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＊紹介文／目次＊

ある都会の一角に小さなお菓子屋さんがありました。

そのお店の主人の名はヘンリー、孫の名はマーラー。

このふたりはどこにでもいるごく普通のおじいちゃんと孫に見えますが、彼らの正体は様々な願いを叶えるお菓子を作る魔法使いだったのです。

☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆

今回は明るく楽しいマジカルコメディを書きたいと思います。

駄文だと思いますが、みなさん応援よろしくお願いします。

※この作品はとある有名作品のパロディを多く含みます。

奇想天外プロレス物語の最終シリーズです。

ありがたいお客様

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＊173＊

僕は彼にフライングクロスチョップを放つが、それを受け止められ、まるでジャイアントスィングのようにグルグルと僕の体を回転させた後、遠心力を使って投げ飛ばし、コーナーポストに激突して仰向けに倒れているところにセントーンとギロチンニードロップをきめられる。

「ゴホッ！」

のど元にまともにギロチンドロップを受けた僕は、血を吐きだしたものの、気力を振り絞ってなんとか立ち上がる。

今のところ、彼には全くダメージを与えられていない。

恐らく、僕は彼に負けてしまうだろう。

僕は敵の動きを見て、そう悟った。

どうせ勝てないのなら、せめて、次に彼と闘う人に、僕の試合から彼の攻略法を生み出してほしい。

「あなたは僕では勝てないと言いましたが、この技を受けても同じことが言えますか？『ピザ＝ハンド』！」

僕はここで自身の最高最大の必殺技を繰り出した。