二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中:真夜中のデスティニーランド[完]
- 日時: 2023/02/19 23:55
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
It’s nightmare time.
<逃走者一覧>
市川京太郎(僕の心のヤバいやつ)
一姫(雀魂)
薄墨初美(咲-Saki-シリーズ)
小田切双葉(三者三葉)
片岡優希(咲-Saki-シリーズ)
加藤恵(冴えない彼女の育てかた)
小熊(スーパーカブ)
後藤ひとり(ぼっち・ざ・ろっく!)
涼風青葉(NEW GAME!)
東横桃子(咲-Saki-シリーズ)
富樫勇太(中二病でも恋がしたい!)
友崎文也(弱キャラ友崎くん)
中野五月(五等分の花嫁)
成神陽太(神様になった日)
錦木千束(リコリス・リコイル)
羽瀬川小鷹(僕は友達が少ない)
星野みやこ(私に天使が舞い降りた!)
真壁政宗(政宗くんのリベンジ)
真屋由暉子(咲-Saki-シリーズ)
本場切絵(干物妹!うまるちゃん)
唯我成幸(ぼくたちは勉強ができない)
雪見小梅(うらら迷路帖)
(全22名・五十音順)
<ゲーム情報>
ゲーム時間:100分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で120万円獲得
ハンターの数:4体
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.13 )
- 日時: 2023/02/19 22:14
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ハンター4
「…………」タッタッタッ
優希
「本当に来てるじぇ……!」タッタッタッ
勇太
「まったく……邪魔するのはやめてくれよ……!」タッタッタッ
初美
「これはタイムロスになりそうですねー……!」タッタッタッ
ハンターに見つかり、バラバラに逃げる3人……!
ハンター4
「…………」タッタッタッ
ハンターが視界に捉えたのは……
勇太
「ハァ……ハァ……」タッタッタッ
優希
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
初美
「マズいです……こっちに来てしまいましたーーー!!!」
ハンター4
「…………」タッタッタッ
薄墨初美だ……!
初美
「こんなところで終わるなんて嫌です……まだまだ逃げたいですーーー!!!」タッタッタッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
[USUZUMI]
初美
「あぁ……ダメですーーー!!!」ポン
87:30
薄墨初美 確保
残り18人
初美
「残念です……捕まってしまいましたー……」
ミッション中も、ハンターへの警戒を怠ってはならない……!
Prrrr! Prrrr!
[確保情報 薄墨初美確保、残り18人]
優希
「……っ!捕まったのか!?」
勇太
「ハンター……本当に容赦ないな……」
陽太
「やっと着いた……あれが装置か!」
誰もいない装置の元に、成神陽太が到着!
陽太
「ここに指をかざせばいいんだね?行くぞ!」
[NOW LOADING]
[COMPLETED]
[O] [R] [N] [M] [E] [R]
陽太
「文字が映ってるな……」
陽太
「でもまだ結構欠けてるし、なんか回ってるしさっぱり分からないな……」
陽太により6つ目の文字「M」が明らかとなったが、未だ場所を特定することはできず……!
双葉
「どう、何か分かった?」
五月
「いえ、さっぱりですね……もう少しヒントが欲しいです……」
反対側の装置にいる2人も、頭を悩ませる……!
双葉
「私、他の人たちに電話してみるよ!」
五月
「電話……ですか」
双葉
「このまま考えるよりも誰かを呼んだ方が早いと思う!私が電話かけるから、五月ちゃんは周りを見張っててくれないかな?」
五月
「そういうことですか……分かりました、任せてください!」
電話をかけ、他の逃走者を呼び寄せる作戦のようだ……!
双葉
「誰でもいいや、まずはここにかけてみよう!」ピッ
Prrrr! Prrrr!
切絵
「……電話……私に……?」
電話の相手は、本場切絵だ……!
切絵
『……もっ、もしもし?』
双葉
『切絵ちゃん!ミッション、来れないかな?』
切絵
『ミッション……わざわざ私にかけるということは、人が足りないのでしょうか?』
双葉
『まだまだヒントが必要なんだ……1人でも多くの人に来てもらいたいから、お願い!』
切絵
『そういうことですか……分かりました、できる限り急ぎます』
双葉
『やった、よろしく!』ピッ
双葉
「とりあえず、切絵ちゃんは来てくれるみたい!助かるね!」
切絵
「どうやら人手不足みたいです……やっぱり私も行った方がよさそうですね……」
切絵
「今からならまだ十分間に合うはずです……行きましょう」
様子を見ていた切絵も、ミッションに動く決意を固めた!
陽太
「このまま考えてても埒があかないな……電話でもしてみるか……」
一方の陽太も、他の逃走者に電話をかけるようだ……!
陽太
「これで来てくれればいいんだけど……」ピッ
Prrrr! Prrrr!
京太郎
「電話……誰だ……?」
陽太が電話をかけたのは、市川京太郎……!
京太郎
『……俺に何の用だ』
陽太
『市川、ミッション来てくれないかな?』
京太郎
『何で俺が……装置の場所はまだ分からないのか?』
陽太
『どうもヒントが少なくて……もっと人が来てくれると助かるんだけど……』
京太郎
『そういうことか……まぁ、気が向いたらだな』
陽太
『そうか……それじゃあ、来る気になったらお願いするよ。それじゃ!』ピッ
陽太
「市川は期待薄しか……まいったな……」
京太郎
「……どうやら人手が不足しているらしい……」
京太郎
「今から行って間に合うかは分からないけど……仕方ない、僕も行くか……」
1度ははぐらかしたが、ここはお人好しが勝った……!
小梅
「……あれ?こんなところにコーヒーカップなんてあったかしら?」
小梅
「おかしいわね……この先に回転ブランコがあるはずなんだけど……」
地図で現在地を確認する小梅……
小梅
「……っ!?ここ、全然違うじゃない!」
小梅
「どうやら道を間違えたみたいだわ……こんなこと、普通ならないのに……」
振り子のユレールがない影響か、道を間違えてしまったようだ……!
小梅
「えっと……本当はあっちね、あっちに行けばいいんだわ!」
小梅
「時間が無くなってきたわね……少し急いだ方がいいかしら?」
ハンター3
「…………!」ダッ
小梅
「えっ……ちょっ、嘘でしょ!?!?」ダッ
しかし、向かう先にいたのはハンターだ……!
86:30
162,000円
残り18人
市川京太郎/一姫/小田切双葉/片岡優希/小熊/後藤ひとり/涼風青葉/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/中野五月/成神陽太/錦木千束/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子/本場切絵/雪見小梅
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.14 )
- 日時: 2023/02/19 22:15
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ハンター3
「…………!」ダッ
小梅
「ちょっ、嘘でしょ!?!?」ダッ
ハンターに見つかった雪見小梅……
ハンター3
「…………」タッタッタッ
小梅
「待って、ちょっと待ちなさーーーい!!!」ポン
あっけなく、確保……!
86:10
雪見小梅 確保
残り17人
小梅
「ハァ、ハァ……もう!そっちにいるなら先に言いなさいよ!」
ハンター3
「…………」
アンドロイドは、無口だ……!
Prrrr! Prrrr!
[確保情報 雪見小梅確保、残り17人]
ぼっち
「やっぱり、ミッションなんて行くもんじゃない……!」
友崎
「マジでペースが早いな……このままだと本当に全滅するぞ……」
一姫
「装置はどこにゃ……回転ブランコはまだかにゃーーー!」
指紋認証装置を目指す一姫……
一姫
「早くしないと賞金が減ってしまうにゃ……私のお菓子が減ってしまうにゃ……!」
一姫
「……ってハンターいるにゃ!」
ハンター3
「…………」
しかし、ハンターのせいで思うように動けない……!
一姫
「これじゃ前に進めないにゃ……急いでるのに……」
ハンター3
「…………」
一姫
「邪魔すぎるにゃ……早くどこかに行くにゃ!!」
ハンター3
「…………」
ハンターは、逃走者の事情などお構いなしだ……!
ユキ
「皆さん、ミッションやってくれているでしょうか……?」
ミッションに動かず、隠れるユキ……
ユキ
「時間が経つにつれてだんだん心配になってきました……やっぱり私も行った方がいいでしょうか……?」
ユキ
「……少し、様子を見に行きましょうか……?」
ミッションの様子を見るため、動き出すユキ……
ユキ
「……ハンター、いないでしょうか……?」
ユキ
「……っ!?いました!」ダッ
ハンター2
「…………」
近くに、ハンターを発見……!
ユキ
「まさかこんなに近くにいたなんて……もう少しタイミングが悪かったら私どうなっていたか……」
ハンター2
「…………」
ユキ
「安易に動くものではありませんね……やっぱりミッションは他の方に任せましょう」
ミッションは、断念だ……!
ミッション1終了まで
5分
陽太
「あと5分……マズいな、時間がない……」
陽太
「誰も来ないし、もう1人かけてみるか……」
成神陽太の2人目の電話の相手は……
Prrrr! Prrrr!
ぼっち
「ひぃっ!?……あ、電話か……」
後藤ひとりだ……!
ぼっち
「成神陽太……え、何の用……?」
ぼっち
「待って待って……いきなりすぎる……まだ心の準備が……」
Prrrr! Prrrr!
陽太
「…………?」
ぼっち
「……よ、よし、あと10秒したら絶対出る。あと10秒したら……」
Prrrr! Prrrr!
ぼっち
「…………」
陽太
「…………」
ぼっち
「…………っ!」ピッ
陽太
「出ないな……どうしたんだろう?」ピッ
ツーツーツー
ぼっち
「あっ……切れた……」
心の準備をしている間に、タイムオーバーだ……!
陽太
「後藤もダメか……次は誰にするか……?」
切絵
「いつの間にかもうこんな時間に……」
回転ブランコへ急ぐ本場切絵……
切絵
「ですがだんだん近づいてきました……もうすぐ着きそうですね」
切絵
「早く行って、指紋認証を済ませてしまいましょう」
ハンター4
「…………」
しかし、切絵の向かう先に、ハンター……!
切絵
「それにしても、ヒントってどういうものなのでしょうか……?どうしてわざわざ回転ブランコまで行く必要があるのでしょう?」
ハンター4
「…………」
切絵
「はっ、ハンター!」ダッ
ハンター4
「…………!」ダッ
ハンターに見つかった切絵の運命は!?
84:00
192,000円
残り17人
市川京太郎/一姫/小田切双葉/片岡優希/小熊/後藤ひとり/涼風青葉/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/中野五月/成神陽太/錦木千束/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子/本場切絵
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.15 )
- 日時: 2023/02/19 22:16
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
切絵
「はっ、ハンター!」ダッ
ハンター4
「…………!」ダッ
ミッションに動く本場切絵が、ハンターに見つかった!
切絵
「これはヤバい……とにかく逃げないと……!」タッタッタッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
切絵
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
[MOTOBA]
[________]
ハンター4
「…………?」
驚異の身体能力で、ハンターを振り切った!
切絵
「ハァ、ハァ……あれが、ハンター……!」
切絵
「あんなところで見つかって、私もうダメかと……」
しかし、回転ブランコからは大きく遠ざかることとなった……!
五月
「双葉さん、人が沢山来てくれましたよ!」
双葉
「えっ、本当?助かるよみんな~!」
政宗
「あれが装置か!」
青葉
「やっと着きましたー!」
千束
「みんなお待たせ~!」
その頃、政宗・青葉・千束の3人が装置の元にやって来た!
[R] [N] [M] [E] [R] [O]
政宗
「何か文字が映ってるな……」
五月
「あれが場所のヒントみたいなのですが、これだけでは何とも……」
政宗
「確かに、これじゃまだ何も分からないな……」
双葉
「みんな、助かるよ!早速この装置に指紋を認証してくれるかな?」
青葉
「もちろん!」
千束
「それじゃあ、私から行くね~!」
一姫
「装置にゃ……やっと着いたにゃ~!!」
陽太
「おっ、一姫!」
さらに、反対側の装置に一姫……
陽太
「一姫、ここに指紋を認証してもらえないかな?」
一姫
「了解にゃ!」
[R] [N] [M] [E] [R] [O]
両方の装置合わせて4人の逃走者が到着し、この6文字に加え新たに4文字のヒントが明らかになる!
[COMPLETED]
青葉
「できました!」
[COMPLETED]
一姫
「認証したにゃ!」
[O] [U] [D] [M] [E] [R] [Y] [G] [O] [R]
一姫
「にゃ?結構文字が増えてるにゃ!」
陽太
「これで10文字……きっと、あっちでも誰かがやってくれたんだね!」
一姫
「でも、私は英語さっぱりだから分からないにゃ。あとは陽太に任せるにゃ」
陽太
「一姫、英語分からないのか?」
一姫
「麻雀に英語は必要ないにゃ。そんなもの知らなくても全く困らないにゃ」
陽太
「気楽だなぁ……」
千束
「おぉ~!一気に沢山出てきたね!」
双葉
「きっと、あっちでも誰かやってくれたんだね!」
五月
「ですが、どこから読めばいいのでしょうか……?誰か分かる方はいらっしゃいますか?」
青葉
「うーん……回ってるせいで、頭が混乱する……!」
政宗
「…………っ!分かったぞ、Mから読めばいいんだ!」
五月
「Mから……ですか」
青葉
「えっと……あっ、ホントだ!メリーゴーランドですね!」
千束
「おぉ~!さすが真壁!」
[M] [E] [R] [Y] [G] [O] [R] [O] [U] [D]
そう、回転ブランコに表示されたヒントとは「MERRYGOROUND」
つまり、古代エリアのメリーゴーランドに装置があることを示している!
青葉
「それじゃあ、早速メリーゴーランドに行きましょう!」
双葉
「メリーゴーランドはこっちだよ!みんな、付いて来て!」
「「おぉーーー!!!」」
すぐさまメリーゴーランドを目指す5人……
ハンター1
「…………」
しかし、大人数で行動すればその分ハンターに見つかるリスクが高まる!
友崎
「回転ブランコは……こっちか……」
友崎
「あと3分か……いくら何でもゆっくりしすぎたかもな……」
一姫
「誰か来たにゃ!」
陽太
「友崎!早く来てくれ!」
友崎
「2人いるな……」
友崎も、回転ブランコに到着……!
友崎
「結構開いてるように見えるけど、まだ分からないのか?」
一姫
「分からないから認証しろって言ってるのにゃ!つべこべ言わずさっさとやるにゃ!」
友崎
「わ、分かったよ……」
[NOW LOADING]
[COMPLETED]
友崎
「できたぞ、分かったか?」
[M] [E] [R] [R] [Y] [G] [O] [R] [O] [U] [D]
陽太
「……!分かった、メリーゴーランドだ!」
一姫
「メリーゴーランド……にゃ?」
陽太
「あぁ、間違いない!Mから読めばいいんだ!」
友崎
「じゃあ、メリーゴーランドに装置があるってことか?」
陽太
「そのようだね……メリーゴーランドってどこにあるんだっけ?」
一姫
「古代エリアにゃ!私が行ってくるにゃ!」
友崎
「待て、ハンターいるぞ!」
一姫
「……にゃ?」
ハンター2
「…………!」ダッ
一姫
「にゃぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」ダッ
陽太
「一旦逃げなきゃ!」ダッ
しかし、ハンターに見つかった……!
ハンター2
「…………」タッタッタッ
一姫
「何で私の所にばかり来るのにゃーーー!!!」タッタッタッ
陽太
「ついに来たか……ハンター……!」タッタッタッ
友崎
「これがあるから動くのは嫌なんだよ……」タッタッタッ
ハンター2
「…………」タッタッタッ
[________]
ハンター2
「…………?」
全員、ハンターの視界から外れた!
一姫
「ハァ、ハァ……もう疲れたにゃ……」
友崎
「危なかったな……他の奴らは大丈夫か……?」
陽太
「ハァ、ハァ……あと少し気づくのが遅れてたら、誰か犠牲になってたかも……」
陽太
「……って、安心してる場合じゃないよ!早くメリーゴーランドに行かなきゃ!」
ミッション終了まで残り2分
果たして、無事に装置を探し出し、賞金単価減額を阻止できるのか!?
82:00
216,000円
残り17人
市川京太郎/一姫/小田切双葉/片岡優希/小熊/後藤ひとり/涼風青葉/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/中野五月/成神陽太/錦木千束/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子/本場切絵
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.16 )
- 日時: 2023/02/19 22:17
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ミッション1終了まで
2分
青葉
「あと2分です!」
千束
「えっ、もうそんなに経った?」
一方、一足早くメリーゴーランドに動き出していたのは青葉・千束・五月・政宗・双葉の5人……!
五月
「集団で行動するとどうしても遅くなってしまいますからね……」
政宗
「これは少し急いだ方がよさそうだな……みんな、走るぞ!」
双葉
「……!待って、ハンターいる!」
千束
「本当だ!みんなストップストップーーー!」
青葉
「……じゃなくて、走ってーーー!!!」ダッ
ハンター4
「…………!」ダッ
こちらも、ハンターに見つかった……!
双葉
「ヤバいヤバい……!」タッタッタッ
五月
「暗くて気づかなかったです……まさか前から来ていたなんて……!」タッタッタッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
逃げ遅れたのは……
政宗
「ハァ、ハァ……」タッタッタッ
千束
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
青葉
「み、皆さん、待ってくださーーーい!!!」タッタッタッ
青葉だ……!
ハンター4
「…………」タッタッタッ
青葉
「みんな速い……ハンターも速いーーー!!!」タッタッタッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
青葉
「ハァ……ハァ……もう、ダメ……!」ポン
81:15
涼風青葉 確保
残り16人
青葉
「ハァ、ハァ……速い……ハンター、速すぎるよ~……!」
青葉
「また逃げ遅れちゃった……私って、いつもこうなんだよな~……」
運動音痴な、新入社員……!
陽太
「もう時間がない!走らなきゃ!」ダッ
賞金減額装置起動まで、まもなく残り1分!
小熊
「あと1分か……」
モモ
「これは……厳しいっすね……」
あと1分でメリーゴーランドに設置された賞金減額装置が起動し、賞金単価が1秒0円となってしまう!
ミッション1終了まで
1分
陽太
「ヤバい!あと1分だって!」
陽太
「マズいな……このままだと賞金が……!」
五月
「成神君!ミッションですか?」
陽太
「あっ、中野!どうやらメリーゴーランドに装置があるらしいんだ!」
五月
「私も知っています。もう時間がありません、急ぎましょう!」
陽太
「あぁ、そうだね!」
勇太
「もう時間がない……大丈夫か、これ?」
政宗
「あと30秒か……これはキツいか……?」
ミッション1終了まで
30秒
五月
「地図によると、あそこを左に曲がったところにあるみたいです」
陽太
「意外と近くにあるんだな……これはありがたい」
五月
「……ハンターは大丈夫でしょうか?ここまで来て捕まってしまっては意味がありませんから……」
ハンター2
「…………」
ハンター3
「…………」
五月
「着きました、メリーゴーランドです!」
陽太
「早く装置を探そう!俺はあっちを見てくる!」
五月
「分かりました……じゃあ、私はこっちを!」
ついに、メリーゴーランドに到着
しかし……
ミッション1終了まで
10秒
五月
「あと10秒です!」
五月
「見える所にはないみたいです……成神君の方にあるのでしょうか……?」
5
陽太
「これはマズい……!」
4
3
陽太
「クソ……どこにもない……!」
2
1
ピコンピコン! ピコンピコン!
五月
「ま、間に合いませんでした……」
賞金単価減額装置、起動……!
ピコンピコン! ピコンピコン!
陽太
「何の音だろう……このシーツの中に何かあるのかな?」
バサッ
ピコンピコン! ピコンピコン!
陽太
「……これが装置か……こんなところに……」
シーツに覆われていたのは、賞金単価減額装置だ……!
ガッ! ガッ!
陽太
「ダメだ……もうレバーが動かなくなってる……」
陽太
「こんなところに隠されていたとは……まぁ、よく考えればそんなに目立つように置かれてるわけないか……」
Prrrr! Prrrr!
モモ
「メールっす……ミッションはどうだったんすかね……?」
千束
「えぇぇぇ!?ミッション失敗!?!?」
ユキ
「[賞金単価減額装置が起動し、残り80分以降の賞金単価は1秒100円となった]」
ぼっち
「[逃走成功時の賞金は72万円] あぁ……本当に下がっちゃった……!」
小鷹
「結構下がったな……単価が半分になるとこんなに安くなるのか……」
一姫
「これは大損害にゃ……私の賞金を返せにゃーーー!!!」
賞金単価減額装置が起動したことにより、残り80分以降の賞金が1秒100円に減少
これにより、最後まで逃げ切った際の獲得賞金は120万円から72万円と大幅に低下することとなった!
79:30
243,000円
残り16人
市川京太郎/一姫/小田切双葉/片岡優希/小熊/後藤ひとり/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/中野五月/成神陽太/錦木千束/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子/本場切絵
- Re: 逃走中~真夜中のデスティニーランド~ ( No.17 )
- 日時: 2023/02/19 22:18
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
双葉
「賞金下がっちゃった……これは少しトーンダウンだね……」
双葉
「72万円って言えばまだ多いような気がするけど、120万円から72万円ってことは48万円下がったっていうことでしょ?」
双葉
「48万円も十分な大金だからなぁ……それだけあれば、1年は買い食いにも困らないよ」
低下した賞金の額は非常に大きい……!
切絵
「ミッション失敗ですか……私が指紋認証していたら、こんなことにはならなかったのでしょうか……?」
果敢にミッションに動くも、ハンターに行く手を阻まれることとなった切絵……
切絵
「最初に様子を見てしまった私のミスです……こんな中途半端な考えでは師匠に怒られてしまいます……!」
切絵
「次のミッションではもっと貢献できるように頑張りたいですね……どんな内容かは分かりませんが、次こそはクリアできるように頑張ります!」
早くも次のミッションに備える切絵
果たして、この後活躍することはできるのか……!?
千束
「あー賞金減っちゃったよー……せっかく120万円持って帰ってたきなに自慢しようと思ってたのにー」
千束
「まったく、あのハンターさえいなければ絶対クリアできてたのに!何もあのタイミングであそこに張ってなくてもいいじゃん!!」
先ほどのミッションでは行く手をハンターに阻まれる形となったため、そのことを根に持っているようだ……!
千束
「もういっそのこと強行突破した方がよかったのかなー?でも、ハンターってめっちゃ速いんだよなー……」
千束
「ホンット4体って多いよなー……ハンターが増えるミッションとかあったら、絶対に食い止めなきゃダメだね!」
この先の展開を予測する千束
果たして、次なる試練はどのようなものなのか……?
ぼっち
「1秒100円……賞金、結構減ったな……」
ぼっち
「……今の賞金は25万円か……よく考えてみたら、これだけでも十分色々なものが買えるはず……エフェクターとか、アンプとか……」
ぼっち
「……一応、トゥイッターのネタには困らなさそう」
ぼっち
「現実が辛くても大丈夫……ネットの世界にはこんな暗い私にだって構ってくれる人が沢山いるから!」
ネットのことしか考えない女子高生……!
五月
「ミッションに夢中で忘れていましたが、もう20分経ったんですね」
五月
「ですが、体感的にはもっと長く逃げているような気がしますよ……」
クリアには至らなかったものの、先ほどのミッションに果敢に参加した中野五月……
五月
「ミッションに関しては、本当に申し訳ない限りです……私がもう少し早くヒントを理解していれば……」
五月
「もう少し英語をしっかりやっていれば分かったのかもしれません……帰ったら勉強ですね」
要領は悪いが、向上心は高い……!
勇太
「歩いてみて思ったけど……今回のエリアは隠れる所が少ないな……」
エリアの分析を行う富樫勇太……
勇太
「隠れたいときに隠れられるところがないと、少し不便だな……」
勇太
「こうやって歩いていると、それだけで見つかりやすくなるからな……」
ハンター1
「…………」
その近くに、ハンター……!
勇太
「あと75分……まだこれで4分の1なのか……」
ハンター1
「…………」
勇太
「まだ先は長いし、少し足を休めておきたいんだけど――ってハンター!」ダッ
ハンター1
「…………!」ダッ
見つかった……!
勇太
「やっぱり見つかった……できるだけ体力は温存しておきたかったのに……!」タッタッタッ
ハンター1
「…………」タッタッタッ
勇太
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター1
「…………」タッタッタッ
勇太
「……あっ……おい、逃げろーーー!」タッタッタッ
京太郎
「……何だ……っ!ハンターか!」ダッ
逃げた先にいた市川京太郎も、巻き添えだ……!
ハンター1
「…………」タッタッタッ
勇太
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
京太郎
「……っ、抜かれた……ということは……!」タッタッタッ
[TOGASHI]
[ICHIKAWA]
勇太が京太郎を抜き去り、ハンターの標的が変わった!
ハンター1
「…………」タッタッタッ
京太郎
「ハァ……ハァ……」タッタッタッ
ハンター1
「…………」タッタッタッ
京太郎
「クソ……来るな、近づくな!!」ポン
77:21
市川京太郎 確保
残り15人
京太郎
「ハァ、ハァ……捕まった……」
京太郎
「全てアイツのせいだ……後で絶対に殺してやる……!」
ハンターを擦り付けられた恨みは、深い……!
Prrrr! Prrrr!
[確保情報 市川京太郎確保、残り15人]
勇太
「うわ、捕まったか……何か申し訳ないな……」
政宗
「早いな……もう残り15人か……」
双葉
「ちょっと心配なペースだね……本当にこれ、大丈夫かな……?」
賞金単価減額は痛いが、確保されてしまえばいずれにせよ同じである……!
77:00
258,000円
残り15人
一姫/小田切双葉/片岡優希/小熊/後藤ひとり/東横桃子/富樫勇太/友崎文也/中野五月/成神陽太/錦木千束/羽瀬川小鷹/真壁政宗/真屋由暉子/本場切絵
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12