二次創作小説（新・総合）
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- 逃走中２～三角形の空想世界～【完結】
- 日時： 2022/01/15 22:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
舞台は、とある遊園地。
ある日、仲良し姉妹のアネットとイモルトは、２人でこの遊園地に遊びに来ていた。この辺りでは有数の規模を誇るこの遊園地である事件が起こる。この日、この遊園地の中に建っているとあるいわくつきの館に棲みつく幽霊が目覚めてしまい、アネットに襲い掛かったのだ。
そして、このアネットに憑りついた幽霊の引き起こす行動が、ゲームの行方を左右する！
今回ゲームに挑むのは、18人の逃走者たち。数々のミッションをこなしながら100分間逃げ切り、賞金120万円を獲得する者は現れるのか！
＜逃走者一覧＞
小豆梓（変態王子と笑わない猫。）
天草シノ（生徒会役員共）
アリス・カータレット（きんいろモザイク）
五十嵐双葉（先輩がうざい後輩の話）
恵庭椎（スーパーカブ）
太田（田中くんはいつもけだるげ）
大宮忍（きんいろモザイク）
折部やすな（キルミーベイベー）
ソーニャ（キルミーベイベー）
田中（田中くんはいつもけだるげ）
津田タカトシ（生徒会役員共）
豊川姫乃（やくならマグカップも）
夏川くいな（ひなこのーと）
ベルゼブブ（ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。）
ミュリン（ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。）
百木るん（Aチャンネル）
森野真理（恋する小惑星）
横寺陽人（変態王子と笑わない猫。）
（五十音順）
- Re: 逃走中２～三角形の空想世界～ ( No.60 )
- 日時： 2021/12/30 23:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
小豆梓
「もう80万円じゃない・・・これって、バイトの給料何か月分なのかしら・・・？」
現代エリアの物陰に隠れる小豆梓
現在積み上がっているその金額に、驚きを隠せないようだ・・・！
小豆梓
「私、犬を飼いたいんだけど・・・ママが自分で買えって言って聞かなくて・・・」
動物好きの小豆梓
賞金で犬を飼うのが夢のようだ・・・
小豆梓
「これだけあれば犬は買えるけど、エサ代とかトリミング代とか考えると余裕がないのよね・・・だから自首はしたくないわ」
あくまで、逃走成功を目指す構えだ・・・！
椎
「あれ？こんなところにも道があったんですね・・・」
現代エリアのはずれで、怪しげな道を発見した恵庭椎・・・
椎
「あれは・・・何の建物でしょうか・・・？」
その道の先にあったのは、古びた館だ・・・
椎
「人気がまったく感じられません・・・何だか不気味ですね・・・」
この不気味な館が、後に逃走者の運命を左右することとなる・・・！
シノ
「残り30分・・・まだ時間はあるな」
ここまで、隠れず動き回りながら逃げてきた天草シノ・・・
シノ
「まさかこのまま何事もなく終わるとは思えないしな・・・隠れるつもりはないが、体力は温存しておきたいところだ」
来たるべきミッションに向けて心構えをする生徒会長・・・
？？？
「・・・」
そこへ、何者かが近づく・・・
シノ
「結局津田はいいところなしで終わったな・・・実に情けない」
？？？
「・・・」
シノ
「桜才学園生徒会の面目を保つためにも、会長である私が逃げ切らないとな」
？？？
「・・・」
シノ
「・・・！？何だ！？」
着ぐるみ
「・・・」
シノ
「何だ・・・驚いたぞ・・・」
マスコットキャラの着ぐるみだ・・・
シノ
「・・・そういえば、着ぐるみの中って裸でもバレないよな・・・？」
着ぐるみ
「・・・！？」
シノ
「つまり、それさえあれば手軽に疑似野外露出ができるわけだ！」
着ぐるみ
「・・・」
いつでも、通常運転だ・・・！
ソーニャ
「あのバカも確保されたことだし、これからは私のペースで逃げられそうだな」
やすなの確保を前向きにとらえるソーニャ・・・
ソーニャ
「アイツ、ハンターを１体増やした上に私にハンターをなすりつけようとまでしていたからな・・・下手な刺客よりも厄介だぞ」
完全に、邪魔者扱いだ・・・！
ハンター
「・・・」
しかし、このゲームにおける本当の敵はやすなではない・・・！
ソーニャ
「とにかく、もう面倒ごとに巻き込まれるのはごめんだ」
ハンター
「・・・」
[SEARCHING]
[SONYA]
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
見つかった・・・！
ソーニャ
「・・・マズい！ハンターだ！」
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ソーニャ
「ハァ、ハァ・・・」
全速力でハンターから逃げるソーニャ・・・
るん
「忍ちゃんは、120万円とったらどうするの～？」
しの
「そうですね、私は・・・」
その先に、るんとしの・・・！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ソーニャ
「ハァ、ハァ・・・」
るん
「あれ？誰か来たよ！」
しの
「あっ、ソーニャちゃん！会いたかったです～！」
ソーニャ
「バカかお前ら！早く逃げろ！」
しの
「・・・へ？」
るん
「忍ちゃん！後ろからハンター来てるよ！」
2人も、巻き添えだ・・・！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ソーニャ
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
しの
「まさかハンターまで一緒だったなんて・・・」
るん
「いきなりピンチだよ～！」
バラバラになって逃げる３人・・・
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
ハンターが視界に捉えたのは・・・
るん
「ハァ・・・あれ？来ない・・・？」
しの
「あああハンター来てるじゃないですか～～～！」
しのだ・・・！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
しの
「ハァ、ハァ、ハァ・・・！」
[OMIYA]
しの
「ハァ、ハァ・・・もう、ダメです～～～！」ﾎﾟﾝ
29：13
大宮忍 確保
残り6人
しの
「ハァ・・・捕まってしまいました・・・残念です・・・！」
逃げる判断が遅れたことが、あだとなった・・・！
しの
「でも・・・金髪２人を守って終われたので、悔いはありません！」
底知れぬ金髪愛だ・・・！
ピリリリリ ピリリリリ
＜牢獄＞
津田
「【大宮忍確保、残り6人】」
全員
「「あぁ～～～・・・」」
アリス
「しの・・・捕まっちゃった・・・！」
横寺
「まだ30分近くあるのに残り6人って、大丈夫かな・・・？」
ハンター
「・・・」
これで、ゲームのリスタート後5分余りで2人が犠牲となる事態となった！
29：00
852,000円
残り6人
小豆梓/天草シノ/恵庭椎/太田/ソーニャ/百木るん
- Re: 逃走中２～三角形の空想世界～ ( No.61 )
- 日時： 2022/01/02 23:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
～～～
イモルト
「はっ・・・ここだ！」
従業員２
「ここって・・・！」
従業員１
「やっぱりここだったのね・・・」
その頃、３人はアネットが幽霊に憑りつかれた館の前に来ていた・・・！
イモルト
「・・・姉はここで私を待っていて・・・戻って来たときから、様子がおかしかったんです」
従業員１
「じゃあ、幽霊ってもしかして・・・」
従業員２
「この館から出てきたのかも・・・ここ、変な事件が多いし」
少女が１人行方不明になる事件が発生して以降、この館は閉館しているが、近くを通った作業員などが奇妙な体験をしたという報告が多数寄せられている
イモルト
「この館から・・・幽霊が・・・？」
従業員２
「・・・はっ！ねぇ、あの扉って・・・」
従業員１
「え・・・何で開いてるの・・・？」
館の入り口にある２枚の重い扉
この扉は事件発生後に固く閉じられ、何者も内部への立ち入りが許されていない・・・
従業員１
「そんな・・・あれからずっと閉めていたのに・・・」
従業員２
「っていうか、そもそも扉にも近づけないようになっているはずなのに、どうして・・・？」
イモルト
「やっぱり、中から幽霊が出てきたのか・・・？」
従業員１
「それで間違いなさそうだね・・・」
従業員２
「だったら、中を調べてみようよ！何か分かるかもしれない！」
従業員１
「そうね・・・もしかしたら、幽霊を引き離す手掛かりもあるかもしれない」
幽霊に関する情報を探るべく、館の中に足を踏み入れる３人・・・
イモルト
「・・・！？」
従業員２
「な・・・何これ！？」
館の内部は、辺り一面が無惨に荒らされていた・・・
イモルト
「何か書いてある・・・？」
従業員１
「これは・・・何かの文字かしら・・・？」
さらに、床や壁には解読不能な文字や魔法陣がそこらじゅうに焼き付けられている・・・
？？？
「それは、簡単に言えば開けゴマの呪文ですよ～」
従業員２
「うわっ！？」
従業員１
「さっきの幽霊！」
イモルト
「またお前か！」
再び、幽霊が３人の前に姿を現した！
幽霊
「この扉、開けるの本当に大変だったんですよ～！何せ特定の呪文を唱えないと開かないものですから」
イモルト
「呪文・・・？」
幽霊
「魔法使いさんが呪文を唱えて閉じてしまったんですよ！開け閉めする呪文、調べるの本当に苦労したんですから！」
従業員１
「じゃあ・・・自分で調べて、自分で唱えて中から開けたってこと・・・？」
従業員２
「まさか幽霊が自力で突破しちゃうなんて・・・」
イモルト
「おい・・・魔法使いって、一体何のことだ？」
従業員２
「ここによく遊びに来てくれる魔法使いの子がいるんだ」
従業員１
「事件の捜査が終わって、閉館するときに頼んで開かないようにしてもらったの。これ以上人的被害が出ないようにって」
イモルト
「じゃあ、封印するにはその魔法使いに頼めば・・・」
幽霊
「フフフ・・・残念ながら、それはできません」
従業員２
「え・・・」
イモルト
「な・・・何だと！」
幽霊
「何故なら、貴方たちはもうそこから出られないからです！」
バーン！！
幽霊は館の外へ飛び出し、館の扉を閉めてしまった！
従業員２
「しまった・・・閉じ込められちゃった！」
従業員１
「んんっ・・・！ダメ・・・開かないよ・・・」
イモルト
「おいお前！さっさと扉を開けろ！」
幽霊
「フフフ・・・今度こそ、これで邪魔者はいません！」
ゲームマスター・綾木
「よし、いよいよ最後のミッションだ」
副進行人・ピーリー
「いよいよか・・・最後はどんなミッションなの？」
綾木
「これ以上ないくらい、最後にふさわしい内容のものを用意しておいた。これを見てくれ」
[EXECUTE NEW PROCESS]◀
FORMAT：MISSION◀
EXECUTION TIME（MIN TO GO）：10◀
DETAILS：RESET PRIZE MONEY◀
ピーリー
「なるほど・・・最後に相当酷いことしますね貴方！」
綾木
「酷いこと？俺はまだ何もしてないさ。逃走者たちの頑張り次第でこの状況はどうにでもなる」
ピーリー
「まぁ、それはそうだけど・・・」
綾木
「この試練を乗り越えた者こそ、賞金の獲得にふさわしい。さぁみんな、最後の関門だ！」
[EXECUTE]
ゲームマスターにより、館の中に賞金リセット装置が出現した！
- Re: 逃走中２～三角形の空想世界～ ( No.62 )
- 日時： 2022/01/03 23:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
スタッフ1《演：久々梨三華（やくならマグカップも）》
「みんな落ち着いて！押さないで～！」
スタッフ2《演：猪瀬舞（恋する小惑星）》
「ゆっくり、順番にこちらから降りてください！」
スタッフ3《演：九条カレン（きんいろモザイク）》
「ここは危ないデース！今はみんなの安全が第一デース！」
太田
「何だ？客がどんどん減っていくぞ・・・？」
シノ
「これは・・・何か事件の予感がするな」
各地で始まる客の避難を目撃する逃走者たち！
ピリリリリ ピリリリリ
小豆梓
「メール来た・・・何かしら・・・？」
るん
「ミッションだ！【MISSION３ 現代エリアの館の中に賞金リセット装置が出現した】」
シノ
「【残り10分になると装置が作動、それまでの賞金が消失し、再び0円からのスタートとなる】」
ソーニャ
「【阻止するには館に行き、装置に取り付けられたレバーを下ろして電源を切らなければならない】」
椎
「【ただし、館に入るには、扉を開ける呪文を知る魔法使いの協力が必要だ】」
太田
「【魔法使いは、この遊園地の中で一番高いところにいる】一番高い所・・・？」
MISSION３ 賞金リセットを阻止せよ！
現代エリアのはずれにある古びた館
その館の中に、賞金リセット装置が出現した！
残り10分になると装置が作動し、それまでの賞金108万円が消失してしまうため、逃走成功時の賞金が12万円になってしまう！
阻止するには館に入り、装置に取り付けられたレバーを下ろさなければならない！
ただし、館の扉は幽霊によって固く閉ざされてしまっている
館の扉を開けるには、この遊園地の中で一番高いところにいる魔法使いを連れて行かなければならない！
るん
「これはマズいよ！やろう！」
ソーニャ
「失敗したら12万円ということか・・・割に合わん。行くしかないな」
シノ
「100分逃げて12万円はやってないぞ！こんなもの、ヤるしかないだろう！」
賞金リセット阻止のため、ミッションに動き始める逃走者たち
誰もミッションをクリアできなければ、90分までの賞金108万円が泡と消えてしまう！
ハンター
「・・・」
エリア内には4体のハンター
多くの客が避難してしまったため、動けばこれまで以上にハンターに見つかる危険が高まる！
＜牢獄＞
ベルゼブブ
「大変なミッションが来てしまいましたね・・・賞金リセットって・・・」
ミュリン
「もしかしたら、今のうちに自首する手もあるかもしれませんね・・・」
モンロー
「でも、この遊園地で一番高いところってどこなのかしら・・・？」
姫乃
「うーん・・・やっぱり、ジェットコースターの登り切った部分かな？」
アリス
「私は観覧車だと思うな～ここからでもはっきり見えるし」
くいな
「現代エリアのドロップタワーも高かったですよ！」
双葉
「思い浮かぶだけでこんなに・・・一番高いのって、どれなの・・・？」
未来エリアのジェットコースター、古代エリアの観覧車、現代エリアのドロップタワー
この遊園地の三大スポットだが、この中のどこかに魔法使いがいる！
ソーニャ
「候補になりそうなところはいくつかあるんだが・・・」
地図を見ながら、魔法使いがいると思われる場所を探すソーニャ・・・
ソーニャ
「こんなものをにらんでいてもしょうがない。まずは、ここから近いドロップタワーに向かうとしよう」
現代エリアにいるソーニャ、ここは候補の中で一番近くにあるドロップタワーを目指すようだ・・・！
椎
「館って・・・もしかして、さっき見たあの建物のことでしょうか？」
先ほど館を目にしていた恵庭椎・・・
椎
「あそこに装置があるんですね・・・何か怪しいとは思っていましたが、そういうことでしたか・・・」
時間内に装置のレバーを下さなければ、90分の逃走が無駄となってしまう！
椎
「でも、まずは魔法使いを探さないといけません・・・一番高い所ってどこなんでしょうか・・・？」
魔法使いの場所に関するヒントは「この遊園地で一番高いところ」、それだけだ・・・
椎
「・・・観覧車に行ってみましょう！やっぱり景色を楽しむには高いのが一番ですから！」
考えた挙句、椎は古代エリアの観覧車に向かうようだ・・・！
シノ
「この遊園地で一番高い所・・・随分と回りくどい書き方をするものだな」
周りを見渡し、魔法使いがいる場所を探る天草シノ・・・
シノ
「恐らく観覧車かジェットコースターだと思うんだが・・・とりあえず、ジェットコースターに向かうとするか」
ここは、ジェットコースターを目指すようだ・・・
シノ
「しかし、こうも人がいなくなると周囲により細心の注意を払う必要があるな・・・」
ほとんどの客は園外に避難しているため、今の遊園地はこれまで以上にハンターに見つかりやすくなっている！
太田
「一番高い所と言われてもな・・・具体的な数値が分からない以上、勘でいくしかなさそうだな」
地図を見ながら、向かう場所を決める太田・・・
太田
「そういえば、メールには館は現代エリアにあるって書いてあったよな・・・？」
賞金リセット装置のある館は、現代エリアのはずれにある・・・
太田
「こういうのって普通近くにはいなさそうだからな・・・古代エリアか未来エリアをあたってみるか」
館の近くに魔法使いはいないと予想し、館のある現代エリア以外に目星をつける太田・・・
太田
「まずはジェットコースターの方に行ってみよう」
手始めに、未来エリアにあるジェットコースターを目指すようだ・・・！
小豆梓
「賞金リセットって・・・最後にどうしてこんなことするのかしら・・・」
ミッションのメールに戸惑いを隠せない小豆梓・・・
小豆梓
「・・・でも、ここからは動きたくないし・・・誰かやってくれないかしら・・・？」
賞金リセットに戸惑いつつも、相変わらずミッションは他人任せのようだ・・・！
るん
「あっ！小豆ちゃんだ！」
小豆梓
「あれは・・・百木さん？」
そこへやって来た、百木るん・・・！
るん
「小豆ちゃん、ミッション行こうよ！」
小豆梓
「えぇ・・・何で私まで・・・？あれって一人が行けばいいんでしょ？」
るん
「確かにそうだけど・・・でも、人は多い方がいいよ！楽しいし！」
小豆梓
「うわ・・・一番面倒なタイプだわ・・・！」
ミッションへ行くことを促するんと、それを嫌う小豆梓・・・
ハンター
「・・・」
その２人の近くに、ハンター・・・！
るん
「小豆ちゃん、賞金なくなっちゃうよ？絶対にクリアしないとマズいって！」
小豆梓
「だから、貴方一人で行きなさいって。私までついていく必要ないでしょ・・・？」
ハンター
「・・・」
徐々に近づく、恐怖の足音・・・
小豆梓
「そもそも、この遊園地で一番高い所ってどこなの？あなたはどこに行こうとしているの？」
るん
「えっと・・・分からない！これから考える！」
小豆梓
「な・・・何よそれ！」
ハンター
「・・・」
[SEARCHING]
[AZUKI] [MOMOKI]
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
見つかった・・・！
小豆梓
「ちょっと、ハンター来てるじゃない！」
るん
「本当だ！逃げなきゃ！」
ハンターに見つかった２人の運命は！？
27：00
876,000円
残り6人
小豆梓/天草シノ/恵庭椎/太田/ソーニャ/百木るん
- Re: 逃走中２～三角形の空想世界～ ( No.63 )
- 日時： 2022/01/04 23:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
ハンター
「・・・！」ﾀﾞｯ
ハンターに見つかった・・・
小豆梓
「ちょっと、ハンター来てるじゃない！」
るん
「本当だ！逃げなきゃ！」
小豆梓と、百木るん！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
小豆梓
「もう・・・何でこんなことに・・・！」
るん
「こんな時に来るなんて・・・！」
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
小豆梓
「百木さん、ここは二手に分かれましょう！」
るん
「しょうがない・・・そうしよう！」
二手に分かれて逃げる、小豆梓とるん！
ハンター
「・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ
るん
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
小豆梓
「ハァ、ハァ・・・」
[SEARCHING]
ハンター
「・・・？」
両者ともに、ハンターの視界から外れた！
るん
「危なかった～・・・小豆ちゃんは大丈夫だったかな？」
小豆梓
「ハァ、ハァ・・・もうイヤ・・・ハンターはお呼びじゃないのよ・・・！」
イモルト《演：関野ロコ（おちこぼれフルーツタルト）》
「畜生・・・動かない・・・！」
従業員２《演：貫井はゆ（おちこぼれフルーツタルト）》
「ダメだ・・・全然開かないよ！」
館に閉じ込められたイモルトと２人の従業員・・・
従業員１《演：前原仁菜（おちこぼれフルーツタルト）》
「一体どうすればいいの・・・？」
その館には賞金リセット装置が設置されており、残り10分になるとそれまでの賞金が0円になってしまう！
ソーニャ
「よし・・・あそこだな」
現代エリアのドロップタワーの近くにやって来たソーニャ・・・
ソーニャ
「ゴンドラがあるな・・・あそこにいるんだろうか・・・？」
上に上がったまま止まるゴンドラを見上げながら、入り口に向かう・・・
ソーニャ
「・・・ん？何か書いてある・・・？」
ドロップタワーの入り口にある張り紙を発見したソーニャ・・・
ソーニャ
「何々・・・『こちらのドロップタワーは不具合により現在メンテナンス中です ご迷惑をおかけいたします』だと？それじゃあ、ここにはいなさそうだな・・・」
ドロップタワーに、魔法使いはいなかった・・・！
ソーニャ
「この辺にはもうなさそうだからな・・・次はジェットコースターに向かうとしよう」
ドロップタワーを去り、次はジェットコースターを目指すようだ・・・！
シノ
「館って・・・もしかしてここのことか？」
ジェットコースターに向かっている天草シノ
途中にある賞金リセット装置のある館のそばにやって来た・・・
シノ
「扉は・・・開かないな」
しかし、扉は固く閉められているため、開けることはできない・・・！
イモルト《演：関野ロコ（おちこぼれフルーツタルト）》
「あっ、外に誰かいるぞ！」
従業員１《演：前原仁菜（おちこぼれフルーツタルト）》
「あの！すみませ～ん！」
シノ
「ん？何だ？」
壁の隙間から発せられる声に反応したシノ・・・
従業員２《演：貫井はゆ（おちこぼれフルーツタルト）》
「よかった！気づいてくれた！」
シノ
「そんな狭いところで何してるんだ？それは何かのプレイなのか？」
イモルト
「ちっ、ちげーよ！」
従業員１
「私たち、今閉じ込められちゃってて・・・」
従業員２
「魔法使いがいれば開けることができるんだけど・・・」
シノ
「やはり魔法使いか・・・」
中にいる３人も扉を開けることができず、膠着状態だ・・・！
シノ
「ときに聞きたいことがあるんだが、この遊園地で一番高い所はどこなんだ？」
イモルト
「一番高い所？」
従業員１
「高さで言うと・・・多分、観覧車だと思う」
シノ
「観覧車か・・・」
従業員２
「でも、何で今そんなことを？」
シノ
「・・・いや、どうやらそこに魔法使いがいるらしいんだ」
イモルト
「本当か！？」
シノ
「今から連れてくる。少し待っていてくれないだろうか」
従業員１
「お・・・お願いします！」
従業員２
「できれば、急いで！」
閉じ込められた従業員から遊園地の最高地点を聞き出したシノ！
シノ
「観覧車は・・・古代エリアか、急ごう」
当初向かっていたジェットコースターから方向を変え、観覧車の方へ向かう！
魔法使い《演：筒隠つくし（変態王子と笑わない猫。）》
「さて、どうしたものか・・・まさかこんなところで止まってしまうとは」
停止中の観覧車の最高地点にいる魔法使い
館に入るには、この魔法使いを連れて行かなければならない！
25：00
900,000円
残り6人
小豆梓/天草シノ/恵庭椎/太田/ソーニャ/百木るん
- Re: 逃走中２～三角形の空想世界～ ( No.64 )
- 日時： 2022/01/05 22:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
るん
「えっと・・・ここは・・・？」
先ほどハンターの追跡に遭った百木るん・・・
るん
「あちゃ～・・・私、今どこにいるのか分からないよ・・・」
命からがらハンターから逃れたものの、自分の場所を見失っているようだ・・・
ソーニャ
「こっちは少し遠回りだったか・・・？」
その近くに、未来エリアのジェットコースターに向かうソーニャ・・・
るん
「・・・あっ、ソーニャちゃんだ～！」
ソーニャ
「何だ、またお前か」
るん
「ちょうどよかった！ソーニャちゃん、ミッションでしょ？」
ソーニャ
「あぁ・・・今、ジェットコースターの方に向かっているところだ」
るん
「私もついて行っていいかな？一緒に魔法使い探そうよ！」
ソーニャ
「ただ、一番高い所がどこか分からない以上、ジェットコースターに魔法使いがいる保証はないぞ。同じところを探すより、分かれて行った方が確実だと思うんだが」
るん
「なるほど・・・確かにそれもそうだね！ソーニャちゃん、頭いい～！」
ここは、分かれてそれぞれの候補地に向かう作戦のようだ・・・
ソーニャ
「さっきドロップタワーの方を見てきたんだが、そこにはいなかったぞ」
るん
「ソーニャちゃん、今ジェットコースターに向かってるんだよね？じゃあ私、観覧車の方見てくるよ！」
ソーニャ
「そうだな・・・じゃあ、よろしく頼む」
るん
「任せて！」
協議の結果、ソーニャはこれまで通りジェットコースターに、るんは観覧車の方に向かうこととなった！
るん
「・・・で、ここはどこなんだっけ？」
ソーニャ
「お前・・・本当に大丈夫か？」
だが、先行きはいささか不安である・・・！
椎
「急がないと・・・賞金リセットなんて、絶対に嫌です！」
賞金リセット阻止のために奔走する恵庭椎・・・
椎
「・・・ハンターです！」
ハンター
「・・・」
しかし、行く先にハンターを見つけ、思うように動けない・・・！
椎
「捕まったら元も子もありません・・・慎重に行きましょう」
賞金リセット阻止のために動いても、ハンターに確保されてしまえば意味がない！
シノ
「この先何があるか分からんからな・・・急ごう」
館の従業員から情報を聞き、古代エリアの観覧車に向かう天草シノ・・・
シノ
「・・・そういえば、他の奴らは一番高い所、知らないんだよな・・・？」
先ほど、館に閉じ込められた従業員から直接遊園地の最高地点を聞き出したシノ・・・
シノ
「一応、誰かに電話で伝えておいた方がよさそうだな」
電話をかけ、情報を共有する作戦のようだ・・・！
シノ
「電話をかけるには・・・あれ？これは一体どうなっているんだ？」
しかし、最新の機械の操作を苦手としているシノ・・・
シノ
「な・・・『年会費36万円』だと！？バカな、私が一体何をしたと言うんだ～～～！？」
電話一本をかけるにも、一苦労だ・・・！
23：00
924,000円
残り6人
小豆梓/天草シノ/恵庭椎/太田/ソーニャ/百木るん
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