二次創作小説(新・総合)

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スティングの恋
日時: 2021/07/22 20:33
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

剣咬の虎 初小説

Re: スティングの恋 ( No.23 )
日時: 2022/05/31 14:21
名前: ツキナ (ID: z0poZTP7)

二十三章

ギルドの牢屋でテナがジエルと話していた
何故あんな事をしたのか
それはかつて滅竜魔法の会得をするのにと思って
古い噂をの日記を読んだと言う

そしてその噂を本当にしようと思い行動にでたと
竜を食べれば滅竜魔導士になれるのではと言ったのだ
立ち入り禁止に区域に入ったのも興味本意と言った

「テナ どうするんだ 里の破壊から事を企てたのは間違いなくこいつだ 破門と追放をくらってるから何処にも居場所はないとは思うが」

スティングの言う通りだ
言っておくがギルドには置かないからな

「そんな事しないわよ 一族が破門と追放を言い渡されたら他の一族にもそれは伝わるし それに気にもなるのよ水の一族がなんで弟子にしたかも」

ミネルバが言われて見れば確かにと言う
引っ掛かりますねと言った
これは流石に出向かないとならないかもなと言った

それであんたの処罰だけどと言う
その後の言葉に言葉を失った
おいテナそれで本当に良いのか
別に問題ないわよと言うより地獄よと言ったのだ
 
「地獄ってそんな簡単に言うな」

「だって本当の事だもの 過去の過ちを全てさらし今回の事も包み隠さず公表する 生きながら地獄を味わう
まっそのあとの事なんてしったこちゃないけど」

テナ様ある意味それは怖いです
これでも押さえてるわよ
本当なら氷の彫刻にしてあげたいけど

相変わらずだなと言う
けど何処に公表するんですかとユキノが言った
一族情報と呼ばれる伝言板があるからそこにと言ったのだ

後は水一族なのよね
破門と追放を知ってて弟子にしたとなると長を交代しないとならないからなと言う

「あのテナさん 氷一族の長って誰だったんですか」

そう言えば聞いたことない
まさか親が長だったて事はないよなと言う
テナは覚えてないと言った

フロ~は長がテナだったら嬉しいな~と言う
ローグがフロッシュ何て健気なと言った
嫌、無理だからとツッコミを入れる
さて書きに行きますかと言ったのだ


伝言板は街にもある筈だからなと言う
書いて戻って来るだろ

数分して戻って来た
大丈夫そうだなと言う
さて行かなきゃな水一族の元へと言ったのだ

Re: スティングの恋 ( No.24 )
日時: 2021/07/25 14:15
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

二十四章

あれから随分過ぎてギルド内は賑やか
そして今はお客さんが来ていた
それはフェアリーテイルのメンバー達だ

セイバーのギルドって初めて来たけどこれ誰の趣味なのよとシャルルが言った

「しかし 変わったわねスティング」

あのルーシィ様ギルド復活おめでとうございます
ありがとねユキノと言った
飾りの趣味は聞かないでくれと言ったローグ

それよりスティングは何処に行ったんだ
戻ってもこねぇーなと言う
テナが辞めた事は解散前に知らされた
大丈夫なのかもある

「ナツさーん 来てくれたんだ 悪いな何かと忙しくて」

そりゃマスターですもんねとウェンディが言った
そうだこれと渡す
セイバーの書類間違ってこっちに来てたとハッピーが渡した

途端に1枚増えた~と言うスティング
折角片づいたのにと言った
途端にキィーッとドアが開いたのである

「ちょっとスティングどうしたのよ 大きな声だして」

えっと固まるルーシィ達
ルーファスが大丈夫かいと言う
平気だよそれよりどうしたのよ

テナ~書類1枚増えたと泣き付く
エルザが何か違う方向に変わってないかと言った
グレイからそこじゃねぇーよと言う

何がと言うと解らないのとハッピーが言った
レクターがフロッシュそのカエルの着ぐるみ可愛いですねと言う

「いつも同じの着てるからってテナが作ってくれた~」

フロッシュの言葉にはっとした
気づくの遅いわよエルザと言ったのだ
本当にテナなのかと言う

「久しぶりね あんた達は相変わらず見たいだけど」

どう言う意味だよテナとナツが言った
そのまんまの意味よと言う
ルーシィが変わってないって意味かと言ったのだ

良く止めてたもんねこの2人の喧嘩と言う
似た者同士ならうちにも居るからなとルーファスが言った

「誰が似た者同士だ」

「あっ声揃った」

様子も見に来たんだどうしてるかと思ってと言う
スティングからそれでかと言った
どうやら大丈夫そうねと言ったのだ

しかしテナが入ってるとは思わなかったなと言う
どうかしたかグレイと言ったエルザ
嫌、何でもないと言った

「グレイ ちゃんと言わないと解らないだろ それにボケッとしてると叩かれるぞ」
 
別に何でもと言い掛けたグレイにチョップが入った

「ギルド変わったのに世話焼かせないでよ」

あっ本当にチョップが入った
テナまさか俺達にも使ったりしないよなと言う
しないわよと言ったのだ

ルーシィが何故だろかナツを扱ってる感覚に見える
ハッピーから確かにそうだね

それよりテナさんの傷どうしたんですかと言う
あぁ色々あってなとローグが言った
それにもう片づいたし大丈夫だ

スティング書類増えたって1枚でしょと言う
そうだけどと言った
それなら素早く済ませて出掛けようよと言ったのだ
その言葉にパァーと明るくなる

「おい、大丈夫かよスティングの奴」

「いつもの事だ気にするな」

もしかしてだけどスティングってテナに告白したのと言う
あんなに仲が良いからと言った
レクターが来て良く解りましたねと言ったのだ

確かに最初からたじたじだったしな
けどようやく言えたんだろなテナへ自分の気持ちをと言った
お陰で賑やかになったと言ったのです

end

Re: スティングの恋 ( No.25 )
日時: 2025/04/06 21:23
名前: ツキナ (ID: .X/NOHWd)

おまけ1

フェアリーテイルが復活して数週間が過ぎた
この日依頼でとある場所にきてたのだ
ここですねとレクターが言う

ローグが本当に居るのかと言った
途端に誰かの影が過る
そしてつか~まえ~たと声がしたのだ

「お前か 人々を困らせてるのは」

そうだよあっ僕はザッシュ言っとくけど僕の魔法からは逃げられないよ
その言葉で身動きがとれない事に気が付いた

レクターがスティング君 ローグ君と言う
ザッシュは僕の魔法は人を飲み込む魔法
何処に行くかは解らないから

君達剣咬の双竜だよね
美味しそうだな~と言う

「ローグ フローを1人にしないで」

来るなフロッシュと叫ぶローグ
動けないのに身体が徐々に溶けてる気がする
レクターがフロッシュはここにいてください
僕があの人を連れてきます

そう言ってエーラで飛んで行った
あの猫は利口だねと言う

「レクターは逃げたんじゃない」 

どうだかなと言うザッシュ

数分すると身体の半分まで消えかかるスティングとローグ
全身が消えるまでどれくらい持つかなと笑うザッシュ

その途端だった
辺りが氷に包まれる
ザッシュは何事だと言う

「間に合って良かった スティング大丈夫」

その声にテナと呼んだ
姿が2つ目の姿何だがとローグが言う
レクターが間に合いましたかテナさんと声が聞こえる

勿論と言った
ザッシュがくっ動けないと言ったのだ

「ふふっ 綺麗な氷の彫刻にし て あ げ る」

おい怖い事言ってるぞスティング
レクターがテナさんスティング君の事になると凄いですから
それより第2の姿なんだが大丈夫か
そもそも晒していのかよ

ザッシュを氷の彫刻にし終えるとスティングに抱き付く
おいこんな所でと言った

「心配したわよスティング レクターから呼ばれなかったら私」

解った解ったから離れてくれ俺が氷漬けにされちまう
フロッシュがローグ良かった~と飛び付く
それより第2の姿なのは何でなんだ

この姿は暴走しやすいのだけど
信頼した人の前でしか出来ないのよ
詳細が不明なのも事実

「つまり スティングが居るからだろうな」

そうですねペンダントすら預けたんですから

ゆっくりとその姿を解いていく
ようやくいつものテナに戻った
そう言えば良く解ったよね私がこの辺に入るって
確かにそうだな

「ギルドを出る時依頼書の場所がチラッと見えたので」

「なるほど それなら居ても可笑しくはないな」

戻る頃には夜だしと言う
野宿かと言う
フローもそう~もうと言った

久しぶりの野宿
綺麗な星が見える
いつぶりだろうな

「テナ 今日はありがとな 俺達だけじゃどうにもならなかった」

んっ可笑しい、いつもなら言葉を発するのだが
スティング君横見てくださいとレクターの声
ふと、左肩に寄っ掛かった感触

隣を見ると俺に寄っ掛かって寝ていた
しかもがっちり左腕はホールドされてる
か、可愛いが動けん

「テナさんよっぽど怖かったんですね スティング君が居なくなる事」

本当スティング一筋だな
何故か泣いてる
その涙を片手で拭う

起きたかと思ったが違った
ホールドされた左腕がより強くなる
そして柔らかい2つの物が俺の身体に当たるのだ

理性が飛びそうだが我慢する

「スティング 頼むからここで襲うなよ」

「んっな事しねぇーよ」

起きちゃうよテナとフロッシュが言う
とっさにホールドされた左腕を見た
起きてはない

腕痺れちゃいますよとレクターが言った
しかし無理矢理離すと絶対攻撃されるのは目に見えてる
テナの絶対零度は食らいたくない

しかしあの彫刻どうするだろうな
氷の彫刻と化したザッシュ
まさか持って帰ったりしないよなと言う

「フローも知らないよテナの家」

言われて見れば何処に住んでるかだ
フェアリーテイルに居た時はマグノリアから少し遠い場所にと言っていた

「俺知ってるぞ家なら」

レクターからまさか付いて行ったんですか
そんな事しねぇーよテナに嫌われたくないからな
それじゃぁ何で知ってるんだ

その日たまたま近くで仕事してたら見付けたんだよ
でっちょうど窓からテナが覗いてたのが見えたんだ
結構綺麗な家だったと言う

そんな他愛もない話をして就寝
ホールドされた左腕のテナを押し付けないようにして寝たのだ
右にはレクターが居る

就寝して少しした時左側でもぞもぞする音が
もしかしてテナが起きたかと思った
その途端にチュッと何かが頬に触れたのだ

そしてまた左腕をホールドされて寝てしまった
起きた時に何て言おうか考えながら寝たのである

end

Re: スティングの恋 ( No.26 )
日時: 2021/07/29 12:54
名前: ツキナ (ID: jQF4W0MP)

おまけ2

やっとだーと言うスティング
風邪から解放されギルドに来ていた
さて書類溜まってた筈だしと言う

しかしその書類がない
アレもしかしてやったか俺と言う
記憶に無い

おはようございますとユキノが来た
書類の事が聞きたいんだがと言う
それならテナに感謝するんだなとミネルバが来たのだ

何故テナなんだと思った

「テナ様が書類をしてくれたんですよ」

あのテナがと言う

訳の解らない書類もあった上に別のギルドの書類もいくつか混じっていたからなとルーファスが来た
それに加えお前の看病もしてたんだと言う

えっそれはレクターがと言った
後ろからオルガが来てギルドとお前の家を往復してたんだよと言った
因みにスティングが風邪を引いて誰がマスターの代理をするかで
話し合ってな

オルガだといい加減だしルーファスだと正論と理論で固めそうでなと言う
それじゃぁローグがと言う

「俺はしてない テナがマスター代理を務めたんだ」

俺は嘘だろと言う
レクターが本当ですよと言った
でっそのテナはと言ったのだ

出掛けて居ますよと言う
途端にただいまーと言った
お帰りなさいテナ様

さっそく作るとするかとミネルバが言う

「なるほど 今日は冬の感謝祭か」

冬の感謝祭
女性から異性にチョコレートをプレゼントする日だ

キッチンから楽しそうな声が聞こえる
そう言えばテナは何をしに出掛けていたのか
数分すると出来たと言う声が聞こえた

お嬢とユキノが先に出てきた
あれテナはと言う
多分仕上げにかかってるんだと思いますと言ったのだ
あれ出来たんじゃと言ったのです

スティング行ってこいよと言う
何か怖いがと思いながらキッチンに入る
テナと声をかけるといつもの笑顔があった

「スティング これ受け取ってもらえるかな」

少し顔が赤い
俺の為にと言うとうんと言った
綺麗にラッピングされてる

開けてもと言うとテナは
春の感謝祭倍で返してよねと言うとギルドから出た
良かったなスティングとオルガの声

うわぁぁぁお前ら見てたのかと言う
しかしあんなテナの姿は初めてだ
よほど緊張したんでしょうねとユキノが言った

いつもはとてもお転婆と言うか大胆
俺探してくると走ってギルドから出た
テナの行きそうな場所は把握してる

そう言えば中身って何なんだと思い
立ち止まって箱を開けた
そこには白いチョコレートで作られた物が
微かにアルコールの香りがする

蓋を閉めてから再び探した
ある場所に辿り着くと居たと言う

「テナ ありがとな」

後ろからそっと抱きしめた
そしてポツリと今日ぐらい特別扱いさせてよと言ったのだ
その言葉にもしかして嫉妬してたのかと言う

悪いと言った
俺はテナの耳元で本命はテナだけだからと言う
それを聞くと笑ったのだ

end

Re: スティングの恋 ( No.27 )
日時: 2021/08/01 21:28
名前: ツキナ (ID: aQG7fWp7)

おまけ外伝1

あれから2年が過ぎた
ギルド内は賑やかだ

「ナディ危ないぞ走ったら」

ひょいッと片手で持ち上げたスティング
パパお仕事大丈夫なのと言った
おうと答える

流石スティングの子だなと言うミネルバ
髪の色はスティングより薄い
多分テナさんですねと言った

2人には子供が産まれていて今年で2歳
オルガから増えたな守るものがと言う

「それよりテナは確かギルドにいる筈だ」

見当たらないのだナディの母親であるテナの姿が
まさかまた書庫に混もって読み更けてるのでしょうかとユキノが言ったのである


確かギルドを最後にでたのはルーファスだよな
ルーファスがあぁちゃんと居たぞと言う
それなのに何で居ないんだよ

「パパ ママならお墓にいるよ」

墓ーと全員が驚く
何で墓なんだと言ったローグ

「スティング君 2年前って何かありませんでした」

あっと思い出す
そう2年前隠れ里の隣にある森の魔物の封印が解けて
おお騒動になった事を思い出した
その封印をしたのがペンダントを持ってたルークが自らの命を使い封印したのだ

そしてそのペンダントは白の川と呼ばる場所で出来てた天然石
確かあのペンダントは白の川に沈めて来たと聞いてる

「確か幼馴染みと言っておったな」

あぁそうだがと言う
何か腑に落ちないのかいとルーファスが言った
あのジエルとか言う者の兄だったのではと言ったのだ

そこへテナが戻ってきた

「それは無いわよミネルバ ルークは一人っ子だったし」

ナディがママーと飛び付く
良い子にお留守番してたと言う
するとうんと言った

一人っ子だったんだ~とフロッシュが言った
それでは一体どなたのと言う
あの里には居たのよもう一人幼馴染みがと言ったのである

「2人居たと言う事ですか」

そうだよ
けどあいつは里の崩壊に巻き込まれ亡くなったと言う
えっと全員が固まった

「テナ もしかしてだけど」

そんな訳無いでしょスティングと言う
もしかしたらと思っただけだと言った

しかしナディの魔力が凄いんだが気のせいかと言う
確か2歳になる前に使わなかったかと言ったのだ

確かあった筈だよなとオルガが言った

「あの時は驚いたよ ギルド内が一瞬とは言え氷漬けになったからな」

まだコントロールが出来てないんだろうな
テナよりはましだぞと言う

確かに一瞬とはいかないなと言う
テナがそれより出掛けよスティングと言った
あれ今日って何かあったかと言ったのだ

「スティング君忘れないでくださいよ 今日は出かける予定でしたよ」

すっかり忘れたと言う
ミネルバがスティングよ捨てられない様になと言った

「お嬢 変なこと言わないでくださいよ」

レクターが僕もお供しますよナディ君の子守りでと言う
あら嬉しいこと言ってくれるじゃない
2歳と言えば何処へ行くか解りませんから

確かに動ける嬉しさで迷子になりそうだな

仲良くギルドからでる4人
その後ろ姿がとっても微笑ましいのです

街へ出ると家族揃ってお出掛けかと言う声が聞こえる
肩車されてるナディ
景色が一味違った

「帰りにアレ買って帰ろっか」

そうだなと言う
美男美女夫婦として人気になったのだ

END


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