二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

逃走中:ハンターと熊の孤島[完]
日時: 2023/01/30 23:55
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

Tame the beast.


<逃走者一覧>
愛宕洋榎(咲-Saki-シリーズ)
和泉沢愛生(恋愛フロップス)
一之瀬花名(スロウスタート)
一姫(雀魂)
井ノ上たきな(リコリス・リコイル)
上杉風太郎(五等分の花嫁)
海野凪(カッコウの許嫁)
桂ヒナギク(ハヤテのごとく!)
小瀬川白望(咲-Saki-シリーズ)
巽紺(うらら迷路帖)
田中(田中くんはいつもけだるげ)
歳納京子(ゆるゆり)
土間うまる(干物妹!うまるちゃん)
南雲孝士(女神寮の寮母くん。)
原村和(咲-Saki-シリーズ)
雲雀丘瑠璃(あんハピ♪)
平沢唯(けいおん!)
水原千鶴(彼女、お借りします)
唯我成幸(ぼくたちは勉強ができない)
(全19名・五十音順)


<ゲーム概要>
制限時間:90分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で108万円獲得
ハンターの数:4体

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.8 )
日時: 2023/01/30 22:34
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

Prrrr! Prrrr!


たきな
「メールですか……何でしょう?」


メールだ……!




一姫
「ミッションにゃ! [MISSION1 廃墟エリア、断崖エリア、砂浜エリアに1つずつ、合計3つのハンターボックスが出現した]」




「[残り70分になると扉が開き、ハンターが放出される] 何よこれ……いきなりピンチじゃない……!」




「[阻止するには、ハンターボックスの扉にかんぬきをかける必要がある]」




「[かんぬきは3本とも森林エリアの門にかかっている] なるほどな……」






MISSION1 ハンター放出を阻止せよ!

       山腹
     /  |  \
  森林 ― [廃墟] ― [断崖]
     \  |  /
       [砂浜]

廃墟エリア、断崖エリア、砂浜エリアに1つずつ、計3つのハンターボックスが出現した
残り70分になるとそれぞれのボックスの扉が開き、計3体のハンターがエリアに解き放たれる!
ハンター放出を阻止するには、森林エリアの門にかけられた3本のかんぬきを運び、それぞれのハンターボックスの扉にかけなおさなければならない!






成幸
「つまり……これってハンターが増えるってことだよな?それはマズいだろ!」



洋榎
「3体増えるのはアカンて!これは絶対クリアせな!」



京子
「来た来た!ミッション、ずっと待ってたんだ~!ミッション行くぞ!」



たきな
「行きましょう。何なら、私一人で全て封印するつもりで行きます」



ヒナギク
「孝士くん、ミッションどうする?」


孝士
「ヒナギクさん、行きましょう!これ以上ハンターが増えたらアウトですよ!」


ヒナギク
「そうね……このミッションは絶対にクリアしないとね。それじゃあ、ミッション行こうか」






ハンター2
「…………」


ハンター放出を阻止するにはまず、森林エリアの門に行ってかんぬきを入手しなければならない!











「大変なことになったわね……失敗したらハンターが増えるだなんて……」



「行った方がいいのは百も承知だけど……でも私、千矢と違って力には自信ないし……」



「無闇に私が動くより……ここは男の人に任せるわ」


ミッションに行くかどうかは、逃走者次第だ……!










千鶴
「え……この門って、もしかして私がさっき見た扉のこと?」


千鶴
「確かに3本かかってたし……あれで間違いなさそうね」


千鶴
「だったら……私も参加するしかなさそうね」


先ほど門を目撃した千鶴も、来た道を引き返しミッションに向かう……!










花名
「これ、最悪7体になっちゃうってことだよね……」


花名
「もしそんなことになったら、絶対最後まで逃げ切れないよ……」


花名
「ミッション、行った方がいいのかな……?」


ハンターボックスの脅威に怯える花名……






ハンター4
「…………」


その近くに、ハンター……!






花名
「……でも、私なんかが行っても足手まといになるだけだし……」


花名
「……それに、無闇に動いたらハンターに見つかっちゃうよ……」






ハンター4
「…………」
















花名
「……!ハンター!?」






ハンター4
「…………」






花名
「は、はわわ……早く逃げなきゃ……!」


いち早くハンターを見つけ、距離を取る……!






ハンター4
「…………」






花名
「大丈夫だよね……来てないよね……?」






ハンター4
「…………」
















ハンター1
「…………」


しかし、花名の向かう先に別のハンター……!






花名
「こ、ここまで来れば大丈夫かな……?」






ハンター1
「…………」










[________]
















[ICHINOSE]




ハンター1
「…………!」ダッ






花名
「……へぴっ!?」ポン






82:23
一之瀬花名 確保
残り17人






ハンター1
「…………」



花名
「び、びっくりした……そっちにもいたの……?」


予想外の事態に、1歩も動けず……!




花名
「終わっちゃった……でも、何かほっとしたかも……」










Prrrr! Prrrr!



[確保情報 一之瀬花名確保、残り17人]




「あっ、花名ちゃんも捕まっちゃった!」


愛生
「これで残りは17人ですか……」



花名の確保で幕を開けたミッション1
動き回れば、確保の危険はより高まる……!






82:00
96,000円
残り17人
愛宕洋榎/和泉沢愛生/一姫/井ノ上たきな/海野凪/桂ヒナギク/小瀬川白望/巽紺/田中/歳納京子/土間うまる/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/平沢唯/水原千鶴/唯我成幸

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.9 )
日時: 2023/01/30 22:35
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

【ミッション、どうする?】



ヒバリ
「どうしようかしら……?」


ヒバリ
「ミッションには行くべきだとは思うけど……あいにくここには何もないのよね……」


ヒバリのいる山腹エリアには、かんぬきもハンターボックスも存在しない……!




ヒバリ
「……とりあえず、ここは様子見といったところね」


ここはあえてミッションには動かないようだ……!











「私は先にボックスを探すことにします」



「封印にはかんぬきが必要ですが……そもそも、ボックスがどこにあるか分からなければ意味がありませんから」



「どのくらいの重さなのかは分かりませんが……かんぬきを運びながら探すのは体力の無駄ですからね」


廃墟エリアにいる和は、一手先を見通し、先にハンターボックスを探す作戦のようだ……!










うまる
「今回は絶対失敗できないよ……前回のこともあるし……」


うまる
「今回はミッション、全部参加する!」


前回の汚名返上を果たすべく、ミッションに対する意気込みを見せる土間うまる……




うまる
「……!あれは?」










ハンター
「…………」



うまる
「これ……ハンターボックスだ……!」


断崖エリアにて、ハンターボックスを見つけた……!




うまる
「これにかんぬきをかければロックできるんだよね?でも、ここから森林エリアって結構遠いんだよね……」


うまる
「誰かに電話して、こっちに来てもらおうかな?」


他の逃走者に電話をかけ、かんぬきを持ってきてもらう作戦のようだ……!




うまる
「じゃあ……京子ちゃんにかけてみよう!京子ちゃん、ミッションやってそうだし!」






Prrrr! Prrrr!


京子
「電話?おっ、うまるじゃ~ん!」


電話の相手に選んだのは、歳納京子だ……!




京子
『もしもしうまる~?どうした~?』



うまる
『あっ、京子ちゃん!今どこにいる?』



京子
『森林エリア!もうすぐ門に着くよ~!』



うまる
『ちょうどよかった!それじゃあ、かんぬきが手に入ったら断崖エリアの方まで来てくれるかな?』



京子
『断崖エリア?一番遠い所?』



うまる
『私、今断崖エリアのハンターボックスのそばにいるから!京子ちゃんがかんぬき持ってきてくれれば、すぐにロックできるよ!』



京子
『そういうことか!それなら任せて~すぐ行くから!』



うまる
『ありがとう、お願い!』



京子
『おう!任せろ~!』ピッ






うまる
「やっぱり京子ちゃんならミッションやってくれてると思ったよ!京子ちゃんにかけて正解だったね!」










田中
「ハァ、ハァ……」




田中
「……もう、歩けない……」


廃墟エリアで隠れ場所を探す田中……




田中
「……あれは……」






ハンターボックス
「…………」






田中
「ハンターボックス……あんなところに……」


見つけたのは、ハンターボックスだ……!






ハンターボックス
「…………」


田中
「もしかんぬきがかけられなかったら、ここからハンターが出るのか……」






ハンター
「…………」


田中
「…………」






ハンター
「…………」






田中
「……この裏、隠れられそう」




田中
「ハァ……やっといい場所、見つけた……」


ハンターボックスの裏に、身を潜める……!




田中
「……でも、もしここからハンターが放出されたらここは危ないな……」




田中
「……一応、あれやっておこう……」スーッ






田中(透明)
「……これで安心……のはず……」











「今後のことを考えると、ハンター放出は阻止した方がいいのは間違いない」



「とりあえずかんぬきがないと何も始まらないからな……早く門に行かないとな」


ミッションに動く海野凪……





「……!ハンターか!」






ハンター1
「…………」


しかし、前方にハンターを発見……!







「これが厄介なんだよな……ミッションのためにハンターに捕まるのは完全にやってない」






ハンター1
「…………」


ミッションの間も、4体はエリア内を隈なく捜索
ミッションに動いてもハンターに確保されれば、意味がない!






80:00
120,000円
残り17人
愛宕洋榎/和泉沢愛生/一姫/井ノ上たきな/海野凪/桂ヒナギク/小瀬川白望/巽紺/田中/歳納京子/土間うまる/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/平沢唯/水原千鶴/唯我成幸

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.10 )
日時: 2023/01/30 22:36
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ミッション1終了まで
    10分






たきな
「…………」




たきな
「ハンターはいないみたいですね……」


周囲を警戒する、井ノ上たきな……




たきな
「地図によるとこの先のようですが……」




たきな
「……ありました、あれですね」


3本のかんぬきがかかった門に到着!




たきな
「これがかんぬきですか……これを持って行けばいいんですね?」


たきな
「それでは、私は――」






京子
「お、たきなじゃ~ん!来てたんだ~!」



たきな
「貴方は……」


続いて、歳納京子もやって来た!




たきな
「何を考えているんですか京子……そんなに大きな声を出して、ハンターに見つかりでもしたらどうするんですか」


京子
「ごめんごめ~ん!それで、これがかんぬきだよね?」


たきな
「はい、これをボックスにかけ直せばハンターを封印できるみたいです」


京子
「じゃあ私、断崖の方やるよ!」


たきな
「一番遠いところですが……大丈夫ですか?」


京子
「実は私、うまるに断崖の方来てって頼まれてるんだよね~!あっち行ったらうまるが案内してくれるって言うから、断崖の方は私に任せて!」


たきな
「そういうことですか……それでは、そちらは京子に任せることにします」


京子
「はいよ~!じゃあ、たきなも頑張ってね~」


たきな
「それでは……私は砂浜の方に――」


京子
「……って、これ重っ!!」


たきな
「……京子……?」


京子
「これは……キツい……かも……!」ドスン


たきな
「……まさか、持てないのですか……?」


京子
「たきな……一緒に断崖の方、行かない?」


たきな
「その必要はありません。私が1人で行きます」


京子
「たきな、ひどいよ~~~!私だってミッションやりたいのに~~~!!」


たきな
「ですが、私には手助けは必要ありませんので」


京子
「お願い……たきな、一緒に行こう?」


たきな
「……ハァ……仕方ありませんね。それでは、京子は周囲の見張りでもしておいてください」


京子
「やった~!たきな、愛してる!」チュー


たきな
「なっ……!京子、邪魔するなら付いてこないでください!」


これより、たきな・京子の2人が断崖エリアにあるハンターボックスを目指す!











「あっ、ハンターボックスだ!」





「ここにかんぬきを持ってきて、ロックをかければいいんだ!」


砂浜エリアにてハンターボックスを見つけた平沢唯……





「せっかくだし、誰かに電話かけてみよう!」


電話をかけ、ハンターボックスの場所を伝える作戦のようだ……!






Prrrr! Prrrr!


孝士
「ヒナギクさん、電話鳴ってませんか?」


ヒナギク
「本当だわ……えっと、唯ちゃんから?」


電話の相手に選んだのは、桂ヒナギクだ……!




ヒナギク
『もしもし、唯ちゃん?』




『あっ、ヒナギクちゃん!ミッション行ってる~?』



ヒナギク
『うん、今かんぬきを取りに行ってるところ。孝士くんも一緒よ』




『そうなんだ!それじゃあ、かんぬき取れたら砂浜エリアの方に来てくれない?』



ヒナギク
『砂浜エリア……?』




『私ハンターボックス見つけたんだ!今、ここにあるよ!』









ハンター3
「…………」


通話中の2人のいずれかに、ハンターが迫る……!






ヒナギク
『それは助かるわ。具体的にどこにあるのか、教えてくれない?』




『えっとね……海の近く!』



ヒナギク
『……それは分かるわ……砂浜エリアだもの』




『あっ、そっか!』






ハンター3
「……………」
















ハンター3
「…………!」ダッ


見つかったのは、どっちだ!?






78:30
138,000円
残り17人
愛宕洋榎/和泉沢愛生/一姫/井ノ上たきな/海野凪/桂ヒナギク/小瀬川白望/巽紺/田中/歳納京子/土間うまる/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/平沢唯/水原千鶴/唯我成幸

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.11 )
日時: 2023/01/30 22:37
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ハンター3
「…………!」ダッ


ハンターに見つかったのは……






















ヒナギク
『大まかでもいいから、どの辺にあるか教えてくれないかしら?』




『えっと、西の方なんだけど……』






ハンター3
「…………」タッタッタッ






『……待って、ハンター!』ピッ



ハンター3
「…………」タッタッタッ


唯だ……!






ヒナギク
「もしもし?唯ちゃん、聞こえる?」


孝士
「ヒナギクさん、どうかしましたか?」


ヒナギク
「切れちゃったわ……何か『ハンター』って言ってたけど、大丈夫かしら……?」






ハンター3
「…………」タッタッタッ




「ちょっと待って、ハンター速くない!?」タッタッタッ






[HIRASAWA]










ハンター3
「…………」タッタッタッ




「も、もうダメ……!」ポン






77:53
平沢唯 確保
残り16人







「捕まっちゃった……電話中に来るのは反則だよ~……」


ミッションに動かなくとも、ハンターに見つからないとは限らない……!










Prrrr! Prrrr!


孝士
「……!唯さん、捕まりました!」


ヒナギク
「唯ちゃん……本当に追われていたのね……」










千鶴
「また1人捕まったわ……全く油断できないわね……」




千鶴
「……!着いたわ、さっきの場所!」


水原千鶴が、かんぬきのかかった門に到着!




千鶴
「2本しかないわね……1本は誰かが持って行ってくれているのかしら?」



千鶴
「その人がどこに向かったのかは分からないけど……とりあえず私は一番近い廃墟のボックスを目指すことにするわ」


門から一番近い距離にある廃墟のハンターボックスに向かうようだ……!



千鶴
「……って、これ結構重いわね……」



千鶴
「何とか持ち運べはするけど……この状態でハンターに見つかったら逃げられないわね」






ハンター4
「…………」


かんぬきを運びながらエリア内を移動するのには、大きなリスクを伴う!










京子
「ハァ、ハァ……」



たきな
「……この先が断崖エリアですか……」


かんぬきを運び、断崖エリアを目指す京子とたきな……




京子
「ハァ……疲れた~~~!!!」


たきな
「うるさいですね……京子、ほとんど何もしていないじゃないですか」


京子
「ねぇたきな~、ちょっと休憩しな~い?」


たきな
「結構です。大体、何で私が京子に合わせなければならないのですか」


京子
「でも私、沢山歩いて疲れたよ~」


たきな
「休みたいなら勝手に休んでいてください。私は1人で行きます」


京子
「あぁ!たきな待って~!」


2人の息は、ばらばらだ……!










【ミッションは行かない?】



愛生
「えっ、私?私は……」



愛生
「も、もちろん行かなきゃいけないのは分かっているのですが……こ、心の準備が……」


ハンターに怯え、一歩踏み出せずにいる和泉沢愛生……




一姫
「にゃ?そこにいるのはアオイにゃ!」




愛生
「その声は……一姫ちゃん……?」


そこへ、ミッションに向かう一姫……




一姫
「アオイ、ここで何してるのにゃ?」


愛生
「あ……あぁ、ちょっと、周りの様子を見ていたんです。ハンターがいないか、とか……」


一姫
「門はあっちにゃ!ミッションには行かないのかにゃ?」


愛生
「あ……うん、行くよ。でも――」


一姫
「さすがだにゃ!それじゃ、私と一緒に門に行くにゃ!」グイ


愛生
「え……!?ちょっと待って、まだ心の準備が~~~!!!」


不本意ながら、愛生も一姫に同行することとなった……!











「残り7分か……こういう時に限って時間が経つのが遅く感じるな……」



「こっちはまだかんぬきの1本すら手に入ってないってのに……」


かんぬきのかかった門を目指す海野凪……






ハンター2
「…………」


その近くに、ハンター……!







「かんぬき取った後もそれを運んで、ボックスを探す必要があるんだよな……」






ハンター2
「…………」







「諸々を考えると――ってヤベェ!!!」ダッ






ハンター2
「…………!」ダッ


凪、逃げ切れるか!?






76:30
162,000円
残り16人
愛宕洋榎/和泉沢愛生/一姫/井ノ上たきな/海野凪/桂ヒナギク/小瀬川白望/巽紺/田中/歳納京子/土間うまる/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/水原千鶴/唯我成幸

Re: 逃走中~ハンターと熊の孤島~ ( No.12 )
日時: 2023/01/30 22:38
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)


「ヤバいヤバい……ハンター来やがった!」タッタッタッ






ハンター2
「…………」タッタッタッ


ミッション参加中の凪が、ハンターに見つかった!






「クソ……人がミッションやってるときに……!」タッタッタッ



ハンター2
「…………」タッタッタッ







「ハァ、ハァ、ハァ……!」タッタッタッ



ハンター2
「…………」タッタッタッ
















[________]




ハンター2
「…………?」


上手くまいたようだ……!







「ハァ……あと少しで門だったのに……!」





「……あっ……水原さん!」






千鶴
「ハァ、ハァ……」


逃げた先にいたのは、かんぬきを運ぶ千鶴だ……!





「水原さん、大丈夫?それ、かんぬきだよね?」


千鶴
「凪くん……そうよ、見れば分かるでしょう?」



「ここからは俺が運ぶから、水原さんは休んでていいよ!」


千鶴
「え……凪くん?」



「!」ヒョイ


千鶴
「……!すごい……!」



「それじゃ、行ってくる!」


千鶴
「凪くん……結構力あるのね……」


バトンタッチで、ここからは凪がかんぬきを運ぶようだ……!












「ハンターボックスはどこにあるのでしょうか……?」



「……!あれですか!」


廃墟エリアにて、原村和がついにハンターボックスを見つけた!





「やっと見つけましたが……時間がかかってしまいましたね……今からかんぬきを取って、戻って来られるでしょうか……?」



「……ですが、やるしかありませんね……どなたかが既にかんぬきを持ってきてくれていればいいのですが……」





「……で、そんなところで貴方は何をしているのですか?」




田中(透明)
「……え……俺……?」



「あなた以外に誰がいるというのですか……」


田中(透明)
「原村さん……見えるの?俺のこと……」



「見えなくなるとか、そんなオカルトありえません」


田中(透明)
「そんな……俺、前回から練習してきたのに……」スーッ


ハンター以前に、和に見破られた……!










ヒナギク
「孝士くん、もうすぐ着くわよ」


孝士
「はい、あともう少しですね!」


門を目指すヒナギクと孝士の2人……




ヒナギク
「……!孝士くん、ハンターがいるわ」


孝士
「本当ですね……隠れましょう!」






ハンター3
「…………」


しかし、門の目の前にハンター……!






ヒナギク
「もうすぐそこなのに……はがゆいわね……」


孝士
「そう簡単にはクリアさせてくれないということですね……」






ハンター3
「…………」






ヒナギク
「早く行ってくれないかしら……?」


孝士
「ハンターがあそこにいる限り、かんぬきを取ることはできませんよね……」


丁度よいタイミングを見計らう……!






ハンター2
「…………」







ヒナギク
「背中向いたわ、行くわよ!」


孝士
「ヒナギクさん、大丈夫ですか!?」


ヒナギク
「もう時間がないわ。少しでも――」





ハンター2
「…………!」ダッ


しかし、見つかった……!






孝士
「うわぁぁぁ!ヒナギクさん、逃げましょう!」ダッ


ヒナギク
「見つかっちゃったわ……!」ダッ






ハンター2
「…………」タッタッタッ






孝士
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ




ヒナギク
「ハンター……本当に侮れないわね……!」






ハンター3
「…………」タッタッタッ






ヒナギク
「来てるわね……!」タッタッタッ


ハンターの標的となったのは、ヒナギクだ……!






ハンター3
「…………」タッタッタッ






ヒナギク
「とにかく、できるだけ門から遠くに逃げないと……!」タッタッタッ










愛生
「は……ハンター、いないでしょうか……?」


一姫
「にゃ?あれは何にゃ!?」


愛生
「えっ!?まさか……」










ヒナギク
「……!2人とも、逃げて!」タッタッタッ






一姫
「マズいにゃ、ハンターにゃ!」ダッ


愛生
「ほ、本当に来ちゃった!」ダッ






ハンター3
「…………」タッタッタッ






ヒナギク
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ




一姫
「ハンターなんか連れて来るなにゃ~~~!!!」タッタッタッ




愛生
「ど、どうしてこんなことに~~~!?」タッタッタッ






ハンター3
「…………」タッタッタッ
















ハンター3
「…………?」


全員、ハンターの視界から外れた……!






ヒナギク
「ハァ、ハァ……危なかったわ……みんな大丈夫だったかしら……?」



愛生
「こ、怖かった……私、もうダメかと思った……」



一姫
「門が遠くなってしまったにゃ……全てあの女のせいにゃ!」


しかし、全員ミッションクリアが遠ざかってしまった……!





ミッション1終了まで
    5分





成幸
「おっ、あった!あれだ!」


一方、門には唯我成幸が到着!




成幸
「どうやら、2本はもう誰かが持って行ってくれているみたいだな……」



成幸
「それじゃあ、俺はこれを運べば――って、重っ!!」



成幸
「これは……結構腕にくるな……」






洋榎
「……?何や、もうかんぬき残っとらんのかいな」



成幸
「愛宕!」


愛宕洋榎も、やって来た……!




洋榎
「それが最後の1本ちゅうことか……」


成幸
「あっ、あぁ……これが、最後、だ……!」


洋榎
「えらい苦しそうやな……そんなもやしみたいな身体でホンマに持ち運べるんか?」


成幸
「なっ……何を言う!?これくらい簡単に……っ!!」


洋榎
「……思ったよりキツいんちゃう?」


成幸
「……すまない……もしよければ、手を貸してもらえると助かる……」


洋榎
「お安い御用や!ほな、行くで!」


2人で協力してかんぬきを運ぶ成幸と洋榎
果たして、時間内にボックスを封印することはできるのか!?






74:30
186,000円
残り16人
愛宕洋榎/和泉沢愛生/一姫/井ノ上たきな/海野凪/桂ヒナギク/小瀬川白望/巽紺/田中/歳納京子/土間うまる/南雲孝士/原村和/雲雀丘瑠璃/水原千鶴/唯我成幸


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10