと数人泣く奴が出るぞ!!仕方がない、向かうとするか……!」



知世(表)
「わたしにできることは限られているかもしれませんが、少しでもみなさんを救いに行きたいですわ…!」



ジーナ(裏)
「こ、これが我が身だと思ったら、可哀想すぎるわよ……!助けてあげたいわ!!」



ジーナ(表)
「もちろん!!助けるしかないでしょ!!救出に向かうわよーー!!」



月島(裏)
「これはリスク置いといて助けないと可哀想すぎる!!それに、グッチー(表)も救出に向かうはずだから!!」



山口(表)
「このミッションにはツッキー(裏)も向かうはず!!それに、人手が多くいるだろうから、俺も行かなきゃ!!」



冬花(裏)
「ちっ!なんでこんなアウトスレスレのミッション出すのかな……!こんな事されたら、向かうしかないよ……!」



シロクマ(裏)
「そんな理不尽なこと、させないよ!!例えどれだけ狭くても、ハンターが多くても!5人は助けてみせる!!」



風丸(裏)
「仲間がピンチの時に、助け合ってこそ仲間ってものだろ!!」

ブラウン(裏)
「その通りです、どれだけ大変でも、助けに行きましょう!!」

夏未(表)
「そうね、5人をこんな結果で終わらせたりなんて、させないわ!」



勇気ある逃走者が、続々とハンターゾーンを目指し救出へ向かう!果たして、残り100分までに、5人の逃走者をハンターゾーン内から救い出す事ができるのか!










唐瓜(裏)
「ハンターゾーン……?……あっ!もしかして!封鎖されてたあそこの事じゃないか!?」

先程、封鎖されたゲームセンターを訪れていた唐瓜(裏)が、目星をつけて道を引き返す!

唐瓜(裏)
「こっちだったよな……ほら!やっぱそうだよ!さっきと様子が全然違ぇもん!!」

唐瓜(裏)の読み通り、ゲームセンターはハンターゾーンとして、存在していた!

唐瓜(裏)
「あーでも……ここから見れる分にも、ハンターウヨウヨいるし……俺だけでどうにかできねぇよな……!」

もう一人の親友を今すぐにでも助けたいが、一人ではどうしようもない……!

唐瓜(裏)
「人がたくさん来るのを待つか……来てくれると、いいんだけどな……!」

歯がゆい思いだが、多くの逃走者が来るのを待つしかない……!











シロクマ(表)
「救出ミッションか……実の所、すごーく悩んでるんだよね」

MISSION.3に行くか行くまいか、迷い続けているシロクマ(表)……

シロクマ(表)
「ボク、この逃走中で着実に賞金を貰うつもりで来てるからね……参加しているからにはお金は欲しいんだ。けれど……5人の事を助けたいとも思ってる」

複雑な心境だ……


しずくちゃん(表)
「このままだと5人がハンターに捕まることに決まっちゃうんだよね?行くだけ行ってみよう!」

その近くに、MISSION.3をやりに積極的にハンターゾーンを目指すしずくちゃん(表)……



ハンター
「………」

そして、ハンター……!




シロクマ(表)
「迷ってる場合じゃないのはわかってるんだけどね……こればかりは、少し悩ませてほしいな……」


しずくちゃん(表)
「あれ?シロクマさん(表)、悩んでる?うーん、元々これはお金のために逃げてるんだから、仕方ないのかなー」



ハンター
「………」












ハンター
「…!!」


シロクマ(表)
「……!!しまった!!!」


しずくちゃん(表)
「うわ!!ハンターがシロクマさん(表)を追ってる!!」

見つかった…!ハンターが追う逃走者は……



[SHIROKUMA outside]


シロクマ(表)
「ハァ、ハァ……!」

シロクマ(表)だ……!この道は一本道、脇道や曲がり角も、隠れ場所もない……!



シロクマ(表)
「油断した……!」ポン



117:25

シロクマ(表) 確保
残り31人



シロクマ(表)
「悔しい…!すっかり油断しちゃったね……はぁ、こうなったからにはもう何もできないか……」

焦りや迷いの感情は、判断力を鈍らせる……油断大敵だ……




ピリリリ、ピリリリ!


しずくちゃん(表)
「あー、あのままシロクマさん(表)、捕まっちゃったんだ……!」



シロクマ(裏)
「グリズリーくん(表)といい、情けないったらありゃしない…!」



栗松(表)
「あわわ、人手が減ったらまずいでやんすよ!?オレも気をつけるでやんす……!」






サタン(表)
「ハンターゾーンの居場所が明記されていないのは痛いな……!20分の猶予とはいえ、大勢で作戦会議すべき問題だというのに……!」

ハンターゾーンへ果敢に挑もうとするサタン(表)……


ルルー(裏)
「あっ!お兄様(表)だわ!もしかして、お兄様(表)もハンターゾーンへ向かうおつもりですか!?」

そこに、ルルー(裏)も合流!


サタン(表)
「ルルー(裏)か!まぁな。囚われているのがあのメンバーだ。助け出さねば泣き出すぞ」

ルルー(裏)
「私も、ラグナス(表)達を助け出したいのです!どうか、力を貸してくださいまし!」

サタン(表)
「それは……こちらのセリフだと思うがな!いいだろう、だがまずはハンターゾーンへ向かわねば話にならん……!」

ルルー(裏)
「ですわね……!どこにあるのでしょう、ハンターゾーンは……あっ!もしや、あれがそうなのでは!?」

ルルー(裏)とサタン(表)が着いた先は、運良くハンターゾーン!

唐瓜(裏)
「あっ!サタンさん(表)にルルーさーん(裏)!こっちでーす!!」

サタン(表)
「貴様が一番乗りか……貴様の友も囚われているから無理もない」

ルルー(裏)
「でも、まだあんたしか来てないのね……」

唐瓜(裏)
「どうしよう、全体メールで知らせた方がいいかな?」

サタン(表)
「いやその考えがあるのならそうしろ; ただでさえハンターゾーンの場所が明記されてないのだぞ;」

唐瓜(裏)
「いいすか?じゃあ知らせますよー!」カチカチ





ピリリリ、ピリリリ!


ペンギン(裏)
「ん?唐瓜くん(裏)から全体メールだ…[7Fのゲームセンターがハンターゾーンっす!]そうなんだ〜。案外近くにあったんだね〜」



風丸(裏)
「一つ上の階だぞ!急ごう!!」

ブラウン(裏)
「はい!ほら、夏未さん(表)も!!」

夏未(表)
「貴方達、速すぎ……!でも、仕方ないわね……」

唐瓜(裏)の全体メールにより、全ての逃走者がハンターゾーンの位置を把握した……!



ハンター
「………」

しかし、ハンターゾーンへ向かおうとする逃走者の内誰かの近くに、ハンター…!







116:30

残り31人

Re: 逃走中【狂気とクローズドモールとハンターと】 ( No.65 )
日時: 2020/05/09 18:04
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

しずくちゃん(表)
「あっ、ハンターゾーン7Fにあるんだ!急がなきゃね!!」



アミティ(表)
「そこに行けばいいんだね!待っててね、5人共……!」



唐瓜の全体メールを見て、果敢にハンターゾーンへと向かう逃走者達の内、一人の近くに……




ハンター
「……」


ハンターが迫る……!




ジーナ(裏)
「もう5分経つの……!?早く行かないと、5人が捕まっちゃう……!」



知世(表)
「道はこちらから行けば早いはずですわ……!」




ハンター
「………」

















[GINA outside]


ジーナ(表)
「遠いけど、これで挫けては……嘘でしょーー!??」


ハンターに見つかったのは、ジーナ・ボイド(表)……!






ハンター
「………!!」


ジーナ(表)
「くっ!!ハンター、本当に速いわね!!」

ハンターに追われるも、シルバーマンジムモスクワ支部のサンボクラスでの経験で培った反射神経とフットワークで、ハンターとの距離を保ち続ける……!




ジーナ(表)
「ここまで行けば………どうかしら!??」






ハンター
「………?」


なんと、ハンターを自分の力で振り切った……!




ジーナ(表)
「もー!!ここでハンターに追われてる場合じゃないのにーー!!余計道が遠ざかったじゃない!!」

しかし、これによりハンターゾーンへ向かう道のりがかなり遠くなってしまった……!












唐瓜(裏)
「もう115分になりましたけど……来ないですね……」

ルルー(裏)
「こうなったら仕方ないわ!私だけでも向かうしか……!」

サタン(表)
「やめとけ!ただでさえ貴様でも難易度が高い試練なのだぞ!!」

ハンターゾーンで他の逃走者達を待ち続ける三人……だが、ここで……


唐瓜(裏)
「あ!あそこ見てください!たくさん来てるみたいですよ!!」

サタン(表)
「なに、本当か!?」

ルルー(裏)
「良かった!みんなも助けに来たのね!!」






しずくちゃん(表)
「おーい!みんなー!助けに来たよーー!」

風丸(裏)
「こんなに多くの奴らも来てくれたのか……!」

ブラウン(裏)
「これだけいれば、みんなを助けられそうです!」

夏未(表)
「もちろん、私達も救出に取り組まないとね……!」

知世(表)
「ただいま救出しに参りましたわ!待たせてしまいましたでしょうか?」

シロクマ(裏)
「まさかペンギンさん(裏)も来てくれるとはね……!」

ペンギン(裏)
「うん!田中くん(裏)にはとてもお世話になったから〜」

ジーナ(裏)
「ぶ、無事にここまで来れた…!でも、ここからが鬼門よね……!?」

月島(裏)
「はい、ハンターゾーンに入る訳ですからね……!」

山口(表)
「でも、ツッキー(裏)もいますし、こんなにたくさんいるんですし!頑張ればみんな助けられますよ!」


多くの逃走者達が、救出の為にハンターゾーンに辿り着いた!



サタン(表)
「10人か……これでも多く集まってくれたと言えるだろう!」

ルルー(裏)
「ジーナ(裏)なら必ず来ると思ってたわ!!」

ジーナ(裏)
「いや、だから私を買いかぶりすぎだってば……!」

月島(裏)
「やってる場合ですか; 時間も限られてるので、早く作戦会議やりましょうよ;」

山口(表)
「そうだねツッキー(裏)!まず、どうやってハンターゾーンに入るか、だよね……見たところ、ここにゲートの開閉ボタンがあるけど、説明によるとここにしか着いてない……」

シロクマ(裏)
「外にいる人しかハンターゾーンのゲートを開けられないって事だね。それに、大勢で捜索しようにも、あの狭さに多くのハンターだ。そうもいかないからね……」

知世(表)
「となると、どうしても少人数で向かうしかなさそうですわね……でしたら………」


現時点で集まった逃走者達で、作戦会議が執り行われる…!












おしりたんてい(表)
「フム、ゲームセンターまであともう少しですね……急がなければ……!」

一方、助手であるブラウン(表)の救出の為、ゲームセンターを目指すおしりたんてい(表)……


鬼灯(表)
「おや、おしりたんていさん(表)。これからミッションへ向かうおつもりですか?」

そこに、ミッションへは向かわない、鬼灯(表)…


おしりたんてい(表)
「はい。大切な助手を始めとした方々が囚われているのです。助けに向かわなければ」

鬼灯(表)「なるほど……このミッションには同様の理由で向かう方が多いでしょうし、いい事ですが、その最中で足下を掬われないようにお気をつけて」





冬花(裏)
「こっち……だよね。もう時間もないだろうから、ハンター来ても覚悟しとかないと……!」

そして、こちらも5人の救出へと急ぐ久遠冬花(裏)……


赤松(裏)
「あっ、冬花さん(裏)だ!もしかして、冬花さん(裏)もみんなを助けに?」

こちらも、赤松(裏)が冬花(裏)と合流した…!


冬花(裏)
「あのギリギリアウトなミッション内容のせいでね……!その口ぶりだと、赤松さん(裏)もですか?」

赤松(裏)
「うん……下手すれば足でまといだけど、向かいもしない訳にはいかないから……!」





ハンター
「……」


ハンターは、どの逃走者の元にも現れる。油断は禁物だ………









おしりたんてい(表)
「どうやら、鬼灯さん(表)は救出へは行かないようです……ですが、これは個人の決断の問題ですからね……」



鬼灯(表)
「もしかしなくても、ハンターゾーンの中での確保者が出てくるでしょう。彼がそうならないと良いのですが」



冬花(裏)
「あなたが足でまといにはならないでしょう?その優れた聴力なら、ゲート開閉係として優秀だと思いますけど」

赤松(裏)
「そう、かな……できれば救出に向かいたいけど、その方が向いてるかな…」



ハンター
「………」















鬼灯(表)
「………!!」


ハンター
「!!」

見つかったのは、鬼灯(表)……!






ひびき(表)
「うわ!?今度は鬼灯さん(表)がハンターに追われてる!こりゃ出てく訳にはいかないな……!」

その様子を隠れ場所越しから見ていたひびき(表)も、息を潜める……!




[HOZUKI outside]


鬼灯(表)
「しつこい………ですが、こちらに向かえば……!」

鬼灯(表)、冷静に逃げ道を確保し、ハンターの視界から上手く消えようとする…!











ハンター
「……?」

上手く、ハンターを撒けたようだ……




鬼灯(表)
「やはり、己とハンターとの戦いに集中する他ないようですね」

ミッションに向かわなくとも、ハンターに追われないとは限らない…!









唐瓜(裏)
「なるほど、こうして突入した方が……あっ!また援軍が来てくれたみてぇだぞ!」

ペンギン(裏)
「援軍?……あぁ、ほんとだ!おーい、こっちだよー!」



栗松(表)
「こ、ここがハンターゾーンでやんすよね…!?」

アミティ(表)
「みんな集まってるし、そうに違いないよ!」

冬花(裏)
「どうやら大勢の逃走者が来てるみたいですね」

赤松(裏)
「囚われてるメンバーがメンバーなのもあるのかな…?」

おしりたんてい(表)
「皆さん、現時点での状況はどうなっているのでしょうか?」

ここに、新たに5人の逃走者も到着…!



夏未(表)
「今はみんなでハンターゾーンへ入る作戦会議に入っていたところよ。それで、今決まっているのが、ハンターゾーンへ入る係とゲートの開閉係に分けること、そして…ハンターゾーンへ入る係は更に救出するまで4人ずつ入る事になってるわ」

しずくちゃん(表)
「ハンターから隠れながら5人を探さないといけないからね〜。一気にたくさん入るよりも、何度も少数で入った方が、確保者も出にくいし、今回のミッションに向いてるから!」

サタン(表)
「だからこそ、もしハンターゾーン内でハンターに追われるか、一人でも確保者が出た場合は直ちに外に出るように決めているぞ」

おしりたんてい(表)
「フム、なるほど……それならば、もう一つ係を設けてみませんか?外での係ですが……仮にハンターがハンターゾーン入口付近に近づいた際に、全員逃げる訳にもいきませんから、外のハンターを引きつける陽動係を用意してみるのはいかがでしょう?」

栗松(表)
「おー!そうすれば、全員が逃げる必要がなくなるでやんすね!!」

シロクマ(裏)
「陽動はかなり大変だから、足の速い人がやるべきになるけど……いい作戦だと思う。それも取り入れよう!」

冬花(裏)
「じゃあ、今回の救出作戦は……」


・ハンターゾーン突入係(4人ずつ)、ゲート開閉係(1人)、残りで外から来たハンターの陽動係をやる

・ハンターゾーンへは4人で手分けして探索しに行き、もしこの間にハンターに追われたり、確保者が1人でも出たら直ちに外へ出て、全体に捜索の結果を伝える

・これを5人を見つけ出す時まで繰り返す。なお、ハンターゾーン突入係と陽動係は要相談しながら交代で行う事とする


冬花(裏)
「という事になりますね」

赤松(裏)
「わかりやすくまとめてくれてありがとう……これは冬花さん(裏)も言ってたけど、ゲート開閉は私が一番向いてるかもしれないから、私にやらせてもらってもいいかな?」

風丸(裏)
「……誰も異論ないみたいです!ゲート開閉はよろしくお願いします!」

ブラウン(裏)
「まず一つは決まりましたね。それで、肝心の初めの突入係は……」

シロクマ(裏)
「なら、ボクがまず向かうよ!トップバッターになるけど、任せてよ!」

しずくちゃん(表)
「ぼくも向かうよ〜!5人を見つけて助けられるように頑張るからね!」

ルルー(裏)
「私も向かうわっ!!何としてでも5人は助け出すのよ!!」

山口(表)
「俺も行きます!少しでも手伝いたいです!!」

アミティ(表)
「なら、4人に任せるよ!」

こうして、赤松(裏)が固定でゲート開閉係に、初めのハンターゾーン突入係はシロクマ(裏)、しずくちゃん(表)、ルルー(裏)、山口(表)の4人に決まった!


おしりたんてい(表)
「皆さん、準備はよろしいでしょうか?」

知世(表)
「みなさん、どうかご無事で…!」

山口(表)
「うん、無理しないで探し出すからね」

ルルー(裏)
「約束は守るから、心配しないでよ!」

しずくちゃん(表)
「みんな、きっと心細いだろうね……今助けに行くからね!」

シロクマ(裏)
「心構えはできた、赤松さん(裏)、お願い!」

赤松(裏)
「はい!みんな、頑張ってね…!」ポチッ


ウィーーーン…!



しずくちゃん(表)
「よし!みんな!救出作戦開始だーー!!」

一同
「おーーーー!!!」

囚われた逃走者達を、助け出せるか……!









112:30

残り31人


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