二次創作小説(新・総合)

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逃走中:真夜中のデスティニーランド[完]
日時: 2023/02/19 23:55
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

It’s nightmare time.


<逃走者一覧>
市川京太郎(僕の心のヤバいやつ)
一姫(雀魂)
薄墨初美(咲-Saki-シリーズ)
小田切双葉(三者三葉)
片岡優希(咲-Saki-シリーズ)
加藤恵(冴えない彼女の育てかた)
小熊(スーパーカブ)
後藤ひとり(ぼっち・ざ・ろっく!)
涼風青葉(NEW GAME!)
東横桃子(咲-Saki-シリーズ)
富樫勇太(中二病でも恋がしたい!)
友崎文也(弱キャラ友崎くん)
中野五月(五等分の花嫁)
成神陽太(神様になった日)
錦木千束(リコリス・リコイル)
羽瀬川小鷹(僕は友達が少ない)
星野みやこ(私に天使が舞い降りた!)
真壁政宗(政宗くんのリベンジ)
真屋由暉子(咲-Saki-シリーズ)
本場切絵(干物妹!うまるちゃん)
唯我成幸(ぼくたちは勉強ができない)
雪見小梅(うらら迷路帖)
(全22名・五十音順)


<ゲーム情報>
ゲーム時間:100分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で120万円獲得
ハンターの数:4体

Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.28 )
日時: 2023/02/19 22:32
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ぼっち
「陽キャで人気者ならともかく、私みたいな根暗な陰キャは自首したら絶対に何か言われるに決まってる……」






ハンター4
「…………」


独り言を呟くぼっちに、黒い影が迫る……!






ぼっち
「卑怯とか最低とか言われて、裏ではSNSに晒されて……そしたら、それこそ久〇田さんとか鈴〇拓さんみたいに――」


千束
「ぼっちじゃん!一人で何ぶつぶつ言ってんの?」


ぼっち
「え……ああああああ!?!?」


足音の正体は、千束だった……!






ぼっち
「あっ……あっ……」


千束
「へぇ~ぼっちこんなとこに隠れてたんだ!頭いいね~!」


ぼっち
「あっ、頭いいですか……いや、それほどでもー……」


千束
「多分私もぼっちの声が聞こえなかったら気づかずに通り過ぎてたよ~!」


ぼっち
「えっ、嘘……聞こえてた……!?」


千束
「ここなら、静かにしてればハンターに見つかることもないかもね!ま、いずれにせよ私の目はごまかせないけど!」


ぼっち
「う……あぁ……(お願い……分かったから早くどこかに行って……!)」




千束
「私もちょっといい場所探してるんだけど、ここに一緒に隠れるっていうのは……」


ぼっち
「!?あっ……どうぞどうぞ、ここ使ってください……!」


千束
「えっ、ぼっち?どこ行くの?」


ぼっち
「大丈夫です……私は別の場所探しますから……!」ダッ






千束
「……行っちゃった……スペースあるし、別に2人で隠れてもよかったと思うんだけど……」






ぼっち
「は、はぁぁ……やっと解放された……」


ぼっち
「もっと別の場所探さないと……絶対に誰にも見つからない、最高の場所を……」

隠れ場所を明け渡してまで、1人になりたいようだ……!










政宗
「っていうか、いつの間にもうあと60分切ってるのか……」



政宗
「やっぱり、100分だと時間が短く感じるな」

過去に150分のゲームへの出場経験がある政宗にとっては、100分のゲームは短く感じるようだ……!




政宗
「でも、100分ってことはまだ半分以上残ってるってことだからな……」



政宗
「この先のミッションの為にも、体力の配分には気を付けたいところだな」

中盤にさしかかり、改めて気を引き締め直す政宗……










ハンター3
「…………」

その近くに、ハンター……!






政宗
「とりあえず、今は何もないしここら辺で大人しくしとくか……」






ハンター3
「…………」










政宗
「後半戦に向けてまだ体力は温存しておきたいところだな……俺もどこかに隠れておくか……」






ハンター3
「…………」










[________]










[MAKABE]




ハンター3
「…………!」ダッ

見つかった……!






政宗
「……来たか!」ダッ






ハンター3
「…………」タッタッタッ










政宗
「がっつり追われてるな……だがこの距離なら問題ない!」タッタッタッ






ハンター3
「…………」タッタッタッ










政宗
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ

















ハンター3
「…………?」

俊足を飛ばし、あっという間にハンターを振り切った!






政宗
「ハァ、ハァ……見たかハンター、これが今の俺の力だ!」



政宗
「今日まで伊達に走り込んできたわけじゃないからな……この調子で逃走成功してやるぜ!」

前回同様、今回も並外れた身体能力は健在だ……!






57:00
378,000円
残り11人
一姫/小田切双葉/後藤ひとり/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/成神陽太/錦木千束/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子

Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.29 )
日時: 2023/02/19 22:35
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

カンナ
「どうやら無事にクリアできたみたいでよかったね!」


綾木
「……チッ、何だよ本当にクリアしやがったよアイツら」


ピーリー
「まったく、クリアしてほしいんだかしてほしくないんだか」


カンナ
「結構時間厳しかったと思うけど、みんなで協力した結果だね!」


綾木
「まさかこんなに早くクリアされるとはな……まいった、次のミッションまで少し時間が開いちまった」


カンナ
「それじゃあ、次のミッションまでは休憩かな?」


ピーリー
「たまにはそういうのもいいんじゃないの?いつもミッション詰めで忙しいし」


綾木
「いや、実は埋め合わせのテコ入れを用意してあるんだ……想定外とはいえ、この事態に対してノープランというわけにもいかないからな」


カンナ
「えっ、なになに?ミッションの合間に何をするの?」


綾木
「これより、逃走者たちに向けて『通達』を発令する」


ピーリー
「通達か~……結構久しぶりじゃない?通達なんて出すの」


カンナ
「通達?ミッションとは何が違うの?」


綾木
「今から出す通達は、誰も参加しなければ一切のデメリットがない。もし参加すれば、その参加者は今後の逃走に有利となる可能性もあるが、その逆となる可能性もある」


ピーリー
「……ちょっと何言ってるか分からない……」


カンナ
「つまり、ミッションは失敗するとハンターが増えたり賞金が減ったりするけど、この通達ではそういうリスクがないってことだよね?」


綾木
「誰も参加しなければ、な。誰か1人でも参加すれば、その限りではない。リスクを冒すかどうかはアイツら次第だ」


ピーリー
「百聞は一見にしかずっていうし、そろそろ発令したらどう?こっちも聞くの疲れてきたよ」


綾木
「ちょうどこっちも説明が面倒になってきたところだ。では、発令するとしよう」


カンナ
「おっ、いよいよだね!通達って初めて見るから、なんか楽しみ~!」




▶[NOTIFICATION]










シュン!






マッキー
「~♪」



マニー
「~♪」


ゲームマスターにより、この遊園地のマスコットキャラクター・マッキーとマニーが出現
この2体の着ぐるみが、逃走者たちの欲望を掻き立てる!

Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.30 )
日時: 2023/02/19 22:37
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

Prrrr! Prrrr!


ぼっち
「メール……今度は何……?」



勇太
「[通達1 中央広場にこの遊園地のマスコットキャラクター「マッキー」と「マニー」が現れた]」



小鷹
「[彼らの着ぐるみの背中にはそれぞれチャックが付いており、チャックを開くと中身を見ることができる] えぇ……絶対にご法度なやつだろこれ……」



モモ
「[マッキーとマニーいずれかの内部には逃走に役立つアイテム「身代わりアンドロイド」が1体入っている] アイテムっすか……」



友崎
「[ただし、もう一方の中身はハンターであり、そちらのチャックを開いた瞬間即座にハンターの数が1体増えてしまう] マジか……じゃあこれ、ある意味ギャンブルってことか……」



千束
「[身代わりアンドロイドを入手できるのは1名のみ 早い者勝ちだ] うわ~……これメッチャ悩むな~……」






通達1 アイテム獲得のチャンス!

中央広場に2体の着ぐるみ「マッキー」と「マニー」が出現
彼らの背中にはチャックが付いており、それを開くことで着ぐるみを脱がせ、中身を確認することができる!
マッキーとマニーのいずれか一方の中身は「身代わりアンドロイド」
これに逃走者が触れるとアンドロイドはその逃走者の姿に変身し、その逃走者の思うがままに操ることができる!
ただし、もう一方の中身はハンター
その着ぐるみのチャックを開けた瞬間、即座に1体のハンターがエリア内に解き放たれてしまう!










勇太
「ということは、2分の1でアイテムが手に入るけど2分の1でハンターが出てくるってことか?これは賭けだな……」




双葉
「これ、アタリ引くかハズレ引くかの運試しってことだよね?」


陽太
「そういうことになるね……でも、ハズレ引いた時のリスクがすごいなこれ……ハンター放出って……」






マッキー
「~♪」



マニー
「~♪」

中央広場の噴水の周りを周るマッキーとマニー
このいずれかの中に、逃走に役立つアイテム「身代わりアンドロイド」が入っている!






小鷹
「……いや、これはやめといた方がいいだろ……ハンターが増えたらたまったもんじゃないからな……」




一姫
「アイテムがゲットできたら絶対に逃げやすくなるにゃ……これはぜひとも欲しいにゃ~!」




政宗
「これ、ハズレ引いたら他の人たちにも迷惑がかかるってことだからな……いや、やめておこう」




勇太
「どうするかな……とりあえず、行くだけ行ってみるのもありか……?」

アイテムを獲得しに行くかどうかは、逃走者の自由だ!






ハンター5
「…………」

しかし、いずれかの着ぐるみの中身は1体のハンター
その着ぐるみを脱がせた瞬間、即座にエリア内に解き放たれてしまう!










友崎
「ちょっと待て……これ、通達ってことはミッションじゃないんだよな……?」



友崎
「つまり、誰も参加しなければデメリットはないんだよな……?」

誰もチャックを開けなければ、逃走者にとって不利となることは一切起こらない……!




友崎
「仮にアイテムが手に入ったところで絶対に逃走成功できるとも限らないわけだしな……」



友崎
「流石にリスクが大きすぎる……これは行かない方がいいだろ……」

ハンター放出のリスクを重く見、アイテム獲得には動かないようだ……!










【アイテム、どうする?】



ぼっち
「へっ?あっ……えと、私はそれどころじゃないので……」



ぼっち
「……とりあえず、誰にも見つからない場所を探しに行きます……」

隠れる場所を探すため、アイテムどころではないようだ……!









一姫
「……いたにゃ、あそこにいるにゃ!」

最初に中央広場にやって来たのは、一姫だ……!






マッキー
「~♪」



マニー
「~♪」






一姫
「あのどちらかに身代わりアンドロイドが入っているのにゃね……?」

2体の着ぐるみのうち、1体の中には身代わりアンドロイド、もう1体の中にはハンターが入っている!






一姫
「どっちにしようかにゃ……これは悩むにゃ~」






マッキー
「~♪」



マニー
「~♪」






一姫
「時間はたっぷりあるにゃ……少しここで考えさせてもらうにゃ」

どちらを選ぶか、慎重に判断するようだ……!










ユキ
「いました……あれがマッキーとマニーですか……」

別の場所では、真屋由暉子もマッキーとマニーを発見!



ユキ
「どうしましょうか……アンドロイドは欲しいですけど、どちらかにはハンターが入ってるんですよね……?」



ユキ
「……あんな距離でハンターが出てきたら確実に捕まってしまいます……」



ユキ
「……これは……悩みますね……」

2体の着ぐるみを前に、悩む……!










千束
「面白そうだからやってみたいんだけど、外れたらハンターが増えるのか~……」


千束
「でも、早い者勝ちなのか~……とりあえず行くだけ行ってみようかな~……」






Prrrr! Prrrr!



千束
「おっ、電話?ユキからだ!」


ユキからの電話だ……!




千束
『もしもしユキ~?』



ユキ
『あっ、千束さん……さっきのメール、見ましたか?』



千束
『えっ、アイテムのやつ?見た見た!実は私今どうするか悩んでてさ~』



ユキ
『そうですか、千束さんも悩み中ですか……』










ハンター2
「…………」

電話中の2人のいずれかに、ハンターが迫る……!







千束
『とりあえず今中央広場に向かってるんだけど、まだどうするかは決めてないんだよね~』



ユキ
『なるほど……確かに早い者勝ちですからね……』



千束
『でも、せっかくさっき4体で踏ん張ったのに、こんなところで増やすのもちょっとな~……って感じなんだよねー』










ハンター2
「…………」










ハンター2
「…………!」ダッ


見つかったのは、どっちだ!?






54:30
393,000円
残り11人
一姫/小田切双葉/後藤ひとり/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/成神陽太/錦木千束/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子

Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.31 )
日時: 2023/02/19 22:40
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ハンター2
「…………」










ハンター2
「…………!」ダッ






ユキ
『確かに、ハンターが増えるのも厄介ですからね……』



千束
『まぁ私は1体くらいなら大丈夫なんだけど、他のみんなに迷惑がかかっちゃうからねー……』



ハンターに見つかったのは……










ハンター2
「…………」タッタッタッ






千束
『ユキはどうするの?別にユキが行くって言っても止めたりはしないけど』



ユキ
『私も悩んでいたのですが……今話してたら、やっぱり行かない方がいい気がしてきました』



千束
『そっか、じゃあユキは――ってちょいちょいちょーーーい!?!?』ポン






54:08
錦木千束 確保
残り10人






ユキ
『えっ……千束さん、どうかしましたか?』



千束
『あ……はは……私、捕まっちゃった』



ユキ
『え……捕まったって、今ですか!?』



千束
『電話に夢中で全然気づかなかったよ~まさか後ろから来てたなんて……あ~悔しい』


通話中も、ハンターへの警戒を疎かにしてはならない……!










Prrrr! Prrrr!



[確保情報 錦木千束確保 残り10人]



双葉
「えっ、嘘でしょ!?千束ちゃんが捕まっちゃった!」


陽太
「えぇぇぇ!?そんな……絶対逃走成功すると思ってたのに!」


双葉
「ハンター4体でも厳しいよ……やっぱり行かない方がいいよこれ」


陽太
「そうだね……あと1体増えたら全滅間違いなしだよ……」

ついに、残る逃走者は10人となった!











―牢獄―


青葉
「ミッションだけじゃなくて、こういうイベントもあるんですね!」


成幸
「正直、これは予想外だったな……前回はこんなのなかったのに」


五月
「これ、結構人によって意見が分かれそうですよね……」



「これ、行く人っているかな?」


初美
「はーい!行きたいですー!」


優希
「私も絶対行くじぇー!」


みやこ
「すごい……2人とも、勇気あるなぁ……」



「他にはいないみたいだね……じゃあ、他の人は行かないっていうことかな?」



「「はーい」」



初美
「えっ……ということは、行くのは私たちだけということですかー?」


優希
「みんな臆病だな!アイテムは絶対に取りに行った方がいいに決まってるじぇ!」


小梅
「何言ってるのよ、ハズレ引いたらハンターが増えるのよ!?こんなの、行く方がどうかしてるわ!」


京太郎
「もしハズレを引いた奴がいたら、俺がナイフで刺し殺してやる」


成幸
「確かに他の人に迷惑がかかることを考えると、ここは俺もパスかな……?本場はどうする――」


切絵
「…………」ゴゴゴ


成幸
「ひえっ、お、俺何か言ったか……?」










マッキー
「~♪」



マニー
「~♪」






一姫
「さて……どうするかにゃ……?」

どちらのチャックを開けるか考えている一姫……




一姫
「ハズレを引いたら確実に確保されてしまうにゃ……ここは慎重に選びたいにゃ」






小鷹
「一姫じゃないか。脱がさないのか、それ?」


一姫
「にゃ?誰かと思ったら小鷹にゃ!」

そこへやって来たのは、羽瀬川小鷹……!




一姫
「まさか小鷹もアイテムが欲しいのかにゃ?」


小鷹
「俺はたまたま通りかかっただけだ……欲しくないと言ったら嘘になるけど、ハンター放出のリスクを冒してまで挑戦するつもりはない」


一姫
「なら、私の邪魔をしないで欲しいにゃ……私は今どっちにするか真面目に考えている最中なのにゃ!」


小鷹
「こんな運だけのやつ、考えたって時間の無駄だろ……」

アイテムを引く確率は50%
どこにも、手掛かりは存在しない……!




小鷹
「やるならカンで決めて一思いに開いたらどうだ?お前、いつも麻雀打つときは何も考えてないじゃないか」


一姫
「にゃっ!?失敬にゃ~~~!!!」










モモ
「もしハズレを引いたら、至近距離から追われることになるっす……」



モモ
「さすがに至近距離……それも1対1の状況で気づかれないのは無理っすね……」


ここまでは集団の中でステルスモードを発動させながら無難な立ち回りをしているモモ
しかし、今回の運試しにはあまり自信がないようだ……!




モモ
「終盤のためにアイテムは持っておきたいっすけど……さすがにこれは危険すぎるっす」










ハンター1
「…………」

その近くに、ハンター……!






モモ
「ハンターが増えると確保ペースが上がってしまうっすから、このまま何事もなく終わってほしいっすね……」






ハンター1
「…………」










モモ
「……っ!ハンターっす!」


いち早くハンターに気づき、その場を離れるモモ……






ハンター1
「…………」










ハンター1
「…………!」ダッ


しかし、気づかれた……!






モモ
「くっ、見つかったっすか……やっぱり1人だとハンターさんの目は欺けないっすね……」タッタッタッ


モモ、逃げ切れるか!?






52:00
408,000円
残り10人
一姫/小田切双葉/後藤ひとり/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/成神陽太/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子

Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.32 )
日時: 2023/02/19 22:44
名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)

ハンター1
「…………」タッタッタッ






モモ
「……見つかったっす……!」タッタッタッ


東横桃子が、ハンターに見つかった!







ハンター1
「…………」タッタッタッ






モモ
「これは長引くほどこっちが不利っす……早く振り切りたいっすね……!」タッタッタッ






ハンター1
「…………」タッタッタッ






モモ
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ






ハンター1
「…………」タッタッタッ
















ハンター1
「…………?」

いち早く距離をとったことが幸いし、ハンターを振り切った……!






モモ
「ハァ、ハァ……何とか撒いたみたいっすね……」



モモ
「少し疲れたっす……早く誰かについていきたいっすけど、ここは休んでおくっす……」


逃走者を探しに向かいたいが、体力の回復が優先だ……!










友崎
「誰か行ってる奴いるのか、これ……?」



友崎
「50%で逃走成功しやすくなるけど、50%で確保だろ?こんなの、クソゲー以外の何物でもないじゃないか……」

あくまでアイテム獲得には動かない姿勢を貫く友崎……




友崎
「しかも、ハズレ引いたらハンターはずっと増えたままだからな……もしそうなったらこっちだってたまったもんじゃない」



友崎
「行くのは勝手だけど、やるならしっかりアタリを引いてほしいところだな」










勇太
「残り50分……ということはこれで折り返しということか」



勇太
「今残っているのは10人だよな……?1人自首があったとはいえ、このペースだと全滅するかどうか微妙なところだな……」


ゲーム時間が残り50分時点で残る逃走者は10人
その数は、既にスタート時の半分を切っている……!




勇太
「しかもこの先またミッションとかあるだろうし……まだまだ油断できない展開が続きそうだな……」



勇太
「アイテムの方はどうなったんだろう?これでハンター増えたりすると結構きつくなるんだけどな……」










小鷹
「さっきから行ったり来たり……まだ開けないのか?」


一姫
「静かにするにゃ!まだ決まっていないのにゃ!」






マッキー
「~♪」



マニー
「~♪」

未だにどちらを開けるか決めかねている一姫……!




小鷹
「何をそんなに考えてるんだ?これ、じゃんけんで出す手を考えてるのと同じだぞ」


一姫
「ハズレを引いたらそこで対局終了にゃ……何も考えずに決めてハズレを引いたら絶対に一生後悔するにゃ!」


小鷹
「そんなこと言ってると、そろそろ他の奴が来るぞ?」


実際には、一姫以外にアイテムを狙う逃走者はいない……!




一姫
「今決めたにゃ!こっちにするにゃ!」


小鷹
「そっちは……マッキーか?」


一姫が選んだのは、オスのマスコットキャラであるマッキーだ……!




小鷹
「ついに決まったか……結構考えてたみたいだけど、何か理由はあるのか?」


一姫
「何となくだにゃ!こっちにアイテムがありそうな気がするにゃ!」


小鷹
「結局何も考えてないじゃないか!」


これより、一姫の明暗を分かつ恐怖の運試しが始まる!




小鷹
「じゃあ、ハンターが増えたときのために俺は一応逃げておく。ハンターが出たらせいぜい頑張って逃げろよー」


一姫
「にゃ?縁起でもないこと言うなにゃ!」






小鷹
「さて……どうなることやら」


小鷹
「もし一姫がハズレを引いたら一姫が確保されるだけじゃなくてハンターが増えるんだよな……もしそうなったら自首もやむなしだな……」





マッキー
「~♪」


一姫
「それじゃ、開けるにゃー!」




マニー
「~♪」


噴水の対極に位置するマッキーとマニー
そのうちの1体・マッキーの元に一姫がつき、運試しの準備が整った!






一姫
「…………」






マッキー
「~♪」





一姫
「…………」ゴクリ


マッキーのチャックに手をかける一姫……




身代わりアンドロイド
「…………」



マッキーの中身はアンドロイドか……






ハンター5
「…………」



それとも、ハンターか……!?






マッキー
「~♪」




一姫
「き、緊張するにゃ……」









マッキー
「~♪」




一姫
「い……行くにゃーーー!!!」




シャァァァァァッ!!!






果たして、一姫の運命は!?






49:30
423,000円
残り10人
一姫/小田切双葉/後藤ひとり/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/成神陽太/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子


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