二次創作小説(新・総合)

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戦闘中 氷の剣と7人の戦士【完結!】
日時: 2020/07/11 20:57
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ブラック将軍打倒のためにネモ船長が集めた7人の戦士。
彼らはブラック将軍の祖国であるロシアへ向け、ノーチラス号へと乗り込んだ。
様々な試練が待ち受ける中、個性も性別もバラバラな7人は巨悪を倒すことができるのか。

主な登場人物

ネモ船長
ジキル博士
津島善子
渡辺曜
南ことり
絢瀬絵里
天王寺璃奈
グレイ


>>1募集用紙

Re: 戦闘中 氷の剣と7人の戦士【応募締切り!】 ( No.36 )
日時: 2020/07/11 20:31
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

クエスチョン「フフフフフフ・・・・・・」

クエスチョンは不気味に笑うとジャガーマンを掴んで地面に叩きつけ、海蛇男をアルゼンチンバックブリーカーで倒し、ゴキブリ男やギリーラ、ドクモンドなどを掴まえては投げ、掴まえては投げてKOの山を築きます。
オスカルとハーロックはサーベルを片手に華麗な剣術で毒トカゲ男、ミミズ男、フクロウ男を斬り倒します。

悪魔将軍「地獄のメリーゴーランド!」

悪魔将軍は両腕から剣を生成し、猛回転でナマズキラーを切り刻み。

悪魔将軍「大雪山落としーッ!」

ナマズギラーの背を地面に激突させ。

悪魔将軍「フン! 地獄の・・・・・・断頭台!」

最大の大技でハリネズラスの息の根を止めました。
嵐虎之介と桑畑三十郎は達人らしい鮮やかな剣術で、サイギャング、セミミンガ、カブトロング、カミキリキッドを仕留めます。
中でもジャスティスマンの活躍は群を抜いていました。

ジャスティス「ハワーッ」

ギリザメスののこぎり状の鼻を掴んでヘシ折って倒し、ギラーコオロギには頭突きを食らわせ、エレキボタルの胴を蹴りで粉砕。アブゴメスが発射した毒針を指先で受け止め、逆に跳ね返して絶命させます。その後も、シオマネキング、シラキュラス、バラランガ、シードラゴンは3体まとめて、イモリゲス、ウニドグマを倒してしまいました。自身の部下を全て倒されたことに地獄大使は激怒し、真の姿であるガラガランダに変身しました。

地獄大使「これでも食らえ!」

自慢の鞭をジャスティスマンの首に巻き付け動きを封じ、毒の牙で噛みつきにかかります。しかし牙が食い込んでもジャスティスマンは笑っているのです。

ジャスティス「こんなものか・・・・・・」

極限まで鍛えられた肉体の前では牙は皮膚を貫くことができずに、反対に折れてしまい、右手の鞭も剛力で引きちぎられてしまいます。
ジャスティスマンは宙高くに放り投げ、顔面を鷲掴みにして、足をインディアンデスロックに極め、凄まじい勢いで落下していきます。

ジャスティス「ジャッジメントペナルティ・ギルティーッ!」
ガラガランダ「グワラアアアアアアッ!」

顔面を完璧に潰され、地獄大使はその名の通りに地獄送りとなりました。
二大幹部となったことに焦り始めた死神博士は正体であるイカデビルに変身し、何と地上に隕石を降り注ぎました。彼は隕石を自在に操ることができるのです。
予想外の攻撃に翻弄され、ねこ娘以外の混合軍は全滅にまで追いつめられてしまいました。攻撃の余波を受け、味方であるはずのシルバも破壊されました。
彼女はまだ戦闘に参加していないので無傷です。俊敏な動きで隕石やイカデビルの口から発せられる墨を躱していき、弱点の頭部に爪で斬撃を浴びせます。するとイカデビルは死神博士の姿に戻り、後方に倒れ大爆発を起こしました。ひとり残された将軍にねこ娘は指差しで告げます。

ねこ娘「アンタはもう終わりよ」
将軍「お前たちが倒したのはショッカーの怪人だろう? 残念だが私はゲルショッカー所属でね」

将軍が指を鳴らしますと17体もの怪人が現れ、ねこ娘を包囲します。その数の多さに少女は冷や汗を流し、戦慄します。このブラック将軍という男はどれほど用意周到なのでしょう。その時、白い忍者装束の若い女性がねこ娘と背中合わせになりました。

ねこ娘「美琴! どうしてアンタが?」
美琴「ノーチラス号の中にいたんです。でも怪人のみなさんを傷つけるのが心苦しくて躊躇っていたのですが、もう迷いはありません。人々を苦しめる彼らと戦います」
ねこ娘「ありがとう」
美琴「どういたしまして」

美琴は繰り出される攻撃を躱したり受け流したりして怪人達の体力を消耗させ、ねこ娘が斬撃を浴びせるという攻防一体の戦法で人数の不利を補います。
ですが将軍はこの隙を突いて、逃走を開始します。将軍は前だけを見て、振り返ることなく走ります。戦では負け知らずの自分が追い詰められつつあるのです。
しばらくは身を潜め、それから逆転の策を考えようと思案していますと、前方に何者かの姿を発見します。どうやら先回りをされていたようです。
スタイルの良い体つきに青く綺麗な瞳、金髪をポニーテールにした少女、綾瀬絵里です。彼女は右手に剣を持っています。

絵里「ブラック将軍。私と勝負をお願いします」
将軍「私は指揮を執るばかりで今回はあまり戦闘をしていないからな。付き合うとしよう」

将軍は口の端を引きつらせ、サーベルを抜きます。
互いの間合いを取りながら、円を描くように回り始める将軍と少女。

絵里「あなたはどうしてこのような悪さをするのですか?」
将軍「知れたこと。全てはゲルショッカーの大首領の為だ。大首領の為ならば、私は命でも投げだせる」
絵里「命を粗末にするなんて間違っています」
将軍「温室で育てられたお前にはわからんだろうよ。大首領の偉大さが」

遂に将軍が間合いを詰め、剣を振ってきました。絵里が刃を剣で受け止め、難を逃れますがパワーで勝る将軍が次第に押していきます。彼は余裕が出たのか、額に手を当て、盛大に嘆息しました。

絵里「どうして溜息をつくのですか」
将軍「お前の情けなさにだ、綾瀬絵里よ。私の家系も落ちたものよ」
絵里「何を言っているの?」

絵里は将軍の口から何が飛び出してくるのかと、期待半分不安半分で待っていました。将軍は冷たい瞳で少女を見つめ、言いました。


将軍「私はお前の先祖だ」
絵里「!?」

Re: 戦闘中 氷の剣と7人の戦士【応募締切り!】 ( No.37 )
日時: 2020/07/11 20:56
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

絵里「嘘よ!」
将軍「本当だ。嘘だと思うなら家系図を確認してみるといい。但し、私に勝利できたらの話だがね」
絵里「あなたは私の大切なものを奪い、傷つけた。許すことはできないわ。それに、皆の為にも仮にあなたが先祖なら子孫である私が止めるのが筋が通っているわ」
将軍「笑止。私に勝つなど100年経っても不可能だ」

再び戦いが動きます。絵里はバレエとダンスで培った軽やかな動きで剣を捌きで歴戦の将軍と互角に渡り合います。互いに刃こぼれして剣では決着が付かないと判断するや、今度は拳の勝負に移行します。身長で勝る将軍が上から殴りつけますと、絵里も負けずに下からアッパーを連発していきます。何発目かの一発が将軍の顎を捉え、ダウンを奪うことに成功。そのまま立ち上がってくるのを待ちます。ヨロヨロと起きた将軍に絵里は自分がこれまで受けた苦しみと怒りを全て込めた、全身全霊の一撃を顔面に浴びせます。将軍は血を噴き出し、盛大に吹き飛びますが、三度立ち上がり、腕を組みました。

将軍「敵ながらハラショー・・・・・・ゲルショッカー大首領に永遠の栄光あれええええええええええッ!!」


これまで起きた中で最も激しい爆発を起こし、将軍はその人生に再び幕を閉じました。


絵里「みんな・・・・・・やったわ」



長い、本当に長い、全世界を恐怖と絶望に追い込んだ戦いはブラック将軍率いるゲルショッカーたちの敗北によって本当の終わりを迎えました。スターの秘術によって異なる時空を繋げられたことによって呼び出された戦士達は元の世界に返り、シルバによって消滅させられたと思っていた妖怪たちは別世界に閉じ込められていただけと判明し、璃奈の手によって再び蘇生されました。
不動は傷の回復後、ジャドウにより破門を解かれ、スター流に戻ることになりましたが、スターの掌の上で転がされていただけだという真相を知り、若干不満そうです。そしてスター=アーナツメルツは秘術により全パワーを使い果たした影響で赤ちゃんの姿となり、十六夜リコの手で再び子育てがはじまりました。

リコ「なんでいつも私だけこうなるのよ~!!」

おわり。

Re: 戦闘中 氷の剣と7人の戦士【完結!】 ( No.38 )
日時: 2020/07/11 21:14
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

作者あとがき。

なんとか完結しました! 名前だけの人物も含めれば登場人数は過去最大だったと思います。ショッカーの怪人は全員出せたのでまあ良かったなと思っています。ブラック将軍は当初、奥の手としてデルザー軍団やキングダーク、岩石大首領まで待機させている展開にしようかなと思いましたが、やっぱりショッカーオンリーにしようということで若干規模は小さくなってしまいました。
それでも、これほど長い作品を1週間ほどで書き切れたので満足かな、と。
ブラック将軍は過去最大にして最強の敵として貫禄を出せるように考えて執筆しました。
ハーロックとオスカルの共闘は以前から書いてみたかったことをそのまま形にしました!
それにしても集団の戦いを書くのがこれほど大変とは思ってもみませんでした。
おそらくこれほど大規模な戦いはもう書かないと思います(笑)
みなさん、応援ありがとうございました!


Re: 戦闘中 氷の剣と7人の戦士【完結!】 ( No.39 )
日時: 2020/07/12 15:30
名前: ウィオ (ID: qKl6mR5i)

ウィオです!


善子が全精力でカラスをぶっ飛ばしましたね! 凄まじかったです!

次々と倒していったブラック博士の近くに、
イケメンのオスカルが来ましたね! そして猫娘たちも!
オスカルが王子様みたいでカッコよかったです!

ジャスティスマンは流石に超人なだけあって、高い戦闘能力を持っていますね。


面白かったです! では!

Re: 戦闘中 氷の剣と7人の戦士【完結!】 ( No.40 )
日時: 2020/07/12 15:46
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ありがとうございます!善子は頑張りました!!
ジャスティスマンの戦闘力は桁違いです!感想感謝です!


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