二次創作小説（新・総合）
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- 逃走中マスターライジング〜MermaidMemory〜
- 日時： 2022/04/23 19:56
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
逃走中マスターライジング Aブロックが開幕！
舞台となるのは「逃走中〜南の島の人魚姫〜」が行われた「とある南の島」。
果たして20人の逃走者の内 本戦に進出するのは誰だ！？
〜Aブロック 逃走者〜
赤松楓（ニューダンガンロンパV3）
天ヶ瀬冬馬（アイドルマスターSideM）
有栖川ひまり（キラキラ☆プリキュアアラモード）
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン（Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ）
春日未来（アイドルマスターミリオンライブ！）
茅野カエデ（暗殺教室）
来海えりか（ハートキャッチプリキュア！）
サトシ（ポケットモンスター）
塩田スズ子（サザエさん）
シャル（募集参加）
田井中律（けいおん！）
野原しんのすけ（クレヨンしんちゃん）
博麗霊夢（東方Project）
浜千鳥（募集参加）
藤崎佑助（SKET DANCE）
星空凛（ラブライブ！）
松野チョロ松（おそ松さん）
モンキー・D・ルフィ（ONE PIECE）
ゆうき（募集参加）
ルイージ（マリオシリーズ）
（50音順・敬称略）
※このスレは元々過去ログで執筆していたもので、
過去ログで執筆不能となり書けなかったものを書くため過去ログより移植&補完したものとなります。
そのため 本来あったコメントなどはこちらでは見ることが出来ません。
コメントも合わせて読みたい方は 過去ログの同名のスレをご覧ください。
- その27 ( No.29 )
- 日時： 2022/04/23 21:41
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
ミッション終了まで 残り1分半！
凛
「また 遠くまで逃げちゃったにゃ・・・！」
赤松
「なんとか 戻らないと！」
ハンターの襲撃によりバラバラになったマシン組 大急ぎでマシンへの復帰を目指す！
茅野
「はぁ、はぁ・・・さっき走ったから・・・」
イリヤ
「やっぱり 体力のある人来てほしいな・・・」
霊夢
「マシンって これのことかしら？」
しんのすけ
「おおっ 一人来たゾ！」
霊夢 ようやくマシンに到着・・・
茅野
「ここに来て 急に新メンバーが増えたような・・・」
霊夢
「私は最初から 終盤に入ってから乗るつもりでいたわ」
茅野
「えーっと・・・正直だね・・・」チラッ
イリヤ
「わ、私は違うよ！？」
ルフィ
「絶対 クリアしてやんぞ・・・！」
マシン組の中では 最も体力のあるルフィ・・・
ハンターTP
「・・・・・・」
ルフィ
「うわっ またか！？」
しかし ルフィの行く手に別のハンター・・・
ハンターTP
「・・・・・・」
ルフィ
「くそー 全然どかねー・・・」
もはや 彼の復帰は絶望的だ・・・
【５１：００】
ミッション終了まで 1分！
ゆうき
「もうすぐミッションが終わるな・・・」
ひまり
「結構な人数が動いていたと思いますけど 大丈夫なんでしょうか・・・」
サトシ
「あった！」
茅野
「サトシ君 こっちだよ！」
マシンには サトシが戻って来た！
律
「まだまだ 頑張れるぜ！」
更に 律も合流！
イリヤ
「もう 見張りを入れてる場合じゃないよね！」
霊夢
「1人でも多く漕いで スピードアップしましょう！」
赤松
「えっと コースはどっちだったかな・・・」
中々マシンに辿り着けない 赤松・・・
赤松
「諦めたくはないけど・・・マシンが見つからないよ・・・」
ゴールする瞬間を見届けたいが 上手くいかない・・・
【５０：３０】
ミッション終了まで 30秒！
サトシ
「あの角を曲がれば ゴールは目前だな！」
茅野
「よし 行こう！」
イリヤ
「待って ちょっと見て来る！」
ゴール前の最後の曲がり角に差し掛かった マシン組！
イリヤ
「！！ ハンターがいる！」
霊夢
「なんですって！？」
ハンターLS
「・・・・・・」
しかし ゴールのある大通りに 背を向けたハンター・・・
しんのすけ
「こんな時に 邪魔だゾ・・・」
茅野
「あれ さっきのだよ・・・」
イリヤ
「向こう行けば きっと大丈夫だから・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」スタスタ
イリヤ
「よし 行った！」
律
「よっしゃ 最後の直線いくぞ！」
【５０：２０】
ルフィ
「どこだ・・・マシンはどこなんだ・・・？」
凛
「駄目だにゃ 見つからないにゃ・・・」
しんのすけ
「ゴールはあそこだゾ！」
茅野
「足が悲鳴をあげてる・・・でも 賞金のためなら・・・！」
全員 必死になって ペダルを漕ぐ！
霊夢
「距離的に 厳しいかしら・・・！」
サトシ
「いや きっと間に合う！」
ミッション終了まで
10
9
8
しんのすけ
「うおおお・・・ファイアー！！」
7
6
5
律
「はぁ、はぁ・・・あと 数m・・・！」
4
3
2
サトシ
「間に合えーーー！！」
1
【５０：００】
茅野
「はぁ、はぁ・・・ホントに・・・あと少しだったのに・・・」
サトシ
「くー・・・悔しいな・・・」
霊夢
「賞金が・・・」
律
「あそこでハンターさえ出てなければ・・・」
ゴールまで わずかに届かなかった・・・
よって ミッション失敗だ・・・
プルルル プルルル
シャル
「メールか・・・『ミッション②結果』」
ルフィ
「『時間内にゴールに辿り着けなかったためミッション失敗、賞金ボーナスはなくなった』
間に合わなかったのかよ・・・ちくしょー！」
赤松
「だから ノーマルのままの方がいいって・・・まぁ 結果論なんだけど・・・」
イリヤ
「とりあえず 辿り着いた・・・」
島民
「やぁ お疲れさん！ ここまで運んできてくれてありがとう！」
島民
「ほら お茶どうぞ！ これで疲れを取ってね」
霊夢
「あ、ありがとうございます・・・」
ミッションは失敗したが 石像はゴールまで辿り着かせていた。
そして この時点でマシンに乗っていた逃走者に お茶が振る舞われた・・・
茅野
「ヤバい・・・最後ので一気に体力が・・・」
しんのすけ
「はぁ〜・・・もう ヘトヘトだゾ・・・」
賞金ボーナスを獲得出来ず 疲労だけが溜まった逃走者達。
今後のゲームにどう影響するか・・・
残り時間 ４９：４０
逃走者 残り１３人
赤松楓 有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
茅野カエデ サトシ シャル 田井中律 野原しんのすけ
博麗霊夢 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ ゆうき
- その28 ( No.30 )
- 日時： 2022/04/23 21:44
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
ーーーーーーーーーーー
牢獄
スズ子
「ルイージさん ごめんなさい・・・」
ルイージ
「うん・・・残念だけど 仕方ないか・・・」
ボッスン
「にしても まさかミッション失敗するとは思わなかったな・・・」←元に戻った
未来
「ホントですよ！ あぁ〜 賞金ボーナス欲しかった〜！」
えりか
「このミッション あたしが残ってたなら絶対クリアしてたね！」
冬馬
「多くの奴が無駄に体力使っちまっただろうから 確保者がハイペースで増えるかもしれねぇな」
未来
「うぅ〜・・・帰ったら牛乳のやけ飲みを・・・あれっ？」
未来
「なんだろう これ？」ポチッ
プシューーーーーーッ！！
全員
「「「わああっ！！？」」」
スタッフ
「未来さん それは打ち上げ用のスモークのスイッチです！ 勝手に押さないでください！」
未来
「すみませーん・・・でへへ・・・」
チョロ松
「いや 隣でスタッフが準備してたの見えてたよね！？ よく迷いなくいけたね！？」
えりか
「打ち上げか〜・・・やっぱりこの悔しさは 食べて忘れないとね！」
スズ子
「もう私達は 打ち上げを楽しみに待つしかないんですね」
冬馬
「でもまだAブロックだろ？ だとしたら相当待つことになるな・・・」
ボッスン
「ちくしょ〜 だからAブロックは嫌だったんだ・・・」
ーーーーーーーーーーー
【４９：１０】
凛
「結局 疲れただけだったにゃ・・・」
サトシ
「今ハンターに出てこられたら かなり厳しいな・・・」
現在 多くの逃走者が ミッション失敗で 肉体的にも精神的にもダメージを受けている。
しんのすけ
「さすがに動かない方がいいゾ・・・」
イリヤ
「なんとか 振り切れるレベルまで持っていこう・・・」
結果 動かない逃走者が多くなった・・・
ルフィ
「俺が間に合ってれば・・・あー くそっ！」
そんな中 移動を続けるルフィ。
ミッション中は常に全力でペダルを漕いでいたが それでも体力は残っている・・・
ルフィ
「ナミに1ベリーでも多く持って帰ってこいって言われてたんだけどな・・・」
スタッフ
「それでハードコースにしようと言ってたんですか？」
ルフィ
「違ぇよ ゲームマスターに負けたくなかったからに決まってんだろ！」
航海士の言葉よりも 自分の挑戦精神の割合の方が 圧倒的に多かったようだ・・・
ルフィ
「まぁでも 逃げ切っても賞金はもらえるんだ！ それしかねぇよな！」
【４８：５０】
霊夢
「どうして こうなったのかしらね・・・」
途中参加にも関わらず 一番ショックを受けている 霊夢・・・
霊夢
「賞金ボーナスを獲得して 自首しようと考えていたのだけれど・・・っ！」
ハンターKR
「・・・・・・」
霊夢の視線の先に ハンター・・・
霊夢
「危なかったわ・・・あのまま項垂れていたら 気づかなかったところね」
ハンターは神出鬼没。下を向いている暇はない・・・
茅野
「いくら訓練で鍛えられているとはいえ もう走れないな・・・」
先程のミッションで 最も長い時間ペダルを漕いでいた 茅野。
プルルル プルルル
茅野
「あれ？ こんな時に電話・・・」
律
『よぉ 茅野か？』
茅野
「律さん？」
相手は 律だ。
律
『確か 貧乳同盟ってのあったよな？』
茅野
「うん そうだよ・・・もしかして・・・」
律
『あー その なんつーか・・・お前の熱い気持ちは何となく伝わってきたんだよ
あたしも正直でっかくなりてーとは思ってたしな』
茅野
「じゃあ・・・今度こそ入ってくれるんだね！」
律
『まーな 一緒に戦おうぜ！』
茅野
「ありがとう 律さん！」
ピッ！
茅野
「やった・・・ついに思いが通じた・・・次は凛ちゃんだよ！」
ようやく貧乳同盟の誘致に成功した茅野 打倒巨乳に向け士気が上がる・・・
ゆうき
「とりあえず ここでしばらく休もうか・・・」
ミッションで消耗した体力の回復を狙う ゆうき。
ゆうき
「とにかく スタミナがないと活躍できそうな状況でも活躍できないですから！
まぁ ことりちゃんパワーがあれば 限界を突破できなくもないですが！」
シャル
「うーん 昔の自分を見ているみたいだ」
その様子を遠くから見ていた シャル。
シャル
「一時期はことりに熱狂的な愛を注いでいましたものでね・・・
その想いのあまり 空を飛んだことだってありますよ」
ハンターTP
「・・・・・・」
そんな ことり厨と元ことり厨 どちらかにハンターが接近・・・
ゆうき
「さっきの活躍 凛は伝えてくれるのかな・・・」
シャル
「僕も隠れ場所を探しましょうかね」
2人の運命は・・・？
残り時間 ４７：５０
逃走者 残り１３人
赤松楓 有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
茅野カエデ サトシ シャル 田井中律 野原しんのすけ
博麗霊夢 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ ゆうき
- その29 ( No.31 )
- 日時： 2022/04/23 21:46
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
ハンターTP
「・・・・・・」
ゆうきとシャル どちらかにハンターが接近・・・
ゆうき
「まだまだ ことりちゃんへの見せ場は ここからですよ！」
ハンターTP
「・・・・・・」
シャル
「ゲームが終わったら ゆうきさんと一緒にことりについて語り合いましょうかね」
ハンターTP
「・・・・・・」
ピーーーーーー
【】
ゆうき
「うわっ いる！」
ハンターTP
「・・・・・・」
ハンターが接近していたのは ゆうきだ・・・
ゆうき
「ここはあまり逃げすぎないように・・・」
体力の消費を最小限に抑えるよう 慎重に移動する・・・
ハンターTP
「・・・・・・」
ゆうき
「足音たてたら バレちゃう・・・」
ハンターTP
「・・・・・・」
ゆうき
「よし ここまで来れば・・・」
ハンターTP
「・・・・・・！」ダッ！
ピピ！
【YUKI】
しかし ゆうきの身体の一部分が ハンターの視界に入ってしまった・・・
ゆうき
「だいじょ・・・えっ！？」
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ゆうき
「ヤバい バレてるーーー！！？」
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ゆうき
「はぁ、はぁ・・・」
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ゆうき
「くっ 曲がり角使ってるのに・・・！」
先程のミッションの影響で スピードが出ない・・・
ハンターTP
「・・・・・・」タッタッタッ・・・
ゆうき
「ことりちゃああああああん！！」ポン！
４７：２０
ゆうき 確保
残り１２人
ゆうき
「やられた〜・・・もっと逃げとけばよかった〜！」
ことりへの本当の見せ場は作れなかった・・・
プルルル プルルル
シャル
「噂をすれば！ ゆうきさん捕まった！」
律
「とうとう作者からも確保者が出ちまったか・・・」
ひまり
「賞金手に入れたら キラパティの経営面に少し貢献したいです・・・
何としてでも 逃げ切らないと・・・」
意外にも 賞金を獲得したい想いが強い ひまり。
ひまり
「最近 キラパティに困ったお客さんが来るんです・・・」
スタッフ
「困ったお客さん・・・？」
ひまり
「その・・・何というか 侍みたいな格好している人で
パフェを大量に食べて しかも毎回ツケをためていくんですよ・・・」
スタッフ
（・・・確実に 前回のあの人だろうな）
ひまり
「どういうわけか あおいちゃんが責任感じているみたいで
時々あおいちゃんが 自分のお小遣いで援助してくれるんですけど・・・
あおいちゃんばかりに負担をかけさせるわけにはいきません！」
賞金を獲得し 負担を分散させられるか・・・
【４６：５０】
赤松
「国の偉い人の前でピアノを弾くってことになった時も ものすごく緊張したけど・・・
それすら上回るぐらい 胃がキリキリしているよ・・・」
逃走中独特の緊張感に不安を隠しきれない 赤松・・・
赤松
「こういう時 クラシック音楽が聴ければ 少しは心が安らぐんだけどなぁ・・・
音楽プレイヤー 持ってないの？」
スタッフ
「危険なので 用意してなくて・・・」
赤松
「そっか やっぱり駄目だよね・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
足音を聞き取るのも ハンターをかわすテクニックの一つ。
余計な音を鳴らせば足音が聞こえにくくなる上 ハンターに見つかりやすくなる・・・
凛
「ミッションの終わり際での動きが大事になってきそうだにゃ・・・」
持っているライトで 転送ボックスの出現場所を再度確認する 凛。
凛
「もしハンターに追われても大丈夫なように 体力を残しておいて・・・」
しんのすけ
「あっ 凛ちゃん！ ほっほ〜い！」
凛
「わっ！？ し、しんちゃん！？」サッ
そこへ しんのすけが合流
凛 慌ててペンライトを隠す・・・
しんのすけ
「ねぇねぇ 凛ちゃんはラーメンの具はナルトが一番好き？ それともメンマ？」
凛
「え、えっと・・・凛は全部好きだにゃ！」
しんのすけ
「んも〜 ワガママな子猫ちゃんだゾ・・・オラがシロと一緒に飼ってあげたいゾ」
凛
「もう やめるにゃ・・・何しに来たの？」
しんのすけ
「オラはただ凛ちゃんとお喋りしたかっただけだゾ！ じゃ、そういうことで〜！」
凛
「・・・危なかったにゃ 全く疑わなかったにゃ・・・」
ペンライトのことは バレずに済んだ・・・
凛
「いくらOPゲームで助けてもらったとはいえ 相手はライバルだにゃ！」
勝負事には 負けられないタチだ・・・
サトシ
「今気づいたけど 今回はまた町の中で逃げることになるんだよな？」
前回の町の中で行われた逃走中で逃走成功を果たしている サトシ。
サトシ
「ここも頑張って制覇したいところだな！」
町エリアで再び結果を残すことは出来るか・・・
茅野
「とりあえず 前回よりは頑張れているかな・・・」
前回は30分程度で確保された 茅野。
茅野
「もうすぐ半分 気を引き締めていこう！」
予選Aブロックも 間もなく折り返しを迎える・・・
残り時間 ４６：００
逃走者 残り１２人
赤松楓 有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 茅野カエデ サトシ
シャル 田井中律 野原しんのすけ 博麗霊夢 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ
- その30 ( No.32 )
- 日時： 2022/04/23 21:48
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
【４５：５０】
イリヤ
「何度見ても 綺麗な海だね・・・」
ビーチにやって来た イリヤ。
イリヤ
「海を見てると思い出すよ 私と美遊とクロエの誕生日パーティを 海の家で開いた時のこと！
賞金獲ったら またみんなで遊びに行ったりしたいな・・・」
新たな思い出作りに 胸を弾ませる・・・
シャル
「一度でも捕まったら終わりというこの緊張感 ホントに嫌な感じだよな・・・」
確保の恐怖に怯える シャル。
シャル
「あの社長みたいに ライフが沢山あったらいいんですけどねぇ
で コンティニュー土管から出てくる度にハンターに向かってこう言ってやりますよ
『私は・・・不滅だぁあああ！！！』・・・なんてね」
逃走者のライフは1つだけ。基本的にノーコンティーニューでクリアするしかない・・・
ひまり
「ハンターがいました・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」
ハンターを目撃した ひまり。
ひまり
「えっと・・・このままずっと隠れてるべきでしょうか・・・それとも・・・」オロオロ
実はひまりがゲーム中にハンターを見かけるのは これが初めて。
慣れないハンターの接近に 戸惑う・・・
ひまり
「ああっ 来てます！」
ハンターLS
「・・・・・・」
ハンターは ひまりのいる方向へ！
ひまり
「やっぱり 自分で分析してここがいいと思ったんですから 隠れきります！」
自分の知識を信じ ハンターをやり過ごす気のようだ！
ハンターLS
「・・・・・・」
ひまり
（小さく・・・もっと小さくなって・・・）
ハンターLS
「・・・・・・」
ひまり
「・・・・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」
ハンターはひまりに気づかず 素通りした・・・
ひまり
「はぁぁぁ・・・よかったです・・・」
安堵する ひまり・・・
ひまり
「やはりここはハンターに見つかりにくいようです」
逃走中サイエンス 見事に大当たりだ・・・
【４５：１０】
霊夢
「90万円ぐらいあれば 十分かしらね」
頭の中はほとんど自首で固まっている様子の 霊夢。
霊夢
「本戦に進出する可能性も考えてはいたけれど 最終的に賞金さえ獲得すればいいのよ」
あまり無理はせず 堅実にいく姿勢を取る・・・
霊夢
「そうなると このライトも必要ないのだけれど・・・誰かに渡していいかしら？」
茅野
「まだE組は誰も逃げ切ってないでしょ？ 私が初めての逃走成功者になるよ！」
E組初の逃走成功を狙う 茅野。
茅野
「前回は割と調子よかったみたいだから なんとか続き・・・あっ！」
赤松
「あっ 茅野ちゃん！ さっきのミッションぶりだね！」
茅野
「・・・！」キッ
そこへ 天敵・赤松が現れ 目つきが変わった・・・
茅野
「ぐぬぬ・・・さっきは協力することになったけど 次はこうはいかないんだからね！」
赤松
「えっ？ 何？」
茅野
「大体さぁ ピアニストに胸って必要なの？ 絶対必要ないよね？
それなのに どうしてそんなの持っちゃってるのかな？」
赤松
「・・・えぇ？」
茅野
「とにかく 持たなくていいのに持ってる人なんかに 私は負けないんだから！
私は持ちたいのに持ってない人の代表みたいなものだよ！ じゃあね！」
赤松
「あぁ ちょっと！？」
一方的に宣戦布告をし 茅野は去っていった・・・
茅野
「やっぱり超高校級だけあってしぶといな・・・勝負の行方はハンター次第というのが なんともね・・・」
赤松
「・・・茅野ちゃん 一体何の話をしてたんだろう？」
浜千鳥
「そろそろ この予選のルールならではのミッションもありそうッスね」
ゲーム展開を冷静に分析する 浜千鳥。
浜千鳥
「多分 本気で競争本能を煽るようなこと してくるんじゃないかと・・・」
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
その頃 司令室では・・・
ビート
「その通りです ここらでスパイスを入れましょう・・・」
サクラ
「ゲームマスター、本当にこれを全ての予選に導入するんですか？」
ビート
「えぇ・・・ですが これはいつ発動されるか分かりません
その場での残り人数や エリアの地形など 様々な状況が絡み合う中
逃走者がどのように動くか 戦略性が試されます」
サクラ
「分かりました・・・では 始めます！」
ビート
「さて・・・逃走者はこの時間をどのように乗り切るでしょうか・・・」ピッ！
ゲームマスターにより 通達が発動された・・・
＝＝＝＝＝＝＝＝
プルルル プルルル
ルフィ
「通達か・・・なっ！？」
凛
「ちょっと待って・・・こんなのって・・・！」
通達に書かれていた 衝撃の内容とは・・・？
残り時間 ４４：１０
逃走者 残り１２人
赤松楓 有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 茅野カエデ サトシ
シャル 田井中律 野原しんのすけ 博麗霊夢 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ
- その31 ( No.33 )
- 日時： 2022/04/23 21:50
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
プルルル プルルル
ルフィ
「通達か・・・なっ！？」
凛
「ちょっと待って・・・こんなのって・・・！」
逃走者全員に送られた通達。その衝撃の内容とは・・・
サトシ
「『通達①、これより『予選エスケープタイムA』を始める」
霊夢
「『逃走者全員のモバイルに搭載されている『通報動画システム』が使用可能となった」
イリヤ
「『このシステムを使い 各逃走者毎に決められたターゲットを30秒間撮影すれば
ハンターにその逃走者の位置情報を通報することができる』
えぇ！？ 通報！？」
シャル
「『更に通報された逃走者が確保されれば 通報した逃走者は予選免除となる』！？」
ひまり
「『ただし 30秒間ずっと映っていることが条件で
一度でも外れれば 撮影者のモバイルに付けられた発信機が起動し確保される』」
律
「『通報動画システムが使えるのは残り35分までで 予選免除は先着1名のみとなる』
なんだよ これ・・・！？」
通達① 予選エスケープタイムA
これより逃走者全員のモバイルの『通報動画システム』が使用可能となり、
逃走者ごとに決められた ターゲットとなる自分以外の逃走者を30秒間動画で撮影すれば、
その逃走者の位置情報をハンターに伝えることが出来る。
更に通報された逃走者が確保された瞬間、
通報した逃走者は予選を免除され 本戦進出が決定する。
ただし 30秒間の間 一度でもターゲットがフレームから外れると
撮影していた逃走者の位置情報がハンターに伝えられてしまう。
通報システムが使えるのは残り35分までで 予選を免除されるのは先着1名のみだ。
赤松
「気づかれないように撮影して 確保させるなんて・・・厳しすぎるし 酷すぎるよ！」
浜千鳥
「でも 予選免除は大きいッスね・・・！」
各予選の目玉要素・予選エスケープタイム。
毎回形を変え 逃走者達に予選免除のチャンスが与えられる！
予選免除に成功すれば 生き残って転送ボックスに入らずとも 本戦に進める！
加えて 予選突破時点での賞金108万円も 減額されることなく獲得出来る！
茅野
「高いリスクを冒してショートカットするか 無難に44分逃げるかってところだね・・・」
予選エスケープに挑戦するのは 逃走者の自由。
果たして 逃走者達の選択は！？
【４３：３０】
プルルル プルルル
しんのすけ
「おっと また来たゾ・・・『君のターゲットはシャルだ』」
ひまり
「えっと・・・霊夢さんです・・・」
逃走者のそれぞれのターゲットは 以下の通り。
赤松 →凛
ひまり →霊夢
イリヤ →浜千鳥
茅野 →しんのすけ
サトシ →赤松
シャル →ルフィ
律 →サトシ
しんのすけ→シャル
霊夢 →律
浜千鳥 →ひまり
凛 →茅野
ルフィ →イリヤ
ただし 逃走者は自分以外の逃走者のターゲットを知らない。
律
「チャンスは一度きりで それ外したら確保ってのが怖いな・・・」
一度 通報動画の撮影を始めてしまえば もう後戻りは出来ない。
予選免除か確保か 末路は2つに1つだ・・・
律
「しかも あたしのターゲットはサトシだぜ？
反応が機敏だから バレそうなんだよな・・・」
ターゲットに気づかれずに動画を撮影するのは かなりのリスクを伴う・・・
ひまり
「もう誰も信じることが出来ないです・・・」
サトシ
「俺をターゲットにしている人 ルフィだったらいいんだけどな・・・」
凛
「ルフィはこういうの 絶対やらないはずだにゃ・・・」
他の逃走者も 誰に狙われているか分からない恐怖に怯える・・・
ルフィ
「こんなの やるわけねーだろ！ 仲間を踏み台になんて出来るか！」
多くの逃走者から 自分が彼のターゲットであってほしいと願われているルフィ。
ルフィ
「それに 俺は自力で予選を超えてーんだ！」
大方の想像通り 通報する気はさらさらないようだ。
イリヤ
「通報には動かない方がいいかな・・・自分が通報される可能性もあるから・・・」
幸運にも そんなルフィのターゲットになったのはイリヤ。
彼女が通報される通報される可能性は 低い方か・・・？
イリヤ
「しばらくの間 浜千鳥さんに会いたくないかも・・・」
心が揺れ動くのを 恐れる・・・
シャル
「これ しんのすけにターゲットにされていたら 結構厄介だな・・・」
しんのすけを警戒する シャル。
シャル
「背が小さくて スペックも高いから 気づかれずに撮影できそうなんだよな・・・
しかも 男がターゲットだったら 邪魔だと言わんばかりに潰してきそうで・・・」
読者の皆さんは既にお気づきだろうが フラグを見事に回収している・・・
しんのすけ
「う〜ん これはなまやしいですな〜」
スタッフ
「『悩ましい』では？」
しんのすけ
「そうとも言う〜！」
一方 シャルをターゲットとしているしんのすけ。
果たして 彼は男を潰しにかかるのか・・・？
残り時間 ４２：２０
逃走者 残り１２人
赤松楓 有栖川ひまり イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 茅野カエデ サトシ
シャル 田井中律 野原しんのすけ 博麗霊夢 浜千鳥 星空凛 モンキー・D・ルフィ
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