二次創作小説(新・総合)

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逃走中:ハンターと熊の孤島[完]
日時: 2023/01/30 23:55
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

Tame the beast.


<逃走者一覧>
愛宕洋榎(咲-Saki-シリーズ)
和泉沢愛生(恋愛フロップス)
一之瀬花名(スロウスタート)
一姫(雀魂)
井ノ上たきな(リコリス・リコイル)
上杉風太郎(五等分の花嫁)
海野凪(カッコウの許嫁)
桂ヒナギク(ハヤテのごとく!)
小瀬川白望(咲-Saki-シリーズ)
巽紺(うらら迷路帖)
田中(田中くんはいつもけだるげ)
歳納京子(ゆるゆり)
土間うまる(干物妹!うまるちゃん)
南雲孝士(女神寮の寮母くん。)
原村和(咲-Saki-シリーズ)
雲雀丘瑠璃(あんハピ♪)
平沢唯(けいおん!)
水原千鶴(彼女、お借りします)
唯我成幸(ぼくたちは勉強ができない)
(全19名・五十音順)


<ゲーム概要>
制限時間:90分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で108万円獲得
ハンターの数:4体

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.28 )
日時: 2023/01/30 23:06
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

Prrrr! Prrrr!


―牢獄―


風太郎
「おっ、メールが来たぞ」



「今度は何かしら?」


千鶴
「メールには何て書いてある?」


風太郎
「えっと……っ!マジか!」



「えっ、何なに~?」



「一体どうしたんだ?」




風太郎
「[MISSION3 牢獄の前に確保者の名前が書かれたルーレットを設置した]」


愛生
「本当だ!何か見慣れないルーレットがあります!」






               ▽
            [上杉風太郎]     
       [一姫]        [一之瀬花名]

  ▷ [和泉沢愛生]              [平沢唯] ◁

    [巽紺]                [歳納京子]

       [桂ヒナギク]      [水原千鶴]

           [海野凪]  [田中]







花名
「いつの間に……全然気づかなかったよ……」




風太郎
「[抽選で選ばれた者はゲームに復活できる]」




「「おぉぉぉぉぉーーー!!!」」


京子
「マジで!?やったーーー!!!」


ヒナギク
「復活、したいわね……」










ヒバリ
「[ただし、確保者が復活を果たすには10頭のクマのうちいずれか3頭の腹部に取り付けられた復活カードが必要だ]」




「[ルーレットは残り35分に起動 それまでに牢獄に届けられた復活カード1枚につき、ランダムで1人が復活する] なるほど……私たちが救出するというわけですか……」






MISSION3 牢獄から救出せよ!

エリア内を徘徊する10頭のクマのうち3頭の腹部に、計3枚の復活カードが取り付けられた
復活カードを牢獄に届ければ、その枚数分だけ残り35分に起動するルーレットの結果に従い、確保者が復活の権利を獲得する!


   上杉風太郎  一之瀬花名  平沢唯  歳納京子   水原千鶴  田中
   海野凪    桂ヒナギク  巽紺   和泉沢愛生  一姫


これまでに確保されたのは全部で11名
この中から、最大で3人が復活を果たす!










―牢獄―


風太郎
「ここで復活のチャンスとは……思ってもみない幸運だな!」


一姫
「復活、したいにゃーーー!!!」



「誰か、私をここから出してーーー!!!」










うまる
「行こう!前回は私が牢獄の人に助けてもらったから……今回は私が助ける番だよね!」




たきな
「私も行きます」


たきな
「……ですが、これは私のDA復帰のためです。決して情けをかけているわけではありません」




成幸
「復活ミッションだって。南雲、どうする?」


孝士
「僕、行きます!みんなを助けたいです!」


成幸
「よし……じゃあ俺も一緒に行くか!だけど時間がないからな、急ぐぞ!」


孝士
「はい!」


次々とミッションに動き始める逃走者たち……!






ハンター4
「…………」


しかし、エリア内には4体のハンター
確保者を救出するために自分が捕まってしまっては、意味がない!






洋榎
「何で復活するのにウチらが動かなアカンねん」



洋榎
「復活とか、こういうんは自分の手でつかみ取ってナンボやろ」


復活ゲームのシステムに苦言を呈する愛宕洋榎……




洋榎
「でも、こうなった以上牢獄の人らはどうしようもないわけやからな……」



洋榎
「しゃーない、ウチが行ったるわ!」


しかし、ミッションには動く姿勢のようだ……!




洋榎
「……って、すぐそこにおるやないかい!」






クマ7
「がおー」


早速、近くにクマを発見……!






洋榎
「ほら鈴や、騒ぐ必要はないで~」チリンチリン




クマ7
「……がおー……」


洋榎
「ちょっとお腹、見せてもらってもええやろか?」


クマ
「……がおー……?」


洋榎
「えっと、カードは……」










洋榎
「ない!さすがに一発はナシか~」


クマ7
「……がおー……」


しかし、1頭目は空振りだ……!




洋榎
「しゃーない!次や次!急ぐで!」


10頭のクマのうち、カードが取り付けられているのは3頭
このクマをいち早く見つけ出し、牢獄まで届けなければならない!






45:00
540,000円
残り8人
愛宕洋榎/井ノ上たきな/小瀬川白望/土間うまる/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/唯我成幸

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.29 )
日時: 2023/01/30 23:08
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

シロ
「復活ミッション、か……」






シロ
「…………」ズズズ←お茶をすする










シロ
「まだ動くのダルいし、私はパス……」


一方、宮守の小瀬川白望は、一切ミッションに動く気を見せない……!




シロ
「…………」ズズズ






シロ
「……お茶、もう終わりか……美味しかったな……」




巫女
「もしよろしければ、もう一杯いかがですか?」


シロ
「え……おかわりも、いいんですか……?」


巫女
「はい、すぐにお持ちしますね」


シロ
「すごい……至れり尽くせりだな……」





シロ
「……もう、ずっとここにいよう……」


神社の巫女の待遇のよさに、味をしめたようだ……!










【ミッション、どうする?】




「私は遠慮しておきます」


清澄の原村和も、ミッションに動かないようだ……!





「このミッション、参加しても私たちには何のメリットもありませんよね?」




「無闇に危険を冒す意味はありません……リスクとリターンが見合っていませんから」


ゲーム中も、デジタル思考を貫く……!










ヒバリ
「ミッション、どうしようかしら……?」



ヒバリ
「クマを探し回ってもカードが見つかるとは限らないし、カードを見つけても、それを牢獄まで持って行かないといけないし……」


ミッションに動くかどうか悩む雲雀丘瑠璃……




ヒバリ
「もちろん、人助けはしたいけど……でも、無闇に動いてあたしが捕まっちゃったら意味ないし……」






ヒバリ
「……あれは……クマ……?」










クマ3
「がおー」


ヒバリの近くに、クマ……!






ヒバリ
「こんなところにいたのね……」




クマ3
「がおー?」


ヒバリ
「……出会ったのなら、カードがあるかどうか確かめるくらいしてもいいわね」チリンチリン


クマ3
「……がおー……」


ヒバリ
「ちょっとお腹を調べるわね。まさか1頭目からカードなんてないと思うけど」


クマ3
「……がおー……?」




ヒバリ
「…………」












ヒバリ
「……!これは……まさか……!」


クマ3
「……がおー……?」




ヒバリ
「『復活』って書いてあるわ……カードって、絶対これのことじゃない!」






雲雀丘瑠璃 復活カード獲得






ヒバリ
「まさか私が引き当ててしまうなんて……しかもこんなに早く……」


クマ3
「……がおー……?」




ヒバリ
「これ、私が行くしかないってことじゃない……!」




ヒバリ
「……こうなった以上、行かない理由はないわね……牢獄に向かうわ」


偶然にもカードを入手したヒバリが、牢獄に向かう!






ハンター1
「…………」


果たして、4体のハンターの捜索を掻い潜り無事にカードを届けることはできるのか!?










うまる
「残り35分まで……ということは、もうあと10分もないってことだよね……」



うまる
「急いでクマを探さなきゃ……みんなを助けるために!」










たきな
「何はともあれ、時間の短さが問題です……」



たきな
「とにかく、手当たり次第にクマを探していきましょう」


たきなも、カードを探すべく果敢にミッションに動く!




たきな
「あれは……ハンターですか……」










ハンター3
「…………」


しかし、前方に1体のハンター……!






たきな
「困りましたね……あのハンター、こっちに来てるじゃないですか……」






ハンター3
「…………」






たきな
「仕方ありません。引き返しましょう」


思うように、動けない……!










成幸
「南雲、そっちはどうだ?」


孝士
「えっと……っ!いました、クマです!」


成幸
「本当か!」


孝士
「はい、あそこに!」






クマ2
「がおー」


行動を共にする孝士と成幸が、1頭のクマを発見!






成幸
「行くぞ!鈴を鳴らすんだ!」チリンチリン


孝士
「ほら、鈴持ってるよ~」チリンチリン




クマ2
「……がおー……」




成幸
「確かカードは腹についてるんだったよな?」


孝士
「はい、僕が見ます!」


クマ2
「……がおー……?」


果たして、そこにカードはあるのか!?






42:30
570,000円
残り8人
愛宕洋榎/井ノ上たきな/小瀬川白望/土間うまる/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/唯我成幸

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.30 )
日時: 2023/01/30 23:10
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

孝士
「じゃあ……行きますよ?」


成幸
「あぁ、頼む」


クマ2
「……がおー……?」


1頭のクマを見つけた2人……




孝士
「ちょっとだけ、ごめんねー……」


クマ2
「……がおー……?」


果たして、カードの有無は!?



































孝士
「……ダメですね……ありません」


成幸
「そうか……ハズレか……」


だが、そこにカードはなかった……!




孝士
「仕方ありませんね……早く他のクマを――」


成幸
「ハンターだ!逃げろ!」ダッ


孝士
「え……うわぁっ!?」ダッ










ハンター1
「…………!」ダッ


1体のハンターに、見つかった……!






成幸
「クソ……カードはないわハンターに見つかるわ、ロクなことがない……!」タッタッタッ


孝士
「踏んだり蹴ったりだよ~~~!!!」タッタッタッ






ハンター1
「…………」タッタッタッ






成幸
「仕方ない。南雲、ここは一旦分かれるぞ!」タッタッタッ



孝士
「わ……分かりました!」タッタッタッ


2手に分かれて逃げる2人……






ハンター1
「…………」タッタッタッ






成幸
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ




孝士
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ






ハンター1
「…………」タッタッタッ


















ハンター1
「…………?」


距離があったため、両者ともにハンターを振り切った!







成幸
「ハァ、ハァ……危ない……!俺、もう死んだかと思った……」










孝士
「ハァ、振り切った……って、あれは?」






クマ5
「がおー」


孝士が、逃げた先で別のクマを発見!




孝士
「クマだ、これはラッキーだね!カードあるといいな!」チリンチリン




クマ5
「……がおー……」


孝士
「ごめんね、ちょっと調べるよ?」


クマ5
「……がおー……?」




















孝士
「……ダメだ……こっちにもないかぁ……」


クマ5
「……がおー……」


しかし、またしても空振りだ……!










洋榎
「おっ、おった!クマや!」




クマ8
「がおー?」


洋榎
「ほーら鈴やで~、ちょっとお腹調べさせてや~」チリンチリン


クマ8
「……がおー……」


愛宕洋榎も2頭目のクマを見つけ、腹を調べる……!




洋榎
「さーて、カードは……っと」


クマ8
「……がおー……」
















洋榎
「ないな……これもハズレか……」


クマ8
「……がおー……」


しかし、カードを見つけるには至らず……!










たきな
「見つけました、あそこです!」






クマ9
「がおー」


別の場所では、井ノ上たきなもクマを発見……!






たきな
「すみませんが、少しお腹を調べさせてもらいます」チリンチリン


クマ9
「……がおー……?」
















たきな
「……ありませんね……どうやらハズレのようです」


クマ9
「……がおー……?」


たきな
「時間がありません……早く次のクマを探しましょう」


こっちもハズレだが、行動の切り替えが早い……!










ヒバリ
「いないわよね……?ハンター、来てないわよね……?」


一方、カードを見つけ牢獄へ歩を進める雲雀丘瑠璃……




ヒバリ
「あと200メートルくらいかしら……?見つからずに行けるかしら……?」



ヒバリ
「……!ハンターだわ!」










ハンター4
「…………」


前方にハンターを見つけ、足止めだ……!










ヒバリ
「こんな時に……これじゃあ前に進めないじゃない……!」






ハンター4
「…………」






ヒバリ
「こんなことなら、誰か他の人に頼んで持って行ってもらおうかしら……?」



ヒバリ
「……いや、そんなみっともないことはできないわ……見つけたのはあたしだもの、あたしが最後までやらないと……!」






ハンター4
「…………」


ミッションは危険と隣り合わせだが、自らの使命は全うする構えのようだ……!











うまる
「さっきまではあんなによく見かけたのに、こういうミッションになると見つからなくなるのはなんでなんだろう……?」



うまる
「……あっ、クマだ!やっと見つけた!」










クマ6
「がおー?」


土間うまるが、ようやく1頭のクマを発見!




うまる
「ちょっとお腹、見せてもらえるかな?」チリンチリン


クマ6
「……がおー……?」


うまる
「すぐ探すからね……」


クマの腹部を探し始めるうまる、果たしてカードはあるのか……?
















うまる
「……?何かある!」


クマ6
「……がおー……?」




うまる
「これって……復活カードだ!絶対そうだよ!」






土間うまる 復活カード獲得






うまる
「でも、間に合わないと意味ないからね……早く牢獄に持って行こう!」


土間うまるが2枚目のカードを獲得し、すぐさま牢獄に向かう!






ハンター2
「…………」


ミッション終了まで残り5分
ハンターの捜索を掻い潜り、無事牢獄にカードを届けることはできるのか!?






40:00
600,000円
残り8人
愛宕洋榎/井ノ上たきな/小瀬川白望/土間うまる/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/唯我成幸

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.31 )
日時: 2023/01/30 23:12
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ミッション3終了まで
    5分






―牢獄―


風太郎
「残り40分……ってことは、ミッションはあと5分か……」


千鶴
「今のところ、まだカードは1枚も届いてないわね……」


愛生
「このままだと、1人も復活できずに終わっちゃうね……」


京子
「そんなのヤダよ!誰でもいいから、早くカード持ってこーーーい!!!」



「持ってこいって……貴方どういう立場なのよ……」










たきな
「もう時間がありません……クマは一体どこにいるのでしょうか?」



たきな
「肝心のクマが見つからないと、カードなんて見つかるはずがないのに……!」


クマを探し回るたきな……




たきな
「……!いました、あそこに!」









クマ1
「がおー」


近くに、1頭のクマを発見……!






たきな
「やっと見つけました……カードがあればいいのですが……」



クマ1
「がおー?」






たきな
「……!ハンターです!」ダッ




ハンター1
「…………!」ダッ


しかし、曲がり角からハンター……!






たきな
「せっかく見つけたのに……これは戻るほかありません……!」タッタッタッ




ハンター1
「…………」タッタッタッ






たきな
「視界から逃れられれば大丈夫のはずです……とにかく曲がり続けましょう」タッタッタッ




ハンター1
「…………」タッタッタッ


細かく曲がりながら、逃げる……!






たきな
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ




ハンター1
「…………」タッタッタッ










[________]






ハンター1
「…………?」


見事、ハンターを振り切った!






たきな
「ハァ、ハァ……無駄な体力を使ってしまいました……」



たきな
「……ですが、休んでいる暇はありません……早くさっきのクマのところへ戻りましょう」










ヒバリ
「…………」



ヒバリ
「いないわね……行けるわ!」


復活カードを手に、慎重に移動する雲雀丘瑠璃……




ヒバリ
「牢獄……牢獄は……」






ヒバリ
「あったわ、あそこね」










―牢獄―


愛生
「あっ、誰か来ましたね」


花名
「あれは……ヒバリちゃん……?」


一姫
「カード持ってるにゃ!」



「「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」






ヒバリ
「ハァ、ハァ……カードって、これのことよね……?」



ヒナギク
「それで間違いないわ」



ヒバリ
「でもこれ、どうすれば……?」



千鶴
「そのルーレットの下に差込口があるわ。そこに差し込めばいいと思う」



ヒバリ
「ここね……行くわよ」



ウィーン……
















               ▼
            [上杉風太郎]     
       [一姫]        [一之瀬花名]

  ▷ [和泉沢愛生]              [平沢唯] ◁

   [巽紺]                 [歳納京子]

       [桂ヒナギク]      [水原千鶴]

           [海野凪]  [田中]







「あっ、1個矢印が光ったわ」



「あそこに止まった奴が復活できるってわけだな」


京子
「おぉ~!これで1人は必ず復活できるってわけだな!」



ヒバリ
「じ、じゃあ私はもう行くわ」




「助かるよ~!ありがとう、ヒバリちゃん!」


ヒバリがカードを1枚届けたことにより、1人の復活が確定した!






ヒバリ
「ハァ……何とかカードが無駄にならずに済んだわ……」



ヒバリ
「もう時間もないし……1枚届ければ十分よね?あとは他の人に任せるわ」










うまる
「あと4分か……うん、これだけあれば間に合うはず!」



うまる
「みんなが助けを待ってる……早く行ってあげないと!」


復活カードを手に、牢獄を目指す土間うまる……










ハンター4
「…………」


しかし、その近くにハンター……!






うまる
「えっと……牢獄はこっちだね!」






ハンター4
「…………」










ハンター4
「…………!」ダッ


見つかった……!






うまる
「……大丈夫だよね……?」






ハンター4
「…………」タッタッタッ










うまる
「うん、大丈夫。ハンターはいないみたい」



ハンター4
「…………」タッタッタッ


前方に夢中で、背後から迫るハンターに気づかない……!






[DOMA]




ハンター4
「…………」タッタッタッ



うまる
「……何だろう……ひゃっ!?」ポン






38:00
土間うまる 確保
残り7人






うまる
「え……嘘?私、捕まった!?」



うまる
「ハンター来てたんだ……全然気づかなかったよ~!」


復活カードを獲得するも、ミッションは途中でドロップアウトとなった……!











Prrrr! Prrrr!


―牢獄―


風太郎
「土間うまる、確保だ」



「「あぁぁぁぁぁ!!!」」




「ここで人数が減るのは結構痛いわね……」


愛生
「あと2枚、誰か他の人がやってくれていればいいけど……」






うまる
「みんなゴメン……あとは任せたよ~!」


うまるの持っていた復活カードは、確保された地点に置き去りとなる……!










たきな
「いました……さっきのクマです」






クマ1
「がおー」




たきな
「ハンターはいません……もう邪魔はさせませんよ」


クマ1
「がおー?」


たきな
「今度こそ、調べさせてもらいます」チリンチリン


クマ1
「……がおー……」


ハンターを振り切ってクマの元に辿り着いたたきな
果たして、そこにカードはあるのか……?
















たきな
「……ありませんね……残念です」


クマ1
「……がおー……」


しかし、その努力が報われることはなかった……!




たきな
「時間的にこれ以上遠くへ行くわけにはいきませんね……」



たきな
「ここからは牢獄の周辺を探すことにしましょう」


タイムリミットが迫っているため、ここからは牢獄付近に絞ってカードを探すようだ……!










洋榎
「時間がなくなってきたな……そろそろ見つけておきたいところやな」



洋榎
「おっ、いたいた」






クマ4
「がおー?」



洋榎
「これで3頭目や……そろそろカードをくれてもええんちゃうか?」チリンチリン


クマ4
「……がおー……」


洋榎
「時間も時間や……ここいらで1枚いただくで!」


果たして、3度目の正直なるか!?






37:30
630,000円
残り7人
愛宕洋榎/井ノ上たきな/小瀬川白望/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/唯我成幸

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.32 )
日時: 2023/01/30 23:13
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

洋榎
「ちょーっとだけ、我慢してなー」


クマ4
「……がおー……?」


3頭目のクマを発見し、腹部を探る洋榎……




洋榎
「行くで……3度目の正直や!」


果たして、カード入手なるか!?
















洋榎
「……って、ないんかーーーい!!!」



クマ4
「……がおー……?」


だが、またしてもツモれず……!




洋榎
「これはマズいな……もう時間あらへんちゅうのに……」



洋榎
「……まぁ、しゃーなしやな。結局復活はさせてもらうもんやなくて、自分でするもんちゅうことやな」


3度目の挑戦も失敗に終わり、ミッションを諦めるようだ……!






ミッション2終了まで
    2分






成幸
「マズいな……あと2分か……!」



成幸
「10頭もいるのに、まだ1頭しか見つけられていないとは……」


唯我成幸は、クマを見つけるのに苦戦中だ……!




成幸
「これはキツいな……今からカードを見つけたところで時間内に牢獄に届けないと意味ないし……」



成幸
「ダメだ……他の人に任せよう」


こちらも、ミッションを諦めた……!










孝士
「えっと……クマはどこだ……?」






孝士
「あっ、いた!クマだ!」










クマ10
「がおー?」


その頃、断崖エリアでは南雲孝士が再びクマを発見!







孝士
「時間的にそろそろカード取らないとマズいな……このクマにかけるしかない!」チリンチリン



クマ10
「……がおー……」


孝士
「ここでカードを引く……頼むぞ!」


果たして……
















クマ10
「……がおー……?」


孝士
「……!あった、カードだ!」






南雲孝士 復活カード獲得






孝士
「これさえあれば……1人助けられる!」



孝士
「あと1分半か……間に合うかどうかは分からないけど、とにかく走るしかない!」


孝士の現在地から牢獄までの距離は約500メートル
果たして、時間内にカードを届けることはできるのか!?










シロ
「…………」ズズズ



シロ
「……もうすぐミッション、終わるのか……」


ミッションに動かず、小屋で茶をすする小瀬川白望……




シロ
「……64万円か……賞金、結構貯まったな……」



シロ
「…………」










シロ
「……そろそろ、自首しに行こう」


自首に向かう決心を固めた……!




巫女
「もういいのですか?まだゆっくりして行ってもいいんですよ?」


シロ
「いえ、今から自首しに行こうと思っているので……」


巫女
「自首……ですか」


シロ
「……!あの、もしよければ電話まで運んでもらっても――」


巫女
「すみません、私はここを離れるわけにはいかないもので……」


シロ
「……やっぱり、1人で行かないとダメか……」



シロ
「……ハァ……ダルい……」


自首用電話に向かうことすら、ダルい……!






ミッション3終了まで
    1分






孝士
「あと1分か……」タッタッタッ



孝士
「休んでる暇なんてない……急がないと!」タッタッタッ


ミッションの時間は、残り1分を切った!











「もうすぐミッションが終わりますね……」




「……あれは何でしょう?」


砂浜エリアを移動していた原村和が見つけたのは……

















「これは……復活カード、でしょうか……?」




「確かメールにはクマの腹部についていると書いてあったと思うのですが……どうしてこんなところに……?」


この復活カードは、先ほど確保されたうまるが持っていたものである……!





「……ですが、もうすぐあと30秒ですか……」




「時間がありませんね……残念ですが、私にできることはなさそうです」


しかし、牢獄を目指すにはあまりにも時間がなさすぎた……!






ミッション3終了まで
    30秒






―牢獄―


一姫
「あと30秒しかないにゃ!」



「現状、復活できるのは1人だけね……」


ヒナギク
「せめてあと1枚欲しいわ……11人中の1人は心もとないもの」



「誰か~!カード持ってきてーーー!!!」










孝士
「マズいぞ……もう時間がない!」タッタッタッ



孝士
「頼む……間に合ってくれーーー!!!」タッタッタッ


現在復活カードを牢獄へ運んでいるのは南雲孝士
しかし、時間内に届けなければ、これまでの努力は水の泡となってしまう!






ハンター1
「…………」



ハンター4
「…………」






ミッション3終了まで
    15秒






孝士
「多分、この道を行けば……」タッタッタッ



孝士
「……!見えた、牢獄だ!」タッタッタッ


ついに、牢獄を視界に捉えた!




孝士
「時間は……マズい!あと10秒だ!」タッタッタッ






ミッション3終了まで
    10秒






―牢獄―


花名
「もうすぐ35分だよ……」


風太郎
「これはどうやら1人になりそうだな……」


千鶴
「11分の1……厳しい確率ね……」






孝士
「ま、待ってくれーーー!!!」タッタッタッ



5



4



3



2



1










               ▼
            [上杉風太郎]     
       [一姫]        [一之瀬花名]

  ▷ [和泉沢愛生]              [平沢唯] ◁

    [巽紺]                [歳納京子]

       [桂ヒナギク]      [水原千鶴]

           [海野凪]  [田中]






グルグルグル……






孝士
「ま、間に合わなかった……」



孝士
「あとちょっとだったのに……みんな、ゴメン……!」


残り35分になり、ルーレットが起動!
果たして、復活の権利を獲得するのは誰だ!?










35:00
660,000円
残り7人
愛宕洋榎/井ノ上たきな/小瀬川白望/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/唯我成幸


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