二次創作小説（新・総合）
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- 逃走中～黒の迷宮～【完結】
- 日時： 2021/10/02 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
舞台は、閉店時間中の大型商業施設「スターダスト」。
日中は大勢の買い物客で賑わうこの商業施設では現在、大人気アニメキャラクター「魔法少女カラフるん」のイベントが開催されている。このイベントで展示されている、日本に５枚しかない特製ポスターを狙って真夜中に謎の強盗グループが侵入する・・・。
そして、この強盗グループが引き起こす行動が、ゲームの行方を左右する！
今回ゲームに挑むのは、20人の逃走者たち。数々のミッションをこなしながら120分間逃げ切り、賞金144万円を獲得する者は現れるのか！
＜逃走者一覧＞
有田春雪（アクセル・ワールド）
綾崎ハヤテ（ハヤテのごとく！）
エミリア（Re:ゼロから始める異世界生活）
香風智乃（ご注文はうさぎですか？）
桐尾礼治（チート薬師のスローライフ～異世界に作ろうドラッグストア～）
黒雪姫（アクセル・ワールド）
木ノ幡みら（恋する小惑星）
佐木咲（カノジョも彼女）
佐倉千代（月刊少女野崎くん）
千矢（うらら迷路帖）
ナツキ・スバル（Re:ゼロから始める異世界生活）
ノエラ（チート薬師のスローライフ～異世界に作ろうドラッグストア～）
野崎梅太郎（月刊少女野崎くん）
花小泉杏（あんハピ♪）
藤原夢路（夢喰いメリー）
保登心愛（ご注文はうさぎですか？）
真中あお（恋する小惑星）
水瀬渚（カノジョも彼女）
向井直也（カノジョも彼女）
メリー・ナイトメア（夢喰いメリー）
（五十音順）
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.57 )
- 日時： 2021/09/13 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
渚
「・・・これは・・・！」
アイテム獲得のため、ハイリスクな〇×問題に挑む水瀬渚・・・
渚
「私分かります！〇です！咲さんがこの間部活でやっちゃったって言ってました！」
バスケ部に所属する咲の発言を聞いていた渚、自信をもって○を選択！
渚
「あっ・・・でも、あの時は試合ではなかったんですよね・・・もしかしたら正式なルールではない可能性も・・・」
しかし、リスクのこともあり解答は慎重だ・・・！
渚
「・・・どうしましょう・・・」
[制限時間：１０秒]
渚
「・・・でも・・・〇にします！咲さんはそんなに適当なことを言う人ではありませんから！」
時間を使って考えた渚、咲を信用し〇を選ぶことを決意！
渚
「い・・・行きます！」ｽﾞﾎﾞｯ
果たして・・・
渚
「・・・これは・・・？中に何かあります！」
装置の中身に手ごたえを感じた渚！
渚
「これ・・・アイテムです！やりました！やりましたよ直也くん！」
見事クイズに正解し、アイテムを取り出すことに成功した！
[正解：〇
非常にレアなケースではあるが、ルール上バスケットボールにもオウンゴールは存在する。この他アイスホッケーやハンドボールなどにもオウンゴールは存在する。]
渚
「でも・・・これ、一体なんでしょうか・・・『テレポーター』？」
渚が手に入れたのは、「テレポーター」！
手のひらサイズの球体状のアイテムだ
この球体をハンターに投げつけるとその場に空間の裂け目が発生し、そのハンターをエリア内のランダムな場所に一瞬で移動させることができる！
なお、この球体を他の逃走者に投げつけても、効果はない！
渚
「なるほど・・・これは心強いですね！」
強力なアイテムを手に入れ、逃走成功へ一歩前進した渚・・・
渚
「・・・はっ！そういえば、早く戻らないと！」
直也
「書店・・・あそこか！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
渚に電話で伝えられた場所に到着した直也・・・
直也
「あれ？いない・・・一体どうしたんだろう・・・？」
渚は噴水広場に行ってしまったため、ここにはいない・・・！
直也
「どうしよう・・・しばらくここで待ってみるか、ハンターに追われただけかもしれないし」
果たして、無事合流できるか・・・？
[拘束時間：１分３０秒]
レイジ
「あと半分・・・頼むぞ・・・」
レイジの拘束時間は半分を過ぎた！
ノエラ
「あるじ・・・」
レイジ
「ノエラ、もう少し伏せてくれ！ハンターに見つかったら困るからな・・・」
ノエラ
「任せろ！」
動きを封じられている以上、ハンターに見つかることだけは絶対に避けたい・・・！
ハンター
「・・・」
しかし、その近くにハンター・・・！
レイジ
「早く時間経ってくれ！この状態いつまで続くんだよ・・・！」
ノエラ
「頑張れ！」
ハンター
「・・・」
迫り来る、恐怖の足音・・・！
レイジ
「この装置、どうにかならないかな・・・まぶしいよ・・・」
ノエラ
「る、これ、明るい」
中庭には数本の電灯が設置されているが、装置自体も発光しており、逃走者はより目立ちやすくなってしまっている！
ハンター
「・・・」
[SEARCHING]
[KIRIO]
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
見つかった・・・！
ノエラ
「・・・！あるじ、ハンター！」
レイジ
「マジか！クソ！あと１分なのに！」
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
無情にも中庭に侵入してきたハンター・・・
レイジ
「・・・俺はもうダメだ・・・ノエラ、逃げてくれ！」
ノエラ
「でも、あるじ・・・」
レイジ
「早く逃げろ！お前まで捕まるぞ！」
ノエラ
「るぅ・・・あるじ・・・！」ﾀﾞｯ
泣く泣くレイジを置いてその場を離れるノエラ・・・
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
[拘束時間：４５秒]
レイジ
「くっ・・・！」ﾎﾟﾝｯ
２５：４５
桐尾礼治 確保
残り６人
レイジ
「悪いなノエラ・・・こればっかりはどうしようもないよ・・・」
装置に動きを封じられては、為すはない・・・！
ピリリリリ ピリリリリ
夢路
「【桐尾礼治確保、残り６人】マジか・・・アイツ捕まったのかよ・・・」
ノエラ
「あるじ・・・ごめん・・・；」
ゲームはいよいよ終盤に差し掛かり、残る逃走者は６人！
２５：３０
１，１３４，０００円
残り６人
千矢/ノエラ/藤原夢路/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.58 )
- 日時： 2021/09/15 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
千矢
「あった！あそこだー！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
アイテムを求め、噴水広場に到着した千矢・・・
千矢
「・・・ん？『アイテム放出済』・・・うそ！？私、遅かったってこと！？」
この装置に入っていたアイテムは既に水瀬渚が獲得したため、他の装置をあたるしかない！
千矢
「そんな～・・・せっかくここまで来たのに・・・」
無駄な苦労だった・・・！
直也
「・・・あっ！水瀬さん！」
渚
「直也くん！」
アイテムを獲得した水瀬渚は、元居た場所に戻ってきた！
渚
「ごめんなさい、待たせてしまって・・・」
直也
「いや、水瀬さんが無事で何よりだよ・・・でも、どこに行ってたの？」
渚
「実は・・・これを・・・」
直也
「・・・もしかしてこれって、アイテムか！？」
渚
「はい・・・私、直也くんのために取ってきました！」
アイテムを獲得する大手柄を成し遂げた渚・・・
直也
「・・・」
渚
「・・・直也くん？」
直也
「水瀬さん・・・無茶しすぎだよーーー！！！」
渚
「な・・・直也くん・・・」
直也
「そこまでしてくれなくてよかったのに・・・リスクとか大丈夫だったの！？」
渚
「はい！私・・・もっと直也くんのために色々してあげたくて・・・でもさっき復活カード見つけられなくて・・・」
直也
「十分だよ！普段色々してもらってるし！水瀬さんはいてくれるだけでいいんだ！」
渚
「もしかして・・・怒ってますか・・・？」
直也
「そんなわけないよ！むしろ俺は猛烈に感動しているよ！ありがとう、水瀬さん！」
渚
「直也くん・・・///」
とりあえず無事に合流を果たした直也と渚・・・
渚
「・・・！ハンターです！」
直也
「何っ！？そこに隠れよう！」
ハンター
「・・・」
近くにハンターを目撃し、その場に隠れる・・・！
直也
「・・・ごめん、声大きかったかな？」
渚
「いえ、大丈夫です・・・とりあえず、見つかってはいないみたいですね・・・」
ハンター
「・・・」
どんなときも、ハンターへの注意を怠ってはいけない・・・！
夢路
「えーっと・・・このボタンを押せばいいんだな」
一方、藤原夢路はテラスの装置でこれからクイズに挑む！
夢路
「簡単なの頼むぞ・・・スタート！」ﾎﾟﾁｯ
その問題は・・・
『問題 以下の記述に対して〇か×かで答えよ
東京２３区の対蹠点（地球上のちょうど反対側の地点）は南米大陸上にある
制限時間：３０秒』
夢路
「うわ・・・何だこれ・・・」
夢路、正解しアイテムを獲得できるか！
夢路
「昔、穴掘って真下に行けばブラジルに行けるって聞いたことあるけど・・・」
地球の裏側がブラジルであるというのはよく聞く話だ・・・
夢路
「・・・でも、本当にそうなのかな・・・？厳密な位置なんて分からないよ・・・」
クイズに気を取られているわずかな間も、ハンターの捜索は続いている
できる限り早く答えたいところだ・・・！
夢路
「どうするか・・・」
[制限時間：１０秒]
夢路
「・・・ここは引っ掛けと見た！×にする！」
最終的に×を選択した夢路！
夢路
「ここに手を入れればいいんだよな・・・行くぞ！」ｽﾞﾎﾞｯ
果たして・・・
夢路
「・・・あっ！何かある！」
穴の中に何かを感じた夢路！
夢路
「これ、アイテムだよな！よっしゃ！」
見事、アイテムを獲得することに成功した！
[正解：×
東京２３区（東経１３９度４５分、北緯３５度４１分）の対蹠点（西経４０度５５分、南緯３５度４１分）は大西洋上にあたる。]
夢路
「でも、これなんだろう？眼鏡みたいだな・・・」
夢路が手に入れたのは、「リーコンスキャナーグラス」
自分の目の周辺に装着する片眼鏡状のアイテムだ
これにはスイッチが取り付けられており、このスイッチを押すと１５秒間自分の周囲５０メートルにいるハンターの位置が透過表示される
但し、このスイッチは３回しか使うことができないため、使いどきが重要である
夢路
「ハンターの位置が分かるのか・・・でも、これって性能的には微妙じゃないか・・・？」
ハンターの追跡を回避できる渚のテレポーターと比較すると性能は見劣りするようにも思えるが、上手く使えば強力なアイテムである！
夢路
「・・・まぁ、ないよりかはマシだけど・・・」
これで、残るアイテムは中庭にある１つのみ！
果たして、このアイテムを手に入れる者は現れるのか！？
２３：４５
１，１５５，０００円
残り６人
千矢/ノエラ/藤原夢路/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.59 )
- 日時： 2021/09/16 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
メリー
「ハァ・・・色々あったし、そろそろ疲れてきたわね・・・」
先ほどアイテムの獲得に失敗し、死の縁を体験したメリー・ナイトメア・・・
メリー
「あと２０と数分かしら・・・もう余計なことはしたくないわね・・・」
ゲームは終盤
しかし、このゲームでは最後まで何が起こるか分からない！
ハンター
「・・・」
別館を移動するメリーに近づく、黒い影・・・！
メリー
「とりあえず、さっきの場所に戻ろうかしら」
メリーは、先ほどまでいた隠れ場所に戻っている・・・
ハンター
「・・・」
[SEARCHING]
[MERRY]
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
見つかった・・・！
メリー
「って、ハンター来てるじゃない！」ﾀﾞｯ
ハンターの接近に気づき、走り出す！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
メリー
「ここまで来て、捕まってたまるもんですか！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
曲がり角を利用して逃げるメリー・・・
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
メリー
「ハァ、ハァ・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
[SEARCHING]
ハンター
「・・・？」
上手く撒いたようだ・・・！
メリー
「まったく、最後まで油断ならないわね・・・もう来るんじゃないわよ・・・！」
アイテムはなくとも、体力はある夢魔・・・！
千矢
「あっ！あれじゃない？」
中庭に辿り着いた千矢が、アイテムの入った装置を見つけた！
千矢
「やっぱり！・・・今度は大丈夫そうだね！」
今度こそ、アイテム獲得に向けたチャレンジが始まる！
千矢
「えっと・・・クイズ！？私そういうの苦手なんだけどな～・・・」
勉強があまり得意ではない千矢・・・
千矢
「・・・まぁ、やるけどね！〇か×かの２択だし、最悪直感で何とかしよう！」
アイテムを獲得するため、ここは敢えてクイズに挑戦することを決意！
千矢
「じゃあ、行くよ！スタート！」ﾎﾟﾁｯ
その問題の内容は・・・
『問題 以下の記述に対して〇か×かで答えよ
「おうとつ」も「でこぼこ」も漢字で「凹凸」と書く。
制限時間：３０秒』
千矢
「えっ、でこぼこって漢字で書けるの！？」
３０秒以内に正解の穴を選ぶことができれば、アイテムを獲得することができる！
千矢
「これ何・・・？こんなの漢字じゃないよ・・・」
しかし、ハズレの穴を選んでしまうと、３分間の拘束が始まる！
千矢
「・・・漢字・・・分からない・・・；」
[制限時間：１０秒]
千矢
「もう時間ない！どうしようかな・・・」
分からない場合、リスクを避けるために答えないという選択肢もある！
千矢
「んー・・・・・・何か違いそう！×にする！」
ここは自身の直感を頼りに×を選択！
千矢
「じゃあ、行くよ！」ｽﾞﾎﾞｯ
果たして・・・
千矢
「あっ！何かある！アイテムじゃない！？」
穴の中で何かに触れた！
千矢
「これアイテムだ！やった～！」
見事に直感が的中し、アイテムの獲得に成功した！
[正解：×
「でこぼこ」は漢字で「凸凹」と書く。]
千矢
「これは・・・『デコイグレネード』・・・？」
千矢が手に入れたのは、「デコイグレネード」
手のひらサイズの手榴弾のようなアイテムだ
このアイテムを投げつけると、その場に自身の分身が瞬時に出現する
この分身は普通の逃走者と同じようにハンターから逃げるため、区別がつきづらい！
千矢
「へぇ～・・・分身か～・・・何か忍者みたい！」
エリア内に設置された３つのアイテムは、水瀬渚、藤原夢路、千矢の３人の手に渡った！
彼らはアイテムを持っている分、他の逃走者よりも有利にゲームを進めることができる！
２１：４５
１，１７９，０００円
残り６人
千矢/ノエラ/藤原夢路/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.60 )
- 日時： 2021/09/18 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
ノエラ
「あと２１分！お金、すごい」
ゲームの残り時間は２２分を切り、賞金は約１２０万円にまで上がっている
しかし、ノエラは一度確保されているため、逃げ切っても賞金は半額の７２万円だ
ノエラ
「あるじ、ノエラ助けた。ノエラ、絶対逃げ切る。お礼する」
復活ミッションに挑んだレイジのためにも、逃げ切って恩返しがしたいようだ・・・！
渚
「やっぱり何分経ってもこの雰囲気は慣れませんが・・・あともう少しですね！」
直也
「あぁ、そうだな」
ノエラと同じく復活を果たした直也と、ここまで約１００分間逃げ続けている渚・・・
渚
「テレポーター、持ってますか？」
直也
「あぁ・・・でも、これ本当に俺が持ってていいの？水瀬さんが取ってくれたのに・・・」
渚
「いいんです！私、慌てて変なところに投げちゃいそうですし・・・むしろ直也くんに任せたいです！」
直也
「そういうことなら・・・」
渚が先ほど獲得したテレポーターは、現在直也の手にある！
～牢獄DEトーク～
ハルユキ
「先輩、もうすぐ残り２０分ですね」
黒雪姫
「そうだな・・・私たちはあまり逃げられなかったが」
ハルユキ
「逃げているときはあんなに時間が遅く感じたのに、牢獄にいると意外とあっという間ですね」
黒雪姫
「次はもっと長く生き残りたいものだな」
ココア
「ハァ・・・私もまだ逃げてるはずだったのにな～」
チノ
「ここまで捕まらずに逃げてるのって、すごいですよね・・・」
はなこ
「チノちゃん、今残ってるのって、全部で何人だっけ？」
ココア
「あっ！はなこちゃん！」
チノ
「えっと・・・６人ですね」
はなこ
「すごいね！誰が逃げ切るのかな～？」
チノ
「あの中だと・・・やっぱり千矢さんあたりが大本命かと」
はなこ
「千矢ちゃん、さすがだよね～！私も千矢ちゃんなら逃げ切れると思う！」
ココア
「あとは、メリーちゃんとか？」
はなこ
「メリーちゃんもありそうだよね！最悪ハンター倒しちゃったりして」
ココア
「確かに！ありえるかも！」
チノ
「ルール違反です。ありえません」
はなこ
「あとは・・・誰がいたっけ？」
チノ
「復活したお二方は体力にも余裕があるでしょうし、何より精神的にも強いと思います」
ココア
「ノエラちゃん！ノエラちゃんならいけるよ！あと、渚ちゃんにも頑張ってほしいな～！」
はなこ
「あぁ～！渚ちゃんね！」
咲
「渚ちゃんなら大丈夫よ！絶対やってくれるわ！」
ココア
「咲ちゃん！」
チノ
「渚さんって、足速いんですか？」
咲
「それが結構速いのよ！まぁ、私ほどじゃないけど」
はなこ
「やっぱりそうなんだ！さすが鍛えてるだけあるね～」
咲
「そういえば、ココアって渚ちゃんとは会ったの？」
ココア
「フッフッフ・・・なんていっても、私は渚ちゃんのお姉ちゃんだからね！」
咲
「えっ・・・？お姉ちゃん・・・？」
はなこ
「一緒にミッションやったんだよね！」
ココア
「渚ちゃんが疲れてたから、私が代わりにミッションやってあげたの！ハンターが来て最後まではできなかったけど・・・」
チノ
「ココアさん・・・勝手に妹を増やさないでください」
咲
「妹・・・？ごめん、何言ってるか全然分からない」
チノ
「咲さん、真に受けないでください」
はなこ
「そういえば、ココアちゃんと咲ちゃんって、声似てるよね」
咲
「えっ？私とココアが？」
ココア
「そうかな～？私には分からないけど・・・」
チノ
「確かにそうかもしれませんね・・・もし咲さんがココアさんと入れ替わっていても、私気づかないかもしれません」
咲
「えぇ・・・」
ココア
「チノちゃん！お願いだからそこは気づいて！」
チノ
「フフ・・・冗談ですよ。トーンは似ていますが、全然違います。ココアさんはココアさんですよ」
ココア
「よ、よかった～・・・」
はなこ
「ココアちゃん、よかったね」
咲
「やっぱり妹ともなると簡単に聞き分けられるものなのかしら」
チノ
「咲さん・・・私は妹じゃないです」
２０：４５
１，１９１，０００円
残り６人
千矢/ノエラ/藤原夢路/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.61 )
- 日時： 2021/09/19 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
～～～
サファ《演：船見結衣（ゆるゆり）》
「どうだ、外せるか？」
ダイヤ《演：歳納京子（ゆるゆり）》
「待って！もうちょっとだから！」
その頃、イベントホールではついにダイヤの一味が犯行に取り掛かっていた！
エメラ《演：吉川ちなつ（ゆるゆり）》
「本当に警備が甘くなってたみたいでよかったですね」
サファ
「あぁ・・・まさかここまで緩かったとはな」
ダイヤ
「これなんて限定モノなのにね！はい、取れたよ！」
ダイヤが、ポスターの取り外しに成功！
エメラ
「取れたんですね！」
サファ
「随分早かったな」
ダイヤ
「鍵も何もかかってなかったから楽勝だったよ！」
エメラ
「何のための額縁なんでしょうか・・・？」
サファ
「まぁ、この施設のことだからもう驚かないけどな・・・」
ダイヤ
「よし！この調子であと４枚」
？？？
「そ・・・そこまでです！」
エメラ
「・・・！？」
サファ
「誰だ！？」
ダイヤ
「あ・・・あれは！」
副管理人
「あなたたち・・・こんなところで何をしているんですか！？」
ダイヤの一味に迫る声の主は、スターダストの副管理人だ！
ダイヤ
「何で・・・もう引っ込んだはずじゃ・・・」
副管理人
「何か嫌な予感がしたんですよ・・・さっきの停電といい、今日はおかしなことばかりが起きていたもので」
エメラ
「・・・」
副管理人
「それで念のために館内を見回っていたら、案の定あなたたちがいたもので」
サファ
「やっぱり、見破られていたか・・・」
副管理人
「さぁ、そこで何をしていたのか、全部話していただきますよ！」
警備員
「「おぉーーー！！！」」
エメラ
「えっ！？」
サファ
「警備員まで全員集合か・・・これはまいったな」
副管理人
「今のあなたたちに逃げ場はありません！大人しく私たちの言うことに従うように！」
ダイヤ
「・・・フッフッフ」
エメラ
「・・・？」
サファ
「ダイヤ？」
ダイヤ
「こんなこともあろうかと、こんなものを用意しておいたのだよ」
警備員
「「・・・？」」
サファ
「ダイヤ、何だそれ？」
ダイヤ
「まぁまぁ、いいから見てて～」
副管理人
「な、何のつもりですか？無駄な抵抗はやめなさい！」
ダイヤ
「我が名はダイヤ。宝石族随一の魔法の使い手にして、閃光魔法を操りし者。我が力、見るがいい！エクスプリューション！」
サファ
「それ・・・何か違―――う！」
ダイヤの呪文詠唱と共に、その場が爆音と閃光に包まれた！
警備員
「「うわぁーーー！！！」」
副管理人
「な・・・何なんですか、これーーー！！！」
ダイヤ
「今だ！早く！」
サファ
「あ・・・あぁ！」
エメラ
「今のうちに逃げましょう！」
ルビー《演：赤座あかり（ゆるゆり）》
「ま・・・待って～～～！」
警備員
「「・・・？」」
副管理人
「痛くない・・・これ、ただのこけおどしです！ひるまないでください！」
しかし、気づいたときには時すでに遅し
その場からダイヤの一味は姿を消していた・・・！
警備員
「「・・・」」
副管理人
「どこへ行ったんでしょうか・・・？みなさん、絶対に逃がさないでください！」
警備員
「「おぉーーー！！！」」
ダイヤの一味を取り逃がし、警備員は捜索態勢に入る！
ダイヤ
「ハァ、ハァ・・・結局１枚しか取れなかった・・・」
サファ
「ダイヤ・・・さっきのは一体何なんだよ・・・」
ダイヤ
「あれ？あれはただ閃光弾を投げただけだよ？」
サファ
「そうじゃなくて・・・あの口上必要だったのか・・・？」
ダイヤ
「あぁ！せっかくなら、かっこよく決めたいじゃん？」
サファ
「お前・・・頼りないのか余裕なのか分からないな・・・」
エメラ
「これからどうするんですか？私たち、完全に警戒されてますよね・・・？」
ダイヤ
「残念だけど・・・この１枚だけ持って帰ろう！」
サファ
「でも、どこから脱出するんだ？もう出入口は結構警備員で塞がれてると思うぞ」
ダイヤ
「大丈夫！実は３階に、屋上に出られる扉があるんだ！鍵かかってないし、そこから出ればいいよ！」
エメラ
「でも・・・その扉も塞がれてるんじゃないですか？」
ダイヤ
「あの人数じゃ、１階だけで手いっぱいだよ！そもそも、この施設の屋上なんて人が立ち入ってるの見たことないし、多分大丈夫だよ！」
サファ
「まったく・・・下調べができているんだかできていないんだか・・・」
エメラ
「じゃあ、とにかく屋上に向かいましょう！」
ダイヤ
「あっ！ポスターは慎重に運んでね！傷がつくといけないから！」
ポスター１枚を運び、スターダストからの脱出を図るダイヤの一味！
？？？
「・・・」
[EXECUTE NEW PROCESS]◀
FORMAT：MISSION◀
EXECUTION TIME（MIN TO GO）：５◀
DETAILS：RELEASE HUNTERS◀
LOCATION：ROOF ◀
NUMBERS：１００◀
[EXECUTE]◀
そして逃走者たちに、最後にして最大の試練が襲い掛かる！
２０：４５
１，１９１，０００円
残り６人
千矢/ノエラ/藤原夢路/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
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