私はいつか、人になる。 作者/春奈 ◆xrF6h.BHgQ
一話 「出会い」
私が生まれたのは、誰かの家の庭・・・
―なんかすごい足音がする―
「あれ?なんか見たこと無いお花がさいてる!」
「夏!早く学校行きなさい!」
―どうやら話していたのは私が居るお家の夏ちゃんと
お母さんみたいだ―
「だってみたこと無いお花咲いてたよぉ~」
夏ちゃんはお母さんに向かってつぶやいた。
「分かった。お母さんがなんの花か調べとくから」
「は~い」
お母さんの説得もあり、夏ちゃんはやっと学校にいく
気になったみたいだ
それが私と夏ちゃんの初めての出会いだった。