二次創作小説（新・総合）
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中～黒の迷宮～【完結】
- 日時： 2021/10/02 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
舞台は、閉店時間中の大型商業施設「スターダスト」。
日中は大勢の買い物客で賑わうこの商業施設では現在、大人気アニメキャラクター「魔法少女カラフるん」のイベントが開催されている。このイベントで展示されている、日本に５枚しかない特製ポスターを狙って真夜中に謎の強盗グループが侵入する・・・。
そして、この強盗グループが引き起こす行動が、ゲームの行方を左右する！
今回ゲームに挑むのは、20人の逃走者たち。数々のミッションをこなしながら120分間逃げ切り、賞金144万円を獲得する者は現れるのか！
＜逃走者一覧＞
有田春雪（アクセル・ワールド）
綾崎ハヤテ（ハヤテのごとく！）
エミリア（Re:ゼロから始める異世界生活）
香風智乃（ご注文はうさぎですか？）
桐尾礼治（チート薬師のスローライフ～異世界に作ろうドラッグストア～）
黒雪姫（アクセル・ワールド）
木ノ幡みら（恋する小惑星）
佐木咲（カノジョも彼女）
佐倉千代（月刊少女野崎くん）
千矢（うらら迷路帖）
ナツキ・スバル（Re:ゼロから始める異世界生活）
ノエラ（チート薬師のスローライフ～異世界に作ろうドラッグストア～）
野崎梅太郎（月刊少女野崎くん）
花小泉杏（あんハピ♪）
藤原夢路（夢喰いメリー）
保登心愛（ご注文はうさぎですか？）
真中あお（恋する小惑星）
水瀬渚（カノジョも彼女）
向井直也（カノジョも彼女）
メリー・ナイトメア（夢喰いメリー）
（五十音順）
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.22 )
- 日時： 2021/08/03 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
千矢
「・・・とりあえず、電話してみよう！」
状況の打開を図り、他の逃走者との電話を試みる千矢！
千矢
「えーっと・・・電話帳は・・・っと」
ハンター
「・・・」
みら
「あぁ、入ってきちゃったよ・・・！どうしよう・・・」
一方、電気屋では無情にもハンターが侵入・・・！
ハンター
「・・・」
はなこ
「どこだろう・・・？」
ハヤテ
「下は外せました！あとは天井だけです！」
黒雪姫
「たしか店の外に作業台があったな・・・私が持って来る」
ハヤテ
「お願いします！」
奥の３人は、まだハンターに気づいていない・・・！
ハンター
「・・・」
プルルルル プルルルル
ハヤテ
「・・・電話？」
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
ハンターが、着信音に反応・・・！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハヤテ
「うわ！ハンターだ！」ｻｯ
黒雪姫
「まずい！」ﾀﾞｯ
その場に伏せるハヤテと、逃げ出す黒雪姫！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンターが視界に捉えたのは・・・
黒雪姫
「・・・来たか・・・！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
黒雪姫だ・・・！
はなこ
「ハンター！？いつの間に！？」ｻｯ
みら
「うわ～、見つかっちゃった・・・大丈夫かな・・・」
ハヤテ
「黒雪姫さん・・・ごめんなさい・・・」
千矢
「・・・出ない！どうしたんだろう・・・？」
黒雪姫
「ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
電気屋の外へ飛び出す黒雪姫！
渚
「は、ハンターです！」ﾀﾞｯ
電気屋付近まで来ていた水瀬渚も、巻き添えだ・・・！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
黒雪姫
「ハァ、ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
渚
「ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
渚
「ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
あえて行き止まりに逃げ込んだ渚、ハンターの標的になることなくやり過ごした！
渚
「・・・追われてたの、黒雪姫さんですよね・・・？大丈夫でしょうか・・・」
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
黒雪姫
「くっ・・・！速い・・・！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
徐々に距離を詰めるハンター！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
黒雪姫
「ハァ、ハァ、ハァ」ﾀｯﾀｯﾀｯ
[KUROYUKIHIME]
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
黒雪姫
「ハァ、ハァ、ハァ、あぁっ！」ﾎﾟﾝｯ
９３：３２
黒雪姫 確保
残り１５人
黒雪姫
「ハァ、ハァ、私としたことが・・・あそこまでハンターに気づかないとは・・・」
ミッションに気を取られすぎたことが、命取りとなった・・・！
渚
「最悪です・・・あと少しだったのに・・・」
思わぬ形で引き返すこととなった、水瀬渚・・・
渚
「もう時間がありません・・・悔しいですがここは諦めます・・・」
不本意ながらここで撤退を決意・・・！
千矢
「もう時間ない・・・こうなったらもう誰でもいいから電話しよう！」
人手が足りず足踏みしている千矢・・・
野崎
「・・・ミッションか？」
千矢
「あっ、野崎！」
そこへ、近くに隠れていた野崎・・・
千矢
「ちょうどよかった！このコード、２人いないと挿せないの！片方やってもらえる？」
野崎
「えっ？・・・あぁ、そういえば２人必要と書いてあったな・・・」
思わぬ救いの手だ・・・！
千矢
「いいー？」
野崎
「こっちはいつでもいいぞー」
千矢
「じゃあ行くよー！せーのっ！」
[LOCKED]
千矢
「・・・やった！挿せた！」
野崎
「こっちも挿せたぞ」
千矢と野崎が、１個目のボックスをクリア！
千矢
「ありがとう！助かったよ！」
野崎
「・・・これだけでいいのか・・・？」
残るボックスはただ１つ！
果たして、クリアなるか！？
９２：３０
３３０,０００円
残り１５人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐木咲/佐倉千代/千矢/ナツキ・スバル/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/真中あお/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.23 )
- 日時： 2021/08/04 23:56
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
ハヤテ
「作業台・・・僕は見てないからどこにあるか分からないんだよな・・・」
黒雪姫の確保を受け、自ら作業台を取りに向かう綾崎ハヤテ！
ハヤテ
「・・・あっ！みらさん！」
みら
「どうしよう、もう時間ないよ！」
ハヤテ
「２本目のコード見つかりました！あとは作業台さえあれば大丈夫です！」
みら
「本当？作業台ならあそこにあるよ！」
ハヤテ
「本当だ・・・って、思ったより大きいな・・・持っていくの手伝ってもらえますか？」
みら
「もちろんだよ！急ごう！」
はなこ
「２人とも～、どう？」
その様子を見たはなこ・・・
ハヤテ
「コードは見つかりました、あともう少しです！」
はなこ
「じゃあ私はここでハンターが来ないか見張ってるね！」
みら
「本当？助かるよー！」
ハヤテ
「あっ！じゃあ、ついでに千矢さんに電話してくれませんか？さっき僕の方にかかってきたんですが出れなかったので・・・」
はなこ
「千矢ちゃんに電話ね！いいよー！」
千代
「・・・ココア？」
ココア
「千代ちゃん！」
未だに道に迷うココアが、千代と合流！
ココア
「千代ちゃん！電気屋ってどこ？」
千代
「えっ？えーと・・・あっちの方だけど、もう時間ないよ？」
ココア
「えっ・・・うわ！もうこんな時間！？」
千代
「さっき近くにハンターいたし、このミッションは今やってる人に任せた方がいいと思うな」
ココア
「うぅ・・・チノちゃん・・・私何もできなかったよ・・・」ｶﾞｸｯ
千代
「まぁまぁ、次頑張ればいいじゃん」
次のミッションで活躍を目指す・・・！
プルルルル プルルルル
千矢
「電話・・・はなこだ！」
ハヤテに代わり、はなこが千矢に電話をかける・・・
千矢
「もしもしはなこー？」
はなこ
「あっ千矢ちゃん！さっき電話したでしょ？」
千矢
「あっ、うん！ハヤテにかけたけど出なかったんだよー」
はなこ
「私が要件伝えておくよ！」
千矢
「えっとね・・・コードは２人いないとつなげないから、必ず２人で行くように伝えておいて！」
はなこ
「了解！２人でね！」
千矢
「ありがとう！お願い！」
みら
「どう？」
ハヤテ
「もう少しです！・・・結構固いな・・・」
電気屋で２本目のコードを取り外すハヤテ・・・
ハヤテ
「はっ・・・やった！みらさん！取れました！」
みら
「やった！急ごう！」
綾崎ハヤテ
コード獲得
はなこ
「あっ！取れたんだね！」
みら
「うん！今から行くところ！」
ハヤテ
「・・・あれ？そういえば、千矢さんってどっちに行ったんでしょう？」
みら
「そういえば！どうしよう・・・聞くの忘れてたよ・・・」
はなこ
「千矢ちゃんは別館の方！だから１階に行って！」
ハヤテ
「分かりました！」
はなこ
「あっ、コードは２人いないとつなげないらしいから、必ず２人で行けって！」
ハヤテ
「本当ですか？ありがとうございます！じゃあみらさん、急ぎましょう！」ﾀﾞｯ
みら
「うん！はなこありがとう！」ﾀﾞｯ
はなこ
「降りたらすぐだから～！」
１階の自首用電話ボックスに急ぐ、ハヤテとみら！
５体のハンターをかわし、時間内にクリアできるのか！？
はなこ
「・・・私、実質的には何もしてないよね・・・まぁいっか！」
ミッション１
終了まで１分
夢路
「残り１分か・・・どうなるんだろうな・・・」
スバル
「・・・頼むぞ・・・」
ハンター
「・・・」
ハヤテ
「階段・・・ありました！ここを降りればすぐのはずです！」
みら
「オッケー！」
千矢
「みんな・・・大丈夫かな・・・」
渚
「・・・」
ミッション１
終了まで残り３０秒
ハヤテ
「あった！これだ！」
みら
「えーっと・・・差込口は・・・」
ハヤテ
「ここです！みらさんはこっちお願いします！」
みら
「うん！」
ハヤテ
「えーっと、もう一方は・・・あれか！」ﾀﾞｯ
ハンター
「・・・」
ハヤテ
「いいですかー？」
みら
「いいよー！」
ハヤテ
「せーの！」
[LOCKED]
ミッション１ クリア
みら
「・・・やった！間に合った！」
ハヤテ
「やりましたね！協力ありがとうございます！」
みら
「こっちこそありがとう！」
ピリリリリ ピリリリリ
レイジ
「【MISSION１結果 千矢、野崎梅太郎、綾崎ハヤテ、木ノ幡みらの活躍により、ミッションクリア】」
はなこ
「【ゲーム終了まで２か所の自首用電話ボックスにて自首が可能】だって！やったー！」
千矢
「よかった！クリアしたんだね！」
千代
「の、野崎くん！？ミッションやってたんだ・・・」
ココア
「・・・いいなぁ、私も名前載せたかった～！」
ハヤテ
「じゃあ、またどこかで！」
みら
「うん！お互い頑張ろう！」
危険を顧みない逃走者たちの活躍により、２つの自首用電話ボックスは守られた！
８９：３０
３６６,０００円
残り１５人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐木咲/佐倉千代/千矢/ナツキ・スバル/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/真中あお/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.24 )
- 日時： 2021/08/06 23:57
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
千矢
「いや～ミッションクリアすると気持ちいいね！」
野崎と共にミッションクリアに貢献した千矢・・・
千矢
「次はどんなの来るかな～？『ハンター１００体！』とか！」
自ら厳しいミッションを望むスポ根脳の少女・・・
野崎
「・・・」ｶｷｶｷ
・・・を陰からスケッチしている、野崎・・・
野崎
「・・・一体あの服の構造はどうなっているんだ・・・？今どきの女の子はこういうのも着こなすのか・・・？」ｶｷｶｷ
ゲーム中も、自分の漫画のことに余念がない男・・・
しかし、やっていることは端から見れば完全にストーカーである・・・！
夢路
「気にしてなかったけど、もうすぐ４０万円か・・・」
ミッションには参加せず、安全にやり過ごした藤原夢路・・・
夢路
「でも俺は最後まで逃げ切ると決めてるからな、１４４万円いただくぞ！」
自首など眼中にない・・・！
ココア
「絶対次のミッションには参加する！」
喫茶店「ラビットハウス」のお転婆娘、保登心愛・・・
ココア
「・・・あっ、ハンターだ！」
ハンター
「・・・」
近くにハンターを見つけた！
ココア
「危ない危ない・・・ハンターには気を付けないと！」
ハンターから距離をとるココア・・・
ハンター
「・・・」
気づかれなかったようだ・・・
ココア
「確かハンターって今５体いるんだよね？気が抜けないね！」
このゲームでは、一瞬の油断が命取りとなりうる・・・！
千代
「４０万円・・・これだけあれば多分ほしい画材全部買ってもお釣りが来るよ・・・！」
高校では美術部に所属している佐倉千代・・・
千代
「結局自首はできるんだよね・・・？どうしようかな・・・」
エリア内には２つの自首用電話ボックスが設置されている
逃走者たちが先ほどのミッションにクリアしたため、自首は可能だ・・・！
千代
「・・・でも、野崎くんにも何か買ってあげたいし・・・もう少し頑張ろう！」
野崎に一途な乙女・・・！
直也
「咲ちゃん、大丈夫？怖くない？」
咲
「ぜっ、全然大丈夫よ！このくらい！」
共に行動しているカップル、直也と咲・・・
咲
「（いくら直也が守ってくれるとはいえ、私にできることは・・・）」
直也
「この先は曲がり角が多いな・・・」
咲
「えっ・・・確かにそうね」
直也
「俺がリードして安全確認とかするから、咲ちゃんはしっかりついてきて！」
咲
「えっ？本当！ありがとう直也～！」
直也
「あぁ、さっきは一人にさせちゃって悪かったな」
咲
「そんな・・・ハッ！ってそうじゃなぁぁぁぁぁい！」ｶﾍﾞﾊﾟﾝ!!
直也
「・・・どうした？」
咲
「（・・・でもやっぱり少し怖い・・・）行こう・・・お願いします・・・」
渚
「どこに隠れるのがいいんだろう・・・」
隠れる場所を探す渚・・・
ハンター
「・・・」
その近くに、ハンター・・・！
渚
「今はミッションないし、あまり動き回りたくないですね・・・」
ハンター
「・・・」
[SEARCHING]
[MINASE]
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
見つかった・・・！
渚
「ま、またハンター！？」ﾀﾞｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
夢路
「うわうわ！ハンター走ってる！誰か見つかったのか・・・？」
渚
「ま・・・まだ終わるわけにはいきません！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
高校入学前には毎日トレーニングに励んでいた渚
その成果を見せられるか！？
８６：４５
３９９,０００円
残り１５人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐木咲/佐倉千代/千矢/ナツキ・スバル/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/真中あお/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.25 )
- 日時： 2021/08/07 23:55
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
渚
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンターから逃げる水瀬渚・・・
渚
「・・・！エスカレーター！これで２階に・・・！」
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
下の階に降り、ハンターとの距離をとる渚！
渚
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
[SEARCHING]
ハンター
「・・・？」
上手く撒いたようだ・・・！
渚
「ハァ、やりました・・・何とか振り切れました・・・」
トレーニングの成果は、伊達じゃない・・・！
ハヤテ
「ハァ、エスカレーターが止まってるとやっぱり不便だな・・・」
３階に上がってきた綾崎ハヤテ・・・！
ハヤテ
「ここ、下の階が見やすくていいかもしれない・・・今はとりあえずここで待機しよう」
吹き抜けからハンターを見つける作戦のようだ・・・！
あお
「・・・とりあえず、これからも自首ができるみたいで、助かった・・・」
恐怖のあまり、自首を考えている真中あお・・・
あお
「やっぱりみらはすごいな・・・あんなにハンターいるのにこんなに積極的に行動してて・・・」
ゲーム開始から、一歩も動いていない乙女・・・！
ハンター
「・・・」
あお
「私なんか部活でもみらに頼りっぱなしで・・・」
ハンター
「・・・」
あお
「・・・そろそろ移動した方がいいのかな・・・？」
ハンター
「・・・」
[SEARCHING]
[MANAKA]
あお
「・・・あっ・・・」
ハンター
「・・・！」
あお
「・・・あっ、あぁ・・・」ﾎﾟﾝｯ
８４：２０
真中あお 確保
残り１４人
あお
「・・・何もできなかった・・・みら、ごめん・・・」
ハンターに見つかってなお、１歩も動けず・・・！
ピリリリリ ピリリリリ
スバル
「【真中あお確保、残り１４人】」
みら
「あおーーー！！！少しくらい一緒に逃げたかったのに・・・」
メリー
「ここは・・・イベントの会場かしら？」
１階のイベントホールにやってきたメリー・ナイトメア・・・
メリー
「何なに・・・カラフるんねぇ・・・こんなの聞いたことないわ」
展示されているポスターを眺めるメリー・・・
このポスターが、後に逃走者たちの運命を左右することとなる！
～牢獄DEトーク～
黒雪姫
「ハルユキくん・・・こんなに早く捕まってしまうなんて」
ハルユキ
「先輩！すみません・・・僕には荷が重すぎました！」
黒雪姫
「・・・まぁ、私もすでにここにいる時点であまり大きなことは言えないのだが」
チノ
「私、黒雪姫さんは結構いいところまで行きそうだと思ってました」
黒雪姫
「そうなのか？別にこういうのは得意じゃないんだが」
エミリア
「でも、ハンターがあんなに速いとは思わなかった～！」
ノエラ
「る！ハンター、速い」
ハルユキ
「・・・ノエラさん、それ何ですか？」
ノエラ
「る？これ、ポーション」
エミリア
「ポーション？」
【エナジーポーション：疲労回復・覚醒作用のあるポーション。効果には個人差があります】
ノエラ
「途中で、飲む、思った。飲む、元気になる」
エミリア
「へ～・・・すご～い！」
チノ
「でもそれって・・・ドーピングなのでは・・・？」
エミリア
「はっ！確かに！」
ノエラ
「る？でも、美味の味・・・」
チノ
「それ、言い訳になってないです」
ノエラ
「あるじのポーション美味の味、あるじのポーション美味の味！」
黒雪姫
「美味でもダメなものはダメだと思うぞ」
ノエラ
「るーーー！！！」
全員
「「（笑）」」
８３：１５
４４１，０００円
残り１４人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐木咲/佐倉千代/千矢/ナツキ・スバル/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
- Re: 逃走中～黒の迷宮～ ( No.26 )
- 日時： 2021/08/09 00:02
- 名前： 綾木 （ID: ANX68i3k）
～～～
怪盗サファ
「戻ったぞ」
怪盗エメラ
「ただいま戻りました～」
怪盗ダイヤ
「おっ、サファ、エメラ、お帰り～！どうだった？」
サファ
「とりあえず電話線切ってきたから、これで大丈夫なはずだ」
エメラ
「でも電話線があんなにむき出しになってるなんて、無防備にも程がありますよね～」
ダイヤ
「よし！じゃあ会場に向かおう！」
サファ
「いよいよか・・・」
ダイヤ
「２人とも、ついてこ～い！」
ルビー
「ルビーもいるよ！？」
ダイヤの一味がついに会場に向かって動き出した・・・！
ダイヤ
「・・・ここだ！」
サファ
「あっさり着いたな」
エメラ
「長居は厳禁です！早く目当てのものを持っていきましょう！」
ダイヤ
「そうだな！じゃあ早速・・・」
サファ
「待った！みんな伏せろ！」
エメラ
「ちょっ！？サファ先輩！？」
ダイヤ
「何だよ～・・・せっかく人が張り切ってるときに・・・」
サファ
「しっ！静かに！」
サファが目にしたものは・・・
ハンター
「・・・」
ゲームに使われているアンドロイドだ・・・！
エメラ
「な、何ですかあれ・・・」
ダイヤ
「知らないよあんないかついの・・・こんなのがいるなんて聞いてないよ！」
サファ
「・・・もしかしたら、私たちが侵入したのがすでにバレてるのかもしれない」
ダイヤ
「そ、そんなわけないよ！あんなザル警備で！」
エメラ
「・・・！あっちにもいます！」
ルビー
「あっちにも！」
ダイヤ
「えっ！？ど、どうしようサファ～！」
サファ
「今は状況が悪すぎる・・・一旦退避しよう」
頼りないリーダーに代わってサファが退避を決断・・・
[関係者以外立ち入り禁止 STAFF ONLY]
ダイヤ
「はぁ・・・見つかってないか・・・」
サファ
「まったく・・・」
エメラ
「どうしましょう・・・予想外の事態です・・・」
サファ
「とにかく、あの得体の知れないのがどれくらいいるのか把握する必要があるな・・・でもどうやって・・・？」
ダイヤ
「それなら、監視ルームに行けばいいよ！監視カメラの映像が見られるよ！」
エメラ
「えっ！？でもさっきカメラはダミーだって・・・」
ダイヤ
「まぁまぁ、とりあえず来てみ」
ダイヤに従って監視ルームに移動する４人・・・
エメラ
「監視ルームにまで入れてしまうなんて・・・でも誰もいないですね」
サファ
「心なしかホコリっぽいな・・・しばらく使われてないみたいだ」
ダイヤ
「えーっと・・・これでどうかな？」
エメラ
「あっ！映ってます！さっきのサングラスの人！」
サファ
「・・・でも、一体どうやって・・・？」
ダイヤ
「ん？ただ電源入れただけだよ？ダミーっていうのは、ただ使われていないって意味」
サファ
「そういうことか・・・」
エメラ
「・・・これって・・・」
サファ
「エメラちゃん、どうしたの？」
エメラ
「何か、サングラスの人以外にもたくさん人がいます・・・このサングラスの人、その人たちを追いかけてますよ！」
サファ
「やっぱり夜の見回りってことか・・・見たところ五人しかいないけど、そこまで甘くはなかったか・・・」
エメラ
「・・・ていうか、これって私たち以外にも侵入者がいるってことですか？」
バチッ！
ダイヤ
「何だ！？」
監視ルームの消費電力に耐えられず、スターダスト内全域の電気が消えた！
サファ
「・・・停電か・・・？」
エメラ
「どうしましょう！暗いです～！」
ダイヤ
「装置の電源全部落ちちゃったよ！これじゃ何も見えない・・・」
エメラ
「で、でも・・・もうここにいる理由もありませんし、いったんここから出ませんか？」
サファ
「むしろ、停電している今こそチャンスじゃないか？とにかく会場に戻ってみよう」
ダイヤ
「そ・・・そうだね！」
サファ
「こういう時こそ冷静になるんだ、慌てたらおしまいだ」
エメラ
「流石サファ先輩！」
ダイヤ
「・・・？あれ、あれ・・・？」
エメラ
「・・・どうしたんですか？」
ダイヤ
「あ・・・開かない・・・」
唯一の出入り口の扉は、電気開閉式のため停電中は操作不可能だ・・・
エメラ
「えっ！？これ、マズくないですか？」
サファ
「面倒なことになったな・・・ダイヤ、どうする？」
ダイヤ
「ど、どうしよう！分からない！」
サファ
「ダイヤ・・・お前、それでもリーダーかよ・・・」
ルビー
「うぅ・・・ルビー早く帰りたいよ・・・」
突然の停電に統率が乱れるダイヤの一味！
？？？
「・・・」
[EXECUTE NEW PROCESS]◀
FORMAT：MISSION◀
DETAILS：INSTALL ELECTRICAL GENERATOR◀
LOCATION：CENTRAL HALL, MAIN BUILDING◀
NUMBERS：５◀
[EXECUTE]◀
この突如として起こった停電をきっかけに、ゲームマスターが逃走者たちに新たなミッションを繰り出す！
８３：１５
４４１，０００円
残り１４人
綾崎ハヤテ/桐尾礼治/木ノ幡みら/佐木咲/佐倉千代/千矢/ナツキ・スバル/野崎梅太郎/花小泉杏/藤原夢路/保登心愛/水瀬渚/向井直也/メリー・ナイトメア
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16