二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中マスターライジング〜MermaidMemory〜
- 日時: 2022/04/23 19:56
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
逃走中マスターライジング Aブロックが開幕!
舞台となるのは「逃走中〜南の島の人魚姫〜」が行われた「とある南の島」。
果たして20人の逃走者の内 本戦に進出するのは誰だ!?
〜Aブロック 逃走者〜
赤松楓(ニューダンガンロンパV3)
天ヶ瀬冬馬(アイドルマスターSideM)
有栖川ひまり(キラキラ☆プリキュアアラモード)
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)
春日未来(アイドルマスターミリオンライブ!)
茅野カエデ(暗殺教室)
来海えりか(ハートキャッチプリキュア!)
サトシ(ポケットモンスター)
塩田スズ子(サザエさん)
シャル(募集参加)
田井中律(けいおん!)
野原しんのすけ(クレヨンしんちゃん)
博麗霊夢(東方Project)
浜千鳥(募集参加)
藤崎佑助(SKET DANCE)
星空凛(ラブライブ!)
松野チョロ松(おそ松さん)
モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)
ゆうき(募集参加)
ルイージ(マリオシリーズ)
(50音順・敬称略)
※このスレは元々過去ログで執筆していたもので、
過去ログで執筆不能となり書けなかったものを書くため過去ログより移植&補完したものとなります。
そのため 本来あったコメントなどはこちらでは見ることが出来ません。
コメントも合わせて読みたい方は 過去ログの同名のスレをご覧ください。
- その32 ( No.34 )
- 日時: 2022/04/23 21:52
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
ひまり
「しばらくここから動かない方がいいですね・・・」
通報されるリスクを恐れるひまりは 予選免除は狙わず隠れる・・・
ひまり
「残り42分逃げ切れる保障はないですけど・・・今通報されて捕まるよりマシです」
このまま 予選エスケープタイムをやり過ごせるか・・・
律
「もしサトシが出てきたら 一か八か撮ってみるか!」
一方 律は予選免除を視野に入れている・・・
律
「壁を背にして待ち伏せすりゃあ あたしを通報しようとしてる奴にも気づくだろ!」
浜千鳥
「システム的には裏切り者と一緒ッスけど 動画撮らなきゃいけないのがね・・・」
普通の通報と違い ターゲットに近づかなければならないため 難易度は非常に高い。
浜千鳥
「とりあえず 早めに隠れた方がいいッスね・・・こうしている間にも 誰かが・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
無闇に動けば 通報される危険が高まる・・・
赤松
「やっぱり 誰かを通報なんて 私には出来ない・・・」
協調派の赤松は 当然通報はしない・・・
赤松
「でも 中にはそうでない人もいるかもしれない・・・それが 私狙いだったら・・・
まさか そんな人いないよね・・・?」
疑いたくはないが 今は疑わざるを得ない状況だ・・・
赤松
「今は自分の身を守る事だけ考えよう・・・敵がいつ来ても対処できるように・・・」
ハンターKR
「・・・・・・!」ダッ!
ピピ!
【AKAMATSU】
赤松
「えっ!? きゃあああ!!」
しかし 逃走者共通の敵に見つかった・・・
ハンターKR
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
赤松
「に、逃げ切らなきゃ・・・!」
ハンターKR
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
赤松
「はぁ、はぁ・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
赤松
「は、速すぎ・・・!」
文化系の赤松がスピードで敵うはずもなく 距離が縮まる・・・
ハンターKR
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
赤松
「あぁん!」ポン!
41:32
赤松楓 確保
残り11人
赤松
「はぁ、はぁ・・・全然ダメだった・・・これじゃ最原君に見せられないよ・・・」
やはり 人を踏み倒す覚悟がない彼女に 予選突破は厳しかったようだ・・・
プルルル プルルル
茅野
「『赤松楓 確保』・・・!? やった・・・巨乳に勝った・・・っ!!」
シャル
「通報じゃないみたいだな・・・確保情報来るたびに 誰かが予選免除されたかとビビるな・・・」
凛
「これって 誰か1人はもう通報されないってことかにゃ?」
赤松が確保されたため 彼女のターゲットだった凛は通報される危険性はなくなった。
が、凛はその事実を知らない・・・
サトシ
「うわっ 先越されたか・・・まぁ 元からやりたくなかったけどな」
逆に 赤松がターゲットだったサトシは 予選免除の権利を失った・・・
イリヤ
「残ってる10人の内1人が 私の敵・・・可能性は高くないけど 油断したら・・・」
狙った逃走者と遭遇する確率は かなり低い。
逃走者の運が試される・・・
イリヤ
「このままじゃ人間不信になっちゃいそう・・・」
「・・・!」
イリヤ
「!! 誰か いるの・・・?」
しんのすけ
「おおっ イリヤちゃんだゾ!」
イリヤ
「あぁ しんちゃんか・・・」
イリヤの元に しんのすけが合流。
イリヤ
「一応聞くけど・・・私を狙ってなんかないよね?」
しんのすけ
「大丈夫だゾ!」
イリヤ
「そっか よかった・・・」
この2人は それぞれ別の人物がターゲットとなっている・・・
イリヤ
「だったら 一緒に行動しない? 通報を防げるかもしれないし!」
しんのすけ
「それはいいアイディアだゾ!」
イリヤ
「うん 決まりだね!」
しんのすけ
「よ〜し イリヤちゃんはオラがお守りするゾ!」
イリヤ
「ふぅ これだけでも大分安心感が生まれた・・・」
お互いに信頼できる仲間と組むことが出来た2人。
この協力体制で 通報を回避できるか・・・
霊夢
「成功すれば 108万円の時点まで残れるのは確定・・・
わざわざ逃げる必要がなくなるのは ありがたいわね」
予選免除に興味を示す 霊夢。
霊夢
「だけど そう上手くいくかしらね・・・自首した方が確実だとは思うけど・・・」
まだ 迷いがあるようだ・・・
シャル
「ドボン問題あたりでの勝負仕掛けるぐらいの緊張感だな・・・」
この状況でもクイズ番組に喩える シャル。
シャル
「前回のライジングには明らかになかった要素ですよ・・・
さすがマスターライジングといったところでしょうか」
凛
「このまま残り35分になるのを待つにゃ・・・」
予選エスケープタイム終了まで 動かずに待機するつもりの凛。
凛
「別に免除しなくても ライトがあるから・・・あれ?」
彼女の視線の先には・・・
茅野
「どこに隠れるのがいいかな・・・」
凛
(あれって・・・茅野ちゃん!?)
ターゲットの茅野だ・・・!
茅野
「誰もつけてきてないよね・・・?」
茅野はまだ 凛に気づいていない・・・
凛
「こ、ここで撮影すれば 確実に本戦に・・・!」
果たして 凛はどうする・・・?
残り時間 40:30
逃走者 残り11人
有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 茅野カエデ サトシ シャル
田井中律 野原しんのすけ 博麗霊夢 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ
- その33 ( No.35 )
- 日時: 2022/04/23 21:54
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
自分のターゲットである茅野を見つけた 凛!
茅野
「赤松さんとの勝負に勝ったし あとは逃走成功だけを見据えればいいかな」
凛
「ここを逃したら もう二度とチャンスはないかもしれないにゃ・・・」
30秒間通報動画を撮影すれば 茅野がハンターに確保され 凛は予選免除となる!
しかし 失敗すれば自分が確保されてしまう!
凛
「本戦・・・本戦に行きたいにゃ・・・!」
ゆっくりと 携帯電話に手をかける・・・
凛
「ここ押せば スタートだよね・・・」プルプル
そして 震えながらも 茅野をフレームの中に収める・・・!
茅野
「勝負はついたけど 貧乳同盟はまだまだ続けていきたいね・・・凛ちゃん 入ってくれないかな」
凛
「えっ・・・?」
茅野
「凛ちゃんなら 絶対仲良くなれると思うんだ・・・律さんみたいに きっと・・・」
凛
「うっ、うぅ・・・」
ダッ!
凛
「やっぱり あんな子を通報するなんて出来ないにゃあ!」
凛 ここは茅野の独り言で踏みとどまった・・・
茅野
「あれ? 足音が・・・誰かいるのかな 気を付けなきゃ・・・」
ーーーーーーーーーーー
牢獄
ルイージ
「予選エスケープタイム 結構エグいね・・・」
ボッスン
「まぁ 元から敵同士だったし 普通の通報と比べりゃ罪悪感は薄いだろうけどな」
スズ子
「これ やる人いるのかな・・・」
えりか
「やっぱりお金が大好きで 楽したい人がやりそうじゃない?」
えりか以外全員
「「「・・・・・・」」」ジー・・・
えりか
「何でみんな あたしを見るの!?」
チョロ松
「ターゲットが誰になるかも 結構重要そうだよね
僕の場合 アイドルがターゲットになってたら お金よりもアイドルを優先してたと思うよ」
未来
「そうなんですか? ありがとうございます!」
冬馬
「いや お前1人のことじゃねぇだろ・・・」
ルイージ
「じゃあ 逆の場合はどうなんだろう?・・・ゆうきさんだったら どうする?」
ゆうき
「僕ですか? ことりちゃんが本戦に行けるんだったら 喜んで犠牲になりますけど・・・
ことりちゃんがそういうのやりたがらなそうだから 難しいところですよね」
ボッスン
「運だけじゃなくて心理戦も絡んできそうだな・・・」
冬馬
「こんなのが残りの予選でもあるとなると 他のブロックの奴らも気が気じゃねぇだろうな」
ーーーーーーーーーーー
【39:40】
予選エスケープタイム終了まで 既に5分を切った。
イリヤ
「しばらく ここで見張ってようか!」
しんのすけ
「オラはあっち見てるゾ!」
協力体制で通報に備える イリヤとしんのすけ。
イリヤ
(しんちゃんは素直だから嘘はつかないよね・・・特に女の子に対しては 絶対裏切らないはず!)
しんのすけ
「ねぇねぇ ななこおねいさんを恋の魔法にかけることって出来ない?」
イリヤ
(・・・素直すぎるのも困りものだけど)
サトシ
「おっと ハンターか・・・」
ハンターMH
「・・・・・・」
ハンターを見つけた サトシ。
サトシ
「ここはこっちだ!」
すぐ近くの塀の裏に 隠れる・・・
ハンターMH
「・・・・・・」
気づかれていないようだ。
サトシ
「俺はこの時間 ただ逃げるだけなんだよな・・・ちょっと 嫌な気分だな・・・」
既に予選免除の権利を失ったサトシは ハンターと通報をかわす以外にすることがない・・・
律
「どっちも見張らなきゃいけないの キツいな・・・」
一方 そのサトシの通報を狙う 律。
律
「!! 誰か来たぞ!」
浜千鳥
「あっ りっちゃん・・・」
現れたのは 浜千鳥だ・・・
律
「ま、まさかあたしを通報する気じゃねーだろうな?」
浜千鳥
「いやいや 違うッスよ!」
律
「そうやって油断させて 通報する可能性だってあるじゃんか!」
浜千鳥
「本当に大丈夫ですって! でも そっちにもそういう可能性が・・・」
律
「あ、あたしは狙わねーよ!」
疑心暗鬼に陥る 逃走者達・・・
浜千鳥
「埒が明かないッス・・・仕方ないから 向かい合ったまま離れましょうか」
律
「そうだな・・・ぜ、絶対撮るなよ!」
イリヤとしんのすけとは対照的に こちらは協力することはなく そのまま分かれた・・・
浜千鳥
「けいおんは好きなんですけど この状況では疑わざるを得ないッスね・・・」
律
「ヤバい 心がどうにかなっちまいそうだ・・・」
シャル
「俺の相手ルフィだぜ? あんなの捉えられるか?」
強敵・ルフィがターゲットとなっている シャル。
シャル
「でもルフィを落とせれば 転送ボックスの競争において結構有利になるんだよな・・・」
そんな彼の近くに・・・
ハンターTP
「・・・・・・」
ハンターだ・・・
シャル
「ルフィは隠れるタイプではないから 待ってる方が出会いやすいか・・・?」
シャル しのげるか・・・?
残り時間 38:40
逃走者 残り11人
有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 茅野カエデ サトシ シャル
田井中律 野原しんのすけ 博麗霊夢 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ
- その34 ( No.36 )
- 日時: 2022/04/23 21:57
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
ハンターTP
「・・・・・・」
シャル
「ルフィは隠れるタイプではないから 待ってる方が出会いやすいか・・・?」
シャルに ハンターが迫る・・・!
ハンターTP
「・・・・・・」
シャル
「でもルフィの勘ってよく当たるから バレそうなんだよな・・・」
ハンターTP
「・・・・・・!」ダッ!
シャル
「やっべ ハンターおるやんけぇ!」
見つかった・・・
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
シャル
「ま、まだ こんなところでは捕まれないンゴオオオオオオ!!」
凛
「あれ?この音・・・ハンターにゃ!?」ダッ!
逃げた先に 星空凛・・・
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
シャル
「えぇい どうすりゃいいんだ!」
凛
「ハンター 連れてくるにゃー!」
二人は 逃げ切れるか!?
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ピーーーーーー
【SHAL】
【HOSHIZORA】
シャル
「曲がり角 曲がり角どこじゃあああっ!!」
凛
「はぁ、はぁ・・・」
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
シャル
「あった! こっちだ!」
シャルは 横道へ隠れる!
凛
「まだまだにゃあ!」
凛も 曲がり角を駆使して逃げる!
ハンターTP
「・・・・・・?」
うまく撒いたようだ!
シャル
「はぁ、はぁ・・・インドア派の俺にはしんどいっすわぁ・・・」
凛
「逃げた先 誰もいないよね・・・」
【38:10】
予選エスケープタイム終了まで 間もなく3分だ・・・
茅野
「うーん 通報しちゃおうかな・・・やっぱり 予選免除を逃したくはないし・・・」
まだ迷っている様子の 茅野。
茅野
「かと言って 貧乳同盟の仲間を置いていくわけにもいかないんだよねー・・・」
そんな茅野の近くに・・・
しんのすけ
「こっちは大丈夫ですな」
茅野
「あっ! あれってしんちゃんだよね!?」
茅野がターゲットとしている しんのすけだ・・・
イリヤ
「どう? 誰かいた?」
しんのすけ
「ううん 大丈夫だゾ!」
茅野
「うっ・・・そう来たか・・・!」
しかし しんのすけの傍には イリヤがいる・・・
茅野
「これじゃあ バレる可能性も2倍・・・流石に厳しいかな・・・」
失敗のリスクを恐れ 予選免除を諦めた・・・
イリヤ
「ここなら撮影できる場所は限られてそうだし なんとかなるかも・・・」
しんのすけ
「さすが イリヤちゃんだゾ〜」
協力体制が功を奏し 通報を免れたしんのすけ。
頼る相手の選択が最良だったようだ・・・
霊夢
「中々 出会えないものね・・・」
通報に少し乗り気ではあるものの ターゲットを見つけられない霊夢。
霊夢
「やっぱり 堅実に自首するべきかしら?」
徐々に その意欲が薄まっていく・・・
サトシ
「怖いな・・・早くこんな時間終わってくれよ・・・」
通報に恐怖を感じる サトシ・・・
律
「あ! やっと 見つけたぞ・・・!」
しかし その姿を田井中律が捉えた・・・
律
「ここで通報できれば 本戦進出だぜぃ!」
本戦に行くためなら通報も厭わない律 モバイルを取り出す・・・
律
「えっと ここをタップだな・・・」ピッ!
サトシ
「先の曲がり角とか 気を付けないと・・・」
律
「よし 入った・・・あとはここを押せば・・・」
いるのは 後ろの角だ・・・!
サトシ
「ひとまず 動くか・・・」
律
「あぁ! 待てって!」
しかし サトシは曲がり角の先へ消えていった・・・
律
「くっそ・・・でも スタートする前でよかった・・・」
幸い まだ撮影を始めていなかったようだ。
律
「多分いけそうだ・・・やるぞ!」
めげずに 後を追う・・・
浜千鳥
「こっちはビーチッスね・・・」
ビーチへと続く道に出た 浜千鳥。
浜千鳥
「見通しの良いビーチって良さそうですけど 実は危険なんですよね・・・」
スタッフ
「そうなんですか?」
浜千鳥
「少しでも映ってればいいですから 逆に撮られていることに気づきにくいッスよ・・・」
逃走者の身体の一部分でもフレームに収まっていれば セーフとみなされる・・・
浜千鳥
「しかも砂浜で逃げにくいですから フレームから消えるのも難しいですし・・・
だから ビーチにいる逃走者はいないと思うッスよ」
ルフィ
「よーし この広い砂浜ならすぐ見つけられるだろ!」
1人 いた・・・
【37:00】
予選エスケープタイム終了まで 2分・・・
シャル
「あと少しで終わるんだな・・・」
ひまり
「このまま 耐えきってみせます!」
終わりが近づきつつも なおも警戒を緩めない逃走者達。
しかし・・・
???
「・・・っ!」ピッ!
【通報動画 撮影開始】
ここで ついに通報動画の撮影を始めた逃走者が現れた!
???
「・・・・・・」
果たして 動画を撮影している逃走者の正体は!?
そして 予選免除なるか!?
残り時間 36:50
逃走者 残り11人
有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 茅野カエデ サトシ シャル
田井中律 野原しんのすけ 博麗霊夢 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ
- その35 ( No.37 )
- 日時: 2022/04/23 21:59
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
『27』
『26』
???
「・・・・・・」
誰かが 他の逃走者の通報動画を撮影している・・・
その逃走者の正体は・・・
茅野
「後ろ つけられてないよね・・・?」
シャル
「あと2分切った・・・間に合うか・・・?」
サトシ
「しばらく ここで休むか・・・」
律
「よし サトシの動きが止まった・・・!」
田井中律・・・
ジーーーーーー・・・
【TAINAKA】
霊夢
「そうよ・・・そのまま 止まりなさい・・・」
・・・ではなく 律がターゲットの霊夢だ・・・!
霊夢
「見つけた以上は やるしかないわ・・・!」
律を発見し 通報へと気持ちが一気に傾いたようだ・・・
『22』
『21』
『20』
霊夢
「向こうは どうやら自分のターゲットを見ているみたいね・・・」
律
「しくじれないから 慎重に・・・」
律はサトシを追うのに夢中で 気づいていない・・・
『17』
『16』
『15』
霊夢
「絶対 こっち見ないでよね・・・」
サトシ
「何か 嫌な予感がするな・・・」
律
「そろそろいけるか・・・えっと 携帯は・・・」
『12』
『11』
『10』
霊夢
「あと 10秒・・・!」
サトシ
「ちょっと ここを離れた方がいい気がする・・・」ダッ!
しかし 嫌な予感を覚えたサトシが 移動・・・
律
「あっ やべっ!」ダッ!
『8』
霊夢
「え!? 待って!?」
それを追って 律も動いた!
『7』
霊夢
「今 動かれたら・・・」
律をフレームから外さないよう 慎重に追う霊夢・・・
律
「角まで一気に!」
しかし 逆に律は大胆に移動!
霊夢
「外すわけには・・・」
【TARGET LOST】
霊夢
「あぁ!? そんな!?」
捉えきれずに 律が完全にフレームアウトしてしまった!
ピピ!
−−−−−−−−−
| |
| ●ー|ーー【HAKUREI】
| |
| |
−−−−−−−−−
ハンター×3
「「「・・・・・・!」」」
通報失敗のペナルティとして 霊夢の位置情報が3体のハンターへ・・・
霊夢
「こ、こうなったら 自首するしかないわ!」
霊夢 たまらず自首へ向かう!
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
しんのすけ
「あれ? 前に誰もいないのに ハンターが走ってるゾ?」
イリヤ
「ほんとだ・・・どうしたんだろう・・・」
霊夢
「電話は・・・あっちだったわよね・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
律
「うわっ ハンター! まさか 誰か通報されたのか!?」
自分が通報されかけたとは夢にも思わない 律・・・
霊夢
「はぁ、はぁ・・・あったわ!」
自首用電話を見つけた 霊夢!
偶然にも近くにあったようだ!
霊夢
「あとは ハンターが来る前に電話をすれば・・・」
ハンターKR
「・・・・・・!」タッタッタッ・・・
霊夢
「!! 目の前で・・・!」
しかし ハンターはすぐ手前の角まで来ていた・・・
ハンターKR
「・・・・・・」
霊夢
「はぁ・・・ここまでのようね・・・」
ポン!
35:56
博麗霊夢 確保
残り10人
霊夢
「賞金が・・・一瞬でも欲に負けてしまった自分が恥ずかしいわ・・・」
プルルル プルルル
ひまり
「『博麗霊夢 通報失敗により確保』です・・・」
浜千鳥
「このまま来ないかと思ってましたが・・・やはり狙っていた人はいたみたいッスね・・・」
【35:50】
予選エスケープタイム終了まで 既に1分を切った・・・
ルフィ
「あいつ・・・仲間を裏切りやがってよ・・・!」
霊夢が通報しようとしたというメールに ショックを受けるルフィ。
ルフィ
「くそっ なんてこと考えてやがるんだ!」
憤りを 隠せない・・・
律
「はぁ、はぁ・・・さっきのハンターはビビったぜ・・・」
運良く通報を免れた 律。
律
「あっ! サトシはどこへいったんだ!?」
ハンターから逃げたことにより サトシを見失ってしまった・・・
【35:30】
凛
「長い9分だったにゃ・・・」
サトシ
「なんとか逃げ延びることができそうだ・・・」
しんのすけ
「もうすぐ終わりだゾ!」
イリヤ
「ボタンさえ押せば 残り30秒切ってもいけるらしいから 油断しちゃ駄目だよ!」
協力体制で通報をかわしてきた イリヤとしんのすけ。
イリヤ
「今も既に撮られているかも・・・ん?」
浜千鳥
「あと20秒ッス・・・」
その近くに イリヤのターゲット・浜千鳥・・・
イリヤ
(うっ ここに来て・・・)
しんのすけ
「どうかしたの?」
イリヤ
「あ、ううん 何でもない!」
イリヤ
(いやいや やっぱり通報するわけにはいかないよ!)
しかし モバイルに手を掛けることもなく 踏みとどまった・・・
【35:00】
残り35分となり 通報動画システムは使用不可能となった・・・
プルルル プルルル
シャル
「『予選エスケープタイムA終了、予選免除者は現れなかった』よし 終わったか・・・」
茅野
「結局人数が減っただけだね・・・最後の争奪戦が有利になったかな」
凛
「残り10分まで 頑張るしかないにゃ・・・!」
本戦進出をかけたサバイバルは 間もなく終盤戦へ・・・
残り時間 34:50
逃走者 残り10人
有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 茅野カエデ サトシ シャル
田井中律 野原しんのすけ 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ
- その36 ( No.38 )
- 日時: 2022/04/23 22:30
- 名前: Sビート ◆tm1pVTQmqw (ID: u4ehXYUD)
【34:40】
イリヤ
「通報も終わったことだし そろそろ解散しようか」
しんのすけ
「う〜ん・・・仕方ありませんな〜・・・」
予選エスケープタイムの間2人で行動していた イリヤとしんのすけ。
通報の恐怖が消えたため ここで別れることに・・・
イリヤ
「お互い頑張ろう!」
しんのすけ
「じゃ、そういうことで〜!」
イリヤ
「ここからは 私以外の全員が敵になるんだよね・・・気を付けないと・・・」
通報が無くなっても 予選が逃走者同士の蹴落とし合いであることに変わりはない・・・
シャル
「残ってる10人に対して 転送ボックスは6個も来るんだよな?
単純に考えれば 50%以上の確率で勝ち抜ける形になるけど・・・」
予選を通過できるのは 最大で6人だ。
シャル
「ただ それまで残るのも大変だからな・・・」
ハンター×3
「「「・・・・・・」」」
エリアには 3体のハンター。
彼らから逃げ続け 転送ボックスに入らなければ 本戦には進めない・・・
ーーーーーーーーーーー
牢獄
赤松
「うぅ〜 悔しいなぁ・・・やるからには最後まで行きたかったよ・・・」
スズ子
「お疲れ様です・・・」
冬馬
「誰かが行くと思ってたが 誰も予選免除とはならなかったな・・・」
チョロ松
「やっぱり ハードルが高すぎたんだって・・・」
ルイージ
「でも 逆に見てみたくなるよね・・・難易度の高いミッションクリアして 予選免除するところ!」
えりか
「ねぇねぇ 赤松さんってあの人と同じ声持ってるんでしょ?」
赤松
「え? えっと・・・」
えりか
「ほら あの・・・『ありの〜 ままの〜 姿見せるのよ〜♪』の!」
ゆうき
「あぁ アナ雪ですね」
※神田沙也加さん繋がり
未来
「生歌聴いてみたかったんです! さっきのありのままのあれ 歌ってみてくださいよ!」
赤松
「いや 私ピアノは得意だけど 歌はちょっと・・・」
ボッスン
「っていうか あれ歌ってるの アナのお姉さんの方だからな!?」
ーーーーーーーーーーー
【33:50】
ひまり
「中々ハンターを見ませんね・・・」
第2ミッション終了後からほとんど動いていないひまり。
更に ハンターも一度しか目撃していない・・・
ひまり
「少し暇かもしれません・・・」
スタッフ
「でしたら 今回は南の島が舞台ということで 南の島のスイーツに関する雑学はありますか?」
ひまり
「あ、えっと・・・じゃあ 沖縄のちんすこうについて説明します!
元々は琉球王朝の王族・貴族が 祝い事などの時に食べる貴重なお菓子だったため
「金(高価な)すこう(お菓子)」または「珍(貴重な)すこう」と名がついたそうです
更に 起源は中国の蒸しカステラのようなお菓子であり
今の焼き菓子になったのは 三代目新垣淑康がレンガ窯で焼いたのがはじまりとされてます
当時は丸い菊型でしたが 大きい上食べるとポロポロ崩れる欠点があったため
新垣淑康が一口サイズで細長い形にし 米軍基地で使われていたクッキーの型を使って
今のちんすこうの形になったと言われています!」
なお この話については諸説ありだという。
浜千鳥
「カキコにやって来てから もう6年ぐらい書いているわけですからね・・・
おかげで沢山のアニメに出会って 好きになっていったッスよ」
今回で8回目の参戦となる ベテラン作者の浜千鳥。
浜千鳥
「ただ その内のここ最近の2年ぐらいは 現実世界の荒波に飲まれて
作者人生を棒に振ってる日々が続いているんですよね・・・」
心の中に モヤモヤが残っているようだ・・・
浜千鳥
「そんな時にSビート版逃走中のラストゲームッスよ!
今までの全てをぶつけて 悔いのないゲームにしてみせるッス!」
2度目の逃走成功を果たし 再び大きく羽ばたきたい。
凛
「時間が減っていくにつれて どんどんドキドキしてくるにゃ・・・」
徐々に高揚感を覚えつつある 凛。
凛
「前見てた時 こういうのが本当に楽しそうだったんだにゃ!
牢獄の中でずっと あんなのやりたかったって思ってたにゃ・・・」
スタッフ
「今回は念願が叶いましたね」
凛
「うん! それで逃げ切った時の達成感はきっと最高だにゃ!絶対に辿り着いてみせるにゃー!」
歴代最速確保の不名誉から 史上最大ゲームの逃走成功者まで 一気に成り上がることは出来るか!?
律
「くっそー! 通報いけそうだったんだけどなー・・・」
サトシを見つけたもの通報動画を撮影できず 予選免除を逃した律。
律
「ここからは自分の足で頑張るしかないってことか・・・」
Aブロックにおける予選免除の手段は もうない。
残された道は 正面突破のみだ・・・
サトシ
「さっき捕まった霊夢っての 俺の近くに居たんだよな・・・」
一方 そのサトシ・・・
サトシ
「もしかしたら 俺が通報されかけていたのかもしれないな・・・」
ハンターTP
「・・・・・・」
そんなサトシに 霊夢を捕まえたハンターが接近・・・
サトシ
「やっぱり 逃げて正解だったんだな・・・」
サトシ しのげるか・・・?
残り時間 32:50
逃走者 残り10人
有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 茅野カエデ サトシ シャル
田井中律 野原しんのすけ 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ
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