二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中:真夜中のデスティニーランド[完]
- 日時: 2023/02/19 23:55
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
It’s nightmare time.
<逃走者一覧>
市川京太郎(僕の心のヤバいやつ)
一姫(雀魂)
薄墨初美(咲-Saki-シリーズ)
小田切双葉(三者三葉)
片岡優希(咲-Saki-シリーズ)
加藤恵(冴えない彼女の育てかた)
小熊(スーパーカブ)
後藤ひとり(ぼっち・ざ・ろっく!)
涼風青葉(NEW GAME!)
東横桃子(咲-Saki-シリーズ)
富樫勇太(中二病でも恋がしたい!)
友崎文也(弱キャラ友崎くん)
中野五月(五等分の花嫁)
成神陽太(神様になった日)
錦木千束(リコリス・リコイル)
羽瀬川小鷹(僕は友達が少ない)
星野みやこ(私に天使が舞い降りた!)
真壁政宗(政宗くんのリベンジ)
真屋由暉子(咲-Saki-シリーズ)
本場切絵(干物妹!うまるちゃん)
唯我成幸(ぼくたちは勉強ができない)
雪見小梅(うらら迷路帖)
(全22名・五十音順)
<ゲーム情報>
ゲーム時間:100分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で120万円獲得
ハンターの数:4体
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.48 )
- 日時: 2023/02/19 23:24
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
飛行船
「…………」
[________]
[ICHIHIME]
飛行船が一姫の姿を捉え……
ハンター3
「…………!」ダッ
ハンター4
「…………!」ダッ
南エリアにいる2体のハンターが、一姫の確保に動く!
一姫
「でも、そしたら一体どうすればいいのにゃ~?このままじゃ一向に――」
一姫(アンドロイド)
「…………!ご主人、ハンターが来るにゃ!」ダッ
一姫
「にゃ……にゃぁぁぁぁぁ!!!」ダッ
ハンター3
「…………」タッタッタッ
一姫(アンドロイド)
「……っ!飛行船だにゃ!もしかしたら、あれに見つかったのかもしれないにゃ……!」タッタッタッ
一姫
「本当に面倒な飛行船にゃ……ミッションに夢中で全然気づかなかったにゃ!」タッタッタッ
ハンター3
「…………」タッタッタッ
一姫(アンドロイド)
「……!!前からも来るにゃ!」
一姫
「は、挟まれたにゃーーー!!!」
ハンター4
「…………」タッタッタッ
前方から、もう1体……!
一姫
「後ろからも来てるにゃ……一体どうすればいいのにゃ!?!?」
一姫(アンドロイド)
「ご主人、どうやらここで私の役目は終わりのようだにゃ」
一姫
「にゃ?それはどういう――」
一姫(アンドロイド)
「私が囮になるにゃ……私がハンターを引き付ける間にご主人は逃げるにゃ!」
一姫
「にゃ……ここでお別れなのにゃ!?」
ハンター3
「…………」タッタッタッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
一姫(アンドロイド)
「今にゃ!ご主人逃げるにゃ!!」ポン
一姫
「すまないにゃ……お前のことは一生忘れないにゃーーー!!!」タッタッタッ
16:50
一姫のアンドロイド 確保
ハンター3
「…………」
ハンター4
「…………」
一姫(アンドロイド)
「よかったにゃ……どうにかご主人を逃がすことができたみたいだにゃ……」
一姫(アンドロイド)
「後は見守るだけだにゃ……ご主人、頑張る……にゃ……」シュン!
ハンターに確保されたことにより、一姫のアンドロイドは消滅した!
小鷹
「こんなところまで来ちまった……結局通れそうなところはどこにもなかったな……」
小鷹
「……どうやらエリアが分断されてるっぽいな、これ……」
パレードの開始点に到着し、エリアの分断に気づいた小鷹……
小鷹
「じゃあ、投影機の方はあっちの奴らに任せるしかないってことか……」
小鷹
「あっちには誰がいるんだ?一旦電話してみるか……」
電話をかけ、向こう側のエリアにいる人を把握するようだ……!
Prrrr! Prrrr!
双葉
「電話……誰だろう?」
電話の相手は、小田切双葉……!
双葉
『もしもし?』
小鷹
『あぁ、小田切か。実はな――』
双葉
『ひぃっ、声怖っ……』
小鷹
『えっ、何だって?』
双葉
『あっ……いや、何でもない!で、何?』
小鷹
『このエリア、多分今2つに分かれてるぞ』
双葉
『え……どゆこと?』
小鷹
『今、中央広場に長いパレードの列がいるんだ』
双葉
『あぁ、パレードね!今私も通り抜けようとしてるんだけどなかなか抜けられそうなところがなくて……』
小鷹
『俺も移動できなくて困ってるんだ。このままじゃ、レストランにもスーベニアショップにも行けやしない』
双葉
『あー、私スーベニアショップ行ってきたよ!カギかかってて入れなかったけど……』
小鷹
『本当か?じゃあ、俺と小田切は反対側にいるってことか……』
双葉
『何かドアにボタンが3つついてて、お城のライトアップの色と同じ色のボタンを押さないと中に入れないみたい』
小鷹
『城?城ならこっちにあるけど、ライトアップなんてされて――』
双葉
『待って、飛行船来た!』
飛行船
「…………」
通話中の双葉に、飛行船が迫る……!
小鷹
『もしかして、ライトアップも俺らがやるってことなのか……?』
双葉
『多分そうじゃないかな?とにかくこっちはボタンが押せないと何もできないから、そっちでライトアップできないか調べてみてくれない?』
小鷹
『そういうことか……あぁ、分かった。とりあえず、城の周りを調べてみる』
双葉
『それじゃあ、よろしくー』ピッ
双葉
「あー怖かった……大丈夫だよね?私見つかってないよね?」
飛行船
「…………」
[________]
飛行船のカメラには、捉えられていないようだ……!
陽太
「え……じゃあ、ボタンを押さないとロックが開かないってこと!?」
その頃、スーベニアショップでは成神陽太もボタンのシステムを把握していた……!
~♪~♪
陽太
「困ったな……お城の方行ってみたいんだけどこのパレードが邪魔で行けそうにないし……」
陽太
「誰かお城の方に人いないかな?ちょっと電話してみよう」
Prrrr! Prrrr!
勇太
「成神から電話か……」
電話の相手は、富樫勇太……!
勇太
『もしもし、何の用だ?』
陽太
『富樫!今どこにいる?』
勇太
『えっ、俺か?俺は今城の横通ってるところだけど……』
陽太
『ちょうどよかった!そっちでお城のライトアップできないかちょっと調べてみてくれないかな?』
勇太
『ライトアップ?でも、何で――』
陽太
『詳しくは省くけど、スーベニアショップのドア開けるのに必要なんだ!僕もそっち行けたらいいんだけど、パレードが邪魔で抜けられそうにないんだ』
勇太
『よくわからないけど、俺は城の方を調べればいいんだな?』
陽太
『頼む!ライトアップの装置とかないか探してみてくれ!』
勇太
『分かった、じゃあこっちで調べてみる。飛行船には気をつけろよ』
陽太
『助かるよ!それじゃ!』ピッ
陽太
「とりあえず富樫が探してくれるけど……一応僕もできることないか探してみるよ」
勇太
「スーベニアショップのドアを開けるのにこの城のライトアップが必要らしい。とりあえず、周りに何かないか調べてみるよ」
ハンター放出開始まで
10分
小鷹
「ハンターが出てくるまでもあと10分か……」
小鷹
「そろそろ急いだ方がよさそうだな……何か手掛かりはないのか?」
城の周囲でライトアップの方法を探る小鷹……
飛行船
「…………」
そこへ、飛行船が迫る……!
小鷹
「チッ、こっちにも来たか……」
飛行船
「…………」
小鷹
「とりあえず、今は避難だな」
飛行船の接近に気づき、身を隠しに向かう小鷹……
飛行船
「…………」
[________]
[HASEGAWA]
しかし、見つかった……!
ハンター1
「…………!」ダッ
ハンター2
「…………!」ダッ
果たして、小鷹の運命は!?
14:30
633,000円
残り7人
一姫/小田切双葉/後藤ひとり/富樫勇太/成神陽太/羽瀬川小鷹/真屋由暉子
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.49 )
- 日時: 2023/02/19 23:27
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ハンター1
「…………!」ダッ
ハンター2
「…………!」ダッ
2体のハンターが、小鷹の元へ向かう!
小鷹
「とりあえず、ここで待つか……」
屋根付きの建物の下で待機する小鷹……
ハンター1
「…………」タッタッタッ
小鷹
「……!?マズい、来るぞ!」ダッ
しかし、もう位置情報はバレている……!
ハンター1
「…………」タッタッタッ
小鷹
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター2
「…………」タッタッタッ
さらに、前方からもう1体……!
小鷹
「……っ!クソ、挟まれた!」
ハンター1
「…………」タッタッタッ
ハンター2
「…………」タッタッタッ
小鷹
「かわせるか?……っ、ダメだ!!」ポン
13:50
羽瀬川小鷹 確保
残り6人
小鷹
「クソ、飛行船に見つかってたか……気づくのが遅かった」
飛行船に見つかってしまえば、もはや逃げ場などどこにもない……!
小鷹
「このままじゃマズいぞ……こっちのエリア、あと何人いるんだ……?」
小鷹の確保により、北エリアの逃走者は富樫勇太・真屋由暉子の2名のみとなってしまった!
飛行船
「…………」
このまま北エリアの逃走者が全滅すれば、花火を打ち上げることはできずミッションのクリアが不可能となってしまう!
ユキ
「ミッション、今進捗はどうなっているのでしょうか……?」
ユキ
「人数も少なくなってきましたし、やっぱり私も行った方がいいのでしょうか……?」
勇太
「あっ……真屋!真屋じゃないか!」
ユキ
「……!あれは……」
北エリアに残る2名の逃走者・勇太とユキが合流……!
勇太
「真屋!ミッションで少し手伝ってほしいことがあるんだけど、いいかな?」
ユキ
「……?何でしょうか、ダークフレイムマスターさん」
勇太
「……え……今、なんて?」
ユキ
「……?手伝いって何でしょうか、ダークフレイムマスターさ
勇太
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ユキ
「……!?だっ、大丈夫ですか?ダークフレイム――」
勇太
「お前……どこでその名前を聞いた?」
ユキ
「えっ?それは……いつだったか、商店街で呪文を叫んでいるのを聞いて……」
勇太
「今すぐに忘れろ!俺はもうそういうのは卒業したんだ!」
ユキ
「卒業……何でですか?かっこいいのに……」
勇太
「かっこよくない!とにかく忘れろ!俺はもうダークフレイムマスターじゃない!」
ユキ
「……そんな……残念です……」
勇太
「……はっ、こんなことしてる場合じゃなかった!真屋、ミッションクリアのためにはこの城のライトアップが必要らしいんだ」
ユキ
「ライトアップ……ですか」
勇太
「あぁ。だから今俺はこの辺回ってライトアップできるところがないか探してるんだ。頼む、真屋も探すの手伝ってくれ!」
ユキ
「……確かに、ライトアップと言ったらこの近くにヒントがありそうですからね……分かりました。協力します」
勇太
「助かるよ!それじゃあ、2人で手分けして探そう。僕は正面の方から探していくから真屋は裏側から見て行ってくれ!」
ユキ
「こっちからですか……了解です、ダークフレイム――」
勇太
「だからそれ言うなーーー!!!」
2人で手分けして、城の周囲を調べる……!
一姫
「こんなに歩いてるのに、全然お城の方に行けないにゃ……」
〜♪〜♪
一姫
「大体、このパレードは何なのにゃ!?この列のせいで全然向こうに行けないにゃ!」
ライトアップのため城を目指す一姫だが、エリアが分断されているため城の方には行くことができない……!
一姫
「……っ!ヤバいにゃ!」
飛行船
「…………」
近くに、飛行船……!
一姫
「もうアンドロイドはいないにゃ……次あれに見つかったら一巻の終わりだにゃ」
通報により身代わりアンドロイドを失った一姫
警戒度は、人一倍だ……!
12:30
645,000円
残り6人
一姫/小田切双葉/後藤ひとり/富樫勇太/成神陽太/真屋由暉子
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.50 )
- 日時: 2023/02/19 23:30
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ぼっち
「ミッション、みんなやってるのかな……?」
階段下の薄暗い空間に隠れ続ける後藤ひとり……
ぼっち
「……でも、残り5分までにこのミッションをクリアしないとハンターが出てくるんだよね?」
ぼっち
「……そうなるとまた面倒だからできる限り早くクリアして欲しい……!」
あくまで、他力本願な姿勢は変わらないようだ……!
ぼっち
「通報っていうから結構心配だったけど、結局は空からの監視だからこういう上が覆われてるところにいれば見つからずに済むね……」
ぼっち
「外は危険すぎる……やっぱり、今は動かないのが一番ーー」
ハンター1
「…………」
ぼっち
「…………え?」
ハンター1
「…………!」ダッ
ぼっち
「えぇぇぇぇぇ!?!?」ポン
12:01
後藤ひとり 確保
残り5人
ぼっち
「あっ……え……何で?ちゃんと隠れてたのに……」
ミッションに動かなくとも、安全とは限らない……!
Prrrr! Prrrr!
ー牢獄ー
恵
「後藤ひとり確保、残り5人」
「「あぁ〜〜……」」
政宗
「アイツ、ついに捕まったのか……今までよく耐えてたな」
千束
「ぼっちちゃんは隠れるのがすごく上手だからね!あれはすごい才能だよ〜」
小梅
「確かに、それも大事な技術ね……」
モモ
「……私には、かなわないっすよ……」
ぼっち
「あっ……!これ、もしかしてこの後牢獄行かないといけないっていう……?」
ぼっち
「嫌だ……ヤダヤダヤダ、行きたくない……!」
自首成立者を含め、現在牢獄には16人
果たして、耐えられるか……!?
双葉
「残り11分半……だんだんヤバくなってきたね……」
双葉
「お城、相変わらず光ってないなぁ……早くライトアップしてくれないとボタンの色が分からないよ~……」
迫るタイムリミットに焦りを隠せない双葉……
双葉
「……!ヤバい、飛行船だ!」
飛行船
「…………」
双葉の頭上に迫り来る、飛行船……!
双葉
「ハァ……地上にはハンターがいて、空には飛行船がいて……このままじゃ気がめいっちゃうよ……」
上も下も危険だらけの現在、逃げ続けるだけで精神は限界だ……!
飛行船
「…………」
双葉
「……それに、何より集中しすぎてお腹空いてきた……」
そして、空腹も辛い……!
ユキ
「ここが入り口ですか……この辺を少し調べてみます」
デスティニー城の正面入り口にやって来た真屋由暉子……
ユキ
「扉がありますね……中に入れるでしょうか?」ガチャ
ユキ
「……ダメですね、入れそうにはーー?」
後ろを振り返ったユキが見つけたのは……
ユキ
「これは……ライトアップレバー……?」
ユキ
「もしかして、これを下ろせばライトアップできるのでしょうか?」
ユキが見つけたのはライトアップレバー
このレバーを下ろせば、城がライトアップされる!
ユキ
「それでは……行きます」
ガコン
パッ!
ユキ
「あっ……光りました!」
見事、デスティニー城のライトアップに成功!
勇太
「あっ、城が光った!これ、真屋がやったのか?」
ー牢獄ー
青葉
「あっ……見てください!お城が光ってますよ!」
成幸
「本当だ、何だあれ!?」
五月
「すごい……綺麗ですね……!」
初美
「まるで神社のような、深みのある赤色ですねー!」
デスティニー城のライトアップカラーは赤
すなわち、赤色のボタンを押せばレストラン・スーベニアショップの扉のロックを解除することができる!
陽太
「ということは、赤いボタンを押せばいいってことか!」
双葉
「よし!じゃあ早速スーベニアショップに戻ろう!」
一姫
「やっとボタンが押せるにゃ……レストランに急ぐにゃ〜!」
これを受け、南エリアにいる陽太・双葉・一姫がボタンを押すため一斉に動き出した!
ユキ
「これで、クリアに一歩近づいたでしょうか……?」
勇太
「あとは暗証番号だ……とりあえず打上装置に行こう!」
レストランとスーベニアショップの投影機の電源を入れれば、花火を打ち上げるための4桁の番号が城に投影される!
双葉
「よし……絶対クリアするよ!」
陽太
「ハンターは一体たりとも増やさないぞ!」
一姫
「ここまで来たらやるしかないにゃ!」
ハンター放出開始まで残り5分
果たして、間に合うか!?
10:00
660,000円
残り5人
一姫/小田切双葉/富樫勇太/成神陽太/真屋由暉子
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.51 )
- 日時: 2023/02/19 23:32
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ハンター放出開始まで
5分
勇太
「よし、あれが打上装置だな……あとは番号を待つだけだ」
勇太
「でも、ここには隠れる場所がないな……かといってここからあまり離れるわけにもいかないしな……」
打上装置のある中央広場で待機したいようだが、見通しがよく隠れる場所がない……!
勇太
「でもこの際仕方ないな……見つからないことを祈るしかない」
装置の近くを離れたくはない……!
ハンター1
「…………」
ハンター2
「…………」
飛行船
「…………」
果たして、暗証番号が表示されるまで見つからずにやり過ごせるか!?
陽太
「もうすぐスーベニアショップだ……早く暗証番号を表示させなきゃ……!」
スーベニアショップ付近までやって来た成神陽太……
陽太
「……くっ、ハンターか!」
ハンター3
「…………」
しかし、ハンターが行く手を遮る……!
陽太
「やっぱりなかなか上手くは行かないな……あんなに近いのに、果てしなく遠く感じるよ……」
双葉
「よし、あそこだ!やっと戻ってきた!」
別のルートからは、小田切双葉もスーベニアショップを目指していた……!
双葉
「飛行船は……よし、大丈夫だね!今なら行けそう!」
ハンター3
「…………」
しかし、ハンターがいる……!
双葉
「着いたら赤いボタンを押せばドアが開くんだよね?そしたら、中に入ってーー」
ハンター3
「…………!」ダッ
双葉
「ちょっ……嘘でしょーーー!?!?!?」ダッ
嘘じゃ、ない……!
陽太
「うわっ、小田切が追われてる……大丈夫かな……?」
ハンター3
「…………」
双葉
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
[ODAGIRI]
ハンター3
「…………」タッタッタッ
双葉
「ハァ、ハァ、あぁーーー!!!」ポン
8:22
小田切双葉 確保
残り4人
双葉
「うわー捕まっちゃったよー……飛行船気をつけてたのにー……」
空に気を取られ、地上への注意が疎かになってしまった……!
陽太
「よし……ここだね」
スーベニアショップには、成神陽太が到着!
陽太
「えっと……この赤いボタンを押せば……」ポチ
カチッ
陽太
「これで、中に入れるはず……」
ガチャ
陽太
「よし、開いた!入れるぞ!」
ついに、スーベニアショップの内部に進入!
陽太
「投影機は2階にあるんだっけ?あの階段から上がれそうだな……」
陽太
「……あった、あれだ!」
2階で、投影機を発見!
陽太
「じゃあ、電源を入れよう!」カチッ
[33]
陽太
「よし、映ったぞ!」
デスティニー城の正面に、前半2桁の番号が投影された!
勇太
「よし、まずは2桁……あともう2桁だ!」
レストランの投影機の電源を入れれば、暗証番号が全て明らかとなる
果たして、間に合うか!?
一姫
「……にゃ?レストランがないにゃ!」
一姫
「おかしいにゃ……確かここら辺にあったはずなのに……」
レストランを目指すのは一姫
しかし、道に迷っているようだ……!
一姫
「あのアンドロイドがいれば道案内してもらえたかもしれないにゃ……本当に痛すぎる損失にゃ……」
アンドロイドを失った今、頼れるのは自分自身のみだ……!
ユキ
「だんだん時間がなくなってきましたね……」
ユキ
「とりあえず装置に向かってはいるものの……暗証番号は大丈夫でしょうか?」
打上装置のある中央広場に向かう真屋由暉子……
ユキ
「……っ、ハンターです!」
ハンター4
「…………」
しかし、ハンターのせいで思うように動けない……!
ハンター4
「…………」
ユキ
「完全に道を塞がれてしまっています……別の道はあるでしょうか?」
やむを得ず、別のルートを探す……!
ユキ
「間に合うかどうか不安になってきました……誰かが装置の近くにいればいいのですが……」
飛行船
「…………」
飛行船からハンターが放出されるまで残り2分
それまでに暗証番号を入力し、飛行船を撃退することはできるのか!?
7:00
675,000円
残り4人
一姫/富樫勇太/成神陽太/真屋由暉子
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.52 )
- 日時: 2023/02/19 23:34
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ハンター放出開始まで
2分
勇太
「暗証番号、まだか……?もうあと2分だぞ!」
打上装置で暗証番号の表示を待つのは富樫勇太……
勇太
「……くっ、飛行船か……!」
飛行船
「…………」
その頭上に、飛行船……!
勇太
「こっちに来るな……やり過ごせるか……?」
噴水の側に伏せ、飛行船の通過を待つ……!
飛行船
「…………」
勇太
「…………」
[________]
飛行船
「…………」
勇太
「……フゥ……やり過ごしたみたいだな……」
飛行船は勇太に気づくことなく、南エリアに飛び去って行った……!
勇太
「こんな状況もうこりごりだ……頼む、暗証番号早くしてくれ……!」
飛行船
「…………」
その飛行船の向かう先に……
一姫
「にゃ?飛行船が来たにゃ!」
一姫だ……!
一姫
「やっと道が分かったのに……あの飛行船、超ムカつくにゃ!」
たまらず、一時退避……!
飛行船
「…………」
[________]
[NARUKAMI]
陽太
「うわっ、飛行船じゃん!ヤバい、見つかったかも……!」
飛行船が発見したのは、同じ南エリアの成神陽太……!
ハンター3
「…………!」ダッ
ハンター4
「…………!」ダッ
南エリアの2体のハンターが、即座に陽太の確保に動く!
ハンター放出開始まで
1分
ハンター3
「…………」タッタッタッ
一姫
「にゃ?ハンターがどこかに走って行くにゃ」
一姫
「……ということは、見つかったのは私じゃなかったのにゃ!それなら行けるにゃ!」ダッ
自分が安全であることを確信した一姫は、レストランへ走り出す!
一姫
「あと1分しかないにゃ……これはもう行くしかないにゃ!」タッタッタッ
陽太
「とりあえず、ここなら飛行船は大丈夫そうだけど……」
ハンター4
「…………」タッタッタッ
陽太
「……ヤバい、ハンター来た!」ダッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
陽太
「来てるな……でも、この距離なら何とか……!」タッタッタッ
ハンター3
「…………」タッタッタッ
陽太
「……うわっ!?うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ポン
5:37
成神陽太 確保
残り3人
陽太
「ハァ、ハァ……やっぱり見つかってたか……クソ、悔しすぎる……!」
ハンター放出開始まで
30秒
ユキ
「ハァ、ハァ……やっと着きました……」
勇太
「真屋!お前も来たのか」
ユキ
「これが打上装置……暗証番号、まだなんですか?」
勇太
「あぁ……このままじゃ本当にハンターが増えるぞ!」
一姫
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
レストランに向かうのは、一姫!
一姫
「ハァ、ハァ……着いたにゃ!」
ついに、レストランに到着!
一姫
「赤いボタンを押せば開くのにゃね?押すにゃ!」ポチ
ガチャ
一姫
「やったにゃ、開いたにゃー!」
しかし、もう残り5分まで時間がない……!
ハンター放出開始まで
10秒
5:09
ユキ
「もう時間がありません……」
5:08
5:07
勇太
「クソ……ライトアップしたのに!暗証番号はまだなのか!?」
5:06
5:05
一姫
「投影機は2階って書いてあったにゃ……でも……」
5:04
5:03
一姫
「どうやって2階に上がるのにゃ?階段はどこにゃ!?」
5:02
5:01
一姫
「……っ!階段あったにゃ!」
飛行船
「…………」
ハンター5
「…………!」バッ
残り5分となり、1体のハンターが地上への降下を開始した!
5:00
682,000円
残り4人
一姫/富樫勇太/真屋由暉子
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