二次創作小説(新・総合)
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- イヴの恋
- 日時: 2021/08/13 12:37
- 名前: ツキナ (ID: GqvoTCxQ)
青い天馬 初小説
- Re: イヴの恋 ( No.17 )
- 日時: 2021/08/18 19:41
- 名前: ツキナ (ID: GqvoTCxQ)
十七章
あれから随分過ぎた
ギルド内は少し殺風景だ
「う~ キィナ居ないなんて~」
おいイヴ確りしろとレンが言う
仕方無いわよ仕事で不在だったんだし
それにマスター離れられるわけないんだからと言った
そうだけどと言う
一夜が私が一緒に行っても良かったんだが
全力で拒否されたのさメェ~ン
キィナは仲間から呼びだされ留守
全員でイヴを慰めていた
「それに何か解るかもよ 黒き魔獣の事」
「確かにそうだね 何も解ってないし」
何処に散らばってるか解れば行けるんだけど
流石に難しいなとヒビキが言う
数時間してキィナが戻って来たのだ
キィナ~お帰り~と飛び付いてくるイヴ
ガバッと抱き付かれてビックリしたと言う
「お帰りない どうだったの何か解ったかしら」
その途端に暗くなる
ジェニーがちょっと大丈夫だったのよねと言う
落ち着いたら話しますと言ったのだ
キィナ大丈夫かな何か凄く暗い顔をしてたけどと言う
確かにそだねと一夜が言った
落ち着いたら話すと言ってたんだ無理にはと言ったのです
- Re: イヴの恋 ( No.18 )
- 日時: 2021/08/19 18:51
- 名前: ツキナ (ID: GqvoTCxQ)
十八章
キィナはようやく落ち着いたのかちゃんと話してくれた
それは黒き魔獣の事だ
「嘘でしょ 封印を解いて倒せないの」
魔法が効かないから無理だよと言う
けどそれじゃキィナに負担がと言った
魔法が効かないからと言ってこのままと言うのもねとマスターが言ったのだ
「倒す方法を考えようではないか」
「必ず助けるから 諦めちゃ駄目だよ」
その言葉は嬉しかった
ヒビキが色々調べて見るよと言う
確かに方法があるかも知れない
まさかこんなに長くなるとは思わなかった
牙の瞳はヒビキに預けとくとして
封印された黒き魔獣について調べる必要がある
「そう言えば封印の印は無いのね」
一応隠してあるからと言った
なるほど確かにその方が言わなければ解らないもんなとレンが言う
もしもの時は交友関係に頼めば調べるはばは広がるし問題はない
それともう1つと言ったのだ
「あら それは何かしら」
そう言って出してきたのラクリマだ
これはと言う
記録用のラクリマ
貴重なラクリマだよなこれと言う
ってこれこわれかけてるじゃないかと言った
これを復元して欲しいのよ
もしかすると黒き魔獣の事が運良く映ってる可能性が高いから
「なるほど 確かに何故封印に至ったかも解らないしその必要がある」
「そもそも黒き魔獣が本当に実在してたかにもよるから何かのきっかけになりそうだ」
ヒビキがこりゃ大変だなと言う
復元に関しては僕に任せてよとイヴが言った
雪魔法で修復可能かもあるしと言ったのだ
- Re: イヴの恋 ( No.19 )
- 日時: 2021/08/22 15:45
- 名前: ツキナ (ID: GqvoTCxQ)
十九章
記録用のラクリマの修復が終わって
その映像を観ていたのだ
どうやらバッチリ黒き魔獣の姿が映っていた
しかし元から存在したかは不明だ
「復元は出来たけど これだけじゃ解らないよ」
確かにそれは言えるな
もともと居たかもある
振り出しに戻っちゃったかと言う
そんなに悄気ないでよキィナ
何か解るかも知れないから何度か観る必要があると言う
確かに一回観ただけじゃ解らない
「しかもこんな鮮明に残ってるなんて驚いた」
「そうだな 途中で途切れてたりするのもあると聞いた事があるからね」
それにいくつか調べてるからねと言った
黒き魔獣が本当に居たのかと言う事だ
不審者は大丈夫なのと言う
大丈夫よちゃんと気にしてるから
それよりキィナちゃんに付きたいってお客さんが続出してるのよ~
美味しいお酒作れるから別に問題はないんだけどと言う
「数が少なければ他のお客さん相手にしてるからね」
「別に良いんじゃないかな」
それは困るわよと言ったキィナ
何で困るのかね良いことじゃないかと一夜が言う
数人なら別に良いけど増えるのは困るのよと言った
「用心棒の仕事もあるんだから それに不審者だってまだ落ち着いてないんだから」
少しプンスカしてる
ジェニーからそっか増えすぎるといざと言う時が困るかと言う
レンからお客さん居たら確かにキツイなと言った
ヒビキが無理の無い程度でならと言う訳か
マスターからそうねそこは考えないとならないわねと言ったのです
- Re: イヴの恋 ( No.20 )
- 日時: 2021/08/23 18:45
- 名前: ツキナ (ID: GqvoTCxQ)
二十章
魔法も長時間持つようになった
何かあっと言うまだ
現在は接客中である
作るお酒が評判になった為だ
一夜が私のお客さんがとアワアワする
「お酒作りは本当に上手いし 時には5人まとめて相手してるわよ」
ジェニーから色んな話をしてるものと言う
旅で見てきた色んな場所なんかもある
その中には故郷だと言う人も居るのです
これは追い抜かれそうかなとヒビキが言う
レンから時より物思いに更けてるぜと言った
誰か思い人がいるのか
気になる異性に関してはまだ何も聞けてない
忙しい余りそんな余裕が無いのだ
数時間するとキィナに付いていたお客さんが離れた
「キィナ さっきのお客さんやたらと楽しそうに話して無かった」
「それが故郷の話になってね その故郷に同い年ぐらいの娘さんが居るらしいの 長いこと帰って無いから故郷に帰るって言ってた」
あらそれは良いことねとマスターであるボブが言う
確かに仕事も大丈夫だけど家族が一番だもの
話上手だし安心したのかも知れないね
片付けをしながら次のお酒どんなの作ろうなと言う
一夜が私にお酒を作ってくれないかと言った
誰からも相手にされないのでと言ったのだ
試作を作って見ると言う
数分後
出来ましたよと言った
「それではさっそく」
途端にブッフーと吹いたのだ
ちょっと大丈夫と言う
「キィナ 何を混ぜて作ったの」
「100倍すっぱいと言われるレモンと甘さ80%のココナツミルク」
あらそれ美味しそうねとジェニーが言う
何処がだとツッコム
ビタミンは欠かせないし栄養価の高いココナツミルクで全て補える
吹き出す程不味い何てあり得ないんだけどと言う
一夜がこれは流石に不味いと言った
そうなのとジェニーが飲む
あら美味しいじゃないと言う
一応蜂蜜も居れてると言ったのだ
「一夜さんが不味いなんて言うなんて ジェニー僕らにもそれ頂戴」
良いわよと言う
順番に飲んで行くが上手いと声が上がる
マスターまで行き渡り飲み干した
これはいけるわねと言ったのだ
酸味が嫌いな人にはあれかも知れないけどと言う
- Re: イヴの恋 ( No.21 )
- 日時: 2022/09/11 22:17
- 名前: ツキナ (ID: v6.r5O3g)
二十一章
新しく作ったお酒も好評だ
一夜がアレを飲むなんてと言う
「あら とっても美味しいのに勿体無いわ~」
それより2人はと言う
「お客さんを迎えに行ってるよ」
そう答えたのはヒビキだ
何でもこっちに来たのが初めてらしい
まぁそれは良いんだけど大丈夫かなと言う
途端にキィナが何かに反応した
ギルドの扉が開く
その途端にカウンターを飛び出す
そしてイヴ、レンそいつから離れてと言う
「えっ キィナ何で」
返答を待たずしてそいつをぶっ飛ばした
「私の鼻は誤魔化せないわよ」
飛ばされた相手は気付かれたかと言った
ジェニーがキィナもしかしてと言う
こんな嫌な匂いは初めてだ
レンから嘘だろと言った
戦闘態勢のキィナの目の先には先程連れてきたお客さんが居るがさっきとは何か違う
「一網打尽に出来ると思ったのにな」
そんなまさかギルドを破壊するためにと言う
キィナちゃんが気付いたから良かったけど
居なかったら多分ギルドが粉々になってると言った
キラーンと光ったペンダント
「お前 あいつに何をした」
その言葉は凄くドスの聞いた低い声だ
借りただけだと言う
そんな訳あるかあんたが付けてるそのペンダントはお守り代わりであいつに渡したものだと言ったのです
ちょっとキィナ状況が呑めないんだがと言う
それにあいつって一体誰なんだと言った
一夜がパルファムで敵を誘惑する
それよりお客さんに被害がでなくて良かったとマスターが言う
キィナとイヴが言った
「弟だよ 血の繋がってないね」
えっと言う
まだ養子として街行く前にお守りとしてペンダントを持たせたんだ
何があっても大丈夫な様にと
けど何故お前がそれを持ってると言ったのです
悪いけど返して貰うわよと言う
そんな事させるかよと言った
たが一瞬で首元から消えたのだ
いつの間にと言う
「人の物を取るなんて悪人だよ」
確かに違いないなと言う
さてどうしてやろうかと締め上げていたのだ