二次創作小説（新・総合）
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- 逃走中～黒の迷宮～【完結】
- 日時： 2021/10/02 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
舞台は、閉店時間中の大型商業施設「スターダスト」。
日中は大勢の買い物客で賑わうこの商業施設では現在、大人気アニメキャラクター「魔法少女カラフるん」のイベントが開催されている。このイベントで展示されている、日本に５枚しかない特製ポスターを狙って真夜中に謎の強盗グループが侵入する・・・。
そして、この強盗グループが引き起こす行動が、ゲームの行方を左右する！
今回ゲームに挑むのは、20人の逃走者たち。数々のミッションをこなしながら120分間逃げ切り、賞金144万円を獲得する者は現れるのか！
＜逃走者一覧＞
有田春雪（アクセル・ワールド）
綾崎ハヤテ（ハヤテのごとく！）
エミリア（Re:ゼロから始める異世界生活）
香風智乃（ご注文はうさぎですか？）
桐尾礼治（チート薬師のスローライフ～異世界に作ろうドラッグストア～）
黒雪姫（アクセル・ワールド）
木ノ幡みら（恋する小惑星）
佐木咲（カノジョも彼女）
佐倉千代（月刊少女野崎くん）
千矢（うらら迷路帖）
ナツキ・スバル（Re:ゼロから始める異世界生活）
ノエラ（チート薬師のスローライフ～異世界に作ろうドラッグストア～）
野崎梅太郎（月刊少女野崎くん）
花小泉杏（あんハピ♪）
藤原夢路（夢喰いメリー）
保登心愛（ご注文はうさぎですか？）
真中あお（恋する小惑星）
水瀬渚（カノジョも彼女）
向井直也（カノジョも彼女）
メリー・ナイトメア（夢喰いメリー）
（五十音順）
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.27 )
- 日時： 2021/08/09 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
ブツッ！
レイジ
「何っ！？停電か！？」
千矢
「えっ、何これ！？急に電気消えちゃったよ！」
咲
「ちょっと！何で電気消えたの！？」
直也
「分からない・・・どうしたんだろう」
突然の停電に戸惑う逃走者たち！
ピリリリリ ピリリリリ
はなこ
「あっ、メール！」
メールだ・・・！
ハヤテ
「【MISSION２ 主要電源に異常が発生し、このモール全体で停電が発生した】」
メリー
「【このままでは君たちはハンターを視認しづらく、逃走に不利となる】」
野崎
「【照明をつけるには中央ホールに行き第二電源を起動させなければならない】」
MISSION２ 停電から復旧せよ！
モール全体において停電が発生
照明が消え、非常灯が点灯するのみのこのエリアでは、黒い服のハンターは見つけにくい
ハンターのメガネには特殊なセンサーが取り付けられており、暗闇の中でも人影を捕捉できるため、逃走者にとってはさらなる脅威となる！
照明をつけるには、１階の中央ホールへ行き、そこで指示された方法により第二電源を起動させなければならない！
レイジ
「こんな暗いのに動きたくないし・・・俺はやめておく」
千代
「・・・ちょっと今回はパスかな・・・これじゃまともに動けないよ・・・」
最低限の非常灯しか点灯していないこのエリアを動き回るのは、計り知れないリスクを伴う！
ココア
「今度こそ！ミッションやるよ！」
千矢
「中央ホールって最初にいたところだよね？行こう！」
暗闇にひるまずミッションに動く逃走者たち！
ハンター
「・・・」
エリア内には５体のハンター
黒ずくめのアンドロイドは、闇に紛れて逃走者を追い詰める・・・！
咲
「こんなに暗いんじゃ動けない・・・ここは隠れる場所を・・・」
直也
「咲ちゃん！ミッション行こう！」
咲
「え゛っ」
隠れたい咲とミッションに行きたい直也・・・
咲
「直也、よく考えて！こんなときに動き回るなんて、自殺行為よ！」
直也
「それはみんな同じことだ！みんな困ってるんだから、俺らが率先して動かないと！」
咲
「いや真面目か！」
行動しづらいのは全員同じ
しかし、誰かがミッションに動かなければ、停電は解消されない！
直也
「咲ちゃん・・・さっきも言ったよね？俺が咲ちゃんのこと守るって」
咲
「えっ・・・でも・・・」
直也
「大丈夫」ｷﾞｭｯ
咲
「ちょっ！？///」
直也
「咲ちゃんは黙って付いて来ればいい。俺を信じてくれ」
咲
「直也・・・」
直也
「これで、少しは楽になったかな？」ｷﾞｭｰ
咲
「分かった！分かったから離れて！」
直也
「・・・はっ！ごめん！苦しかった？」
咲
「そうじゃなくて！こういうのは後にしてくれ！」
直也
「・・・暗いから目立たないと思ったんだけど」
咲
「ハンターがいるでしょ！私たちはアイツらから逃げてるのよ！抱き合ったまま２人確保なんて、みんなの笑いものだよ！」
直也
「・・・そうだった・・・ごめん！気を付けるよ！」
とりあえず、一件落着だ・・・！
夢路
「中央ホールって、すぐ近くじゃんか！」
中央ホールのすぐ近くに身を置いていた藤原夢路は、すぐさまミッションに向かう！
夢路
「このミッションはクリアしないとみんな困るしな・・・俺が行くしかない！」
誰よりも熱い男・・・！
渚
「来ましたね、ミッション！今回は絶対に私がクリアしてみせます！」
先ほどはミッションに参加できなかった渚、今回はミッションクリアに燃える！
渚
「中央ホールですよね！早速行きましょう！」
？？？
「・・・」
渚
「でも暗いので慎重に行きたいですね・・・」
？？？
「・・・」
渚
「・・・わっ！？」
渚に迫る、人影の正体は・・・
野崎
「・・・？」
渚
「あっ・・・野崎くんか・・・暗くて分かりませんでした・・・」ﾎｯ
野崎だ・・・
野崎
「えーっと・・・お前は・・・」
渚
「あっ・・・水瀬渚です」
野崎
「そうか。水瀬は、ミッション行くのか？」
渚
「はい！野崎くんはどうしますか？」
野崎
「そうだな・・・このままだと色々不便だし、俺も行くよ」
渚
「じゃあ、行きましょう！中央ホールはこっちです！」
野崎と渚、共にミッションに向かう・・・！
ハンター
「・・・」
エリア内には５体のハンター
彼らの捜索をくぐりぬけるのは、容易ではない！
８１：４５
４５９，０００円
残り１４人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐木咲/佐倉千代/千矢/ナツキ・スバル/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.28 )
- 日時： 2021/08/10 23:57
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
夢路
「ここだ・・・やっぱり俺が一番だな」
近くにいた藤原夢路が、いち早く中央ホールに到着！
夢路
「えーっと、何々・・・『横に設置されている自転車を漕いでゲージを満タンにせよ』か・・・人力発電ってことだな」
第二電源を起動させるには、自転車を漕いで電力を貯めなければならない
設置されている自転車の数は５台のため、同時に５人まで漕ぐことができる！
夢路
「早速やるか・・・よいしょっと」
すぐに自転車を漕ぎ始める夢路！
夢路
「・・・意外と重いな・・・」
ハンター
「・・・」
しかし、中央ホールの周囲は開けているため、ハンターに見つかるリスクが高い！
スバル
「いやいやいや、これはマズいって！暗すぎて動けないよ！」
ゲーム開始から別館にとどまり続けるナツキ・スバル・・・
スバル
「しかも中央ホールって、また本館の方じゃないか・・・これも近い人がやった方がいいだろ・・・」
ミッションに怠惰な男・・・！
ハンター
「・・・」
その近くに、ハンター・・・
スバル
「停電になるなんて聞いてないぞ・・・これいろんな意味で危ないだろ・・・」
ハンター
「・・・」
スバル
「とにかく、どこかに隠れないとマズいな・・・」
停電の間やり過ごす場所を探すスバル・・・
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
見つかった・・・！
スバル
「この店とかどうだ？ハンターが入ってきたら終わりだけど・・・」
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
スバル
「えっ、何か来てるんだけど！」ﾀﾞｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
その距離、約５メートル・・・！
スバル
「ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
[NATSUKI]
スバル
「ヤバい！ヤバいって！」ﾎﾟﾝｯ
８０：２２
ナツキ・スバル確保
残り１３人
スバル
「嘘だろ・・・あそこまで気づかないなんて！」
早速、停電の犠牲者が発生・・・！
ピリリリリ ピリリリリ
はなこ
「【ナツキ・スバル確保、残り１３人】」
ハヤテ
「・・・本当に見つかったらひとたまりもないな・・・」
夢路
「ハァ、ハァ、ハァ」
１人自転車を漕ぐ藤原夢路・・・
夢路
「ハァ、ハァ、これでどのくらいたまったかな？」
電力のゲージは背後のスクリーンに表示される
[電力：０．１％]
夢路
「ハァ！？これで０．１％って、エネルギー変換率どんだけ低いんだよ！」
この発電システムは相乗効果
５台がフル稼働すればそれなりの速さで電力が溜まるが、１台では極めて効率が悪い
夢路
「とりあえず人手が欲しいな・・・俺は漕ぎ続けるしかないけど」
千矢
「よくよく考えると、私さっきから行ったり来たりだね」
前のミッションに引き続き積極的に動く千矢！
千矢
「まぁじっとしてるより動く方が好きだし、いいけど！」
体力が底知れない野生児・・・
メリー
「ここが別館・・・本館よりきれいな感じね」
新築の別館に初めて足を踏み入れたメリー・ナイトメア・・・
メリー
「ハンターは分かりづらくなったけど、これくらい私にはどうってことないわ」
停電には動じない夢魔・・・
ハンター
「・・・」
千矢
「でも別館も十分広いよね～、まだ本館の入り口見えないよ」
ハンター
「・・・」
メリー
「・・・」
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
見つかったのは、どっちだ！？
７９：１５
４８９，０００円
残り１３人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐木咲/佐倉千代/千矢/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.29 )
- 日時： 2021/08/11 23:57
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンターが視界に捉えたのは・・・
千矢
「あった！やっと本館だ～！」
メリー
「・・・！来てる！」ﾀﾞｯ
メリーだ・・・
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
メリー
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
曲がり角を利用して逃げるメリー！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
メリー
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
[SEARCHING]
ハンター
「・・・？」
上手く撒いたようだ・・・！
メリー
「・・・多少見えづらくても気配は感じるのよ、走ってたら足音だって激しくなるしね」
日々の闘いで鍛え上げられた鋭い感覚で、ハンターを回避した！
夢路
「・・・人来ないな・・・」
一方、一人で自転車を漕ぎ続ける夢路・・・
[電力：０．２％]
夢路
「このまま一人でやってるのも馬鹿らしいし、人を呼ぶか」
自転車を漕ぎつつ人手を集める！
プルルルル プルルルル
電話の相手は・・・
メリー
「電話？・・・こんな時に何の用よ・・・」
メリーだ・・・！
メリー
「もしもし？」
夢路
「メリー、俺だ！今すぐ中央ホールに来てくれ！」
メリー
「ミッションなら、私は遠慮しておくわ」
夢路
「何でだよ！この暗さじゃいろいろ困るだろ！」
メリー
「私、暗いのにはもともと慣れてるわ。必要な人がやればいいじゃない」
夢路
「でも人全然来ないし一人じゃ全然進まないし・・・頼むよメリー！」
メリー
「さっきハンターに・・・ちょっと待って！」
ハンター
「・・・」
通話中のメリーに、先ほど追われたハンターが再び接近！
夢路
「・・・メリー？」
メリー
「ハンターいたから、また後でね」ﾋﾟｯ
夢路
「そんな・・・メリー！」
電話を切られた相棒夢路・・・
メリー
「まったくこんな時に・・・夢もキボーもありゃしないわ」
ハンター
「・・・」
幸い、ハンターはメリーには気づいていないようだ・・・！
渚
「あそこですね！」
野崎
「あぁ、そうだな」
しかし、直後中央ホールに、渚と野崎が到着！
渚
「誰かいますね・・・」
夢路
「あっ！ちょうどよかった！2人も漕いでくれ！俺一人じゃどうにもならない！」
野崎
「人力発電か・・・厄介だな・・・」
渚
「まだ０．３％ですか・・・先が長いですね・・・」
咲
「・・・ねぇ、本当に私たちが行かないとダメかしら？ほかの人がもうやってくれてるんじゃ・・・」
直也
「咲ちゃん・・・さっきも言ったけど、何でも他人任せはよくないよ！自分がやらずに誰がやるんだっていう意識を持たないと！」
咲
「・・・本当に直也は真面目ね・・・」
ミッションに向かう直也と咲・・・
直也
「ここから1階に行こう」
咲
「後ろは大丈夫よ」
直也
「ありがとう」
ハンター
「・・・」
2人の向かう先に、ハンター・・・！
直也
「暗いから、階段気を付けてね」
咲
「分かってるわよ、ありがとう」
ハンター
「・・・」
咲
「1階に来たけど・・・次はどっち？」
直也
「えっと・・・こっちだ！」ﾀﾞｯ
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
前方から、ハンターが確保に向かう！
直也
「もう少しだ！あそこを曲がればすぐだよ！」
咲
「あの角ね！」
しかし、2人はまだハンターに気づいていない！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
咲
「直也・・・向こうから何か来てない？・・・ってあれ？」
直也
「咲ちゃん！逃げて！ハンターだ！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
咲
「ちょっと！何先に逃げてるのよ！」ﾀﾞｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
直也
「ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
咲
「直也！待ちなさい！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンターから逃げる直也と、直也の後をつける咲！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
直也
「・・・！咲ちゃん！こっちだ！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
咲
「ちょっ！？そんな急に言われても！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
直也
「咲ちゃぁぁぁぁぁん！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
直也の急な方向転換により、2手に分かれてしまった直也と咲！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
果たして、２人の運命は！？
７７：１５
５１３，０００円
残り１３人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐木咲/佐倉千代/千矢/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.30 )
- 日時： 2021/08/12 23:56
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンターが視界に捉えたのは・・・
咲
「来るなぁぁぁぁぁ！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
咲だ・・・
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
咲
「ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
[SAKI]
ハンター
「・・・」
咲
「ハァ、ハァ、来るなって言ってるでしょ！」
植木越しに対峙するハンターと咲！
ハンター
「・・・」ﾀﾞｯ
咲
「・・・！」ﾀﾞｯ
ハンター
「・・・」ﾀﾞｯ
咲
「・・・！」ﾀﾞｯ
植木を回りながら打開策を探る咲！
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
しかし、もう一体・・・！
咲
「・・・うわ！嘘でしょ！？」ﾀﾞｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
たまらず逃げ出す咲！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
咲
「ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
さらに、向かう先から3体目・・・！
咲
「えっ！？うわぁぁぁぁぁ！」ﾎﾟﾝｯ
７６：２８
佐木咲確保
残り１２人
咲
「・・・は？」
限界まで粘るも、躱しきれず・・・！
咲
「・・・は・・・は？」
～回想～
直也
「一人にさせちゃって悪かったな」
直也
「俺がリードするから、咲ちゃんはしっかりついてきてくれ」
直也
「咲ちゃんは俺が守る！」
～～～
咲
「・・・直也・・・覚えてなさい」ｺﾞｺﾞｺﾞ
ピリリリリ ピリリリリ
はなこ
「【佐木咲確保、残り１２人】」
直也
「嘘だろ・・・咲ちゃん・・・こんなつもりじゃなかったのに！」
渚
「３％まで来ました！」
夢路
「おぉ！やっぱり１人でやるのとは全然違うな！」
中央ホールでは、渚、夢路、野崎の３人が自転車を漕いでいる！
野崎
「ハァ、ハァ、でもこのペースだと、あと３０分くらいはかかりそうだな」
渚
「できればあと２人来てほしいですよね・・・」
５台が同時に稼働しなければ、望む速度は得られない！
ハンター
「・・・」
ハンターは神出鬼没、いつどこから現れるか分からない・・・！
ハヤテ
「確かこの先のはず・・・」
ミッションに向かう綾崎ハヤテ、中央ホールまではあと数百メートルほどだ・・・
ハヤテ
「もう誰かやってるかな・・・ちょっと急ごう」
ハンター
「・・・」
夢路
「誰でもいいから来てくれー！頼む！」
野崎
「ハンターでもいいのか？」
夢路
「ばっ！そんなわけないだろ！」
渚
「野崎くん、それくらいわかってください・・・」
野崎
「ほんの冗談のつもりだったんだが・・・」
ハヤテ
「・・・」
ハンター
「・・・」
中央ホールに近づく足音、その正体は！？
７５：３０
５３４，０００円
残り１２人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐倉千代/千矢/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.31 )
- 日時： 2021/08/13 23:59
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
ハヤテ
「しかし本当に暗いな・・・」
ハンター
「・・・」
[SEARCHING]
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
ハンターが追跡を開始！
渚
「ハンターです！」ﾀﾞｯ
夢路
「マジか！本当に来やがった！」ﾀﾞｯ
野崎
「ハァ・・・！」ﾀﾞｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンターが来たため、一目散に自転車を離れる逃走者たち！
ハヤテ
「うわっ！追われてる！」ｻｯ
中央ホールのすぐ近くまで来ていたハヤテ、その様子を目撃し、近くの柱の陰に隠れる！
ハヤテ
「危ない・・・あと少し早かったら僕も巻き添えだったな・・・」
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンターが視界に捉えたのは・・・
野崎
「ハァ、ハァ・・・来たか・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
野崎だ・・・！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
野崎
「ハァ、ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
[NOZAKI]
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
野崎
「ハァ、ハァ、ハァ・・・駄目か・・・」ﾎﾟﾝｯ
７５：１０
野崎梅太郎 確保
残り１１人
野崎
「ハァ、ハァ、もう少し・・・体力を温存しておくべきだったか・・・」
自転車を漕いでいたため、逃げる体力が残っていなかった・・・！
野崎
「・・・そういえば、今度の話、ボディーガードが出てくるんだ・・・ちょっとそこで立っててくれないか？」
ハンター
「・・・」
アンドロイドと、会話はできない・・・！
野崎
「・・・後でゆっくり描かせてもらおう」
ピリリリリ ピリリリリ
ハヤテ
「【野崎梅太郎確保、残り１１人】」
千代
「嘘！？野崎くん捕まっちゃった！」
渚
「野崎くん・・・ごめんなさい・・・」
レイジ
「どんどん人数が減っていく・・・これ大丈夫か・・・？」
ハヤテ
「えーっと・・・自転車を漕げばいいのか・・・」
入れ違いとなった綾崎ハヤテ、一人ミッションに挑む！
ハヤテ
「まだ３．７％か・・・全然足りないな・・・」
１人のままでは、電力を満タンにするまでに果てしない時間を要する！
ココア
「おかしいなー、この辺のはずなのに・・・」
ミッションに向かうココアは、またしても道に迷っている・・・！
ココア
「あれ？みらちゃんだ！」
みら
「ココア！」
そこへ、同じくミッションに向かう木ノ幡みら・・・
ココア
「中央ホールってどこだっけ？私迷っちゃって・・・」
みら
「あっちだよ！一緒に行こう！」
ココア
「ありがとう！」
方向音痴なココアにとっては願ってもない助っ人だ・・・！
千矢
「やっと着いた～！」
千矢がようやく中央ホールに到着！
[電力：４．１％]
千矢
「おっ！やってるね！」
ハヤテ
「千矢さん！また会いましたね！」
前のミッションクリアに貢献した２人が再び合流・・・！
千矢
「この自転車を漕げばいいの？」
ハヤテ
「はい！千矢さんも漕いでください！１人じゃなかなか進まなくて・・・」
千矢
「任せて！」
夢路
「おっ！人増えてる！」
そこへ、再び夢路が戻ってきた・・・
ハヤテ
「夢路さん！助かります！」
千矢
「おりゃー！」
[電力：５．５％]
夢路
「・・・すげー・・・俺ら３人でやってた時より全然早いぞ」
しかし、まだまだ先は長い・・・！
７３：１５
５６１，０００円
残り１１人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐倉千代/千矢/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
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